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共同通信杯2024を過去の傾向から徹底分析!出走予定馬とレース展開を紹介

今回は、2024年2月11日の東京競馬場で行われる共同通信杯(G3)についてポイントをまとめましたのでご紹介します。

少し先週の振り返りを。

きさらぎ賞は1番人気ビザンチンドリームが2着ウォーターリヒト、3着シヴァースにハナ差、ハナ差で勝利。4着も3着とクビ差ということで大接戦でした。

ビザンチンドリームは4コーナーを回って大外の後方。流石に勝つまでは厳しいような体勢ではありましたが、最後の最後に届いた感じで、結果以上にかなり強いレース内容となりました。デビュー2戦目ということでまだまだ荒削りですが、それでもこの競馬ですから、今後の伸び代はかなりありそうです。

ウォーターリヒトもかなり惜しかった。人気薄でしたが、有力馬としてピックアップしていたウォーターリヒト。ほぼ勝ちでしたが、ビザンチンドリームの規格外のレースにやられました。このレースを続ければ重賞勝ちはそう遠くない未来に叶うと思います。

馬券はといえば、軸だったファーヴェントが馬券圏内に入れず万事休す。。

連続的中は2週で終わりました。

今週から気を取り直してしっかりとまた1から連勝記録を作っていきたいと思います。

本記事では、出走馬確定後に競馬予想20年筆者の独自予想とレース展望も公開します。

週末のメインレースの予想に悩んでいる方は是非最後までご覧ください。

この記事の監修者

競馬予想家。『たんぷくの当たる無料競馬予想』管理人。 緻密なデータ分析と有力馬診断には定評があり、Twitterのフォロワーは21,000人を超える。 過去には8度のトリプル馬単の的中を記録し、現在はnetkeibaでもウマい馬券の予想家として活躍中。 Youtubeチャンネル『地方競馬予想「たんぷく」』noteでも予想を提供するなど幅広く活動している。 小学生の頃からダビスタにハマった、根っからの競馬好き。好きなコンビはグラスワンダーと的場均騎手。

共同通信杯とは?開催概要とコースについて紹介

共同通信杯は東京競馬場で行われる3歳のG3レースとなり今回で58回を迎えます。

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※以下、きさらぎ賞の競走条件と賞金の詳細です。

競争条件 賞金
サラ系3歳 1着.4,100万円
JRA所属馬 2着.1,600万円
地方競馬所属馬(2頭まで) 3着.1,000万円
外国調教馬(優先出走) 4着.  620万円

勝ち馬の賞金は4,100万円。JRAの3歳G3のレース中では最高賞金タイとなります。

共同通信杯のコース特徴

共同通信杯は東京競馬場の芝コース、左回り芝1,800mで行われます。

東京競馬場の芝コース1,800mと2,000mはその距離だけしか使われないスタート地点を使っています。

1,800mでいうとスタートして200m程度の短い直線を走りコースに入っていくような形です。

東京競馬場

出典:JRA 東京競馬場コース紹介

先日凱旋門賞が行われましたが、ロンシャン競馬場にはフォルスストレートという直線があり、その後にゴールまで続く直線があります。

ロンシャン競馬場と位置は違いますが、このフォルスストレートのようなものがスタート直後に存在します。

これによってスタート直後の内外枠の有利不利の緩和につながっていると思います。

コースの最大高低差は2.7m。一番高いところはゴール前で一番低い所は4コーナー(ゴールまで残り500m地点付近)となります。

残り200mからゴールまではほぼ平坦なので、直線に入って残り200まではずっと上り坂のような形になっています。

東京競馬場はコーナーも比較的緩やかでコースも広く、直線も長いので実力通りに結果が反映されやすいと言われます。

また逃げ切りも難しいと言われ、レースペースが遅くてもコース形態自体が走りやすいコースなので、どの馬も動きたい時に動きやすく、実力のない馬が展開のあやで逃げ切りということも少ないコースです。

共同通信杯2024の出走登録馬

ここでは、2024年2月6日現在共同通信杯への出走が予定されている馬と特徴をご紹介します。

馬名 脚質 血統(父・母) 馬年齢
エコロヴァルツ 差し ブラックタイド
プティプランセス
牡3歳
エンヤラヴフェイス 差し エイシンヒカリ
タイキアプローズ
牡3歳
ショーマンフリート 先行 スワーヴリチャード
スカイフ
牡3歳
ジャスティンミラノ 先行 キズナ
マーゴットディド
牡3歳
ジャンタルマンタル 差し Palace Malice
インディアマントゥアナ
牡3歳
ディマイザキッド 差し ディーマジェスティ
ミスミーチャン
牡3歳
パワーホール 先行 スワーヴリチャード
ストロベリーズ
牡3歳
フォスターボンド 追込み キズナ
パールシャドウ
牡3歳
ベラジオボンド 先行 ロードカナロア
ダンサーデスティネイション
牡3歳
ミスタージーティー 差し ドゥラメンテ
リッスン
牡3歳
レリッシュ 逃げ コパノリッキー
カクシアジ
牝3歳

ジャンタルマンタル

前走は朝日杯フューチュリティステークス勝利!デビューから3連勝中です。

朝日杯は正攻法の堂々とした競馬で強い競馬でした。1800mはデビュー戦で勝利しており、許容範囲でしょう。

今回は東京競馬場ということでこの馬自身左回りが初となります。やはり日本ダービーを見据えると東京コースは使っておきたいところでしょう。休み明けですし、今後の春クラシックを見据えると今回が目一杯の仕上げではないでしょうが、G1馬ですから恥ずかしい競馬はしないでしょう。

メンバー的にも相手はエコロヴァルツ、ミスタージーティーが立ちはだかるくらいだと思うので、流石に馬券圏外にはならなそうな気がします。むしろ休養明けでさらに成長した姿を見せてくれると思います。

エコロヴァルツ

前走は朝日杯フューチュリティステークス2着。朝日杯は武豊騎手いわく外枠が欲しかったようで、1枠から結果的に最後方に道中は位置を下げ、直線では大外一気で2着まで上がってきました。

乗り難しい面があるようですが、前走とそれ以前の競馬では戦法が異なり、逃げでも追い込みでもいける馬となりました。道中控える競馬も今回はしてきそうで、前走の走りを見ると距離延長は歓迎ですし、1800mも2勝していますし、東京コースに変わることによってより末脚を活かせる競馬をできそうです。

ジャンタルマンタルという強敵はいますが、逆転は不可能ではないと朝日杯を見て思います。

今回はジャンタルマンタルもエコロヴァルツも東京で初対決ですし、この馬は休み明け2戦目ということで前走よりは上積みがあると思うので、どのような結果になるか注目です。

ミスタージーティー

前走はホープフルステークス5着。前走は大外枠でスタートも少し後手を踏み。

最後方付近での競馬4コーナーでうちを回って距離ロスなく前に進出できたものの直線では前が詰まり、終えたのは最後の50mくらいから。これでは競馬にならないものの、これで5着ですから、うまく馬群を捌けてスムーズに直線追えていたら実はこの馬がホープフルステークスを勝てていたんではないか説まであります。

今回朝日杯フューチュリティステークスの1、2着馬が注目を集めているでしょうが、ちゃんと競馬を見ればこの馬のホープフルステークスはもっと評価されるべきであり、紛れが少なく末脚が活かせる東京競馬場でこの馬の能力をすべて発揮できれば勝ち負けは十分可能性はあると思います。

共同通信杯の過去の優勝馬一覧

次の表は共同通信杯の過去10年の優勝馬の一覧になります。

開催数 馬名 脚質 血統(父・母)
第57回 ファントムシーフ 6 先行 ハービンジャー
ルパンII
第56回 ダノンベルーガ 8 差し ハーツクライ
コーステッド
第55回 エフフォーリア 6 先行 エピファネイア
ケイティーズハート
第54回 ダーリントンホール 6 先行 New Approach
Miss Kenton
第53回 ダノンキングリー 1 先行 ディープインパクト
マイグッドネス
第52回 オウケンムーン 5 先行 オウケンブルースリ
ムーンフェイズ
第51回 スワーヴリチャード 1 先行 ハーツクライ
ピラミマ
第50回 ディーマジェスティ 4 差し ディープインパクト
エルメスティアラ
第49回 リアルスティール 1 先行 ディープインパクト
ラヴズオンリーミー
第48回 イスラボニータ 5 先行 フジキセキ
イスラコジーン

過去10年の結果を見ると1~3番人気が1頭も馬券に絡まなかったレースは一度もありません。

1〜3番人気のうち2頭が馬券圏内に入ったのは7回とかなり多く、人気馬が強い傾向にあります。

2桁人気が馬券に絡んだのは過去10年で1回(2018年3着のエイムアンドエンド)しかありません。

馬券の組み立て方としては、1〜3番人気のうち2頭を中心に、相手は9番人気までの馬までで馬券を組み立ててるのが良いのではないかと思います。

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それでは今年はどのようなレース結果が予想されるのか、データを分析して傾向を探っていきたいと思います。

血統的側面

共同通信杯
血統別ランキング-2024年最新版-
RANK(回数) 馬名
10回
  • DeepImpactディープインパクト
4回
  • 重賞コラム用ハーツクライ産駒ハーツクライ

過去10年の血統を見てみると1番馬券に絡んでいる父はディープインパクトで10回。

次点は、ハーツクライの4回となります。

ディープインパクト産駒はこの世代1頭もいませんのでもちろん出走馬がいません。

ハーツクライ産駒もおらず、過去10年で馬券圏内に入った種牡馬のうち今回出走馬がいるのはドゥラメンテ産駒のみで

今回はミスタージーティーのみ。

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所属的側面

過去10年の所属別のデータを紹介します。

脚質 勝率 連対率 複勝率
関東馬 10.3% 19.1% 25.0%
関西馬 7.9% 18.4% 34.2%

馬券に絡んでいる頭数を挙げると、関東馬が17頭、関西馬が13頭となります。

着順では、関東馬は1着7回、2着6回、3着4回。関西馬は、1着3回、2着4回、3着6回となります。

勝ち馬は7対3で関東馬が強いですが、複勝率でいうと関西馬が34.2%と関東馬より高い数値となっています。

枠順的側面

過去10年の枠順別のデータを紹介します。

勝率 連対率 複勝率
1枠 30.0% 40.0% 50.0%
2枠 0.0% 20.0% 20.0%
3枠 0.0% 0.0% 0.0%
4枠 9.1% 18.2% 45.5%
5枠 13.3% 26.7% 26.7%
6枠 17.6% 23.5% 35.3%
7枠 0.0% 11.1% 27.8%
8枠 5.6% 11.1% 16.7%

複勝率で一番高いのは1枠で50.0%。次が4枠で45.5%となります。

特徴的なのが3枠が過去10年で1頭も馬券圏内に入っておりません。3枠の馬は割引が必要でしょう。

一番馬券に絡んでいる枠は6枠で6頭、次が1、4、7枠で5頭が馬券に絡んでいます。

単勝オッズ的側面

過去10年の単勝人気別のデータを紹介します。

人気 勝率 連対率 複勝率
1番人気 10.0% 40.0% 60.0%
2番人気 10.0% 10.0% 40.0%
3番人気 50.0% 70.0% 80.0%
4番人気 10.0% 20.0% 40.0%
5番人気 0.0% 20.0% 20.0%
6番人気 20.0% 30.0% 30.0%
7番人気 0.0% 10.0% 10.0%
8番人気 0.0% 0.0% 11.1%
9番人気 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気 0.0% 0.0% 12.5%
11番人気 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0.0% 0.0% 0.0%
14番人気 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0.0% 0.0% 0.0%
17番人気 0.0% 0.0% 0.0%
18番人気 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の単勝人気別データですが、1番人気の複勝率は60%と少し頼りない形です。2番人気の複勝率も40%と1番人気と同じくらい頼りがない数字ですが、3番人気の複勝率が80%とかなり高いです。

過去10年で7番人気以下の馬は3頭しか馬券に絡んでいないので、馬券圏内の馬は1〜6番人気の馬になる確率は高そうです。

騎手的側面

過去5年間の年の東京芝1,800mの騎手成績を紹介します。

東京 芝1,800m
騎乗回数ランキング-2024年最新版-
RANK(勝率/連対率) 騎手名
25.8%/47.2%
  • rume-ruC.ルメール
16.4%/27.6%
  • tosaki戸崎圭太

2.9%/14.3%

  • miura三浦皇成

※このコースの騎乗数が多い順上位3人を記載しています。

勝利数で見るとはC.ルメール騎手が46勝でトップ。次が戸崎圭太騎手で25勝。次がM.デムーロ騎手で14勝となっております。

この中で今回騎乗予定の騎手は、C.ルメール騎手(ショーマンフリート)、戸崎圭太騎手(ジャスティンミラノ)となります。

共同通信杯2024出走馬確定(2月10日更新)

2024年2月11日に行われる共同通信杯の出走馬と枠順が確定しました。

馬番 馬名 騎手 連対率
1 ベラジオボンド 岩田望来 100%
2 ディマイザキッド R.キング 100%
3 フォスターボンド 横山武史 100%
4 ミスタージーティー 坂井瑠星 50%
5 ショーマンフリート C.ルメール 50%
6 エコロヴァルツ 武豊 100%
7 パワーホール 田辺裕信 33%
8 ジャスティンミラノ 戸崎圭太 100%
9 ジャンタルマンタル 川田将雅 100%
10 エンヤラヴフェイス R.キングスコート 50%

10頭立てと少し寂しい頭数となりました。少頭数ではありますが、朝日杯フューチュリティステークスの1、2着馬、ホープフルステークス5着のミスタージーティー等メンバーは豪華です。東京競馬場の天気は土曜日、日曜日ともに雨は降りそうになく晴れとなりそうで、良馬場で行われそうです。

共同通信杯2024の展望

ここからは、私なりの共同通信杯のレース考察を交えて予想を公開していきたいと思います。

まずは展開予想から。

出走馬の展開予想
先団 中団 後方

①ベラジオボンド

⑤ショーマンフリート

⑦パワーホール

⑧ジャスティンミラノ

 

②ディマイザキッド

③フォスターボンド

⑨ジャンタルマンタル

⑩エンヤラヴフェイス

 

④ミスタージーティー

⑥エコロヴァルツ

 

 

先手を奪うのはベラジオボンドかジャスティンミラノでしょう。小頭数なのとメンバー的にはスローペースは間違いないでしょう。キャリアが少ない若駒が多いですから、スローペースにかかる馬は出てくるでしょう。いかに折り合いをつけて、最後の直線までスタミナを温存できるかが肝にはなるでしょう。ジャンタルマンタル、エコロヴァルツ、ミスタージーティーに対して、他の馬はどれくらいの実力差があるのかいい試金石になりそうです。最後はキレ味勝負になるでしょうから、そういった脚をもった折り合いがつきやすそうな馬を狙うのが良さそうです。

たんぷくの注目馬と買い目を限定公開!

最後に私が注目している馬をご紹介します。日曜日昼にはこちらで公開いたしますのでお楽しみに。

ミスタージーティー
注目馬画像

注目ポイント

前走はホープフルステークスで大外枠スタートも少し後手を踏み5着。

ホープフルステークスは、馬柱だけ見ると勝ち馬と0.5秒差の5着という結果ですが、最後方付近での競馬で4コーナーで内を回って距離ロスなく進出できたものの直線では前が詰まり万事休す。ようやく追えたのは最後の50mくらいでこれで5着ですからうまく馬群を捌けてスムーズに直線追えていたら実はこの馬がホープフルステークスを勝てていたんではないか説まであります。

今回朝日杯フューチュリティステークスの1、2着馬が出走して注目を集めていますが、ちゃんと競馬ができれば今回勝ち負けの可能性は十分あると思います。

エコロヴァルツ
注目馬画像

注目ポイント

前走は朝日杯フューチュリティステークス2着。朝日杯は1枠から結果的に最後方に道中は位置を下げ、直線では大外一気で2着まで上がってきました。

乗り難しい面があるようですが、前走とそれ以前の競馬では戦法が異なり、脚質の自在性がある馬ですが、今回は控える競馬をしてきそうです。1800mも2勝していますし、東京コースに変わることによってより末脚をより活かせる競馬をできそうです。
休み明け2戦目ということで前走よりは上積みがあるでしょうからジャンタルマンタルを逆転も可能だと思います。

ジャンタルマンタル
注目馬画像

注目ポイント

前走は朝日杯フューチュリティステークス勝利!デビューから3連勝中。

朝日杯は正攻法の堂々とした競馬で強い競馬でした。1800mはデビュー戦で勝利しており、許容範囲でしょう。

今回は東京競馬場ということでこの馬自身左回りが初となります。
春クラシックを見据えると思うので、今回が目一杯の仕上げではないでしょうが、G1馬ですから恥ずかしい競馬はしないでしょう。

メンバー的にも相手はエコロヴァルツ、ミスタージーティーが立ちはだかるくらいだと思うので、流石に馬券圏外にはならないでしょう。

◎09 ジャンタルマンタル
〇06 エコロヴァルツ
▲03 フォスターボンド
△01 ベラジオボンド

予想日 レース名 グレード
2月11日(日) 共同通信杯 G3
買い方  
組み合わせ  
単勝/馬連/3連複/3連単

1着

2着

  • 6
  • 3
  • 1

3着

  • 6
  • 3
  • 1
  • 8
  • 4
  • 5
  • 7
  • 10

共同通信杯2024攻略まとめ

ここまで、2024年2月11日に行われる共同通信杯(G3)に関する概要と過去のデータや注目馬を紹介してきました。

小頭数で行われそうですが、メンバーは朝日杯フューチュリティステークスの1、2着馬が出走し、ホープフルステークスでいい勝負だったミスタージーティーが出走してきますのでかなりの豪華メンバーとなります。各馬、日本ダービーを見据えての東京競馬場への参戦となりますが、2歳からの力関係の変化含め、3歳クラシックの力関係がどのような構図になるのかが見えてくるレースになりそうです。結果のみならずレースぶりにも注目しましょう。

詳しい情報と共同通信杯の予想は枠順が確定次第追記していきます。

是非続報をお待ちください。

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