【2023】注目の3歳馬ランキングTOP10!ドルチェモアを筆頭に活躍が期待される注目馬は?
2023/3/16:3歳牡馬ランキングを更新
2023/3/6:3歳牝馬ランキングを更新
2023/2/11:クラシックレース開催期間を追記
2023/1/16:クラシックレース歴代勝利馬について追記
2023/1/12:3歳馬ランキングを公開
本記事では、昨年デビューを果たした2歳馬(現在の3歳馬)の成績を振り返りながら、2023年活躍が期待される注目の3歳馬を格付けしてみた結果を詳細を交えながら詳しく解説しています。
この記事でわかることはこちら。
2歳馬の頃はデータが揃わず予想が困難なレースばかりでしたが、ある程度データが揃った現在は必要不可欠な情報さえ押さえておけば昨年ほど苦戦することは無いでしょう。
是非、最後までご覧ください。

1968年11月1日生まれ。慶應義塾大学卒業。
某スポーツ新聞の競馬面を16年担当。その後、独立してフリーのライターとして活動中。競馬だけではなく、競艇・競輪関連の記事やコラムを執筆する。
競馬歴27年・競艇歴30年・競輪歴25年。趣味は海外旅行。年間10回以上は海外へ。
競艇予想サイト解体新書では全体の監修・コラムの執筆を担当。
著書『解体新書〜競馬・競艇・競輪を極めた男の13の法則〜』を出版予定。
2022年の2歳馬の活躍を振り返る
昨年、デビュー戦を前に作成した2歳馬ランキングではその年に活躍が予想される注目馬をご紹介しましたが、実際の活躍はどうだったのでしょうか?
ランキング内から数頭をピックアップし、順番に振り返りたいと思います。
2022年最優秀2歳牡馬に選ばれたドルチェモア
昨年最も注目を集めたと言っても過言ではないのが最優秀2歳牡馬に選ばれたドルチェモア。
「まだまだ未完」という声もある一方、デビューからサウジアラビアC(G3)→朝日FS(G1)と3連勝。
噂されていた皐月賞ではなく、ニュージーランドTを選び惜しくも敗れたものの既に5月のNHKマイルCへの出走を発表しているため、そこでの巻き返しが期待されます。
最強牝馬に名乗り!リバティアイランドがあの名馬の後釜を狙う
デビュー戦から3戦連続の1番人気の期待通り、阪神ジュベナイルフィリーズも制覇し2022年の最優秀2歳牝馬に選ばれたのはリバティアイランド。
過去に同レースで勝利しているウオッカやブエナビスタといった名馬はもちろん。
阪神ジュベナイルフィリーズには出走していないものの、”最強牝馬”の呼び声も高いアーモンドアイと同じく桜花賞→オークス→秋華賞といった牝馬三冠も夢ではありません。
今後の動向に注目しましょう。
ダノンザタイガーはデビュー戦での躓きから巻き返しを図る
昨年の2歳馬ランキングにおいて、私福岡が大本命としたダノンザタイガーはデビュー戦こそ2着に敗れたものの、続く未勝利戦では段違いの伸びを見せ勝利。
11月の東京スポーツ杯2歳S(G2)では勝利したガストリックにクビ差にまで迫る2着と今後の成長に期待できるレース内容でした。
デビュー戦で躓いたものの、まだまだ巻き返しは可能でしょう。
オープンファイアをはじめフリームファクシらが混戦必至のクラシック戦線へ
昨年注目を集めた馬のなかには3億3,000万円で取引されたオープンファイアも含まれます。
大きく期待されつつも、先述した3頭のような活躍はできていないオープンファイアですが、今年は既に2月5日に開催されるきさらぎ賞(G3)への出走が決定済み。
同レースには直近2レースを驚異的な末脚で勝利しているフリームファクシらも出走予定。ここで勝利できればまだまだクラシックの主役に踊り出ることも可能でしょう。
そのほか、大きな馬体ながら圧倒的なスピードを誇るダノンタッチダウン。デビュー戦で良血馬ダノントルネードと激闘を繰り広げたシャザーン。アイビーSで逃げ切り勝ちを収めたチャンスザローゼス。ホープフルS3着のキングズレインなどなど。
クラシック制覇に向けて各馬とも着実に実績を積み重ねています。
【2023】3歳馬注目ランキングTOP10(牡馬編)
昨年の2歳馬ランキングではオープンファイアを筆頭に、ダノンザタイガーなどが上位にランクインしていましたが、最新のランキングではどの馬が上位に入っているのか?
クラシック三冠に向けて期待が大きい牡馬を10頭ご紹介します。
馬名 | 評価(★10満点) | 血統(父・母) | セリ取引価格 | 通算成績 | 次走予定 | 生産者 | 調教師 | 馬主 | 通算獲得賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ドルチェモア | ★★★★★★★★★★ | ルーラーシップ アユサン | – | 5戦3勝【3-0-0-2】 | 未定 | 下河辺牧場 | 須貝尚介(栗東) | スリーエイチレーシング | 1億1,154万円 |
ソールオリエンス | ★★★★★★★★★☆ | キタサンブラック スキア | – | 4戦3勝【3-1-0-0】 | 未定 | 社台ファーム | 手塚貴久 (美浦) | 社台レースホース | 4億51万円 |
チャンスザローゼス | ★★★★★★★★★☆ | エピファネイア ヴィンテージローズ | 2億2,000万円 | 3戦2勝【2-1-0-0】 | 未定 | ノーザンファーム | 中内田充(栗東) | 藤田晋 | 2,518万円 |
フリームファクシ | ★★★★★★★★★☆ | ルーラーシップ ライツェント | 1億5,400万円 | 6戦3勝【3-1-0-2】 | 未定 | ノーザンファーム | 須貝尚介(栗東) | 金子真人ホールディングス | 5,609万円 |
ベラジオオペラ | ★★★★★★★★☆☆ | ロードカナロア エアルーティーン | 4,851万円 | 5戦3勝【3-0-0-2】 | 未定 | 社台ファーム | 上村洋行 (栗東) | 林田祥来 | 1億1,802万円 |
タスティエーラ | ★★★★★★★★☆☆ | サトノクラウン バルティトゥーラ | – | 5戦3勝【2-1-0-1】 | 未定 | ノーザンファーム | 堀宣行 (美浦) | キャロットファーム | 4億8,232万円 |
ダノンタッチダウン | ★★★★★★★★☆☆ | ロードカナロア エピックラヴ | 2億6,400万円 | 5戦1勝【1-2-0-2】 | 未定 | ノーザンファーム | 安田隆行 (栗東) | ダノックス | 7,045万円 |
シャザーン | ★★★★★★★☆☆☆ | ロードカナロア クイーンズリング | 2億4,200万円 | 5戦2勝【2-1-0-2】 | 未定 | 社台ファーム | 友道康夫 (栗東) | 金子真人ホールディングス | 2,842万円 |
オープンファイア | ★★★★★★★☆☆☆ | ディープインパクト ゴーマギーゴー | 3億3,000万円 | 3戦1勝【1-1-1-0】 | 未定 | ノーザンファーム | 斉藤崇史 (栗東) | 長谷川祐司 | 2,741万円 |
ダノントルネード | ★★★★★★★☆☆☆ | ハーツクライ シーウィルレイン | 1億8,150万円 | 4戦1勝【1-3-0-0】 | 未定 | ノーザンファーム | 中内田充 (栗東) | ダノックス | 3,649万円 |
※成績や次走の予定は2023年5月29日時点の情報を元に更新しています。
実力・人気ともにクラシック制覇を期待されているのはドルチェモアでしょう。
皐月賞ではなくニュージーランドTへの出走を選択したものの思うような走りをさせてもらえませんでしたが、これまでの成績を踏まえれば今後に繋がるいい機会になったのは間違いありません。
ドルチェモアが回避した皐月賞を制したのはソールオリエンス。同馬はデビューから無傷の3連勝。皐月賞は初の重馬場をもろともしない豪脚で最後方から見事に差し切り勝ちを収めました。
日本ダービーでは2着となり無敗での2冠制覇を逃しましたが、実力は十分なので今後のレースにも期待しましょう。
そんなソールオリエンスを振り切って日本ダービーを制したのはタスティエーラ。皐月賞での雪辱を果たし、見事に3歳馬7,708頭の頂点に輝きました。
無傷の3連勝で皐月賞を迎えたベラジオオペラは好スタートを見せたものの、結果は10着。しかし日本ダービーでは惜しくも馬券外でしたが4着に入り、復調の兆しを見せています。
取引価格の高さから前評判で注目を集めていたオープンファイアは勝利こそ挙げているものの、流石に3連勝を挙げたドルチェモアには及ばずと言ったところ。
デビュー戦で惜しくも2着に敗れたものの未勝利戦→3歳1勝クラスを強い競馬で勝ったフリームファクシは伸びしろ十分。と言いたいところですが、同世代の強豪が集まった皐月賞では振るわず9着、日本ダービーでも10着に沈みました。今後の巻き返しに期待したいところです。
そのほか、朝日杯FSで2着のダノンタッチダウンなどもスタミナ及ばず18着と、皐月賞で苦戦を強いられる形となりました。
日本ダービーで敗戦してしまった馬達は次走の結果で明暗が分かれるかもしれません。今後の好走に期待しましょう。
【2023】3歳馬注目ランキングTOP10(牝馬編)
続いて、クラシック制覇が期待される牝馬を10頭ご紹介します。
馬名 | 評価(★10満点) | 血統(父・母) | セリ取引価格 | 通算成績 | 次走予定 | 生産者 | 調教師 | 馬主 | 通算獲得賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リバティアイランド | ★★★★★★★★★★ | ドゥラメンテ ヤンキーローズ | – | 5戦4勝【4-1-0-0】 | 未定 | ノーザンファーム | 中内田充 (栗東) | サンデーレーシング | 4億2,947万円 |
シンリョクカ | ★★★★★★★★★☆ | サトノダイヤモンド レイカーラ | – | 4戦1勝【1-1-0-2】 | 未定 | 下河辺牧場 | 竹内正洋 (美浦) | 由井健太郎 | 4,838万円 |
ライトクオンタム | ★★★★★★★★☆☆ | ディープインパクト イルミナント | – | 4戦2勝【2-0-0-2】 | 未定 | 社台ファーム | 武幸四郎 (栗東) | 社台レースホース | 4,730万円 |
ドゥアイズ | ★★★★★★★★☆☆ | ルーラーシップ ローズマンブリッジ | – | 7戦1勝【1-3-1-2】 | 未定 | ノーザンファーム | 庄野靖志 (栗東) | G1レーシング | 7,095万円 |
ラヴェル | ★★★★★★★☆☆☆ | キタサンブラック サンブルエミューズ | – | 5戦2勝【2-0-0-3】 | 未定 | ノーザンファーム | 矢作芳人 (栗東) | キャロットファーム | 5,935万円 |
アロマデローサ | ★★★★★★★☆☆☆ | キンシャサノキセキ ローズウィスパー | – | 4戦2勝【2-0-0-2】 | 未定 | ノーザンファーム | 池添学 (栗東) | シルクレーシング | 3,305万円 |
ドゥーラ | ★★★★★★★☆☆☆ | ドゥラメンテ イシス | – | 6戦2勝【2-0-1-4】 | 未定 | グランデファーム | 高橋康之 (栗東) | サイプレスホールディングス | 7,970万円 |
ミシシッピテソーロ | ★★★★★★★☆☆☆ | ダノンバラード ハピネスフォーユー | – | 8戦2勝【2-0-0-6】 | 未定 | リョーケンファーム | 畠山吉宏 (美浦) | 了徳寺健二ホールディングス | 3,513万円 |
モズメイメイ | ★★★★★★★☆☆☆ | リアルインパクト インラグジュアリー | 5,060万円 | 5戦3勝【3-0-1-1】 | 葵S(G3) | 社台ファーム | 音無秀孝 (栗東) | キャピタル・システム | 7,371万円 |
ティファニードンナ | ★★★★★☆☆☆☆☆ | ドゥラメンテ オピュレンス | – | 3戦1勝【1-0-1-1】 | 未定 | 三嶋牧場 | 木村哲也 (美浦) | 三木正浩 | 964万円 |
※成績や次走の予定は2023年5月24日時点の情報を元に更新しています。
オークスで2位と6馬身差をつけ圧倒的な強さを見せたリバティアイランドを筆頭に、シンザン記念を制したライトクオンタムなど、牡馬にも引けを取らない実績を残した牝馬が目白押し。
そんなリバティアイランドに2馬身差をつけられながらも、阪神JFで2着に入線したシンリョクカは桜花賞で6着、オークスで5着と惜敗。今後の巻き返しが期待されます。
同じく阪神JFでクビ差の3着に入線したドゥアイズは続くクイーンCで2着とデビューから5戦連続の馬券内。桜花賞では掲示板内には入線しましたが、オークスでは9着と苦戦。次走は未定ですが、負けを引きずることなく走れるかが勝負になるでしょう。
ここまで目立った成績を残せていなかったドゥーラはオークスで15番人気ながら3着に入線。今後のレースに期待が持てる走りを見せました。
牡馬・牝馬ともに次走の情報はリアルタイムで更新していきますので、是非チェックしてみてください。
クラシック制覇で注目が集まる産駒について
ここからは、これまでのクラシックレースにおいて最も勝利数が多かった産駒について詳しくお話していきたいと思います。
過去10年のクラシックレース成績
まずは、過去10年における各クラシックレースでの勝利馬及び産駒を見ていきましょう。
【桜花賞】
開催年 | 勝利馬 | 産駒 |
---|---|---|
2022年 | スターズオンアース | 父:ドゥラメンテ 母:サザンスターズ |
2021年 | ソダシ | 父:クロフネ 母:ブチコ |
2020年 | デアリングタクト | 父:エピファネイア 母:デアリングバード |
2019年 | グランアレグリア | 父:ディープインパクト 母:タピッツフライ |
2018年 | アーモンドアイ | 父:ロードカナロア 母:フサイチパンドラ |
2017年 | レーヌミノル | 父:ダイワメジャー 母:ダイワエンジェル |
2016年 | ジュエラー | 父:ヴィクトワールピサ 母:バルドウィナ |
2015年 | レッツゴードンキ | 父:キングカメハメハ 母:マルトク |
2014年 | ハープスター | 父:ディープインパクト 母:ヒストリックスター |
2013年 | アユサン | 父:ディープインパクト 母:バイザキャット |
ディープインパクト産駒が過去10年で3度勝利しているという結果に。
ディープインパクト自身は牡馬のため桜花賞への出走経験はありませんが、皐月賞・東京優駿・菊花賞を制覇し三冠馬となっている経験の持ち主。
子供にも実力がそのまま引き継がれていると言っても過言ではないでしょう。
ちなみに、本記事でご紹介した注目の3歳馬牝馬でいうとライトクオンタムがディープインパクト産駒となります。
【皐月賞】
開催年 | 勝利馬 | 産駒 |
---|---|---|
2022年 | ジオグリフ | 父:ドレフォン 母:アロマティコ |
2021年 | エフフォーリア | 父:エピファネイア 母:ケイティーズハート |
2020年 | コントレイル | 父:ディープインパクト 母:ロードクロサイト |
2019年 | サートゥルナーリア | 父:ロードカナロア 母:シーザリオ |
2018年 | エポカドーロ | 父:オルフェーブル 母:ダイワパッション |
2017年 | アルアイン | 父:ディープインパクト 母:ドバイマジェスティ |
2016年 | ディーマジェスティ | 父:ディープインパクト 母:エルメスティアラ |
2015年 | ドゥラメンテ | 父:キングカメハメハ 母:アドマイヤグルーヴ |
2014年 | イスラボニータ | 父:フジキセキ 母:イスラコジーン |
2013年 | ロゴタイプ | 父:ローエングリン 母:ステレオタイプ |
皐月賞でも勝利数が最も多いのはディープインパクト産駒で3勝という結果になりました。
そもそもの仔馬が多いという点はあるものの、それでも皐月賞という大きな舞台で結果を残せるのはディープインパクト産駒が優秀な証。
桜花賞と同じく、皐月賞もディープインパクト産駒に注目しましょう。
【優駿牝馬】
開催年 | 勝利馬 | 産駒 |
---|---|---|
2022年 | スターズオンアース | 父:ドゥラメンテ 母:サザンスターズ |
2021年 | ユーバーレーベン | 父:ゴールドシップ 母:マイネテレジア |
2020年 | デアリングタクト | 父:エピファネイア 母:デアリングバード |
2019年 | ラヴズオンリーユー | 父:ディープインパクト 母:ラヴズオンリーミー |
2018年 | アーモンドアイ | 父:ロードカナロア 母:フサイチパンドラ |
2017年 | ソウルスターリング | 父:Frankel 母:スタセリタ |
2016年 | シンハライト | 父:ディープインパクト 母:シンハリーズ |
2015年 | ミッキークイーン | 父:ディープインパクト 母:ミュージカルウェイ |
2014年 | ヌーヴォレコルト | 父:ハーツクライ 母:オメガスピリット |
2013年 | メイショウマンボ | 父:スズカマンボ 母:メイショウモモカ |
ディープインパクト産駒がここでも3勝と大活躍。
そのほかではアーモンドアイとデアリングタクトが桜花賞に続き連覇を果たす活躍をあげています。
連覇の難易度は言うまでもありませんが、ディープインパクト産駒のほか、桜花賞を勝利している馬が出走を表明した際はチェックしておくといいでしょう。
【東京優駿】
開催年 | 勝利馬 | 産駒 |
---|---|---|
2022年 | ドウドゥース | 父:ハーツクライ 母:ダストアンドダイヤモンズ |
2021年 | シャフリヤール | 父:ディープインパクト 母:ドバイマジェスティ |
2020年 | コントレイル | 父:ディープインパクト 母:ロードクロサイト |
2019年 | ロジャーバローズ | 父:ディープインパクト 母:リトルブック |
2018年 | ワグネリアン | 父:ディープインパクト 母:ミスアンコール |
2017年 | レイデオロ | 父:キングカメハメハ 母:ラドラーダ |
2016年 | マカヒキ | 父:ディープインパクト 母:ウィキウィキ |
2015年 | ドゥラメンテ | 父:キングカメハメハ 母:アドマイヤグルーヴ |
2014年 | ワンアンドオンリー | 父:ハーツクライ 母:ヴァーチュ |
2013年 | キズナ | 父:ディープインパクト 母:キャットクイル |
ディープインパクト産駒が過去10戦のうち6勝をあげるなど、東京優駿はディープ産駒の独壇場。
とくに2018年〜2021年は4連覇と驚異的な成績を残しています。
そのほかではハーツクライ産駒、キングカメハメハ産駒が2勝をあげています。
今年はハーツクライ産駒の注目3歳馬も数頭いるため、ディープインパクト産駒とともに注目しましょう。
秋華賞
開催年 | 勝利馬 | 産駒 |
---|---|---|
2022年 | スタニングローズ | 父:キングカメハメハ 母:ローザブランカ |
2021年 | アカイトリノムスメ | 父:ディープインパクト 母:アパパネ |
2020年 | デアリングタクト | 父:エピファネイア 母:デアリングバード |
2019年 | クロノジェネシス | 父:パゴ 母:クロノロジスト |
2018年 | アーモンドアイ | 父:ロードカナロア 母:フサイチパンドラ |
2017年 | ディアドラ | 父:ハービンジャー 母:ライツェント |
2016年 | ヴィブロス | 父:ディープインパクト 母:ハルーワスウィート |
2015年 | ミッキークイーン | 父:ディープインパクト 母:ミュージカルウェイ |
2014年 | ショウナンパンドラ | 父:ディープインパクト 母:キューティゴールド |
2013年 | メイショウマンボ | 父:スズカマンボ 母:メイショウモモカ |
ここでもディープインパクト産駒が4勝を挙げています。
産駒に注目するのも1つですが、秋華賞に関しては4番人気が勝利した2019年、2021年以外のレースでは上位人気3頭のいずれかが勝利しているという面白いデータも。
そのため、ディープインパクト産駒且つ3番人気以内の馬がいる場合はその馬を頭にして予想を組むと的中により近づくかもしれません。
【菊花賞】
開催年 | 勝利馬 | 産駒 |
---|---|---|
2022年 | アスクビクターモア | 父:ディープインパクト 母:カルティカ |
2021年 | タイトルホルダー | 父:ドゥラメンテ 母:メーヴェ |
2020年 | コントレイル | 父:ディープインパクト 母:ロードクロサイト |
2019年 | ワールドプレミア | 父:ディープインパクト 母:マンデラ |
2018年 | フィエールマン | 父:ディープインパクト 母:リュヌドール |
2017年 | キセキ | 父:ルーラーシップ 母:ブリッツフィナーレ |
2016年 | サトノダイヤモンド | 父:ディープインパクト 母:マルペンサ |
2015年 | キタサンブラック | 父:ブラックタイド 母:シュガーハート |
2014年 | トーホウジャッカル | 父:スペシャルウィーク 母:トーホウガイア |
2013年 | エピファネイア | 父:シンボリクリスエス 母:シーザリオ |
ディープインパクト産駒が5回勝利している菊花賞ですが、他のクラシックレースとは異なりスタミナと根性が必要な長距離レースになります。
ここが長距離初挑戦という馬も多く、一筋縄ではいかないのは言うまでも無いでしょう。
菊花賞を予想する際はディープ産駒に注目するのに加え、長距離レースへの出走経験があるかどうかもチェックしておきましょう。
クラシックレースにおける注目産駒まとめ
クラシック制覇は全3歳馬の夢。
デビュー後はクラシックを目標に動く陣営も多く、どのクラシックレースもハイレベルな戦いとなります。
これまでにご紹介してきたディープインパクトのように、3歳馬の時にしか出走できないクラシックにおいて三冠を達成すれば引退後の評価が急上昇する場合も。
そういった背景も含めて、産駒に注目して予想をしてみるとより面白さが増すはず。
余裕がある方は父・母にも注目しながらレースを予想してみましょう!
3歳馬獲得賞金ランキングTOP20【最新版】
続いて、2023年5月現在の3歳馬の獲得賞金ランキングを総合・牡馬・牝の3つに分けて、それぞれ20頭ご紹介します。
順位 | 馬名 | 性 | 獲得賞金 |
---|---|---|---|
1位 | タスティエーラ | 牡 | 4億8,233万円 |
2位 | リバティアイランド | 牝 | 4億2,947万円 |
3位 | ソールオリエンス | 牡 | 4億51万円 |
4位 | シャンパンカラー | 牡 | 1億6,549万円 |
5位 | ハーパー | 牝 | 1億3,441万円 |
6位 | ファントムシーフ | 牡 | 1億2,820万円 |
7位 | ハーツコンチェルト | 牡 | 1億2,077万円 |
8位 | オオバンブルマイ | 牡 | 1億1,983万円 |
9位 | ベラジオオペラ | 牡 | 1億1,802万円 |
10位 | モズメイメイ | 牝 | 1億1,436万円 |
11位 | ドルチェモア | 牡 | 1億1,154万円 |
12位 | コナコースト | 牝 | 1億1万円 |
13位 | ウンブライル | 牝 | 9,857万円 |
14位 | トップナイフ | 牡 | 8,978万円 |
15位 | ドゥラエレーデ | 牡 | 8,497万円 |
16位 | ドゥーラ | 牝 | 7,971万円 |
17位 | ゴールデンハインド | 牝 | 7,795万円 |
18位 | キタウイング | 牝 | 7,528万円 |
19位 | スキルヴィング | 牡 | 7,402万円 |
20位 | サトノグランツ | 牡 | 7,316万円 |
順位 | 馬名 | 性 | 獲得賞金 |
---|---|---|---|
1位 | タスティエーラ | 牡 | 4億8,233万円 |
2位 | ソールオリエンス | 牡 | 4億51万円 |
3位 | シャンパンカラー | 牡 | 1億6,549万円 |
4位 | ファントムシーフ | 牡 | 1億2,820万円 |
5位 | ハーツコンチェルト | 牡 | 1億2,077万円 |
6位 | オオバンブルマイ | 牡 | 1億1,983万円 |
7位 | ベラジオオペラ | 牡 | 1億1,802万円 |
8位 | ドルチェモア | 牡 | 1億1,154万円 |
9位 | トップナイフ | 牡 | 8,978万円 |
10位 | ドゥラエレーデ | 牡 | 8,497万円 |
11位 | スキルヴィング | 牡 | 7,402万円 |
12位 | サトノグランツ | 牡 | 7,316万円 |
13位 | ビッグシーザー | 牡 | 7,200万円 |
14位 | エエヤン | 牡 | 7,075万円 |
15位 | ダノンタッチダウン | 牡 | 7,045万円 |
16位 | ノッキングポイント | 牡 | 6,593万円 |
17位 | タマモブラックタイ | 牡 | 6,393万円 |
18位 | ショウナンバシット | 牡 | 6,303万円 |
19位 | メタルスピード | 牡 | 6,194万円 |
20位 | フリームファクシ | 牡 | 5,609万円 |
順位 | 馬名 | 性 | 獲得賞金 |
---|---|---|---|
1位 | リバティアイランド | 牝 | 4億2,947万円 |
2位 | ハーパー | 牝 | 1億3,441万円 |
3位 | コナコースト | 牝 | 1億1万円 |
4位 | ウンブライル | 牝 | 9,857万円 |
5位 | ドゥーラ | 牝 | 7,971万円 |
6位 | ゴールデンハインド | 牝 | 7,795万円 |
7位 | キタウイング | 牝 | 7,528万円 |
8位 | モズメイメイ | 牝 | 7,372万円 |
9位 | ドゥアイズ | 牝 | 7,095万円 |
10位 | シングザットソング | 牝 | 6,644万円 |
11位 | ラヴェル | 牝 | 5,936万円 |
12位 | ペリファーニア | 牝 | 5,897万円 |
13位 | エミュー | 牝 | 5,530万円 |
14位 | ブトンドール | 牝 | 5,059万円 |
15位 | シンリョクカ | 牝 | 4,838万円 |
16位 | ライトクオンタム | 牝 | 4,731万円 |
17位 | トーセンローリエ | 牝 | 4,140万円 |
18位 | モリアーナ | 牝 | 4,068万円 |
19位 | ムーンプローブ | 牝 | 3,784万円 |
20位 | アリスヴェリテ | 牝 | 3,746万円 |
2023年5月現在の獲得賞金ランキング1位は日本ダービーを制したタスティエーラで4億8,947万円。
2位にはオークスを勝利したリバティアイランドが入り4億2,947万円。
5月28日に行われた日本ダービーの影響で、賞金ランキングが大きく入れ替わりました。
獲得賞金ランキングも随時最新のものに更新していく予定ですので、都度チェックしてみてください。
2023年のクラシックレースについて
今年のクラシックレースのスケジュールがこちら。
日付 | レース名 | コース | 距離 | 賞金 | 昨年の勝利馬 |
---|---|---|---|---|---|
2023年4月9日(日) | 桜花賞 | 阪神競馬場 | 芝1,600m | 1億4,000万円 | スターズオンアース(牝) |
2023年4月16日(日) | 皐月賞 | 中山競馬場 | 芝2,000m | 2億円 | ジオグリフ(牡) |
2023年5月21日(日) | 優駿牝馬(オークス) | 東京競馬場 | 芝2,400m | 1億5,000万円 | スターズオンアース(牝) |
2023年5月28日(日) | 東京優駿(日本ダービー) | 東京競馬場 | 芝2,400m | 3億円 | ドウドゥース(牡) |
2023年10月15日(日) | 秋華賞 | 阪神競馬場 | 芝2,000m | 1億1,000万円 | スタニングローズ(牝) |
2023年10月22日(日) | 菊花賞 | 阪神競馬場 | 芝3,000m | 2億円 | アスクビクターモア |
日本ダービーは前走の皐月賞(G1)で2着となり、勢いに乗る4番人気タスティエーラが勝利。
タスティエーラは今回の勝利でJRA通算5戦3勝、重賞では弥生賞(G2)に続く2勝目を挙げ、3歳馬7,708頭の頂点に立ちました。
一方で、1番人気だったソールオリエンスはクビ差の2着に敗れ、無敗のクラシック2冠達成はなりませんでした。
次回のクラシックレースは10月15日の秋華賞。
秋華賞については出走馬が分かり次第追記します。
クラシック期の成長速度について
クラシックレースを予想するにあたり、覚えておいて損はない情報をお伝えします。
馬の繁殖期は北半球では4月〜9月頃の春〜秋頃とされていますが、馬の妊娠期間は約11ヶ月。
例えば4月に妊娠した場合はそこから11ヶ月後の3月に生まれ、新馬戦が行われる6月頃には2歳3ヶ月になっている計算になります。
2歳を迎えた競走馬は1ヶ月単位で成長が見られ、能力の差が出やすいことから早生まれが有利とされています。
デビュー時期(2歳)の競走馬は人間でいう中学生くらいとされており、クラシック期の3歳馬は人間でいう高校生くらいとまさに成長期。
もちろん、各競走馬で早熟型・晩成型と分かれるため「早生まれの方が良い!」とは断言できませんが、クラシック期のレースにおいては実力が大きく分かれるため、これらのポイントを押さえておくことで予想に役立つかもしれませんので余裕がある方は生年月日にも注目してみましょう。
2023年活躍が期待される3歳馬ランキングまとめ
最後までご覧頂きありがとうございます。
本記事においてリアルタイムで更新される情報をチェックし、自身の予想にも役立てて頂けると幸いです。
昨年は例年にも増して激戦を繰り広げてくれた2歳馬達。
今年のクラシック戦線は一体どの馬が主役となるのか・・・
各馬の活躍に期待しましょう!

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