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京成杯2024を過去の傾向から徹底分析!出走予定馬とレース展開を紹介

今回は、2024年1月14日の中山競馬場で行われる京成杯(G3)についてポイントをまとめましたのでご紹介します。

少し有馬記念の振り返りを。

有馬記念はドウデュース武豊騎手の復活勝利!!!ドウデュースは見事秋2戦の敗戦の鬱憤を晴らす形となりました。2着は究極に成績の悪い大外枠のスターズオンアース。さすがルメール騎手といった感じですね。スタートでポジションを取りに行ってうちに潜り込み内有利の馬場を生かしもう少しで勝利でしたがかなり健闘の2着。3着は引退レースとなったタイトルホルダーが最後の意地を見せました。中山競馬場の盛り上がりを見てもやっぱり武豊騎手が勝つと競馬が盛り上がりますね。

馬券としては本命だったジャスティンパレスが4着だったため万事休す。しかも直線でタスティエーラの進路を妨害してしまいました。3、4コーナーでドウデュースに続いて上がっていきたかったようですが、3、4コーナーの小回りでは加速がスムーズに出来なかったようです。馬券的には外れましたが、見ていて気持ちいいレースでした。

連勝記録は4で止まりました。今年はまた気持ちを新たに記録を作っていきたいと思います。

本記事では、出走馬確定後に競馬予想20年筆者の独自予想とレース展望も公開します。

週末のメインレースの予想に悩んでいる方は是非最後までご覧ください。

この記事の監修者

競馬予想家。『たんぷくの当たる無料競馬予想』管理人。 緻密なデータ分析と有力馬診断には定評があり、Twitterのフォロワーは21,000人を超える。 過去には8度のトリプル馬単の的中を記録し、現在はnetkeibaでもウマい馬券の予想家として活躍中。 Youtubeチャンネル『地方競馬予想「たんぷく」』noteでも予想を提供するなど幅広く活動している。 小学生の頃からダビスタにハマった、根っからの競馬好き。好きなコンビはグラスワンダーと的場均騎手。

京成杯とは?開催概要とコースについて紹介

京成杯は中山競馬場で行われる3歳の芝重賞(G3)レース。

皐月賞と同じコースで行われ今回で64回を迎えます。

tanpuku_keiseihai2024

※以下、京成杯の競走条件と賞金の詳細です。

競争条件 賞金
サラ系3歳 1着.4,100万円
JRA所属馬 2着.1,600万円
地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで) 3着.1,000万円
外国調教馬(優先出走) 4着.  620万円

勝ち馬の賞金は4,100万円。3歳の牡馬牝馬混合のG3重賞は全て同じ賞金金額となります。

京成杯のコース特徴

京成杯は、中山競馬場の芝コース、右回り2,000m(内)で行われます。

tanpuku_阪神競馬場

出典:JRA 中山競馬場コース紹介

中山競馬場の内回りコースを使い、4コーナーを回った直線の入り口付近からスタート。スタートして約200mで1回目の急坂越えがあります。スタートしてから1コーナーまでの距離が長いので外枠でも逃げたい馬は先手を取ることは容易ではあります。

ゴールを過ぎてから2コーナー手前まで再び上り坂、あとは最後の直線の急坂までは基本下っていくコースとなります

そしてゴール前残り180メートルから残り70メートル地点にかけて設けられている上り坂の高低差は2.2メートル!最大勾配は2.24%となっており、JRA全10競馬場の中で場最大。JRAの競馬場で一番キツイ坂となります。

平坦な2000mと比べるととてつもなくタフなコースとなっており、平坦コースで実績を上げて、中山や阪神競馬場で平坦コースよりパフォーマンスを落としている馬はそのまま割引となります。

京成杯2024の出走登録馬

ここでは、2024年1月9日現在に京成杯への出走が予定されている馬と特徴をご紹介します。

馬名 脚質 血統(父・母) 馬年齢
アスクナイスショー 先行 シルバーステート
ケンブリッジヒカリ
牡3歳
アーバンシック 差し スワーヴリチャード
エッジースタイル
牡3歳
エコロマーズ 先行 シルバーステート
フィナリザール
牡3歳
キャントウェイト 差し ゴールドシップ
マイネランデブー
牡3歳
グローリーアテイン 先行 ヴィクトワールピサ
アンナミルト
牡3歳
コスモブッドレア 先行 ゴールドシップ
コスモバタフライ
牡3歳
ジュンゴールド 逃げ エピファネイア
ジュントップヒトミ
牡3歳
ダノンデサイル 差し エピファネイア
トップデサイル
牡3歳
ドゥレイクパセージ 逃げ ドゥラメンテ
ソブラドラインク
牡3歳
ニシノフィアンス 逃げ サトノダイヤモンド
ニシノラヴコール
牡3歳
ハヤテノフクノスケ 先行 ウインバリアシオン
サクラインスパイア
牡3歳
バードウォッチャー 差し ブラックタイド
アパパネ
牡3歳
マイネルフランツ 先行 ゴールドシップ
マイネアロマ
牡3歳
レイデラルース 先行 レイデオロ
カンデラ
牡3歳
ロジルーラー 先行 ルーラーシップ
シェリール
牡3歳
ロードヴェスパー 先行 キタサンブラック
エトワールブリエ
牡3歳

アーバンシック

今をときめくスワーヴリチャード産駒。

初年度産駒のレガレイラが牝馬ながらホープフルステークスを勝利し、この馬も明るい未来が待ってそうです。

デビューは札幌、2戦目東京都と馬場は違えど、2連勝。

シルクレーシングということであのイクイノックスと同じクラブ馬ですが、昨年引退したイクイノックスの後継として今後の活躍を期待したいです。

前走の百日草特別ではレース上がり34.5秒に対してこの馬の上がりは33.2秒、第二位の上がりが33.8秒なので、0.6秒も差があります。レベルが違ったのでしょう。

重賞初挑戦ですが、十分重賞クラスの力はあるでしょう。今回の結果で横山武史騎手はこの馬でクラシックを戦うかどうか決まるのでしょうか。

コスモブッドレア

前走は葉牡丹賞4着。2着とは0.1秒差。

未勝利戦勝利後に5ヶ月の休養を経てプラス14キロで葉牡丹賞に出走し、今回が叩き2走目。

人気はないものの今回と同じ中山2000mを経験していることも大きいですし、勝ちは難しいかもしれませんが2、3着は十分にあるでしょう。デビューからずっと石川裕紀人騎手が騎乗しているのも心強いです。

ここでしっかり賞金加算し、皐月賞までコマを進めてほしいところ。

本レースで結果を出せたら皐月賞でも軽視できない存在となってくると思います。

バードウォッチャー

前走は新馬戦1着。父ブラックタイド、母はアパパネという超良血馬。

姉と兄には活躍馬。活躍が約束された血統と言えるでしょう。

今回で2戦目ということで、まだ成長途中でしょうが、デビューからルメール騎手が鞍上というもの期待の表れでしょうし、デビュー2戦目での重賞挑戦ということで今回が試金石になることは間違い無いでしょう。

良血馬、ルメール騎手鞍上ということで人気になりそうですが、そうなる資格を持った馬で、ここをあっさり勝てばクラシックの有力候補に一気に名乗りを上げると思います。

京成杯の過去の優勝馬一覧

次の表は京成杯の過去10年の優勝馬の一覧になります。

開催数 馬名 脚質 血統(父・母)
第63回 ソールオリエンス 4 差し キタサンブラック
スキア
第62回 オニャンコポン 5 差し エイシンフラッシュ
シャリオドール
第61回 グラティアス 3 先行 ハーツクライ
マラコスタムブラダ
第60回 クリスタルブラック 1 追込み キズナ
アッシュケーク
第59回 ラストドラフト 6 先行 ノヴェリスト
マルセリーナ
第58回 ジェネラーレウーノ 8 先行 スクリーンヒーロー
シャンハイロック
第57回 コマノインパルス 5 追込み バゴ
コマノアクラ
第56回 プロフェット 3 先行 ハービンジャー
ジュモー
第55回 ベルーフ 8 追込み ハービンジャー
レクレドール
第54回 プレイアンドリアル 6 差し デュランダル
シルクヴィーナス

過去10年の結果を見ると1~3番人気が1頭も馬券に絡まなかったレースは2022年の一度のみ。

1〜3番人気のうち2頭が馬券圏内に入ったのは5回とこの時期の重賞にしては人気馬が強い傾向にあり、2桁人気が馬券に絡んだのは過去10年で1度もありません。

馬券の組み立て方としては、1〜3番人気を中心に、9番人気までの馬を組み合わせていく形が勝率が高そうです。

tanpuku_keiseihai2023

それでは今年はどのようなレース結果が予想されるのか、データを分析して傾向を探っていきたいと思います。

血統的側面

京成杯
血統別ランキング-2024年最新版-
RANK(回数) 馬名
4回
  • 重賞コラム用ハービンジャー産駒ハービンジャー
2回
  • エピファネイア産駒エピファネイア

過去10年の血統を見てみると1番馬券に絡んでいる父はディープインパクトとハービンジャーで4回。

出走馬がいる中での次点は、エピファネイアの2回となります。

ディープインパクト産駒とハービンジャー産駒は今回出走していません。

エピファネイア産駒は、ジュンゴールド、ダノンデサイルの2頭

jungold

所属的側面

過去10年の所属別のデータを紹介します。

脚質 勝率 連対率 複勝率
関東馬 7.9% 15.7% 20.2%
関西馬 4.2% 10.4% 22.9%
その他 50.0% 50.0% 50.0%

馬券に絡んでいる頭数を挙げると、関東馬が18頭、関西馬が11頭となります。

着順では、関東馬は1着7回、2着7回、3着4回。関西馬は、1着2回、2着3回、3着6回となります。

関東馬が強い傾向にあります。

枠順的側面

過去10年の枠順別データを紹介します。

勝率 連対率 複勝率
1枠 7.7% 15.4% 30.8%
2枠 0.0% 6.3% 18.8%
3枠 12.5% 25.0% 31.3%
4枠 6.3% 12.5% 18.8%
5枠 10.5% 15.8% 21.1%
6枠 10.5% 15.8% 26.3%
7枠 0.0% 0.0% 5.3%
8枠 9.5% 23.8% 23.8%

複勝率で一番高いのは3枠で31.8%。次が1枠で30.8%となっています。

馬券に一番絡んでいるのは3枠、6枠、8枠の5回となっています。2枠と7枠の成績が極端に悪いです。複勝率を見ると基本的には内枠が有利そうです。

単勝オッズ的側面

過去10年の単勝人気別データを紹介します。

人気 勝率 連対率 複勝率
1番人気 30.0% 60.0% 70.0%
2番人気 10.0% 40.0% 50.0%
3番人気 10.0% 10.0% 20.0%
4番人気 10.0% 10.0% 20.0%
5番人気 20.0% 30.0% 30.0%
6番人気 10.0% 10.0% 50.0%
7番人気 10.0% 30.0% 40.0%
8番人気 0.0% 0.0% 10.0%
9番人気 0.0% 10.0% 10.0%
10番人気 0.0% 0.0% 0.0%
11番人気 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0.0% 0.0% 0.0%
14番人気 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0.0% 0.0% 0.0%
17番人気 0.0% 0.0% 0.0%
18番人気 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の単勝人気別データですが、1番人気の複勝率は70%と及第点です。2番人気と6番人気の複勝率が50%ということで6番人気の複勝率が著しく高いです。1、2番人気、6、7番人気を人気面においては注意する必要があります。

過去10年で1〜5番人気の馬が19頭馬券圏内に入っており、これは平均して毎年1〜5番人気の馬が約2頭馬券圏内に入っていることを意味しており、人気の面から考えると1〜5番人気の馬2頭+9番人気の馬という形で馬券を考えるのが良さそうです。

騎手的側面

ここからは、過去5年の中山芝2,000m(内)の騎手成績を紹介します。

中山 2,000m
騎乗回数ランキング-2024年最新版-
RANK(勝率/連対率) 騎手名
11.3%/28.6%
  • 戸崎圭太戸崎圭太
16.2%/27.7%
  • tanpuku_yokoyamatakeshi横山武史

5.6%/15.9%

  • tanpuku_miurakousei三浦皇成

※このコースの騎乗数が多い順上位3人を記載しています。

勝利数で見るとはC.ルメール騎手が29勝でトップ。次が横山武史騎手で21勝。次が戸崎圭太騎手、田辺裕信騎手の15勝となっております。

この中で今回騎乗予定の騎手は、戸崎圭太騎手(グローリーアテイン)、横山武史騎手(アーバンシック)、C.ルメール(バードウォッチャー)、となります。

京成杯2024出走馬確定(1月12日更新)

2024年1月14日に行われる京成杯の出走馬と枠順が確定しました。

馬番 馬名 騎手 連対率
1 ニシノフィアンス 三浦皇成 100%
2 バードウォッチャー C.ルメール 100%
3 レイデラルース 石橋脩 25%
4 エコロマーズ 内田博幸 33%
5 ロジルーラー 松岡正海 25%
6 アーバンシック 横山武史 100%
7 ロードヴェスパー 横山和生 33%
8 ハヤテノフクノスケ 岩田望来 100%
9 アスクナイスショー 大野拓弥 50%
10 コスモブッドレア 石川裕紀人 67%
11 マイネルフランツ 津村明秀 66%
12 グローリーアテイン 戸崎圭太 100%
13 ドゥレイクパセージ R.キング 50%
14 ダノンデサイル 横山典弘 33%
15 ジュンゴールド 坂井瑠星 100%

15頭立てとなりました。良血馬バートウォッチャーは2枠2番、今をときめくスワーヴリチャード産駒のアーバンシックは4枠6番に入りました。中山競馬場の天気ですが予報では土曜日一時雪が降りそうですが、日曜日のメインには晴れの良馬場で行われるとは思います。ただ冬の中山なのでタフな馬場なことには間違いないでしょう。

京成杯2024の展望

ここからは、私なりの京成杯のレース考察を交えて予想を公開していきたいと思います。

まずは展開予想から。

出走馬の展開予想
先団 中団 後方

①ニシノフィアンス

③レイデラルース

④エコロマーズ

⑤ロジルーラー

⑧ハヤテノフクノスケ

⑨アスクナイスショー

⑬ドゥレイクパセージ

⑭ダノンデサイル

⑮ジュンゴールド

②バードウォッチャー

⑥アーバンシック

⑦ロードヴェスパー

⑩コスモブッドレア

 

⑪マイネルフランツ

⑫グローリーアテイン

枠順的にはニシノフィアンスが逃げると思われます。ドゥレイクパセージも逃げたいと思いますが、外枠なのとスタート直後に坂がある上に1コーナーまでの距離が短いので、無理矢理先手を奪うことはないでしょう。戦績が浅い馬がいるのでかかる馬も見受けられると思いますが、頭数的にもハイペースにはならなく、どちらかというとスローペースになる可能性が高いでしょう。キレる脚も必要ですが、冬の中山を克服するパワーを持った馬が台頭しそうです。

 

たんぷくの注目馬と買い目を限定公開!

最後に私が注目している馬をご紹介します。日曜日昼にはこちらで公開いたしますのでお楽しみに。

アーバンシック
注目馬画像

注目ポイント

前走は百日草特別を勝利。デビューから2連勝中。

レガレイラが牝馬ながら帆ープフルステークスを制し益々注目を集めるスワーヴリチャード産駒。

前走の百日草特別でのパフォーマンスは素晴らしく、レース上がり34.5秒に対してこの馬の上がりは33.2秒。上がり2位の馬が33.8秒なのでラスト3Fの差だけでも0.6秒もあり圧巻のパフォーマンスです。今回でデビュー3戦目ですし、まだまだ成長余地があり、今回初重賞ですが、さらに成長した姿に期待です。

バードウォッチャー
注目馬画像

注目ポイント

前走は新馬戦1着。父ブラックタイド、母はアパパネの超良血馬ですし、姉と兄は活躍馬。
そしてルメール騎手鞍上ということで今回人気もするでしょう。さらに2枠2番と現在内有利な傾向にある中山競馬場でいい枠にも入りました。
今回出走するメンバーのレベル的にも競馬センスで勝ち負けできそうな素質は持っていそうです。
まだ2戦目ということでもちろん本格化は先でしょうが、今回の重賞でこの馬の素質がどの程度か見えてくるでしょう。あっさり勝てばクラシック有力候補となるでしょう。

コスモブッドレア
注目馬画像

注目ポイント

前走は2着とは0.1秒差の葉牡丹賞4着。

今回と同じ中山2000mを2回経験し、2着1回3着1回。

未勝利戦勝利後に5ヶ月の休養を経てプラス14キロで葉牡丹賞に出走し、今回が叩き2走目。

葉牡丹賞では2着と0.1秒差。
今回は葉牡丹賞より上積みもあるでしょうし、更なる成長を期待します。

人気はなさそうですが、馬券圏内には入ってきてもおかしくなりません。

◎15 ジュンゴールド 
○06 アーバンシック
▲02 バードウォッチャー
△11 マイネルフランツ

予想日 レース名 グレード
1月14日(日) 京成杯 G3
買い方  
組み合わせ  
f複勝/単勝/馬連/3連複/3連単

1着

  • 15
  • 6

2着

  • 15
  • 6
  • 2
  • 11

3着

  • 15
  • 6
  • 2
  • 11
  • 8
  • 12
  • 14
  • 10

京成杯2024攻略まとめ

ここまで、2024年1月14日に行われる京成杯(G3)に関する概要と過去のデータや注目馬を紹介してきました。

皐月賞と同じコースということで弥生賞も同コースで行われますが、皐月賞を占う上で非常に結果が大事です。昨年の勝ち馬であるソールオリエンスは皐月賞も勝利しました。京成杯の勝ち馬が今年もクラシックを賑わすかもしれません。結果を出した馬、出せてなかった馬かかわらず、レースぶりに注目していきましょう。

詳しい情報と京成杯の予想は枠順が確定次第追記していきます。

是非続報をお待ちください。

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