東京競馬場の特徴とは?重賞レースやコースの傾向、押さえておくべき要素を徹底分析!
競馬予想サイト解体新書の検証担当「河田 孝太郎」です。
今回は、競馬予想サイトの検証ではなく・・・
東京競馬場の特徴についてお話したいと思います。
中山・京都・阪神と同じく中央競馬の主要4場の1つである東京競馬場。
本記事ではそんな東京競馬場の特徴から、アクセス方法、開催される重賞レースなどを徹底的にご紹介していきます。
まずは、競馬場別のコース特徴から見ていきましょう。
競馬場別コース特徴
東京競馬場の特徴をご紹介する前に、まずは各開催場の特徴を簡単に以下にまとめてみたので参考にしてみてください。
開催場 | 右回り | 左回り | 障害競走 | 芝(距離) | ダート(距離) | 1番人気勝率 | 勝率1位騎手 | 最長直線距離(芝) | 最長直線距離(ダート) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
札幌 | ○ | – | – | 1,200m〜2,000m | 1,000m〜1,700m | 35% | C.ルメール | 269.1m | 264.3m |
函館 | ○ | – | – | 1,200m〜2,600m | 1,000m〜1,700m | 32% | 横山武史 | 262.1m | 260.3m |
福島 | ○ | – | ○ | 1,200m〜2,000m | 1,000m〜1,700m | 27% | 戸崎圭太 | 299.7m | 295.7m |
中山 | ○ | – | ○ | 1,200m〜3,600m | 1,200m〜1,800m | 31% | C.ルメール | 310.0m | 308.0m |
東京 | – | ○ | ○ | 1,400m〜3,400m | 1,300m〜2,100m | 31% | C.ルメール | 525.9m | 501.6m |
新潟 | – | ○ | ○ | 1,000m〜2,000m | 1,200m〜1,800m | 32% | 川田将雅 | 659.0m | 353.9m |
中京 | – | ○ | ○ | 1,200m〜3,000m | 1,200m〜1,800m | 30% | 川田将雅 | 412.5m | 410.7m |
京都 | ○ | – | ○ | 1,200m〜3,200m | 1,200m〜1,900m | 32% | 川田将雅 | 403.7m | 329.1m |
阪神 | ○ | – | ○ | 1,200m〜3,000m | 1,200m〜2,000m | 32% | 川田将雅 | 476.3m | 352.9m |
小倉 | ○ | – | ○ | 1,200m〜2,000m | 1,000m〜2,400m | 29% | 川田将雅 | 293.0m | 293.0m |
他の競馬場と東京競馬場の1番の違いはダートコースの直線距離でしょう。
平均336mに対して東京競馬場のダートコースの直線距離は501.6m。
この直線距離が長いことで、追い込みの脚質を持つ馬が逆転するといった展開が多くなります。
しかし、直線距離が長いからといって、追い込みの脚質の馬だけを買い目に含むのは危険。
では、東京競馬場競馬場には他に一体どのような特徴があるのか。
また、季節によって特徴が変わるのか。
徹底的に調査してきましたので、ご紹介していきます。
目次
東京競馬場の特徴について
ゴール直前の坂の長さが特徴的な東京競馬場。
そんな東京競馬場の坂は”心臓破りの坂”とも呼ばれていますが、気になる坂の高低差や距離はどうなのか。
詳しく見ていきましょう。
高低差が激しい心臓破りの坂がある
高低差が激しく長い坂こそが東京競馬場の一番の特徴であり「心臓破りの坂」もしくは「だんだら坂」と呼ばれています。
そんなゴール直前の坂の距離は200m。
高低差は2mあり、スタミナやパワーがない馬は早々に脱落してしまうでしょう。
これは芝・ダート両方のコースで共通していることです。
直線が長くスタミナのある馬が有利
中央競馬が開催される競馬場の直線平均距離は334m。
対して東京競馬場の芝コースは525.9mと中央競馬場の中で2番目の長さです。
直線が長いことでスタートで出遅れても挽回できるため、逃げ・先行の脚質の馬に追いつくことが可能。
また、挽回が多くなる傾向があるため、技術力の高い騎手が有利にレースを運ぶことが可能なコースです。
直線距離の長さが目立つのはダートコースも同様。
ダートコースは1周距離が1,899m。
そして、直線の長さが501.6mでJRAのコースで一番大きいコースとなっています。
予想をする際は、芝・ダートの両方で差し・追込み決着が他のコースと比べると多いことを覚えておきましょう。
東京競馬場の季節ごとの特徴
東京競馬場は秋からG1レースが多く開催されています。
そんな東京競馬場の季節ごとの特徴を確認していきましょう。
- 春開催:特に特徴はなく一般的なコース
- 冬開催:ダートに水が撒けないのでパサパサして本来の実力を出しづらい
春開催であれば乾燥していないため、状態の良い馬場でレースが開催されます。
しかし、冬開催のダートコースでは芝が育たないシーズンな上に、空気の乾燥しやすいシーズンです。
馬場が万全の状態でなければ、パワーがない馬は本来の実力を出しきれない場合があることを覚えておきましょう。
また、冬のダートコースでは凍らないようにするために凍結防止剤が撒かれていることがあります。
「馬場状況が悪くなり荒れる展開に・・・」なんてこともあるので注意が必要です。
東京競馬場で冬にダートコースでレースが開催される際はこの特徴を覚えておくことをおすすめします。
東京競馬場の特徴まとめ
ここまでご紹介してきた東京競馬場の特徴を振り返っていきましょう。
- 高低差が激しい心臓破りの坂がある
- 全会場の中でも直線が長くスタミナのある馬が有利
- 冬開催はダートに水が撒けないのでパサパサして本来の実力を出しづらい
以上が東京競馬場の特徴になります。
上記でも記載したように、東京競馬場はゴール前の直線が最も長いため、東京競馬場では必ずしも先行・逃げが有利ではありません。
これは東京競馬場には「心臓破りの坂」とまで言われている急坂があるからです。
よって、予想をする際はパワーやスタミナがある馬を中心にした方がいいでしょう。
続いて見ていくのは、コースの距離毎の特徴です。
詳細を確認していきましょう。
東京競馬場で開催されるコース毎の特徴
多くの主要レースが開催されている東京競馬場。
そんな東京競馬場では、ダート・芝それぞれでコースの距離が複数あります。
距離が変わることで、スタート位置が変わり特徴が異なることも。
そのため、下記でご紹介する特徴は必ず押さえておきましょう。
東京ダート1300m
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 15.4% | 38.5% |
先行 | 12.6% | 35.1% |
差し | 6.0% | 20.0% |
追い込み | 0.8% | 3.6% |
東京競馬場でのみ開催されるダート1300m。
そんな東京ダート1300mで最も特徴的なのが、高低差が2.4mある急坂を含む500mの直線です。
下り坂が3つある上に、スピードが落ちにくいカーブになっているため脚を貯めることが難しく先行が必ずしも有利という訳ではありません。
予想をする際は差しや追い込の脚質の馬にも注目しておきましょう。
東京ダート1400m
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 6.4% | 45.2% |
先行 | 23.79% | 31.1% |
差し | 36.86% | 16.8% |
追い込み | 32.95% | 8.3% |
東京ダート1400mは2コーナーを回ってすぐの向正面からスタート。
1番の特徴は、3コーナーまで距離が長くハイペースになりやすい点でしょう。
ハイペースになりやすいコースでは、スタミナがない馬は後半失速し逆転されるなんてことも。
よって、データを見てわかるように、差し・追い込みの割合が1200mに比べて多くなっています。
東京ダート1600m
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 6.68% | 33.5% |
先行 | 24.4% | 32.2% |
差し | 36.28% | 20.8% |
追い込み | 32.64% | 7.7% |
フェブラリーステークス(G1)も開催される東京ダート1600m。
そんな東京ダート1600mの特徴は、スタートから約150mは芝を走ることです。
芝スタートだと枠番によって有利不利が生まれ、1番影響を受けるのは外枠の馬。
何故なら、外枠は内側に比べて芝を走る距離が長いため、スピードを出しやすく走りやすいとされているからです。
外枠が走りやすいことで、差しの割合が増えることが東京ダート1600mの特徴と言えるでしょう。
東京ダート2100m
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 12.2% | 24.4% |
先行 | 15.3% | 38.7% |
差し | 4.2% | 19.8% |
追い込み | 2.4% | 7.2% |
スタンド前の坂を登りきった地点からスタートするコース。
そんな東京ダート2100mの特徴は、1コーナーまでの距離が236mと短いことです。
1コーナーまでの距離が短いことで、先行争いが激しくなり終盤にバテてしまう馬もいます。
基本は逃げ・先行が有利ですが、差しの脚質を持つ馬が良い位置に付けている際は注意が必要です。
東京ダート2400m
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 0% | 0% |
先行 | 0% | 50.0% |
差し | 14.3% | 14.3% |
追い込み | 0% | 25.0% |
東京ダート2400mは古馬2勝クラスでのみ利用されるコースです。
そんな東京ダート2400mの特徴は坂の多さ。
スタート直後に坂を登るだけでなく、その後1周した後に再度坂を登ります。
そのため、パワーのない馬は振り落とされる可能性があることを覚えておきましょう。
また、2018年以降は利用されていないためデータが少ないですが、6番〜10番の中穴馬が馬券に絡んでくることが多くなっています。
予想をする際は中穴馬を含んで買い目を構築することで勝率が変わってくるかもしれません。
東京ダートコースまとめ
ここまで東京競馬場で開催されるダートコースについて、距離毎の特徴をご紹介してきました。
特徴一覧はこちら。
- ダート1300m:下り坂が3つありスピードが落ちにくいカーブになっているため、先行馬が脚を貯めることは難しい
- ダート1400m:3コーナーまで距離が長くハイペースになりやすい
- ダート1600m:スタートから約150mは芝を走るため、外枠の馬が有利になる
- ダート2100m:1コーナーまでの距離が236mと短い
- ダート2400m : 坂が多いため、パワーのない馬は振り落とされる可能性がある
以上が東京競馬場で開催されるダートコースの特徴です。
コースの距離によって特徴が変わるのはご理解いただけたでしょうか?
この特徴を押さえておくだけで、予想をする際に必ず役に立つはずです。
芝コースに比べると重賞レースは少ないですが、一般レースでも使用されるため是非参考にしてみて下さい。
東京芝1400m
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 16% | 33% |
先行 | 7% | 29% |
差し | 8% | 21% |
追い込み | 3% | 9% |
ゴールと向かい正面からスタートする東京芝1400m。
最初のコーナーまでの直線距離は342mと長め。
この直線は坂になっている上に、その後コーナーに差し掛かる影響でスローペースなレースが多くなります。
スローペースになると、逃げ・先行の馬が序盤は遅いスピードで逃げるため、後半に脚を残すことが可能。
その結果、差し・追い込みの馬が後半で差を詰めれない展開が多くなります。
これは、差しの勝率が低く複勝率が高いデータを見れば明白です。
東京芝1600m
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 11.5% | 33.0% |
先行 | 9.5% | 30.3% |
差し | 7.6% | 21.1% |
追い込み | 3.1% | 11.5% |
東京芝1400mより更に後方からスタートする東京芝1600m。
そんな東京芝1600mはスタート後の直線が長いことが特徴でしょう。
1400mと同様に直線が長いことで、先行・逃げが有利となります。
但し、1400mよりも距離が伸びているため、スタミナが要求されるコースという点に注意しておきましょう。
東京芝1800m
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 11.2% | 30.6% |
先行 | 10.6% | 30.5% |
差し | 8.1% | 25.4% |
追い込み | 4.1% | 12.9% |
スタート地点は1〜2コーナーのポケット地点。
ポケット地点からコーナーまでの距離は150mほど。
この距離が短いことでポジション取りが難しいコースとされています。
更に、スタート直後の緩やかなカーブの影響でスピードが出し切れないため、1400m・1600mと同様に先行・逃げの馬が有利。
先行・逃げの脚質を持ち、スピードを持続できるスタミナがある馬を買い目に含めるといいでしょう。
東京芝2000m
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 15% | 40% |
先行 | 12% | 34% |
差し | 8% | 26% |
追い込み | 3% | 13% |
スタート地点は1コーナー奥のポケット地点で100m進めば左に向かってコーナがあります。
コーナが多いため、内側が有利で外枠の馬が不利な傾向があるコースです。
更に、他のコースと同様の特徴から先行・逃げが有利となっています。
よって、外枠で追い込み・差しの脚質の馬は買い目から外してもいいかもしれません。
東京芝2300m
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 0% | 0% |
先行 | 0% | 50.0% |
差し | 14.3% | 14.3% |
追い込み | 0% | 25.0% |
東京芝2300mはスタンド前の中間点からスタートし、1週してゴールとなるコースです。
最初のコーナーまでの距離が300m程しかないため、外枠で先行の脚質を持つ馬は強引にポジション取りをしなければいけません。
しかし、ポジション取りのためだけに脚を使う訳にもいかないので、不利なポジションになることも多々あります。
よって、内枠で先行の脚質を持つ馬が有利と言えるでしょう。
東京芝2400m
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 8.14% | 25.8% |
先行 | 26.77% | 29.3% |
差し | 35.7% | 24.5% |
追い込み | 29.4% | 15.5% |
多くの重賞レースが開催される東京芝2400m。
そんな東京芝2400mでは最初のコーナーまでの距離が400mと長め。
そのため、序盤から飛ばす馬が少なく、必ずしも先行・逃げが有利という訳ではありません。
更に、コースが長くなることで先行・逃げの馬がバテてしまう傾向があります。
差し・追い込みの脚質の馬が結果を残しやすい環境であることを覚えておきましょう。
東京芝2500m
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 5.56% | 0% |
先行 | 27.78% | 21.7% |
差し | 38.89% | 25.7% |
追い込み | 27.78% | 14.3% |
東京2400mよりも100m下がった地点からスタートする東京芝2500m。
2400mと同様に最初のコーナーまでの距離が長いため、枠によっての有利不利はありません。
また、距離が長いため先行・逃げの馬よりも瞬発力のある差し・追い込みの馬が結果を残すこともあるコースです。
東京芝3400m
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 7.9% | 22.2% |
先行 | 25.4% | 20.7% |
差し | 37.7% | 27.9% |
追い込み | 27.2% | 9.7% |
東京芝3400mは年に1度だけ使用されるコースです。
スタート地点はスタンドの向かい正面で、その後1周半してゴールとなります。
かなり長いコースになるため、逃げの脚質を持つ馬は結果を残すことが困難。
基本は差し・追い込みの馬が有利と考えて問題ないでしょう。
東京芝コースまとめ
ここまで東京競馬場で開催される芝コースの距離毎の特徴をご紹介してきました。
特徴一覧はこちら。
- 芝1400m:差し・追い込みの馬が後半で差を詰めれない展開が多い
- 芝1600m:直線が長く先行・逃げが有利
- 芝1800m : ポジション取り次第では追い込み・差しの馬が上位入線する可能性もある
- 芝2000m : 内側が有利で外枠の馬が不利な傾向があるコース
- 芝2400m:コースが長くなることで先行・逃げの馬がバテてしまう傾向がある
- 芝2500m:瞬発力のある差し・追い込みの馬が結果を残すこともあるコース
- 芝3400m : コースが長く逃げの脚質を持つ馬はバテてしまうため、結果を残すことが困難
以上が東京競馬場で開催される芝コースの特徴です。
ダートコースと同様に芝コースも距離によって特徴が変わることを押さえておきましょう。
距離毎の特徴を押さえておくだけで、予想をする際に必ず役に立つはずです。
G1レースも開催されるため、必ず押さえておいて下さい。
東京競馬場で開催される重賞レース一覧(2022年最新版)
東京競馬場では様々なレースが開催されています。
その中でも人気の重賞レースについて確認していきましょう。
2022年に開催される重賞レース一覧はこちら。
- 01月30日:根岸S(G3)
- 02月06日:東京新聞杯(G3)
- 02月12日 : クイーンC(G3)
- 02月13日 : 共同通信杯(G3)
- 02月13日 : 共同通信杯(G3)
- 02月19日 : ダイヤモンドS(G3)
- 02月20日 : フェブラリーS(G1)
- 04月24日 : フローラS(G2)
- 04月30日 : 青葉賞(G2)
- 05月08日 : NHKマイルC(G1)
- 05月14日 :京王杯スプリングC(G2)
- 05月15日 : ヴィクトリアマイル(G1)
- 05月22日 : オークス(G1)
- 05月29日 : 日本ダービー(G1)
- 05月29日 : 目黒記念(G2)
- 06月05日 : 安田記念(G1)
- 06月19日:ユニコーンS(G3)
- 06月25日 : 東京ジャンプS(G3)
- 10月08日 : サウジアラビアロイヤルC(G3)
- 10月16日 : 東京ハイジャンプ(G2)
- 10月22日 : 富士S(G2)
- 10月29日 : アルテミスS(G3)
- 10月30日 : 天皇賞(秋)(G1)
- 11月05日 : 京王杯2歳S(G2)
- 11月06日 : アルゼンチン共和国杯(G2)
- 11月12日 : 武蔵野S(G3)
- 11月19日 : 東スポ杯2歳S(G2)
- 11月27日 : ジャパンC(G1)
東京競馬場では2022年に33回の重賞レースが開催されます。
中でも多くの方が楽しみにしているであろうG1レース。
2022年には7レース開催されます。
それでは、東京競馬場で開催されるG1レースの詳細を見ていきましょう。
フェブラリーS
- コース:東京ダート1600m
- 対象馬:4歳以上
- 最高配当(3連単):9491.2倍
- 最低配当(3連単):66.2倍
- 平均配当(3連単):1854.6倍
天候に左右されやすいダートコースで開催されるフェブラリーステークス。
2021年と2022年にカフェファラオが2連勝した印象が強いのではないでしょうか。
そんなフェブラリーステークスは東京ダート1600mで開催されます。
このコースは芝スタートで始まるため、枠番によって影響が出るコースです。
外枠は芝部分が内側に比べて明らかに長いため、走りやすく外枠が有利とされています。
よって、外枠で先行・逃げの脚質の馬がいれば買い目に含んでみてもいいでしょう。
NHKマイルC
- コース:東京芝1600m
- 対象馬:3歳オープン
- 最高配当(3連単):12356倍
- 最低配当(3連単):211.8倍
- 平均配当(3連単):3262,8倍
春の3歳マイル王者を決める一戦で有名なNHKマイルC。
そんなNHKマイルCは東京芝1600mで開催されます。
東京芝1600mはスタート後の直線が長いため、スタートで出遅れても挽回することが可能・・・
と思うかもしれませんが、コース自体の距離が短いため、挽回が難しく基本は先行・逃げが有利となります。
予想をする際は先行・逃げの馬を中心にしてみては如何でしょうか。
ヴィクトリアマイル
- コース:東京芝1600m
- 対象馬:4歳以上オープン
- 最高配当(3連単):207058.1倍
- 最低配当(3連単):73.4倍
- 平均配当(3連単):22624.4倍
ヴィクトリアマイルは春のマイル女王決定戦です。
このレースで目立つのは人気薄の馬の活躍でしょう。
過去に3連単で2000万円以上の配当が付くなど大荒れとなることがあるレースです。
このレースが開催されるのはNHKマイルCと同じ東京芝1600m。
上り坂と下り坂があるため、スピードがだけでなくスタミナ・持久力がある馬を買い目に含むのがいいでしょう。
オークス(優駿牝馬)
- コース:東京芝2400m
- 対象馬:3歳オープン
- 最高配当(3連単):5321.8倍
- 最低配当(3連単):33.6倍
- 平均配当(3連単):997.9倍
オークス(優駿牝馬)は、3歳牝馬限定で開催されるレースです。
このレースに出走する殆どの馬が芝2400mが未経験。
よって、コース距離の適性よりも脚質の適性が大事とされています。
そんなオークス(優駿牝馬)が開催される東京芝2400mで有利な脚質は差しです。
逃げが不利な理由としてはハイペースな展開になることが多いからです。
予想をする際は最も勝率の高い差しの脚質の馬を選ぶのがいいでしょう。
日本ダービー
- コース:東京芝2400m
- 対象馬:3歳オープン
- 最高配当(3連単):28563倍
- 最低配当(3連単):46倍
- 平均配当(3連単):3397.4倍
日本ダービーは「競馬の祭典」と言われ、毎年大盛りあがりとなるレースです。
このレースでは中山競馬場で直前に行われる「皐月賞」で結果を残している馬が有利とされています。
その理由は、過去のレース結果を見て分かる通り、皐月賞で6着以下だった馬が結果を残せたことがないからです。
そして、日本ダービーが開催されるのは芝2400mのため、差しの脚質を持ち皐月賞で結果を残している馬を買い目に含むのがいいでしょう。
安田記念
- コース:東京芝1600m
- 対象馬:3歳以上オープン
- 最高配当(3連単):4686倍
- 最低配当(3連単):112.4倍
- 平均配当(3連単):1697.3倍
安田記念は上半期のマイル王決定戦。
そんな安田記念は東京芝1600mで開催されます。
東京芝1600mの1番の特徴は直線距離の長さです。
更に高低差のある坂が複数あるため、ハイペースになりやすく、先行・逃げが有利となります。
但し、スタミナが要求されるコースでもあるため、この特徴に注意しておきましょう。
天皇賞(秋)
- コース:東京芝2000m
- 対象馬:3歳以上オープン
- 最高配当(3連単):1093.1倍
- 最低配当(3連単):20.4倍
- 平均配当(3連単):313.4倍
天皇賞(秋)は日本ダービーと同様に東京競馬場を代表するレースの1つです。
開催されるコースは東京芝2000m。
このコースはコーナーが多くスピードに乗りにくいため、内側が有利で外側が不利とされています。
そして、スローペースになることで先行・逃げの脚質の馬が有利になるため、買い目には内枠で脚質の適性がある馬を選ぶのがいいでしょう。
ジャパンC
- コース:東京芝2400m
- 対象馬:3歳以上オープン
- 最高配当(3連単):2245.8倍
- 最低配当(3連単):13.4倍
- 平均配当(3連単):451.1倍
東京競馬場で年内最後に開催されるG1レースがジャパンCです。
開催されるコースは東京芝2400m。
このコースは距離が長い上に直線距離も長いため、馬が実力を出すにはぴったりのコースです。
そして、ジャパンカップでは外国馬も多く出走しますが、日本馬の方がコース適性があるためスタート・ダッシュも鋭いとされています。
よって、予想をする際は日本馬を買い目に含んで見ては如何でしょうか。
東京競馬場で勝率の高い騎手(2022年最新版)
※出走回数が20回以下の騎手は除いています。
騎手名 | 出走回数 | 勝率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
c.ルメール | 50回 | 26% | 60% |
横山武史 | 44回 | 18.2% | 36.4% |
戸崎圭太 | 48回 | 16.7% | 36.4% |
野中悠太郎 | 36回 | 11.1% | 11.1% |
田辺裕信 | 30回 | 10.0% | 16.7% |
小林脩斗 | 33回 | 9.1% | 9.1% |
石川裕紀人 | 49回 | 8.2% | 18.4% |
M.デムーロ | 40回 | 7.5% | 25% |
内田博幸 | 28回 | 7.1% | 14.3% |
三浦皇成 | 29回 | 6.9% | 17.2% |
2022年2月現在で東京競馬場で開催されたレースで最も勝率の高い騎手は・・・
「C.ルメール騎手」となりました。
出走回数50回に対して勝率26%、3連対率60%と他の騎手を寄せ付けない結果を残しています。
また、2番目に勝率の高い「横山武史騎手」も出走数44回に対して勝率18.2%と高水準。
それでは、ルメール騎手を含んだ東京競馬場で勝率の高い騎手3名をピックアップして確認していきましょう。
C.ルメール
- 生年月日:1975年05月20日
- 出身:フランス
- 勝利回数:718勝
- 獲得賞金:351億4819万
数々の結果を残しているC.ルメール騎手。
本年度はまだ重賞レースで1着にはなれていませんが、一般レースでは圧倒的な結果を残しています。
そんなルメール騎手の2022年の成績は、出走回数50回に対して勝率26%、3連対率60%と他の騎手を寄せ付けない圧倒的な数値です。
東京競馬場でルメール騎手が乗る馬がいれば、買い目に含んでいいでしょう
横山武史
- 生年月日: 1998年12月22日
- 出身:日本
- 勝利回数: 196勝
- 獲得賞金:27億8991.8万円
東京競馬場でルメール騎士に次いで勝率2位となったのは「横山武史騎手」です。
デビュー5年目にして重賞レースで優勝。
その後、2021年にはG1最多の勝率数を達成するなど今最も波に乗っている騎手です。
中でも印象的なのは2021年の天皇賞(秋)でエフフォーリアに騎乗し、1着で入線したレースでしょう。
数々の結果を残しており、今年も活躍が期待できる横山騎手を買い目に含めては如何でしょうか。
戸崎圭太
- 生年月日: 1998年12月22日
- 出身:日本
- 勝利回数: 196勝
- 獲得賞金:230億万円
デビュー以降様々な賞を受賞し結果を残している「戸崎圭太騎手」。
キャリア10年目になるため、安定した走りを見せくれます。
2022年2月12日に開催されたクイーンC(G3)では、見事1着に入線。
東京競馬場で予想をする際に迷えば戸崎圭太騎手を買い目に含めてみてもいいかもしれません。
東京競馬場の概要とアクセス方法について
元々は東京競馬場ではなく「目黒競馬場」として開設。
しかし、都市化が進み移転を余儀なくされ現在の東京競馬場に拠点を移しました。
そんな東京競馬場はどのような歴史があるのか。
詳細を見ていきましょう。
- 1907年:目黒競馬場開設
- 1933年:東京競馬場に移転
- 1934年:日本ダービーを開催
- 1944年:皐月賞が開催
- 1961年:ダートコース完成
- 1981年:ジャパンカップ開催
- 2007年:新スタンド完成
- 2020年〜:無観客で試合を開催
明治40年から続く歴史のある競馬場。
そんな東京競馬場では「日本ダービー」・「皐月賞」・「ジャパンカップ」をはじめ様々なレースが開催されています。
現在は無観客でレースが開催されていますが、今後多くの人が訪れる競馬場でしょう。
東京競馬場のアクセス方法について
競馬ファンの中では「府中」と呼ばれることもある東京競馬場。
そんな東京競馬場のアクセス方法を見ていきましょう。
- 京王線「府中競馬正門前駅」から徒歩2分
- 京王線「東府中駅」南口から東門まで徒歩約10分
- JR武蔵野線/南武線「府中本町駅」臨時改札口から徒歩約5分
- 西武線「是政駅」から南門まで徒歩約10分
東京競馬場に訪れる方法は「電車」「車」の2種類。
車でアクセスする方は駐車できる台数に限りがあるので注意が必要です。
駐車台数の上限は書かれていませんが、レース後半につれて訪れる人が増えるため、車でアクセスする方は早めに行くことをオススメします。
また、駐車料金は2,000円かかるため車で東京競馬場に行く方は覚えておきましょう。
入場規制について
現在、コロナウイルスの感染拡大防止により入場規制がされている東京競馬場。
実際に会場で観戦したい!という場合は指定席・スマートシート・入場券の事前ネット予約が必要になります。
ネット予約に関してはJRAの公式サイトから予約できるため参考にしてください。
また、現地での指定席の当日販売・事前販売はありませんのでご注意ください。
東京競馬場の予想で参考にしたいオススメ競馬予想サイトをご紹介!
最後までご覧いただきありがとうございます。
改めて東京競馬場の特徴を振り返っておきましょう。
- 高低差が激しい心臓破りの坂がある
- ゴール直前の坂が長い
- スタミナのある馬が有利
- コース毎に決まり手が異なる
- 基本は先行・逃げが有利
以上の特徴を押さえておくだけで勝率が変わってくるはず。
ですが・・・
正直に言うと、素人が全コース分の特徴を網羅し、データをまとめるのは相当な時間がかかるでしょう。
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戦績 24戦19勝5敗 的中率 79% 回収率 470% 平均
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戦績 16戦12勝4敗 的中率 75% 回収率 736% 平均
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戦績 31戦22勝9敗 的中率 70% 回収率 988% 平均
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戦績 39戦32勝7敗 的中率 84% 回収率 326% 平均
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