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スプリンターズステークス2022のコースや注目馬を徹底分析!

今回は、2022年10月2日に中山競馬場で行われるスプリンターズステークス(G1)についてポイントをまとめました。

秋のG1開幕戦とも言えるスプリンターズステークス。

12月28日のホープフルステークス(G1)までほぼ毎週G1となります。

競馬ファンとしては充実した秋となりますね。

昨年のスプリンターズステークスは3歳馬ピクシーナイトがダノンスマッシュやレシステンシアを退けて見事優勝。初G1制覇となりました。

前哨戦のセントウルステークスでは1着レシステンシア、2着ピクシーナイトでしたが、本番のスプリンターズステークスでは1着ピクシーナイト、2着レシステンシアと見事に逆転。

ピクシーナイトは香港スプリントに出走となりましたが、残念ながら中止、そのまま休養となりました。無事だったのは良かったですが、今年のスプリンターズステークスに出走して連覇に挑戦して欲しかったですね。

回復してまた勇姿を見せて欲しいです.。

本記事では、出走馬確定後に競馬予想20年筆者の独自予想とレース展望も公開します。

週末のメインレースの予想に悩んでいる方は是非最後までご覧ください。

この記事の監修者

競馬予想家。『たんぷくの当たる無料競馬予想』管理人。 緻密なデータ分析と有力馬診断には定評があり、Twitterのフォロワーは21,000人を超える。 過去には8度のトリプル馬単の的中を記録し、現在はnetkeibaでもウマい馬券の予想家として活躍中。 Youtubeチャンネル『地方競馬予想「たんぷく」』noteでも予想を提供するなど幅広く活動している。 小学生の頃からダビスタにハマった、根っからの競馬好き。好きなコンビはグラスワンダーと的場均騎手。

スプリンターズステークスとは?開催概要とコースについて紹介

スプリンターズステークスは、中山競馬場で行われる3歳以上の芝重賞(G1)レース。

JRAのスプリントG1は高松宮記念とスプリンターズステークスがありますが、高松宮記念は開催時期的に4歳以上の馬が出走となりますが、スプリンターズステークスは3歳以上が出走できる唯一のスプリントG1となります。

スプリンターズ2022ステークスポスター

今年で56回目。連覇する馬は他のG1に比べて比較的多いです。

やはりスプリント能力が高い馬=スピードの絶対値が高い馬となるので、強い馬が出現するとしばらくその馬がスプリント界を席巻する傾向にあります。

※以下、スプリンターズステークスの競走条件と賞金の詳細です。

競争条件 賞金
サラ系3歳以上 1着 13,000万円
JRA所属馬 2着   5,200万円
地方競馬所属馬 3着   3,300万円
外国調教馬 4着   2,000万円

勝ち馬の賞金は13,000万円。同じスプリントG1の高松宮記念の1着賞金は17,000万円。

少しスプリンターズステークスの方が少ないですが、高松宮記念の歴史(G1レースではない芝2000m時代の高松宮杯から続く歴史)から考えるとスプリントG1としての歴史は別格。

そして旧番組表は有馬記念の前週にスプリンターズステークスが行われていたので、こちらのレースの方が1年のスプリントレースの集大成のような意味合いが強いと思います。

スプリンターズステークスのコース特徴

スプリンターズステークスは中山競馬場の芝コース、右回り芝1,200mで行われます。

中山競馬場

出典:JRA 中山競馬場コース紹介

中山競馬場の外回りコースを使い、スタート地点はスタンドから一番遠い外回りの頂上部分となります。コース的にはスタートして最後の直線までずっと右カーブとなります。

芝1,200の高低差についてですが、スタートして最後200mまでずっと下っていく形となります。そしてゴール前残り残り180メートルから残り70メートル地点にかけて設けられている上り坂の高低差は2.2メートル!最大勾配は2.24%となっており、JRA全10競馬場の中で場最大。JRAの競馬場でで一番キツイ坂となります。

こういったコースの特徴から逃げ馬はスタート直後から下り坂なのでペースをそこで上げ過ぎると最後の坂でタレて、後続の馬に差されてしまうのと、後続の馬も急坂が不得意な馬はこのコースではかなりマイナスとなります。

平坦コースで実績を上げて、中山や阪神競馬場で平坦コースよりパフォーマンスを落としている馬はそのまま割引となります。

中山芝1200mは、スタート直後から下り坂ということもあって前傾ラップになりやすく、ペーストしては読みやすいコースとなります。

外回りコースではあるので、内回りコースよりは最終コーナーまではカーブが緩やかなので

差し、追込み馬も4コーナーに向けての加速はしやすいコースとなります。

最後の直線は310mしかないので、差し馬が4コーナーで内に包まれたり、上手く馬群を捌けないと脚を余して差し損ねるという事態が起きますので、騎手の判断力、力量もかなり重要なコースといえます。

スプリンターズステークス2022の出走登録馬

ここでは2022年9月28日現在、スプリンターズステークスへの出走が予定されている馬と特徴をご紹介します。

馬名 脚質 血統(父・母) 馬年齢
ウインマーベル 先行 アイルハヴアナザー
コスモマーベラス
牡3歳
エイティーンガール 追込み ヨハネスブルグ
センターグランタス
牝6歳
サンライズオネスト 差し ダイワメジャー
サイモンドルチェ
牡5歳
シュネルマイスター 差し Kingman
Serienholde
牡4歳
ジャンダルム 差し Kitten’s Joy
Believe
牡7歳
タイセイビジョン 差し タートルボウル
ソムニア
牡5歳
ダイアトニック 先行 ロードカナロア
トゥハーモニー
牡7歳
ダイメイフジ 追込み アグネスデジタル
ダイメイダーク
牡8歳
テイエムスパーダ 逃げ レッドスパーダ
トシザコジーン
牝3歳
トゥラヴェスーラ 差し ドリームジャーニー
ジャジャマーチャン
牡7歳
ナムラクレア 先行 ミッキーアイル
サンクイーン2
牝3歳
ナランフレグ 追込み ゴールドアリュール
ケリーズビューティ
牡6歳
ファストフォース 先行 ロードカナロア
ラッシュライフ
牡6歳
マリアズハート 差し Shanghai Bobby
Maria’s Dance
牝6歳
メイケイエール 先行 ミッキーアイル
シロインジャー
牝4歳
メイショウミモザ 差し ハーツクライ
メイショウベルーガ
牝5歳
ラヴィングアンサー 差し ダイワメジャー
ラブレター
牡8歳
レイハリア 先行 ロードカナロア
ライトリーチューン
牝4歳
ワールドウインズ 差し ルーラーシップ
エイジアンウインズ
せん歳
ヴェントヴォーチェ 先行 タートルボウル
ランウェイスナップ
牡5歳

メイケイエール

昨年スプリンターズステークス1,2着馬のピクシーナイト、レシステンシアが出走してこないので、大将格は前哨戦のセントウルステークスを上がり32.9秒の脚を使って快勝したこの馬でしょう。

重賞は6勝。重賞勝利数だけでも立派ですが、ここまできたらG1の称号が欲しいところ。

若い頃から気性難に悩まされましたが、厩舎サイドの努力と池添騎手のエスコート、そして1200mのレースを使うことで昔ほど、暴れながら走るということは無くなりました。

むしろそんな状態で重賞6勝というのは地力がかなり高い証明です。

高松宮記念では5着に敗れましたが勝ち馬とは0.1秒差。今年は4戦して高松宮記念しか負けていないという安定感。スプリンターズステークスでも安定の軸候補でしょう。

ナランフレグ

春の高松宮記念の優勝馬。丸田騎手に初G1勝利をもたらした馬であり、この馬自身も初G1制覇となりました。

高松宮記念に勝利した後に安田記念に出走しましたが、9着。勝ち馬とは0.4秒差ですが、餅は餅屋といったところでしょうか。やはりスプリントで良いパフォーマンスを発揮できる馬だと思います。

この馬の魅力はなんといっても末脚。2020年のアイビスサマーダッシュから2022年の高松宮記念までの14戦常に上がり3位以内を繰り出し、安定した末脚を毎回使ってくれます。

戦績をみると高松宮記念に目が行きがちですが、レース的には高松宮記念の前走オーシャンステークスが圧巻でこの馬の凄さが一番よく表れているレースです。

レース自体は負けましたが、4コーナーでほぼ最後方で外外を回らされ、伸びてきても掲示板は無理かと思うようなレース展開でしたが、中山の坂を登るところから物凄い末脚を使い2着。レース上がりより1秒速い末脚でした。

このレースを見る限り、スプリターズステークスはこの馬にとってベストな舞台だと言わざるを得ません。

中山競馬場で未勝利なのが気になるところですが、オーシャンステークスを見る限り中山競馬場が不得意とは考えづらいです。

シュネルマイスター

今回はマイルチャンピオンシップ以来の横山武史騎手とのコンビ。

そして初スプリント戦となります。

3歳の時点でNHKマイルカップを勝ち、マイルチャンピオンシップではグランアレグリアに0.1秒差の2着と実力は折り紙つきです。今年はG1を2戦出走して未勝利。

今回初1200mでG1を選んだのは陣営の思惑的に勝ちにきたというより1線級のスプリンターとどれくらいやれるのかを見たいのではないかと思います。

これに負けてもマイルチャンピオンシップが大目標だと思いますから年末(香港)、来年を見据えた”挑戦”であると思われます。

この馬のスプリント適性を推し測るのは難しいですが、すでにG1を勝っているのでG1を勝つ地力はあるのは確かです。

そしてドバイターフ以外はこの馬3着以内を外したことがないので、常に実力を出すことができる気性でしょう。

スプリントになったとしてもそこまでこの馬としてのパフォーマンスが落ちることはないでしょう。

あとはスプリント適性が他の馬に比べてあるかどうか。

有利だと思うのはある程度のスピード能力があって今までマイルくらいを使ってきてるという点(しかも他のマイル戦よりスタミナが必要と言われる東京マイルのG1を勝っている)で、他の馬よりはスタミナがあると思うので、中山の最後の坂で、最初に脚を使わなければ、確実に伸びてくるでしょう。

スプリンターズステークス過去の優勝馬一覧

次の表はスプリンターズステークスの過去10年の優勝馬の一覧になります。

開催数 馬名 脚質 血統(父・母)
第55回 ピクシーナイト 2 先行 モーリス
ピクシーホロウ
第54回 グランアレグリア 5 追込み ディープインパクト
タピッツフライ
第53回 タワーオブロンドン 4 差し Raven’s Pass
スノーパイン
第52回 ファインニードル 4 差し アドマイヤムーン
ニードルクラフト
第51回 レッドファルクス 4 差し スウェプトオーヴァーボード
ベルモット
第50回 レッドファルクス 7 差し スウェプトオーヴァーボード
ベルモット
第49回 ストレイトガール 1 差し フジキセキ
ネヴァーピリオド
第48回 スノードラゴン 8 差し アドマイヤコジーン
マイネカプリース
第47回 ロードカナロア 5 差し キングカメハメハ
レディブラッサム
第46回 ロードカナロア 8 差し キングカメハメハ
レディブラッサム

2021年は2、3番人気。2020年は1、3番人気。

2019年は1、2、3番人気が馬券圏内に入っており、人気馬が強いレースでもあります。そして過去10年1度も1~3番人気の馬が全部馬券圏外ということはありません。

pikusi-naito_2021sprinters

今年もおそらくこの傾向は続くと予想できるため、人気馬を中心に考えた方が良さそうです。

それでは今年はどのようなレース結果となるか、データを分析して傾向を探っていきたいと思います。

血統的側面

スプリンターズステークス
血統別ランキング-2022年最新版-
RANK(回数) 馬名
2回
  • ロードカナロア産駒ロードカナロア
  • ダイワメジャー産駒ダイワメジャー
0回
  • 該当なし

過去10年の血統を見てみると1番馬券に絡んでいる父はディープインパクト、キングカメハメハ、スウェプトオーヴァーボードで回。

ですが今回この3頭の産駒は出走しておりません。

出走している馬の中で一番馬券に絡んでいる父はロードカナロアとダイワメジャーの2回

となります。

ロードカナロア産駒は、ダイアトニック、ファストフォース、レイハリア

ダイワメジャー産駒はサンライズオネスト、ラヴィングアンサー

スプリンターズSダイアトニック

脚質的側面

過去10年の脚質別のデータを紹介します。

脚質 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0.0% 30.0% 40.0%
先行 2.9% 14.7% 23.5%
差し 12.7% 17.5% 23.8%
追込 2.0% 2.0% 5.9%

勝率は0%のものの逃げ馬の複勝率が高めです。直線が310mしかないので追込み一辺倒だとなかなか難しそうです。ほどよく前を射程圏に捉えつつ道中競馬ができる馬が比較的多く馬券に絡んでいます。勝ち星でいうと差し馬が8勝しております。

枠順的側面

過去10年の枠順別データを紹介します。

勝率 連対率 複勝率
1枠 5.0% 10.0% 25.0%
2枠 5.0% 20.0% 30.0%
3枠 0.0% 0.0% 15.0%
4枠 15.0% 25.0% 25.0%
5枠 15.8% 21.1% 21.1%
6枠 0.0% 5.0% 5.0%
7枠 5.3% 10.5% 15.8%
8枠 5.0% 10.0% 15.0%

複勝率は一番高いのは2枠で30.0%。次が1枠と4枠で25.0%。

スプリンターズステークスのコースの特性上道中はほとんどが緩やかな右カーブもしくは右カーブですのでデータが示す通り内枠が有利なのは納得です。

外枠が不利なのは仕方ないでしょう。

単勝オッズ的側面

過去10年の単勝人気別データを紹介します。

人気 勝率 連対率 複勝率
1番人気 50.0% 60.0% 70.0%
2番人気 20.0% 50.0% 50.0%
3番人気 30.0% 50.0% 50.0%
4番人気 0.0% 0.0% 0.0%
5番人気 0.0% 10.0% 10.0%
6番人気 0.0% 0.0% 0.0%
7番人気 0.0% 0.0% 20.0%
8番人気 0.0% 0.0% 0.0%
9番人気 0.0% 10.0% 40.0%
10番人気 0.0% 0.0% 20.0%
11番人気 0.0% 20.0% 20.0%
12番人気 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0.0% 0.0% 10.0%
14番人気 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0.0% 0.0% 10.0%
16番人気 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の単勝人気別データですが、1番人気の複勝率は70%とさすが人気馬が強いG1ごいった感じです。

2桁人気も過去10年で6頭馬券に絡んでいますが、13番人気、15番人気は1頭ずつ馬券に絡んでおり、10番人気、11番人気が2頭ずつ馬券に絡んでいるので、馬券を検討する上で購入を検討するのは確率的に11番人気の馬までで基本大丈夫でしょう。

1~3番人気の馬が過去10年で17頭馬券に絡んでおり、多くの場合、馬券圏内に2頭が馬券圏内に入る計算となります。ですので、人気馬2頭+中穴、穴という形が結果として多いです。

人気データだけでも馬券をある程度組み立てることができそうですね。

騎手的側面

ここからは、過去5年の中山芝1,200mの騎手成績を紹介します。

中山 1,200m
騎乗回数ランキング-2022年最新版-
RANK(勝率/連対率) 騎手名
7.9%/22.8%
  • 大野拓弥騎手大野拓弥
7.7%/20.9%
  • tanpuku_miurakousei藤岡康太

5.5%/9.9%

  • tanpuku_shibatadaichi柴田大知

※このコースの騎乗数が多い順上位3人を記載しています。

勝利数で見るとはルメール騎手とが13勝でトップ。次が田辺裕信騎手で12勝、続いて戸崎圭太騎手が10勝となっています。

この中で今回騎乗予定の騎手は・・なんといません。

今回出走する騎手で過去5年一番勝利数が多いのは横山武史騎手で5勝(勝率12.2%/連対率22.4%)。シュネルマイスターに騎乗予定です。

次が丸田恭介騎手で4勝(勝率/連対率11.1%)。ナランフレグに騎乗予定です。

続いて横山典弘騎手で3勝(勝率7.0%/連対率20.9%)。サンライズオネストに騎乗予定です。

スプリンターズステークス2022出走馬確定(10月1日更新)

2022年10月2日に行われるスプリンターズステークスの出走馬と枠順が確定しました。

馬番 馬名 騎手 連対率
1 テイエムスパーダ 国分 恭介 63%
2 ジャンダルム 荻野 極 43%
3 メイショウミモザ 丹内 祐次 28%
4 ダイアトニック 岩田 康誠 48%
5 エイディーンガール 秋山 真一郎 37%
6 ナランフレグ 丸田 恭介 37%
7 ウインマーベル 松山 弘平 50%
8 ファストフォース 団野 大成 42%
9 ナムラクレア 浜中 俊 56%
10 タイセイビジョン 福永 祐一 47%
11 トゥラヴェスーラ 鮫島 克駿 39%
12 ヴェントヴォーチェ 西村 淳也 58%
13 メイケイエール 池添 謙一 58%
14 ラヴィングアンサー 菱田 裕二 26%
15 シュネルマイスター 横山 武史 78%
16 マリアズハート 菊沢 一樹 48%

出走馬中、実力と素行で人気の高いメイケイエール、3歳牝馬ながら函館スプリントステークスを制したナムラクレアが人気を集めています。

初スプリント戦のシュネルマイスターはどこまでやれるのか注目です。

スプリンターズステークス2022の展望

ここからは、私なりのスプリンターズステークスのレース考察を交えて予想を公開していきたいと思います。

まずは展開予想から。

出走馬の展開予想
先団 中団 後方

①テイエムスパーダ

②ジャンダルム

④ダイアトニック

⑦ウインマーベル

⑧ファストフォース

⑨ナムラクレア

⑬メイケイエール 

③メイショウミモザ

⑩タイセイビジョン

⑪トゥラヴェスーラ

⑫ヴェントヴォーチェ

⑮シュネルマイスター

⑯マリアズハート

⑤エイティーンガール

⑥ナランフレグ

⑭ラヴィングアンサー

 

先手を取るのはおそらく1枠1番に入ったテイエムスパーダが何もなければ行くでしょう。2番手は今までの戦績的にもファストフォースでしょうか。テイエムスパーダは控えて逃げるタイプではなくテンから積極的に行くタイプなので、例年通り前傾ラップになるでしょう。

メイケイエールはどの程度かかるかわかりませんが、ペースもそこまで落ち着かないでしょうし、比較的この馬にとってはレースがしやすい展開かなと思います。

4コーナーに向かってメイケイエールナムラクレアは前を射程圏に入れて捉えにかかる体制。

シュネルマイスターは前傾ラップについていけるかが問題ですが、マイルG1で勝ち負けできる馬ですから、初のスプリントのペースに馬が戸惑わなければ、ある程度はついていけるでしょう。ただ、あまりスプリントに適性がない場合、道中脚を使わされる可能性があると思います。

やはり初スプリント戦では色々と考慮することがあります。

後方勢になるであろうナランフレグエイティーンガールは上手く馬群を捌けるか、スムーズに外を回せるかが鍵でしょう。

中山競馬場は小回りですし、スプリント戦で往々にして言えることですが、差し馬が前を捌けるかどうかでラスト50mの攻防は変わってくるでしょう。

スプリント戦は一瞬の判断が命取りになるので騎手の力量、経験も重要です。

たんぷくの注目馬3頭と買い目を限定公開!

最後に今回のスプリンターズステークスで私が注目している馬をご紹介します。買い目は土曜日中にこちらで公開しますのでお楽しみに!

メイケイエール
注目馬画像

注目ポイント

重賞6勝。もうこの時点で名牝と言われても良いでしょう。前走は馬体重プラス14キロで上がり32秒台の脚を使い快勝。今年は4戦して負けたのは高松宮記念のみで安定感もかなり増しました。
ピークは今でしょうし距離適性といい年齢といい、今回はG1を本気で取りに来ているでしょう。昨年もスプリンターズステークスに出走していますが、4着。この時の上位馬は1頭も出走していないので、そういう意味でもかなりチャンスはあるでしょう。初G1制覇へ向けて視界良好。

ナムラクレア
注目馬画像

注目ポイント

函館スプリントステークスを制した3歳牝馬。スプリンターズステークスでも斤量面では優遇されます。
中山競馬場は初めてですが、阪神競馬場では桜花賞3着(勝ち馬と0.1秒)の実績があり、急坂コースは苦にしそうにありません。3歳牝馬というアドバンテージを生かして古馬等を撃破できるか注目。

シュネルマイスター
注目馬画像

注目ポイント

スプリント戦線へ殴り込み。同じサンデーレーシングの馬でグランアレグリアはマイル路線だけでなくスプリント路線でも才能を開花させました。先輩に続けるかどうか。
実力は折り紙つきで、今年はドバイターフ、安田記念2着。最後の末脚は確実なので、最後は伸びてくるでしょうが、前を捉えれるかどうか。
偉大なグランアレグリアに続きスプリント路線を盛り上げていってほしいですね。

予想日 レース名 グレード
 10月2日(日) スプリンターズS G1
買い方  
組み合わせ  
3連複/3連単フォーメーション

1着

  • 13

2着

  • 9
  • 7
  • 2

3着

  • 9
  • 7
  • 2
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 8
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13

◎13番メイケイエール
前走の「セントウルS」は+14kgとトライアル仕上げながら5番手から上がり最速で完勝。最終追切も抜かりなく昨年の4着から成長を見せてほしい。相手は3歳馬で枠と斤量にも恵まれている9番ナムラクレア。7番ウインマーベル。絶好枠で条件ベストの2番ジャンダルム。紐は内枠+先行馬の人気薄に期待で手広く。

スプリンターズステークス2022攻略まとめ

ここまで、2022年10月2日に行われるスプリンターズステークス(G1)に関する概要と過去のデータ、展開、注目馬を紹介してきました。

秋のG1開幕戦となりますが、比較的人気馬が強いレースです。

そしてこのレースの結果によってほぼ最優秀短距離馬が決まるのではないかと思っています。(香港スプリントに出走する馬もいるかもしれませんが、おそらくこのレースの上位馬が出走するでしょう。)

幸先よく馬券を当てて、秋のG1戦線、波に乗っていきたいですね。

是非続報をお待ちください。

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