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フィリーズレビュー2024を過去の傾向から徹底分析!出走予定馬とレース展開を紹介

今回は、2024年3月10日に阪神競馬場で行われるフィリーズレビュー(G2)についてポイントをまとめましたのでご紹介します。

少し先週の振り返りを。

先週のチューリップ賞は今までの善戦が嘘かのように鮮やかな差し切りを見せたスウィープフィートが1着。2着は逃げ粘ったセキトバイースト。3着は後方から脚を伸ばしたハワイアンティアレ。3着まで桜花賞の優先出走権が与えられます。スウィープシートの今回のパフォーマンスは桜花賞に向けてかなりの衝撃を与えました。ひと癖ある差し馬をレジェンド武豊騎手は上手く扱いましたね。さすがです。

馬券はと言いますとスウィープフィートは軸は正しかったのですが、さすがにハワイアンティアレは拾えていませんでした。さすがに16頭中15番人気は買えず。。

スウィープフィートも最終的に5番人気だったので、5番人気を軸というのは良い線だったとは思います。

調子はいいですが、歯車が噛み合ってない感じなので、この流れは途切らせず、歯車をカチっと合わせていきたいです。

本記事では、出走馬確定後に競馬予想20年筆者の独自予想とレース展望も公開します。

週末のメインレースの予想に悩んでいる方は是非最後までご覧ください。

この記事の監修者

競馬予想家。『たんぷくの当たる無料競馬予想』管理人。 緻密なデータ分析と有力馬診断には定評があり、Twitterのフォロワーは21,000人を超える。 過去には8度のトリプル馬単の的中を記録し、現在はnetkeibaでもウマい馬券の予想家として活躍中。 Youtubeチャンネル『地方競馬予想「たんぷく」』noteでも予想を提供するなど幅広く活動している。 小学生の頃からダビスタにハマった、根っからの競馬好き。好きなコンビはグラスワンダーと的場均騎手。

フィリーズレビューとは?開催概要とコースについて紹介

フィリーズレビューは今年で58回を迎え、3着までに桜花賞の優先出走権が与えられます。

tanpuku_firi-zu

※以下、フィリーズレビューの競走条件と賞金の詳細です。

競争条件 賞金
サラ系3歳牝馬 1着 5,200万円
JRA所属馬 2着 2,100万円

地方競馬所属馬(2歳G1優勝、3歳芝重賞優勝馬。その他は2頭まで)

3着 1,300万円
外国調教馬(優先出走) 4着    780万円

勝ち馬の賞金は5,200万円。3歳牝馬のG2は全てこの賞金となります。

フィリーズレビューのコース特徴

フィリーズレビューは、阪神競馬場の芝コース、右回り1,400m(内)で行われます。

tanpuku_阪神競馬場

出典:JRA 阪神競馬場コース紹介

スタート地点は向正面の3コーナー付近からスタートです。

スタートからはほぼ平坦で残り800m付近から徐々に降っていいます。

最後の直線のゴールまで残り190m付近まで下った後は高低差1.8メートルの坂が待ち構えます。

直線は外回りより100m以上短く356mとなっており、急坂がある分、差しが決まりやすい&パワーも必要ですが、あまり直線が長く無いのである程度、直線に向かうまでに前を射程距離に入れておく必要があるでしょう。

1.8メートルだけ聞くとそこまでキツい坂という印象は受けませんが、勾配は1.5%となかなかキツいです。

阪神競馬場や中山競馬場のような急坂を苦にしない馬が有利にはなるでしょう。

フィリーズレビュー2024の出走登録馬

ここからは2024年3月5日現在、フィリーズレビューへの出走が予定されている馬と特徴をご紹介します。

馬名 脚質 血統(父・母) 馬年齢
エトヴプレ 先行 Too Darn Hot
Nahoodh
牝3歳
オアシスドール 逃げ キタサンブラック
オアシスクイーン
牝3歳
オメガウインク 先行 ロジャーバローズ
レッドルンバ
牝3歳
カルチャーデイ 先行 ファインニードル
ラルティスタ
牝3歳
キャンシーエンゼル 先行 バゴ
ヴォルドニュイ
牝3歳
コラソンビート 差し スワーヴリチャード
ルシェルドール
牝3歳
シカゴスティング 逃げ ロゴタイプ
マルチスクリーン
牝3歳
シュシュトディエス 差し シルバーステート
マイファーストラヴ
牝3歳
ジューンブレア 先行 American Pharoah
Lap of Luxury
牝3歳
セシリエプラージュ 差し ブリックスアンドモルタル
アットザシーサイド
牝3歳
ドナベティ 追込み リアルスティール
ドナルチア
牝3歳
バウンシーステップ 差し モーリス
バウンシーチューン
牝3歳
ビーグラッド 逃げ エピファネイア
シャブリ
牝3歳
ポエットリー 先行 ダイワメジャー
ブギーダモーレ
牝3歳
マーシーラン 先行 レッドファルクス
ラックアサイン
牝3歳
レディマリオン 差し ハービンジャー
プリンセスカメリア
牝3歳
ロゼフレア 差し Intello
ロゼヤ
牝3歳

コラソンビート

前走は阪神ジュベナイルフィリーズ3着。

今をときめくスワーヴリチャード産駒。4戦3勝3着1回で3着は阪神ジュベナイルフィリーズ。

阪神ジュベナイルフィリーズでは2番人気に支持され最後の直線では2頭に差されましたが、直線ではアスコリピチェーノと

馬体を併せ叩き合いで競り負けました。4コーナー回った時は勝ったかと思うような手応えで、この馬自身も道中ずっと外を回っていたので、そういった距離ロスもありながらの勝ち馬と0.2秒差の3着。

コラソンビートと4着サフィラとの差は3馬身あるので上位3頭は少し力が抜けていた印象と展開が変われば上位3頭の着順は入れ替わったと思います。今回は阪神ジュベナイルフィリーズ最先着馬として恥ずかしくないレースをするでしょう。

マーシーラン

前走はエルフィンステークス6着。まだ2戦しかしておらず伸び代がまだまだあります。

デビュー以来河原田騎手が鞍上で今回は和田騎手にスイッチ。こういうベテランにスイッチというのはチューリップ賞のスウィープフィートが頭をよぎります。

エルフィンステークスはそのスウィープフィートも出走し2着でしたが、スウィープフィートとは0.3秒差の6着。チューリップ賞の結果を見るとスウィープフィートから0.3秒差というのを考えると、今回は人気がなさそうですが、好走する下地はありそうです。

このまま人気薄のままであれば、オイシイ穴馬となるでしょう。

オメガウインク

前走は春菜賞1着。勝ったり負けたりを繰り返していてそこまで人気になりにくいですが、

この馬の注目点は赤松賞です。阪神ジュベナイルフィリーズ2着のステレンボッシュと0.2秒差の3着。あまり現在は人気にならなさそうですが、これと過去の戦績、レースぶりを見れば実力はわかるのではないでしょうか。

デビューから3戦戸崎圭太騎手鞍上で好成績を収めていましたが、その後は鞍上を点々として今回は若手のホープ

岩田望来騎手。この勝負服で岩田騎手といえばヌーヴォレコルトで父の岩田康誠騎手が思い浮かびますが、レース内容見るにこの馬は決して弱くないですし、コラソンビートがいる中でここを活用であれば一気にクラシックへ名乗りを上げることになるでしょう。

フィリーズレビューの過去の優勝馬一覧

次の表は阪急杯の過去10年の優勝馬の一覧になります。

開催数 馬名 脚質 血統(父・母)
第57回 シングザットソング 6 先行 ドゥラメンテ
ザガールインザットソング
第56回 サブライムアンセム 3 差し ロードカナロア
パストフォリア
第55回 シゲルピンクルビー 3 差し モーリス
ムーンライトベイ
第54回 エーポス 3 差し ジャスタウェイ
ストライクルート
第53回 ノーワン 1 差し ハーツクライ
プレイガール
第52回 リバティハイツ 5 差し キングカメハメハ
ドバウィハイツ
第51回 カラクレナイ 8 追込み ローエングリン
バーニングレッド
第50回 ソルヴェイグ 1 先行 ダイワメジャー
アスドゥクール
第49回 クイーンズリング 8 追込み マンハッタンカフェ
アクアリング
第48回 ベルカント 1 先行 サクラバクシンオー
セレブラール

過去10年の結果を見ると1〜3番人気が1頭も馬券に絡まなかったレースは1度もありません。

1〜3番人気のうち2頭が馬券圏内に入ったのは4回。

2桁人気が馬券に絡んだのは2014,2019,2020,2021,2013年の5回。

実績馬のトライアルという要素と優先出走権を取りに来る馬が対決するレースなのでやはり少し荒れやすいかなという印象です。

とはいえ上位人気は必ず馬券に絡んでいますので、上位人気を尊重しつつ人気に囚われず馬券を組み立てていく必要がありそうです。

tanpuku_shingattosong

それでは今年はどのようなレース結果が予想されるのか、データを分析して傾向を探っていきたいと思います。

血統的側面

フィリーズレビュー
血統別ランキング-2024年最新版-
RANK(回数) 馬名
2回
  • ダイワメジャー産駒ダイワメジャー
2回
  • モーリス産駒モーリス

過去10年の血統を見てみると2勝している種牡馬が並んでいて、ロードカナロア、モーリス、ミッキーアイル、ディープインパクト、ダイワメジャー、ジャスタウェイ、キングカメハメハが2勝していますが、今回出走馬がいるのはダイワメジャー、モーリス

今回出走予定馬でダイワメジャー産駒は、ポエットリー。

モーリス産駒は、バウンシーステップ。

tanpuku_baunsi-suteppu

脚質的側面

過去10年の脚質別データを紹介します。

脚質 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0.0% 10.0% 20.0%
先行 7.9% 13.2% 26.3%
差し 6.8% 13.7% 15.1%
追込 5.7% 7.5% 13.2%

一番複勝率が良いのは先行馬で複勝率26.3%。一番複勝率が低いのは13.2%で追込み馬。

馬券に絡んだ回数を見ると逃げ馬は2頭、先行馬は10頭、差し馬は11頭、追込み馬は7頭となっており、傾向的には好位から中団位の位置取りが良さそうです。ただ他のレースに比べて比較的追込み馬の複勝率も高めになっております。逃げ馬が厳しいのは間違い無いでしょう。

枠順的側面

過去10年の枠順別データを紹介します。

勝率 連対率 複勝率
1枠 15.8% 15.8% 21.1%
2枠 0.0% 5.0% 5.0%
3枠 20.0% 20.0% 25.0%
4枠 0.0% 10.0% 20.0%
5枠 0.0% 10.0% 20.0%
6枠 5.0% 10.0% 10.0%
7枠 0.0% 10.7% 25.0%
8枠 7.1% 7.1% 7.1%

過去10年の枠順別データを見ると一番複勝率が高いのが3枠と7枠で25.0%。次が21.1%で1枠となります。

馬券に絡んだ回数を見ると7回馬券に絡んでいる7がトップ。次が5回絡んでいる3枠と5となります。

全体を見ると偶数枠よりも奇数枠の成績が良さそうです。

単勝オッズ的側面

過去10年の単勝人気別データを紹介します。

人気 勝率 連対率 複勝率
1番人気 10.0% 40.0% 40.0%
2番人気 40.0% 70.0% 90.0%
3番人気 10.0% 10.0% 10.0%
4番人気 0.0% 0.0% 10.0%
5番人気 10.0% 10.0% 20.0%
6番人気 0.0% 0.0% 30.0%
7番人気 0.0% 20.0% 20.0%
8番人気 30.0% 30.0% 30.0%
9番人気 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気 0.0% 0.0% 0.0%
11番人気 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 10.0% 10.0% 20.0%
13番人気 0.0% 10.0% 10.0%
14番人気 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0.0% 0.0% 0.0%
17番人気 0.0% 0.0% 0.0%
18番人気 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の単勝人気別データですが、1番人気の複勝率は40%と1番人気としては頼りない数字となります。

逆に2番人気の複勝率が90%と2番人気にしてはかなり複勝率が良いです。

人気的には2番人気を買わないとまず馬券は当たらないと言えるほどの高い数値を誇っています。

騎手的側面

ここからは、過去5年の阪神1,400m(内)の騎手成績を紹介します。

阪神 1,400m
騎乗回数ランキング-2024年最新版-
RANK(勝率/連対率) 騎手名
4.4%/16.1%
  • tanpuku_wadaryuji和田竜二
7.6%/14.4%

 

  • tanpuku_miyukihideaki幸英明

12.8%/25.7%

  • tanpuku_matsuyama松山弘平

※このコースの騎乗数が多い順上位3人を記載しています。

勝利数で見るとは川田将雅騎手が18勝でトップ。次点が松山弘平騎手の14勝、その次が岩田望来騎手で10勝となります。

この中で今回騎乗予定の騎手は、和田竜二騎手(マーシーラン)、松山弘平騎手(キャンシーエンゼル)、岩田望来騎手(オメガウインク)となります。

フィリーズレビュー2024出走馬確定(3月9日更新)

2024年3月10日に行われるフィリーズレビューの出走馬と枠順が確定しました。

馬番 馬名 騎手 連対率
1 コラソンビート 横山武史 60%
2 ロゼフレア 団野大成 83%
3 バウンシーステップ 菱田裕二 60%
4 エトヴプレ 藤岡佑介 80%
5 カルチャーデイ 酒井学 67%
6 シカゴスティング 鮫島克駿 40%
7 セシリエプラージュ M.デムーロ 33%
8 オアシスドール 松若風馬 100%
9 レディマリオン B.ムルザバエフ 100%
10 ドナベティ 坂井瑠星 60%
11 マーシーラン 和田竜二 50%
12 ジューンブレア 武豊 50%
13 ポエットリー 永島まなみ 75%
14 キャンシーエンゼル 松山弘平 25%
15 オメガウインク 岩田望来 60%

15頭立てとなりました。阪神ジュベナイルフィリーズ3着で今回圧倒的1番人気になりそうなコラソンビートは1枠1番といい枠に入りました。阪神競馬場の天気は土曜日、日曜日両日とも晴れの予報で良馬場で競馬は行われそうです。

フィリーズレビュー2024の展望

ここからは、私なりの阪急杯のレース考察を交えて予想を公開していきたいと思います。

まずは展開予想から。

出走馬の展開予想
先団 中団 後方

 

④エトヴプレ

⑤カルチャーデイ

⑥シカゴスティング

⑧オアシスドール

⑨レディマリオン

⑪マーシーラン

⑫ジューンブレア

⑬ポエットリー

⑭キャンシーエンゼル

⑮オメガウインク

①コラソンビート

②ロゼフレア

③バウンシーステップ

⑦セシリエプラージュ

⑩ドナベティ

先手を奪うのはおそらくシカゴスティングでしょう。オアシスドールも前走逃げているのですが、ダートでの逃げなので、芝でそこまでのダッシュ力はなさそうで、2番手はポエットリーが奪いそうです。先行勢も多くさらに阪神内回りコースなので淀みない流れで、脚がたまりにくい展開になりそうです。内回りなので4コーナーで内がごちゃつきそうですが、1番人気になりそうなコラソンビートは上手く内をついて捌けるのか、上手いこと4コーナー手前で外に持ち出せるのかが鍵になりそうで、外を回るにしても阪神内回りは最後の直線が短いので差し脚が届くかどうか騎手の手腕が問われそうです。ただメンバー的に実績が抜けていますし、力でねじ伏せるパターンも十分あるでしょう。注意すべきは人気薄の差し追込み馬。

たんぷくの注目馬と買い目を限定公開!

最後に私が注目している馬をご紹介します。

コラソンビート
注目馬画像

注目ポイント

前走は阪神ジュベナイルフィリーズ3着。
4戦3勝3着1回の戦績。。

阪神ジュベナイルフィリーズでは道中外外を回らされた上に、折り合いもかいておりました。さらにこの時の阪神競馬場は内が有利の馬場、で実際1、2着馬は道中馬場の内側を回っており、4コーナー回った時も外を回らされており、それでいて勝ち馬と0.2秒差の3着ということで一番強い競馬をしたのはこの馬と言っても過言ではありません。

今回の出走メンバーでこれくらいのパフォーマンスを出せる馬はいないと思うので、間違いなく重い印を打つべきでしょう。

マーシーラン
注目馬画像

注目ポイント

前走はエルフィンステークス6着。今回がデビュー3戦目。
今回は河原田騎手から和田騎手にスイッチ。こういうベテランにスイッチというのはチューリップ賞のスウィープフィートが頭をよぎります。

エルフィンステークスはそのスウィープフィートも出走し2着でしたが、スウィープフィートとは0.3秒差の6着。チューリップ賞の結果を見るとスウィープフィートから0.3秒差というのを考えると、今回は人気がなさそうですが、鞍上強化でスウィープフィートの再現が起こりそうな気がします。

このまま人気薄のままであれば、オイシイ穴馬と見ています。

オメガウインク
注目馬画像

注目ポイント

前走は春菜賞1着。赤松賞では阪神ジュベナイルフィリーズ2着のステレンボッシュと0.2秒差の3着。あまり現在は人気にならなさそうですが、これと過去の戦績、レースぶりを見れば実力はわかるのではないでしょうか。

コラソンビートがいる中でここを活用であれば一気にクラシックへ名乗りを上げることになるでしょう。

◎01 コラソンビート 
○06 シカゴスティング 
▲15 オメガウインク
△03 バウンシーステップ 

予想日 レース名 グレード
3月10日(日) フィリーズレビュー G2
買い方  
組み合わせ  
単勝/馬連/3連複/3連単

1着

2着

  • ③ 

3着

  • ③ 
  • ② 

フィリイーズレビュー2024攻略まとめ

ここまで、2024年3月10日に行われるフィリーズレビュー(G2)に関する概要と過去のデータ、注目馬を紹介してきました。

レース傾向としては波乱含みなので、データはもちろんですが、調教や枠順も加味ししっかり的中させていきたいです。先週のチューリップ賞が5番人気を軸にできたのに、紐が拾えなかったので今回はしっかりと紐も拾って先週のリベンジといきたいです。

詳しい情報とフィリーズレビューの予想は枠順が確定次第追記していきます。

是非続報をお待ちください。

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