【2025年】過去配当から見た競馬の荒れるレース・競馬場ランキングをご紹介！

競馬で万馬券を獲得するためは、オッズが高いレースを的中させることが必須。

オッズが高いレースは「荒れたレース」と呼ばれることが多く、高配当にも期待ができます。

ただ、このようなレースは過去データや傾向をしっかりと把握していなければ、競馬玄人でも当てることは難しいでしょう。

そこで今回は競馬の『荒れるレース・競馬場ランキング』をご紹介します！

クラス別・距離別にも分けて紹介していくので、予想の際は参考にしてみてください。

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本題へ入る前に・・・

荒れるレースは払い戻しが高くなります。

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競馬の荒れるレースランキングを部門別にご紹介！

お待たせしました！

ここからは、本題の『荒れるレースランキング』を発表していきます。

「グレード別」「距離別」「重賞レース」の3部門でランキングを発表していくので、自分の予想するレースは荒れるのかどうか事前に確認しておきましょう！

【クラス別】荒れるレースランキング

中央競馬のレースはG1〜新馬戦の9クラスに分類されます。

［JRA公式サイトより引用］

レースクラスは馬の年齢や収得賞金の額によって決められます。

基本的には1勝するごとに上のクラスへ昇格する仕組みで、全ての馬が注目度の高い重賞レースに出走できるわけではありません。

各クラスごとに競走馬の実力が異なるため、人気決着になりやすかったり、逆に荒れやすいクラスも存在します。

果たして、もっとも荒れるのはどのクラスなのか？

早速ランキングを見ていきましょう。

【ランキング選定方法】

• 集計期間：2019年1月1日〜2024年12月31日の全レース
• 対象券種：単勝・馬連・3連複・3連単
• 3連単の平均配当を基準にランク付け

もっとも荒れるレースが多いのは「3勝クラス」。

単勝・3連複・3連単で各クラス1位の平均配当となっています。

条件クラスの中では最高峰の3勝クラスまで到達する馬は、全デビュー馬の中でも10%未満。

準オープンとも称され、重賞にも出走経験がある実力を持った、ある程度能力の近い馬が多いことが荒れる要因となっているのでしょう。

また、意外だったのは「新馬・未勝利戦」が5位にランクインしたこと。

新馬・未勝利戦はデータが少なく予想が難しいとされていますが、結果だけを見ればそこまで荒れないということが分かりました。

ただ、ランキングが低くてもすべてのレースが荒れないという訳では無いので、参加するレースをしっかり見極めることが大切です。

【距離別】荒れるレースランキング

競馬の距離はレースごとに細かく分かれています。

その中でも、今回は短距離・マイル・中距離・長距離の4つに分けてランキングを作成しました。

【距離の区分け】

• 短距離：1000〜1400m未満
• マイル：1400〜1800m
• 中距離：2000〜2500m
• 長距離：2600m以上

距離ごとに開催数は異なりますが、すべての券種で短距離の配当が高くなっています。

ではなぜ短距離レースが荒れるのか？

それは中距離・長距離レースよりも運要素が強いからです。

距離が長ければ、スタートで多少出遅れても道中でペースを上げれば挽回可能ですが・・・

短距離レースの場合、一度出遅れてしまったら挽回するための距離が無いため、

「たまたまスタートが良かった不人気馬がそのまま先着した」というケースもよく見られます。

【重賞のみ】荒れるレースランキング

重賞とはG1・G2・G3と呼ばれるレースのこと。

全競走馬の中でも、このクラスまで到達する馬は少なく、日本競馬最高峰の戦いを見ることができます。

では、重賞レースでもっとも荒れやすいのはどのクラスなのか？

ランキングをご覧ください。

【ランキング選定基準】

• 2019〜23年の重賞レースデータを集計
• 3連単の平均配当を元に順位付け

重賞レースでもっとも荒れるのはG3。

その理由としては別定戦やハンデ戦が多いことが挙げられます。

• ハンデ戦：出走馬の実績に応じて斤量に差をつけた状態で行われるレース
• 別定戦：出走馬の賞金に応じて斤量が決められるレース

簡単に言えば、馬の能力差や実績差を負担体重によって埋めているレースのこと。

強い馬ほど重い斤量を背負わなければならず、勝ちにくくなるのです。

G1・G2の1番人気の勝率が約30〜40%なのに対して、G3は約18%。

この数字だけでもG3がいかに荒れやすいかがお分かりいただけるでしょう。

下記では過去10年の3連単配当からG1・G2・G3それぞれの荒れるレースランキングTOP5を紹介しています。

予想する際は荒れる可能性があることを頭に入れた上で参加してみてください！

G1の荒れるレースランキングTOP5

G2の荒れるレースランキングTOP5

G3の荒れるレースランキングTOP5

荒れるレースが多い競馬場は？

中央競馬10ヶ所、地方競馬15ヶ所に存在する日本の競馬場。

広さ・コースの形状などが競馬場ごとに異なるため、波乱が起きやすい競馬場があれば、逆に固い決着になりやすい競馬場もあります。

そこで、ここからは「荒れるレースが多い競馬場」を中央競馬・地方競馬それぞれご紹介します。

※ランキングは2019〜23年の3連単配当を基準に選定

中央競馬

まずは中央競馬のランキングからご覧ください。

中央競馬でもっとも荒れやすいのは福島競馬場。

コースの特徴としては、中央競馬10会場の中で1周の距離が1,600mともっとも短くなっています。

コーナーも特徴的で、第3コーナーは比較的緩やかですが、第4コーナーはスパイラルカーブを採用。

急なコーナーを上手く立ち回れる器用な馬が有利になります。

ただ、全体的に見ればここまで平均配当が高くなるような変わった特徴は見られません。

ではなぜ福島競馬場がもっとも荒れるのか？

それは開催時期が関係しています。

福島競馬場の季節ごとの開催時期は以下の通り。

• 4月上旬から4月下旬
• 7月上旬から7月下旬
• 11月上旬から11月下旬

この中でも特に注目したいのが7月上旬〜7月下旬に開催されるレース。

この時期は、梅雨の影響で雨が降る機会が増えるため、馬場が重くなります。

馬場が重くなると本来の力を発揮できない馬が多くなるため、荒れたレースになることが多いのです。

また、荒れると言われている「夏競馬」の時期とも重なることで平均配当が他の競馬場よりも高い傾向にあるのでしょう。

さらに、JRAの競馬場では唯一、代替開催も含めてG1・G2の開催がないことも平均配当が高い要因となっています。

福島競馬場の各コースの詳しい情報が知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください！

地方競馬

続いては、地方競馬の荒れるレースが多い競馬場ランキングをご覧ください。

地方競馬でもっとも荒れやすいのは大井競馬場。

大井競馬場が荒れやすい理由は以下の3つが挙げられます。

• 出走頭数が他の地方競馬よりも多い
• 馬の実力が拮抗している
• 騎手の実力が拮抗している

それぞれ簡単に説明していきます。

出走頭数の多さ

地方競馬のフルゲート時の平均出走頭数は12頭。

対して、大井競馬場のフルゲートは16頭。

地方競馬の中では最大規模でレースが行われます。

当然、出走頭数が増えるほど不人気馬が好走する確率は高くなるので、思わぬレース展開になることが他の競馬場に比べて多くなるのです。

馬の実力が拮抗している

大井競馬のレースに出走してくる馬は、

「中央競馬では通用しないけど、他の地方競馬に行くほど弱くない」

というような、馬が多く集まります。

基本的に馬の能力差が大きほど、番狂わせが起こりづらくなりますが・・・

大井競馬場のように、実力が似通った馬が多く出走する場合は荒れることが多くなります。

騎手の実力が拮抗している

実力が拮抗しているのは馬だけではありません。

競馬においては、騎手の実力もレース結果に大きく影響します。

かつては戸崎圭太騎手・内田博幸騎手といったトップジョッキーが在籍していましたが・・・

現在は2人とも中央競馬に移籍。

結果を残した騎手が中央競馬に移籍することが多く、他地区の地方競馬のトップジョッキーが期間限定騎乗できる機会も増えたため、ジョッキーの実力差が縮まったことが荒れる要因になっています。

【最後に】荒れるレースを完全攻略！？
競馬予想で勝率を上げる裏技をご紹介！

最後までご覧いただきありがとうございます！

ここまで紹介した、クラス・距離・競馬場別の荒れるレースを把握しておけば、予想する際に多少は役に立ちますが・・・

いざ予想をして、それを的中させることは簡単ではありません。

では、どうすれば自分で予想するよりも確実に荒れるレースで稼ぐことができるのか？

その方法は競馬予想サイトを使うことです。

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