ドウデュースの次走はどのレース!?世代最強馬との呼び声高い実力を徹底分析
どうも。管理人の福岡です。
今回は、2021年度のJRA賞最優秀2歳牡馬である「ドウデュース」を紹介します。
馬名 | 評価(★10満点) | 血統(父・母) | セリ取引価格 | 通算成績 | 次走予定 | 生産者 | 調教師 | 馬主 | 通算獲得賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ドウデュース | ★★★★★★★★★★ | ハーツクライ ダストアンドダイヤモンズ | – | 11戦5勝【5-1-1-4】 | 未定 | ノーザンファーム | 友道康夫(栗東) | キーファーズ | 5億2,386万円 |
ハーツクライ 2001 鹿毛 Halo系 |
サンデーサイレンス 1986 青鹿毛 |
Halo |
Wishing Well 1975 鹿毛 |
||
アイリッシュダンス 1990 鹿毛 |
トニービン 1983 鹿毛 |
|
ビューパーダンス 1983 黒鹿毛 |
||
ダストアンドダイヤモンズ 2008 鹿毛 |
Vindication 2000 黒鹿毛 |
Seattle Slew 1974 黒鹿毛 |
Strawberry Reason 1992 黒鹿毛 |
||
Majestically 2002 黒鹿毛 |
Gone West 1984 鹿毛 |
|
Darling Dame 1989 鹿毛 |
本記事では、デビュー戦の結果から他ユーザーの評価等、ドウデュースに関する情報を余すこと無く記載しています。
ドウデュースの詳細や今後の動向について気になる方は是非、最後まで御覧ください。

1968年11月1日生まれ。慶應義塾大学卒業。
某スポーツ新聞の競馬面を16年担当。その後、独立してフリーのライターとして活動中。競馬だけではなく、競艇・競輪関連の記事やコラムを執筆する。
競馬歴27年・競艇歴30年・競輪歴25年。趣味は海外旅行。年間10回以上は海外へ。
競艇予想サイト解体新書では全体の監修・コラムの執筆を担当。
著書『解体新書〜競馬・競艇・競輪を極めた男の13の法則〜』を出版予定。
ドウデュースの次走について(2023年10月27日更新)
11/26に行われたジャパンカップ(G1)では4着に敗れたドウデュース。
怪我明けのレースだったことに加えて、武豊騎手の負傷により直前での鞍上変更を余儀なくされました。
レース後の友道調教師の話では今のところ次走は未定のようです。
ただ、11/26ジャパンカップ(G1)に出走するのでは?との噂もあるので、確定情報が入り次第更新していきます!
ドウデュースはどんな馬?これまでのレース成績を振り返る
新馬戦をはじめ、数々のレースで結果を残しているドウデュースがなぜ、これほどまでに注目されているのか?
ドウデュースについて詳しく知りたい!という方に向けて、これまでのレース内容を振り返りながら、ドウデュースの魅力についてご紹介します。
注目のデビュー戦は激闘の末に勝利
ハーツクライ産駒の注目馬としてはもちろん。2018年の同レースで宝塚記念連覇、有馬記念制覇などを成し遂げたクロノジェネシスが出走したレースとして話題を集めた2021年9月5日の小倉5R。
最終コーナーに進入するまでは足を溜め、最後の直線からは同レースで3番人気に推されていたガイアフォースと共に熾烈なデッドヒートを繰り広げます。
最後の最後まで激戦を繰り広げた両馬ですが、勝利したのはドウデュース。
2着のガイアフォースとはクビ差と接戦を繰り広げたものの、3着以降には3馬身以上の差をつけての圧倒的な勝利は競馬ファンに強烈なインパクトを残しました。
注目の2戦目は菊花賞馬アスクビクターモアに完勝!
本レースで1番人気に推されたのは、前走の未勝利戦で後続に5馬身ほどの差をつけ圧勝したアスクビクターモア。ドウデュースは続く2番人気となりました。
先団で競馬を進めたドウデュースは最終直線で1頭抜け出し。
最後の最後で5番人気のグランシエロに追いつかれそうになるものの、最後まで1着をキープして勝利。デビュー戦に続く接戦となったものの、ここぞという瞬発力で押し切ったレースとなりました。
鞍上の武豊騎手も「内容的には完勝。いい瞬発力があってマイルから2000mくらいが向いていると思う。」とコメント。
3着に敗れたアスクビクターモアはその後、菊花賞を制覇。ドウデュースにとっては価値のある勝利だったと言えるでしょう。
初G1で無傷の3連勝!鞍上の武豊騎手は初V
これまでの1,800mから距離を短縮し、1,600m・G1初出走となった朝日杯FS。
デビュー戦から新潟2歳S(G3)→デイリー杯2歳S(G2)と3連勝を記録している強敵セリフォスをはじめ、札幌2歳S(G3)を勝利しているジオグリフといった注目の2歳馬が集結。
3番人気でレースに挑んだドウデュースはここでも得意の瞬発力を発揮します。
前回、鞍上の武豊騎手が「2,000mもいける」と発言した通り、直線で抜け出した後は余力を残したまま1着でゴール。
デビューから無傷の3連勝で2歳マイル王の座に就きました。
武豊騎手は自身22度目の挑戦で初の朝日杯FSを勝利。
友道康夫調教師は「武豊ジョッキーも勝てて馬も3戦3勝。最高の形になったのでまた来年に向けて頑張ります。」とコメントしました。
連勝ストップで初の黒星も収穫あり
2021年度のJRA賞最優秀2歳牡馬に選ばれたこともあり、2022年最初のレースを1番人気で迎えた弥生賞ディープインパクト記念。
これまで通り中で足を溜める競馬をしたドウデュースですが、ボーンディスウェイと競り合う形で抜け出しが遅れます。
最終的にはそれが響く形となり、結果は2着。接戦したボーンディスウェイはドウデュースと同じタイミングで加速をはじめ3着に。
勝利したアスクビクターモアはアイビーSの借りを返す形になりました。
惜しくも敗れたドウデュースですが、アスクビクターモアにクビ差まで迫ることができたのはもちろん。初の2,000mにもしっかり対応できた点には友道康夫調教師も高評価。
競馬ファン、陣営共に本レースでの敗戦はプラスに捉えられる内容となりました。
注目の1戦は驚異的な加速を見せるも3着に敗れる
前走からマイナス8kgと身体を絞り万全の状態で挑んだ皐月賞。
言うまでもなく強敵揃いとなった皐月賞でも1番人気に推されたドウデュースですが、ここでは後方からレースを運びます。
最終コーナー付近から大外に持ち出し得意の差し切りを図りますが、先団とはこの時点で5馬身以上の差が。
上がり3F最速が示す通り全頭含めてもダントツの加速力を見せたものの、先に抜け出したジオグリフとイクイノックスには届かず3着に終わりました。
武豊騎手は「結果的に後ろ過ぎた。思ってたより流れなかった。」とコメント。
それでも次走の目標はダービーから変えず。さらなる距離延長に対応できるか、注目が集まります。
名だたる宿敵を抑え込み2022年初V!
皐月賞での敗戦から約1ヶ月。
ディープ記念からマイナス14kgで挑んだ2022年5月29日のダービーはドウデュースの名をさらに轟かせるレースとなりました。
前走の皐月賞同様、後方からの競馬を選択したドウデュースは残り500m時点で先頭との距離8馬身ほど。
大外に持ち出したタイミングから加速を始めた同馬ですが、武豊騎手が鞭を入れるとさらに加速し一気に先頭へ。
共に後方から追い込んだイクイノックスにクビ差まで迫られるも、先頭を死守し朝日杯FS以来の勝利を飾りました。
ちなみにイクイノックスはこの年の有馬記念を制覇し、キタサンブラックとの父子制覇を達成。年度代表馬にも選ばれました。
ドウデュースはそのイクイノックスに勝利したことで、レース後の評価も急上昇。
年度代表馬の座は譲ったものの、「本当に強いのはドウデュース」と評価する声も見受けられました。
鞍上の武豊騎手は「4コーナーを回ってくる時にはしびれるような手応えで、軽くゴーザインを出したら反応が良すぎて先頭に立つのが早かった。」とコメント。
皐月賞で悔しい思いをしただけに、競馬ファン・陣営共に嬉しい1勝となりました。
フランス遠征は失敗?凱旋門賞は無念の19着に
悲願の日本馬による凱旋門賞制覇へ。
ダービー勝利後に満を持してフランスへ送り込まれたドウデュースですが、9月11日のニエル賞は4着。10月2日の凱旋門賞は19着と大敗してしまいます。
競馬ファンの間では「フランスに行ったのは失敗だったのでは?」という声も挙がっていましたが、フランスでの2戦はどちらもデビューから経験していない重馬場での競馬。
武豊騎手も「状態は最高だったけど雨の影響で本来の走りができなかった。」とコメント。
しかし、「またトライしたい。」と、早くも来年の凱旋門賞も視野に入れいてることを明かしました。
日本馬の凱旋門賞挑戦はオルフェーヴルが2着に入線した2013年を最後に掲示板内にすら入っていません。
来年、ドウデュースはその雪辱を晴らせるのか。注目が集まります。
遠征での大敗ムードを払拭する圧勝で5勝目を飾る
フランスでの凱旋門賞を終えた後、4ヶ月の休養を挟み挑んだ京都記念。
2021年の有馬記念の覇者エフフォーリアをはじめ、同年のホープフルS覇者のキラーアビリティなどが出走し、ハイレベルな戦いが予想されました。
しかし、ドウデュースに続いて2番人気に推されていたエフフォーリアは競走中止。3番人気に推されていたキラーアビリティは5着と期待ハズレの結果に。
そんな2頭を横目に、ドウデュースは期待通りの走りで快勝。2着に3馬身以上の差をつける圧倒的な走りで5勝目を飾りました。
既に3月25日に開催されるドバイターフへの出走も表明。
海外競走と言えど、前走の凱旋門賞で大敗していただけに不安視されていた中での勝利は大きく、武豊騎手も「自信を持ってドバイに行ける。」と安堵した様子でコメントを残しました。
昨年は日本からの参戦はなかったドバイターフ。ドウデュースが2019年のアーモンドアイ以来の勝利を狙います。
約8ヶ月半ぶりの復帰レースは7着に敗れる・・
ドバイターフの出走取り消しから約7ヶ月半振りのレースとなった天皇賞・秋(G1)。
イクイノックスとの日本ダービー以来の再戦ということで、多くの注目を集め単勝オッズ4.3倍の2番人気に推されました。
道中はイクイノックスのすぐ後ろをピッタリとマーク。
そのままの隊列で直線を迎えたが、ギアが上がりきらずイクイノックスに迫るどころか後ろから来た馬にものみ込まれ7着に終わりました。
国内戦では初めて馬券内を外す大敗。
騎乗を予定していた武豊騎手が5R後に負傷したため戸崎圭太騎手へと鞍上変更された緊急事態もあり、思うような力を発揮できなかったのかもしれません。
友道調教師はレース後に「これが本当の実力ではない」と次走に向けて逆襲を誓っていました。
ドウデュースの主戦騎手について
デビューからドウデュースとコンビを組むのは武豊騎手。
戦績が優秀なのは言うまでもありませんが、デビュー戦時から「乗りやすい」とコメントするほど。相性の良さが感じられます。
馬主の『キーファーズ』が所有する馬では他にもキスラー、ピアシック、タイミングナウでも主戦騎手を務めています。
武豊騎手は言わずもがな、実績・知名度共に豊富な名騎手。
今後もドウデュースで勝ち星を重ねてくれることでしょう。
なんJ(競馬スレ・掲示板)の評価について
なんJとは、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で発足した何でも実況版を指す言葉。
掲示板やジャンルを問わず、そのことについて話をされている=なんJ、と呼ぶ風習があります。
ドウデュースに関するスレッドがあるか調べてみると、直近で走った京都記念に関するスレッドでドウデュースの話題が挙がっているのを確認できました。
主な内容がこちら。
良コメント
- 段違いだった
- ドウデュース強くて草
- イクイノックスと並んで異次元に強い
- ハーツクライの最高傑作
悪コメント
- 2度と欧州行かないでほしい
- 強すぎてつまらん
凱旋門賞での大敗を惜しむ声も多く、敗れたという結果を残すくらいなら行かない方が良かったという声も多数見受けられました。
また、2022年の年度代表馬イクイノックスとの再戦を望む声も多く、「今年の4歳馬は強すぎる」と世代を丸々高く評価しているユーザーも。
有馬記念を制覇したことで一気にイクイノックスに視線が集まると予想されましたが、京都記念におけるドウデュースのあまりにも強すぎる勝ち方は競馬ファンに強い衝撃を与えたことがわかります。
ドウデュースはまだまだ勝ち星を重ねられる馬です。
最近では同じく京都記念に出走した2021年の年度代表馬エフフォーリアが突然の引退を発表したこともあり、とにかく身体にだけは気をつけて欲しいというのが本音です。
ドウデュースの戦績と評判まとめ
ここまで、ドウデュースについて詳しくご紹介してきましたがいかがでしたか?
ドウデュースの出走予定は分かり次第、随時更新していく予定。
次はどのレースに出走するのか知りたい!
ドウデュースのレース結果を知りたい!
という方は今のうちにブックマークしておくことをオススメします。