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天皇賞(春)2023を過去の傾向から徹底分析!出走予定馬とレース展開を紹介

今回は、2023年4月30日に京都競馬場で行われる天皇賞(春)(G1)についてポイントをまとめましたのでご紹介します。

少し先週の振り返りを。

フローラステークスはゴールデンハインドが逃げ切り。私が本命だったブライトジュエリーも3着に入り、3連複が見事的中。これで桜花賞、皐月賞、フローラステークスと3週連続的中勢いに乗ってきました。

今週いよいよ4月最終週の天皇賞春。改修されたばかりの京都競馬場で初G1となります。京都競馬場のように3コーナーから4コーナーへの下りのように勢いに乗ってこのまま天皇賞・春も的中させたいところです。

昨年、一昨年と天皇賞春は阪神競馬場芝3200mで行われていました。同じ2度の坂は超えますが、最後の直線と3コーナーの違いがあります。同じ距離でもどちらかというと阪神競馬場の方がタフだと言われています。

今年は去年の阪神で勝ったタイトルホルダーが京都競馬場でも同じように連覇を飾れるかも注目です。

本記事では、出走馬確定後に競馬予想20年筆者の独自予想とレース展望も公開します。

週末のメインレースの予想に悩んでいる方は是非最後までご覧ください。

この記事の監修者

競馬予想家。『たんぷくの当たる無料競馬予想』管理人。 緻密なデータ分析と有力馬診断には定評があり、Twitterのフォロワーは21,000人を超える。 過去には8度のトリプル馬単の的中を記録し、現在はnetkeibaでもウマい馬券の予想家として活躍中。 Youtubeチャンネル『地方競馬予想「たんぷく」』noteでも予想を提供するなど幅広く活動している。 小学生の頃からダビスタにハマった、根っからの競馬好き。好きなコンビはグラスワンダーと的場均騎手。

天皇賞(春)とは?開催概要とコースについて紹介

天皇賞(春)は天皇賞として数える(春・秋含める)と166回を迎えます。

8大競走の1つでもあり伝統的なレースでもあります。スピード競馬の時代とは言ってもこの天皇賞春は数々の名馬がこのレースを勝っています。

tanpuku_tennoshoharu2023

※以下、天皇賞(春)の競走条件と賞金の詳細です。

競争条件 賞金
サラ系4歳以上  1着   22,000万円
JRA所属馬  2着     8,800万円
地方競馬所属(優先出走権を得た馬)  3着     5,500万円
外国調教馬(優先出走)  4着     3,300万円

勝ち馬の賞金22,000万円。日本で3番目タイに優勝賞金が大きいレースとなります。

天皇賞(春)のコース特徴

天皇賞(春)は、京都競馬場の芝コース、右回り3,200m(外回り)で行われます。

tanpuku_kyotokeibajo

出典:JRA 京都競馬場コース紹介

天皇賞春のスタート地点は向正面半ば、芝1200mのスタート地点とほぼ同じ位置からのスタートとなります。

京都競馬場の名物といえば、3コーナーの上り坂です。外回りコースの場合、コースの高低差は4.3メートにもなり、向正面の半ばから3コーナーにかけて上り、4コーナーにかけて一気に下るレイアウト。
勾配があるのは3、4コーナーのみでそのほかはほぼ平坦。
「ゆっくり上り、ゆっくり下る」のがセオリーだと言われたコースですが、近年は下り坂で勢いをつけて直線に向かうレースが主流となりつつあります。
坂の頂上付近にあたる残り800メートルから4コーナーに向けて下る時に、ペースが上がるレースが多いです。

天皇賞春に至ってはこの坂を2度超えるタフさが要求されることと、1周目の下り坂で勢いがつき、そのままスタンド前を通過し観客の完成を浴びる為、上手く折り合いが付けられるかが鍵となります。
また4コーナーはカーブがキツイので後方の馬がポジションを上げる際に外に大きく振られないようにカーブを上手く回る器用さも必要となってきます。

最後の直線は403.7メートルもあるので、先行馬も下り坂からの勢いで粘れますが、差し馬も十分届く直線の長さとなります。
まぎれも少なく、馬の力がそのまま発揮されやすいコース形態となっています。

 天皇賞(春)2023の出走登録馬

ここからは2023年4月30日現在、天皇賞春への出走が予定されている馬と特徴をご紹介します。

馬名 脚質 血統(父・母) 馬年齢
アイアンバローズ 先行 オルフェーヴル
パレスルーマー
牡6歳
アスクビクターモア 先行 ディープインパクト
カルティカ
牡4歳
アフリカンゴールド 逃げ ステイゴールド
ブリクセン
せん歳
エンドロール 差し ガルボ
トゥファーアウェイ
牡4歳
サンレイポケット 差し ジャングルポケット
アドマイヤパンチ
牡8歳
シルヴァーソニック 先行 オルフェーヴル
エアトゥーレ
牡7歳
ジャスティンパレス 先行 ディープインパクト
パレスルーマー
牡4歳
タイトルホルダー 逃げ ドゥラメンテ
メーヴェ
牡5歳
ディアスティマ 逃げ ディープインパクト
スウィートリーズン
牡6歳
ディープボンド 先行 キズナ
ゼフィランサス
牡6歳
ディープモンスター 差し ディープインパクト
シスタリーラヴ
牡5歳
トーセンカンビーナ 追込み ディープインパクト
カンビーナ
牡7歳
ヒュミドール 差し オルフェーヴル
アヴェクトワ
せん歳
ブレークアップ 先行 ノヴェリスト
リトルジュン
牡5歳
ボルドグフーシュ 追込み スクリーンヒーロー
ボルドグザグ
牡4歳
マテンロウレオ 先行 ハーツクライ
サラトガヴィーナス
牡4歳
メロディーレーン 差し オルフェーヴル
メーヴェ
牝7歳

ジャスティンパレス

前走は黄菊賞以来、ルメール騎手とコンビ再結成で阪神大賞典を勝ち、神戸新聞杯に続く重賞2勝目。レース内容も完勝でした。

有馬記念は道中の位置は良かったですが、イクイノックスが早めに先行馬を潰しにきた影響と内馬場が伸びなかったこともあり、掲示板にも載れず敗北。

ルメール騎手とのコンビも相性がよさそうということと、ルメール騎手は長距離になるほど成績が良い騎手なので、3200mは良い方向に転がるでしょう。

競馬場は新しい京都ですが、京都と言えばディープインパクト産駒ともいえるので、新しい京都でもディープインパクトの血の素晴らしさを披露できるか注目です。

ブレークアップ

昨年のアルゼンチン共和国杯で初重賞勝利しましたが、有馬記念では大敗。

仕切り直しの今年初戦の阪神大賞典では1着が2番人気ジャスティンパレス、2着が1番人気ボルドグフーシュに次ぐ3着。

注目すべきは斤量でジャスティンパレス57キロ、ボルドグフーシュが56キロに対してブレークアップは58キロ。
上がりはジャスティンパレスに次ぐ2位で斤量56キロのボルドグフーシュより速いです。

今回はタイトルホルダーやアスクビクターモア等レベルは上がりますが、阪神大賞典の内容をみると十分やれていいと思います。直線ではもう少しでボルドグフーシュを差せそうでしたし、松山弘平騎手も今回で2度目の騎乗ということで馬の理解もより出来ている状態でしょう。

馬券的にこのまま人気が落ち着いて本番を迎えてほしい1頭です。

タイトルホルダー

昨年の天皇賞春勝ち馬で、返す刀で宝塚記念もレコードで勝利。凱旋門賞でも期待されましたが、まさかの大敗。

国内に戻り有馬記念で国内復帰初戦でしたが、こちらもまさかの大敗。衰え等が心配され、前走の日経賞ではアスクビクターモアに1番人気を譲るもレースでは不良馬場で足元が悪い中、8馬身差の圧勝。見事復活をアピールしました。

2020年秋から京都競馬場が改修されているので、阪神競馬場での菊花賞、天皇賞春の勝利となり、京都競馬場自体も初出走となります。ただスタミナ的には阪神3200mの方がキツイといわれていますし、それを昨年稍重馬場で勝っているのでスタミナ勝負はもってこいでしょう。

この馬は早めにペースアップして後続に脚を使わせる戦法をしてきそうです。
2周目の3コーナーからの下りで後続をぐんぐん引き離して直線でもそのまま粘りこみをするような感じになると思います。

天皇賞(春)の過去の優勝馬一覧

次の表は天皇賞(春)の過去10年の優勝馬の一覧になります。

開催数 馬名 脚質 血統(父・母)
第165回 タイトルホルダー 8 逃げ ドゥラメンテ
メーヴェ
第163回 ワールドプレミア 1 差し ディープインパクト
マンデラ
第161回 フィエールマン 8 差し ディープインパクト
リュヌドール
第159回 フィエールマン 7 差し ディープインパクト
リュヌドール
第157回 レインボーライン 6 差し ステイゴールド
レーゲンボーゲン
第155回 キタサンブラック 2 先行 ブラックタイド
シュガーハート
第153回 キタサンブラック 1 逃げ ブラックタイド
シュガーハート
第151回 ゴールドシップ 1 追込み ステイゴールド
ポイントフラッグ
第149回 フェノーメノ 4 差し ステイゴールド
ディラローシェ
第147回 フェノーメノ 3 差し ステイゴールド
ディラローシェ

過去10年の結果を見ると1〜3番人気が1頭も馬券に絡まなかったレースは1度もありません。

1〜3番人気のうち2頭が馬券圏内に入ったのは6回あります。と少なめ。2桁人気が馬券に絡んだのは過去10年で4度と比較的G1としては多めです。長距離適性をしっかりと見極めるのが重要ということでしょうか。

あと特殊な距離なのでリピーターも多く出現します。レースの特徴としては人気馬は馬券に絡む。人気薄の馬も距離適性を重視すれば拾えるというところでしょうか。

馬券の組み立て方としては、1〜3番人気を中心としますが、人気にとらわれず、馬の長距離適性を見抜いて組み合わせていく形で馬券を買うのが良さそうです。

tanpuku_taotoruhoruda-2022

それでは、今年はどのようなレース結果が予想されるのか、データを分析して傾向を探っていきたいと思います。

血統的側面

皐月賞
血統別ランキング-2023年最新版-
RANK(回数) 馬名
7回
  • 重賞コラム用ディープインパクト産駒ディープインパクト
7回
  • 重賞コラム用ハービンジャー産駒ハービンジャー

過去10年の血統を見てみると一番馬券に絡んでいる種牡馬はディープインパクトとハーツクライで7回。

と同数でした。今回出走予定のディープインパクト産駒はアスクビクターモア、ジャスティンパレス、ディープモンスター、ディアスティマ、トーセンカンビーナ。

ハーツクライ産駒はマテンロウレオ。

tanpuku_askbikuta-moa

脚質的側面

京都競馬場で行われた2020年から過去10年の脚質別データを紹介します。

脚質 勝率 連対率 複勝率
逃げ 16.7% 16.7% 16.7%
先行 8.8% 26.5% 41.2%
差し 5.1% 10.1% 16.5%
追込 0.0% 0.0% 0.0%

一番複勝率が良いのは先行馬で複勝率41.2%。

追込み馬は複勝率0%となっていて過去10年で勝ち馬どころか3着以内馬はいません。

馬券に絡んでいる頭数を見ると、逃げ馬は2頭、先行馬は14頭、差し馬は13頭、追込馬は0頭となっています。

枠順的側面

京都競馬場で行われた2020年から過去10年の枠順別データを紹介します。

勝率 連対率 複勝率
1枠 22.2% 27.8% 33.3%
2枠 5.6% 11.1% 16.7%
3枠 5.3% 10.5% 15.8%
4枠 5.0% 10.0% 25.0%
5枠 0.0% 5.0% 5.0%
6枠 5.0% 15.0% 25.0%
7枠 4.0% 12.0% 16.0%
8枠 3.6% 7.1% 10.7%

過去10年の枠順別データを見ると一番複勝率が高いのが1枠で33.3%。次が4枠、6枠で25.0%となります。

スタートしてコーナーまではある程度距離はあるもののやはり長距離戦は内を通れた方が距離ロスが少なく済むので外枠は内枠どちらが有利かとなると内枠が有利でしょう。

単勝オッズ的側面

過去10年の単勝人気別データを紹介します。

人気 勝率 連対率 複勝率
1番人気 30.0% 40.0% 40.0%
2番人気 40.0% 40.0% 60.0%
3番人気 0.0% 40.0% 50.0%
4番人気 10.0% 20.0% 40.0%
5番人気 0.0% 0.0% 10.0%
6番人気 0.0% 10.0% 20.0%
7番人気 10.0% 20.0% 20.0%
8番人気 0.0% 0.0% 10.0%
9番人気 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気 0.0% 0.0% 10.0%
11番人気 0.0% 0.0% 10.0%
12番人気 0.0% 0.0% 10.0%
13番人気 0.0% 10.0% 10.0%
14番人気 11.1% 11.1% 11.1%
15番人気 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0.0% 0.0% 0.0%
17番人気 0.0% 0.0% 0.0%
18番人気 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の単勝人気別データですが、1番人気の複勝率は40%と1番人気としては信頼性がかなり低いです。

逆に2番人気が勝率が60%、3番人気が複勝率50%、4番人気が複勝率40%と人気の割には信頼性が高い状況です。人気だけで見るならば2番人気から馬券を組み立てても良いと思います。特徴的なのは1番人気は連対か着外かという成績で、3番人気も絡むなら2、3着という傾向があります。

人気薄の馬もそれなりに馬券に絡んでおり、10番人気以下で馬券に絡んでいるのは10年で5頭。

1〜4番人気の馬が過去10年で19頭馬券に絡んでいるところを見ると、3連系の馬券では1〜4番人気から2頭、5番人気以下をヒモとして拾う形が良さそうです。

騎手的側面

ここからは、2020年以前の過去10年の京都芝3,200m(外)の騎手成績を紹介します。

京都 3,200m
騎乗回数ランキング-2023年最新版-
RANK(勝率/連対率) 騎手名
0.0%/0.0%
  • tanpuku_wadaryuji和田竜二
12.5%/25.0%
  • tanpuku_iwata岩田康誠

11.3%/17.9%

  • tanpuku_takeyutaka石橋脩

※このコースの騎乗数が多い順上位3人を記載しています。

勝利数で見るとC.ルメール騎手と武豊騎手が同数のが2勝でトップ。1勝しているのは石橋脩騎手、横山典弘騎手、岩田康誠騎手となります。このコースの開催自体が天皇賞春しかないので、天皇賞春の成績とイコールとなります。

この中で今回騎乗予定の騎手は、和田竜二騎手(ディープボンド)、武豊騎手(ヒュミドール)、 C.ルメール騎手(ジャスティンパレス)、横山典弘騎手(マテンロウレオ)となります。

天皇賞(春)2023出走馬確定(4月29日更新)

2023年4月30日に行われる天皇賞(春)の出走馬と枠順が確定しました。

馬番 馬名 騎手 連対率
1 ジャスティンパレス C.ルメール 56%
2 ディープモンスター 浜中俊 58%
3 タイトルホルダー 横山和生 60%
4 メロディーレーン 幸英明 13%
5 アイアンバローズ 坂井瑠星 38%
6 アスクビクターモア 横山武史 50%
7 ディープボンド 和田竜二 43%
8 トーセンカンビーナ 岩田望来 33%
9 ヒュミドール 武豊 24%
10 サンレイポケット M.デムーロ 29%
11 ディアスティマ 北村友一 50%
12 ブレークアップ 松山弘平 42%
13 ボルドグフーシュ 川田将雅 55%
14 マテンロウレオ 横山典弘 45%
15 エンドロール 永野猛蔵 25%
16 シルヴァーソニック D.レーン 43%
17 アフリカンゴールド 国分恭介 24%

17頭立てとなりました。1番人気になりそうなタイトルホルダーは2枠3番と逃げ馬にとってはいい枠に入りました。天皇賞で強い1枠にはジャスティンパレス、前走大敗も巻き返しを図るアスクビクターモアも3枠6番といい枠。有力どころではあとはボルドグフーシュですが、外枠に入ってしまいました。陣営も少し残念そうでした。アフリカンゴールドは大外に入りましたが、陣営はなんと逃げ宣言!タイトルホルダー、アスクビクターモア、ディアスティマと強力な同型馬がいる中で本当に宣言通りに逃げるのか注目で、レースをかきまわす台風の目になりそうな予感です。

天皇賞春2023の展望

ここからは、私なりのレース考察を交えて予想を公開していきたいと思います。

まずは展開予想から。

出走馬の展開予想
先団 中団 後方

③タイトルホルダー

⑤アイアンバローズ

⑥アスクビクターモア

⑦ディープボンド

⑪ディアスティマ

⑫ブレークアップ

⑯シルヴァーソニック

⑰アフリカンゴールド

①ジャスティンパレス

②ディープモンスター

④メロディーレーン

⑨ヒュミドール

⑩サンレイポケット

⑭マテンロウレオ

⑮エンドロール

⑧トーセンカンビーナ

⑬ボルドグフーシュ

前につける有力馬が多くペースはそこまでスローのヨーイドンにはなりそうにありません。タイトルホルダー、アスクビクターモアという強力な逃げ馬がいる中で、アフリカンゴールドが逃げ宣言をしており、スタート直後は有力馬2頭のテンのスピードには敵わないでしょうが、1周目のスタンド前あたりではアフリカンゴールドが先頭に立つ形でレースが進むのではないでしょうか。一流馬が揃ってこういうレースになるといかにレースロスなく運ぶか、いかにスムーズにレースを運べるかが重要になってきます。元々長距離戦は騎手の腕が大切な部分が多いですが、今回は余計に騎手の腕が問われるレースとなりそうです。

土曜日から日曜日にかけて雨予報ですが、新しい京都競馬場は水捌けも良くなったということですし、レースの時間には良馬場とはなっていそうです。まだ京都も開幕したばかりで芝も綺麗でしょうからそこまで重馬場適性が問われる馬場ではない気がしています。

レースが動くのは2周目3コーナーすぎの下からで、おそらくここで、有力馬の中ではディープボンドが追い出し、ボルドグフーシュが前との距離を詰めにかかり、タイトルホルダーとアスクビクターモアは一緒にスピードアップしていくでしょう。今回はペース的にはキレ味というよりはいかに長くいい脚を使えるかが鍵となりそうです。

たんぷくの買い目を限定公開!

最後に私が注目している馬をご紹介します。土曜日中にはこちらで公開いたしますのでお楽しみに。

ジャスティンパレス
注目馬画像

注目ポイント

最高の枠に入ったと言ってもいいでしょう。
前走はルメール騎手とコンビ再結成で阪神大賞典を完勝。
ディープインパクト産駒ですから、阪神芝3200mよりも京都芝3200mの方が合うでしょう。ルメール騎手は京都の天皇賞春をフィエールマンで2勝していますのでジャスティンパレスが本格化した今ならこの馬をG1馬へ導いてくれると思います。

ブレークアップ
注目馬画像

注目ポイント

前走の阪神大賞典では3着でしたが斤量が1着馬ジャスティンパレス57キロ、2着馬ボルドグフーシュが56キロに対してブレークアップは58キロ。
上がりはジャスティンパレスに次ぐ2位で斤量56キロのボルドグフーシュより速い。
タイムはボルドグフーシュと同タイムで、ジャスティンパレスとは0.3秒差。
この戦績の割に人気していないと思います。松山弘平騎手も今回で2度目の騎乗で馬のことも前走よりは分かっていると思うので、強力な逃げ馬2頭が増えますが、前進を期待です。

アスクビクターモア
注目馬画像

注目ポイント

前走大敗。原因は出遅れと馬場だと思います。今回もタイトルホルダーと一緒に出走してきますが、上手くスタートを切れれば前走のようなことはないはず、逃げ宣言アフリカンゴールドがいますので、おそらく道中は2番手タイトルホルダー3番手アスクビクターモアとなりそうで、タイトルホルダーをマークする形で進むでしょう。ここまでくると最後は力勝負となりそうです。ディープインパクト産駒だけに、前走の中山競馬場よりは京都競馬場の方が合うのは間違い無いでしょう。

◎3番タイトルホルダー

仕上がり+ステイヤー適性に関しては文句なし。唯一の不安は無敵の阪神競馬場ではなくではなく京都外回りでの開催。ただし、前日は不良馬場での開催。当日もある程度馬場は回復するがパンパンの良馬場でなければ、この舞台では1枚抜けている。

予想日 レース名 グレード
4月30日(日) 天皇賞(春) G1
買い方  
組み合わせ  

単勝/馬連/3連単/3連複

1列目

  • 3

2列目

  • 1
  • 13
  • 7

3列目

  • 1
  • 13
  • 7
  • 14
  • 6
  • 12
  • 16
 

天皇賞(春)2023攻略まとめ

ここまで、2023年4月30日に行われる天皇賞(春)(G1)に関する概要と過去のデータ、展開や注目馬を紹介してきました。

ようやく改修が終わった京都競馬場。コース自体の大幅な変更もなく、コース形態自体は改修前とほぼ同じなので、過去の傾向自体はそのまま使えるのではないかと思っています。水捌けを良くするための設備を導入したりなどしているので、雨が降っても回復は早い馬場になってはいそうです。

新京都競馬場で行われる初G1天皇賞(春)。昨年の覇者タイトルホルダーが、レベルの高いと言われる現4歳世代とG1の舞台でどういった力関係になるか注目です。

アスクビクターモアも前走は大敗しましたが、菊花賞を見る限りこれが実力ではないはずで、巻き返しも必至でしょう。

長距離戦なだけに枠順も重要となってきます。

詳しい情報と天皇賞(春)の予想は枠順が確定次第追記していきます。

是非続報をお待ちください。

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