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函館スプリントステークス2024を過去の傾向から徹底分析!出走予定馬とレース展開を紹介

今回は、2024年6月9日に函館競馬場で行われる函館スプリントステークス(G3)についてポイントをまとめましたのでご紹介します。

少し先週の振り返りを。

先週の安田記念は香港のスターホースであるロマンチックウォリアーが日本馬を蹴散らして見事完勝。

直線では少し進路が開かず、万事休すと思いきやそこから自分で進路をこじ開けて伸びてきて優勝。さすがスターホースだなという印象でした。

これは何度やっても他の馬はこの馬に敵わないのではないかとすら思ってしまいます。

2着はヴィクトリアマイルで自慢の末脚が不発だったナミュールが最速の末脚で突っ込んできました。レースを見返しても道中の位置取りは完璧でしたし、あれ以上下げても結果以上の末脚は使えないでしょうし、もっと前につけてもソウルラッシュに勝てて無かったのではないかと思います。

3着はモレイラ騎手を鞍上に迎えて今回G1初制覇のチャンスだったと思いますが、少し足りなかったソウルラッシュ。最後はナミュールと馬体を併せてナミュールとハナ差3着。

馬券の方はというと軸が4着だったガイアフォースだったため、馬券は万事休す。

あと最終的には思ったよりも人気がありました。もうちょっと人気薄の想定でしたが、結果5番人気まで人気が上がっていたので嫌な予感はしていました。

残念な結果となりましたが、今週はG1がないので、リラックスして馬券を予想して上昇する流れになるきっかけを掴んでいきたいと思います。

本記事では、出走馬確定後に競馬予想20年筆者の独自予想とレース展望も公開します。

週末のメインレースの予想に悩んでいる方は是非最後までご覧ください。

この記事の監修者

競馬予想家。『たんぷくの当たる無料競馬予想』管理人。 緻密なデータ分析と有力馬診断には定評があり、Twitterのフォロワーは21,000人を超える。 過去には8度のトリプル馬単の的中を記録し、現在はnetkeibaでもウマい馬券の予想家として活躍中。 Youtubeチャンネル『地方競馬予想「たんぷく」』noteでも予想を提供するなど幅広く活動している。 小学生の頃からダビスタにハマった、根っからの競馬好き。好きなコンビはグラスワンダーと的場均騎手。

函館スプリントステークスとは?開催概要とコースについて紹介

函館スプリントステークスは今年で31回を迎えます。

サマースプリントシリーズの開幕戦となります。函館競馬場で行われる古馬のスプリント重賞はこのレースのみです。

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※以下、函館スプリントステークスの競走条件と賞金の詳細です。

競争条件 賞金
サラ系3歳以上  1着 4,100万円
JRA所属馬  2着 1,600万円
地方競馬所属(2頭まで)  3着 1,000万円
外国調教馬(優先出走)  4着 620万円

函館スプリントステークスのコース特徴

函館スプリントステークスは、函館競馬場の芝コース、右回り1,200mで行われます。

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出典:JRA 函館競馬場コース紹介

北海道の競馬場の特徴であるオール洋芝で作られている競馬場となります。

スタート地点は2コーナー奥のポケット地点。スタートから残り450m付近までずっと上り坂となります。

スプリント戦線なので逃げ馬、先行馬はパワーもあるダッシュ力のある馬が有利となります。スタートから約400mは直線なのである程度距離はあるので、スタート直後の位置取りでごちゃつくことは少なそうです。

コースの高低差は3.5メートル。ローカル競馬場(札幌・函館・福島・新潟・中京・小倉)の中では最大の起伏がつけられており、芝1200mに限って言えば、残り450mまで登った後、そこから残り100mまでは下り坂となります。

直線は下り坂を利用した惰性でそのままなだれ込む形もありますが、やはり洋芝ということでパワータイプが有利となります。

函館スプリントステークス2024の出走登録馬

ここからは2024年6月4日現在、函館スプリントステークスへの出走が予定されている馬と特徴をご紹介します。

馬名 脚質 血統(父・母) 馬年齢
アサカラキング 逃げ キズナ
アサカラヴァーズ
牡4歳
ウイングレイテスト 逃げ スクリーンヒーロー
グレートキャティ
牡7歳
オタルエバー 先行 リオンディーズ
ルージュクール
牡5歳
オーキッドロマンス 先行 ロジャーバローズ
エキナシア
牡3歳
カイザーメランジェ 追込み サクラオリオン
サクラジュレップ
牡9歳
カルネアサーダ 先行 ドレフォン
ハラペーニョペパー
牝5歳
カルロヴェローチェ 差し シルバーステート
スサーナトウショウ
牡4歳
キミワクイーン 差し ロードカナロア
チェリーペトルズ
牝5歳
サウザンサニー 差し タリスマニック
メイハンコック
牡4歳
サトノレーヴ 先行 ロードカナロア
チリエージェ
牡5歳
シナモンスティック 先行 ジョーカプチーノ
マイネデセール
牝5歳
シュバルツカイザー 差し Dark Angel
Fashionable
せん歳
ジャスティンスカイ 先行 キタサンブラック
リアリサトリス
牡5歳
ジュビリーヘッド 先行 ロードカナロア
ローズノーブル
牡7歳
スコールユニバンス 差し ドゥラメンテ
カレドニアレディ
牝5歳
セッション 先行 シルバーステート
ミスドバウィ
牡4歳
ゾンニッヒ 差し ラブリーデイ
エンドレスノット
牡6歳
ディヴィナシオン 追込み ヴィクトワールピサ
フギン
牡7歳
ビッグシーザー 先行 ビッグアーサー
アンナペレンナ
牡4歳
プルパレイ 差し イスラボニータ
マイジェン
せん5歳
マイネルジェロディ 先行 スクリーンヒーロー
マイネエレーナ
牡6歳
マテンロウオリオン 追込み ダイワメジャー
パルテノン
牡5歳
レイベリング 差し Frankel
Noyelles
牡4歳

キミワクイーン

前走はダービー卿チャレンジトロフィーを16着。大敗ですが、本来スプリンターなのでマイルでの大敗は度外視でいいでしょう。

昨年の函館スプリントステークスは3番人気で見事1着。その後のスプリンターズステークスでも着順は10着と見た目上悪く見えますが、勝ち馬とのタイム差は0.6秒差と着差ほど負けておらず、アグリと0.1秒差、ナランフレグと同タイムとなります。

函館スプリントステークスを連覇した馬は過去に、ノーブルグラスとシーイズトウショウの2頭しかいませんが、基本的に好走したレースが同時期、同条件であればその馬にとって走りやすい環境というのは間違いないので、今回も人気はするでしょうが有力な1頭には間違いありません。

脚質的に差し馬なので、直線でごちゃつきそうな内よりも外を回したいでしょうから、内枠よりも比較的真ん中よりも外枠が欲しいでしょう。直線で馬群にもまれなければ、史上3頭目の連覇も十分可能性はあります。

アサカラキング

前走はモルガナイトステークス1着。近5走で4勝2着1回とパーフェクト。この中には阪急杯で2着も含まれるので決してレベルの低いレースの中での成績ではありません。斎藤新騎手とも合っているようです。

2走前の阪急杯ではウインマーベルとハナ差の2着ですし、ウインマーベルはその後G2の京王杯スプリングカップを制していることからアサカラキングは今回の函館スプリントステークスでも上位の実力があると言えるでしょう。

前走が初の1200mでしたが、先手をとってそのまま2着に2馬身差をつけて勝っていることからスプリント適性は問題ないと思います。初重賞制覇は今回のレース含めかなり近いうちに達成されそうです。

ビッグシーザー

前走は高松宮記念7着。

前走はテン乗りで吉田隼人騎手が騎乗しましたが、今回は高松宮記念までの3戦で騎乗した坂井瑠星騎手に鞍上が戻ります。

デビューから10戦連続1番人気でしたが、重賞では2走前のオーシャンステークスでの2着が最高順位。今回初めての洋芝となりますが、オーシャンステークスの中山かつ稍重で後方でもない位置から上がり2位の脚を使えるところを見るとパワーはあり、洋芝はありそう。

サクラバクシンオーは祖父でそもそもサクラバクシンオー産駒は洋芝での成績は良かったので、馬場との相性も相まってここで一気に重賞初制覇を成し遂げても不思議ではありません。

函館スプリントステークスの過去の優勝馬一覧

次の表は函館スプリントステークスの過去10年の優勝馬の一覧になります。

開催数 馬名 脚質 血統(父・母)
第30回 キミワクイーン 8 追込み ロードカナロア
チェリーペトルズ
第29回 ナムラクレア 4 先行 ミッキーアイル
サンクイーンII
第28回 ビアンフェ 7 逃げ キズナ
ルシュクル
第27回 ダイアトニック 3 先行 ロードカナロア
トゥハーモニー
第26回 カイザーメランジェ 7 逃げ サクラオリオン
サクラジュレップ
第25回 セイウンコウセイ 1 逃げ アドマイヤムーン
オブザーヴァント
第24回 ジューヌエコール 6 先行 クロフネ
ルミナスポイント
第23回 ソルヴェイグ 8 先行 ダイワメジャー
アスドゥクール
第22回 ティーハーフ 5 追込み ストーミングホーム
ビールジャント
第21回 ガルボ 3 差し マンハッタンカフェ
ヤマトダマシイ

過去10年の結果を見ると1〜3番人気が1頭も馬券に絡まなかったレースは2度で、2014年、2015年となります。(両年とも4番人気が馬券圏内には入っています。)

1〜3番人気のうち2頭が馬券圏内に入ったのは4回で、2桁人気が馬券に絡んだのは過去10年中で2015年の2頭、2016年の1頭、2018年の1頭、2020年の1頭、2022年の1頭で合計6頭となります。近年では2年おきに2桁人気の馬が馬券に絡んできる傾向となります。

短距離レースで小回りコースのため荒れる要素はありますがその割には1〜3番人気が過去10年で12頭絡んでいるので、

馬券の組み立て方としては、1〜3番人気を中心とし、洋芝適性を重視して人気にとらわれず馬を選択していく形が良いと思います。

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それでは、今年はどのようなレース結果が予想されるのか、データを分析して傾向を探っていきたいと思います。

血統的側面

函館スプリントステークス
血統別ランキング-2024年最新版-
RANK(回数) 馬名
5回
  • ロードカナロア産駒ロードカナロア
3回
  • クロフネ産駒クロフネ

過去10年の血統を見てみると一番馬券に絡んでいる種牡馬はロードカナロア産駒で5回。

次が3回のクロフネとなります。

今回出走予定のロードカナロア産駒は、キミワクイーン、サトノレーヴ、ジュビリーヘッド

クロフネ産駒の出走はありません。過去2度このレースに絡んだ種牡馬であるダイワメジャー産駒は、マテンロウオリオンです。

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脚質的側面

過去10年の脚質別データを紹介します。

脚質 勝率 連対率 複勝率
逃げ 20.0% 30.0% 40.0%
先行 11.1% 19.4% 25.0%
差し 5.6% 13.0% 20.4%
追込 2.2% 6.5% 13.0%

一番複勝率が良いのは逃げ馬で複勝率40.0%。

一番複勝率が低いのは追込み馬で複勝率13.0%となっています。

また逃げ馬の定義が4コーナーで先頭にいる馬ですので、実質過去10年で10頭が対象でそのうち4頭が複勝圏内ということなので数字の見た目、比べると高く見えますが、頭数で比較するとそうでもありません。

馬券に絡んでいる頭数を見ると、逃げ馬は4頭、先行馬は9頭、差し馬は11頭、追込馬は6頭となっています。

直線は短いのである程度前を射程圏内に捉えて4コーナーを回る必要がありそうです。

枠順的側面

過去10年の枠順別データを紹介します。

勝率 連対率 複勝率
1枠 5.9% 5.9% 23.5%
2枠 0.0% 5.9% 5.9%
3枠 11.8% 23.5% 29.4%
4枠 5.6% 11.1% 22.2%
5枠 5.3% 10.5% 15.8%
6枠 5.3% 15.8% 21.1%
7枠 10.0% 15.0% 20.0%
8枠 10.5% 21.1% 26.3%

過去10年の枠順別データを見ると一番複勝率が高いのが3枠で29.4%。次が8枠で26.3%となります。

馬券に一番絡んでいるのは3枠、8枠の5頭、次が1枠、4枠、6枠、7枠の4頭となっています。極端に成績が悪いのは2枠となりますので2枠は割引と考えましょう。

単勝オッズ的側面

過去10年の単勝人気別データを紹介します。

人気 勝率 連対率 複勝率
1番人気 20.0% 20.0% 50.0%
2番人気 0.0% 20.0% 20.0%
3番人気 30.0% 30.0% 50.0%
4番人気 10.0% 20.0% 30.0%
5番人気 10.0% 30.0% 30.0%
6番人気 10.0% 20.0% 20.0%
7番人気 0.0% 10.0% 30.0%
8番人気 11.1% 11.1% 11.1%
9番人気 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気 0.0% 22.2% 22.2%
11番人気 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 11.1% 11.1% 22.2%
13番人気 0.0% 0.0% 11.1%
14番人気 0.0% 12.5% 12.5%
15番人気 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の単勝人気別データですが、1番人気の複勝率は50%と1番人気としてはかなり信頼性が低いです。2番人気の複勝率も20%と1、2番人気揃って信頼性がかなり低いレースと言えます。

10番人気以下の馬が過去10年で6頭も馬券に絡んでいるので10番人気以下の馬も完全に無視はできず、実力+調子+洋芝適性をしっかりと見極めて、人気に囚われずに馬券を組み立てていく必要があります。

範囲は広いですが、1〜6番人気の馬が過去10年で20頭馬券に絡んでいるので、強いて言えば、1〜6番人気の中で2頭が馬券に絡み、紐は人気にとらわれず買うというというのが基本路線だと思います。

騎手的側面

過去10年の函館芝1,200mの騎手成績を紹介します。

函館 1,200m
騎乗回数ランキング-2024年最新版-
RANK(勝率/連対率) 騎手名

6.4%/16.0%

  • tanpuku_tannai丹内祐次
15.5%/27.1%
  • tanpuku_yokoyamatakeshi横山武史

14.9%/24.6%

  • 池添池添謙一

※このコースの騎乗数が多い順上位3人を記載しています。

勝利数で見ると横山武史騎手が20勝でトップ。次が武豊騎手で19勝。3番手が池添謙一騎手で17勝。

この中で今回騎乗予定の騎手は、丹内祐次騎手(レイベリング)、横山武史騎手(キミワクイーン)、武豊騎手(ゾンニッヒ)となります。

函館スプリントステークス2024出走馬確定(5月24日更新)

2024年6月9日に行われる函館スプリントステークスの出走馬と枠順が確定しました。

馬番 馬名 騎手 連対率
1 サウザンサニー 菱田裕二 64%
2 カイザーメランジェ 佐々木大輔 15%
3 アサカラキング 斎藤新 58%
4 サトノレーヴ 浜中俊 86%
5 オタルエバー 角田大河 47%
6 シナモンスティック 丹内祐次 36%
7 シュバルツカイザー 大野拓弥 38%
8 カルネアサーダ 鮫島克駿 48%
9 キミワクイーン 横山武史 44%
10 ウイングレイテスト 松岡正海 32%
11 ジャスティンスカイ 池添謙一 54%
12 ジュビリーヘッド 富田暁 39%
13 ビッグシーザー 坂井瑠星 54%
14 セッション 藤岡佑介 36%
15 マテンロウオリオン 横山和生 28%
16 ゾンニッヒ 武豊 41%

フルゲート16頭立てとなりました。短距離、小回り、フルゲートと、いかにも荒れそうな気配がします。さらに函館競馬場の天気を見ると、土曜日は晴れそうなのですが、日曜日は朝から雨模様。メインレースが始まる頃には馬場も悪くなっていそうです。函館競馬場は洋芝ですし、それに加えて馬場が悪いとなると、パワーのある馬が有利になりそうです。

函館スプリントステークス2024の展望

ここからは、私なりの函館スプリントステークスのレース考察を交えて予想を公開していきたいと思います。

まずは展開予想から。

出走馬の展開予想
先団 中団 後方

③アサカラキング

④サトノレーヴ

⑤オタルエバー

⑥シナモンスティック

⑧カルネアサーダ

⑩ウイングレイテスト

⑫ジュビリーヘッド

⑬ビッグシーザー

⑭セッション

①サウザンサニー

⑦シュバルツカイザー

⑨キミワクイーン

⑪ジャスティンスカイ

⑯ゾンニッヒ

②カイザーメランジェ

⑮マテンロウオリオン

 

逃げるのはアサカラキングで、2番手はカルネアサーダとなりそうだなと思います。やはり短距離ということで逃げ、先行勢が多いですし、開幕週ということもあり前で競馬をしたいという馬も多いでしょう。馬場もよくスタートしてから3コーナーまである程度距離がありますからペースは早くなるでしょう。必然的に小回りでもありますから差し追込み馬は外を回さざるを得なくなり、直線では差し切りづらい状況になります。逃げ馬もアサカラキングというこのメンバーでは強力な馬がいるので、逃げ馬が総崩れで内にいた馬たちは逃げ馬に蓋をされて外から伸びてきた馬達で決まるということはなさそうです。このレースに関しては洋芝適正、パワー重視で馬を選んでいったほうがいいと思います。脚質的には先行勢有利とはなるでしょう。

たんぷくの注目馬と買い目を限定公開!

最後に私が注目している馬をご紹介します。日曜日昼にはこちらで公開いたしますのでお楽しみに。

アサカラキング
注目馬画像

注目ポイント

前走はモルガナイトステークス1着。近5走で4勝2着1回とパーフェクト。2着はG3の阪急杯で後に京王杯スプリングカップを制するウインマーベル相手でハナ差の2着ですので、単にレベルが低いレースだけでの成績ではないことに注目です。また斎藤新騎手との相性も良さそうです。実力的にも今回のメンバーでは上位でしょうし、枠順も3番枠に入り、この馬にとってはかなりいい枠に入りました。前走が初の1200mでしたが、先手をとってそのまま2着に2馬身差をつけて勝っていることからスプリント適性は問題ないと思います。芝1200mの重賞は初挑戦ですが、初重賞制覇がこのレースというのは十分可能性は高そうです。

キミワクイーン
注目馬画像

注目ポイント

前走はダービー卿チャレンジトロフィーを16着で大敗し、人気を落とし、近走も成績がそこまでよくないため、人気を落としそうですが、昨年の函館スプリントステークスは3番人気で見事1着。その後のスプリンターズステークスでも着順は10着と見た目上悪く見えますが、勝ち馬とのタイム差は0.6秒差と着差ほど負けておらず、アグリと0.1秒差、ナランフレグと同タイムとなります。

実力はあるはずで、函館、札幌、中山とパワータイプが好走するコースでの成績が良いことから、今回のレースも無視はできません。函館スプリントステークスを連覇した馬は過去に、ノーブルグラスとシーイズトウショウの2頭しかいませんが、基本的に好走したレースが同時期、同条件であればその馬にとって走りやすい環境というのは間違いないので、人気はないですが、有力な1頭だと思います。

脚質的に差し馬なので、直線でごちゃつきそうな内は嫌でしたが、ちょうど真ん中位の9番枠でレースはしやすそうな枠です。最後は外から脚を伸ばしてくる姿が想像でき、史上3頭目の連覇も十分可能性はあります。

ビッグシーザー
注目馬画像

注目ポイント

前走はテン乗りの吉田隼人騎手騎乗で高松宮記念7着。
今回は高松宮記念までの3戦で騎乗した坂井瑠星騎手に鞍上が戻ります。

外枠に入りましたが、坂井騎手は逃げ、先行馬の扱いが非常に上手いので問題はないと思います。
デビューから10戦連続1番人気でしたが、重賞では2走前のオーシャンステークスでの2着が最高順位。今回初めての洋芝となりますが、オーシャンステークスの中山かつ稍重で後方でもない位置から上がり2位の脚を使えるところを見るとパワーはあり、洋芝への適性はありそうです。

サクラバクシンオーは祖父でそもそもサクラバクシンオー産駒は洋芝での成績は良かったので、馬場との相性も相まってここで一気に重賞初制覇を成し遂げても不思議ではありません。

◎04 サトノレーヴ
〇03 アサカラキング
▲13 ビッグシーザー
△11 ジャスティンスカイ

予想日 レース名 グレード

6月9日(日)

函館スプリントステークス

G3
買い方  
組み合わせ  
複勝/単勝/馬連/3連複/3連単

1着

  • 4

2着

  • 3
  • 13
  • 11

3着

  • 3
  • 13
  • 11
  • 1
  • 14
  • 10
  • 8

函館スプリントステークス2024攻略まとめ

ここまで、2024年6月9日に行われる函館スプリントステークスに関する概要と過去のデータ、注目馬を紹介してきました。

日本の気温的にはまだ朝晩涼しいところが多いですが、競馬的にはサマーシリーズ開幕です。

昨年の覇者であるキミワクイーンも出走してきます。連覇はノーブルグラスとシーイズトウショウのみということで歴史的な勝利を収めるのか、はたまたスプリント界に新たな新星が現れるのか、ベテランの貫禄勝ちなのか。どうなるのでしょうか。

登録頭数も多いですし、最終的な出走メンバー、枠順が決まらないとなんとも言えない部分も多いですが、春競馬はあまり調子が上がらなかったので、気温の上昇とともに私の競馬の成績も上げていきたいです。

詳しい情報と函館スプリントステークスの予想は枠順が確定次第追記していきます。

是非続報をお待ちください。

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