【2024年】歴代種牡馬勝利数ランキング!今年主役になりそうな種牡馬は!?
2024/02/05:2024年注目の種牡馬ランキングについて追記
2024/01/10:歴代種牡馬勝利数ランキングを公開
本ページでは、歴代の種牡馬ランキングについて詳しく紹介しています。
勝利数・種付け料をはじめとした、日本の競馬界を支えてきた歴代の種牡馬に関する情報はもちろん。
今後注目を集めるであろう種牡馬についても詳しくご紹介していますので、是非最後までご覧ください。
【この記事でわかることはこちら】
1968年11月1日生まれ。慶應義塾大学卒業。
某スポーツ新聞の競馬面を16年担当。その後、独立してフリーのライターとして活動中。競馬だけではなく、競艇・競輪関連の記事やコラムを執筆する。
競馬歴27年・競艇歴30年・競輪歴25年。趣味は海外旅行。年間10回以上は海外へ。
競艇予想サイト解体新書では全体の監修・コラムの執筆を担当。
著書『解体新書〜競馬・競艇・競輪を極めた男の13の法則〜』を出版予定。
【通算2000勝以上】種牡馬ランキングTOP3
まずは、産駒の通算勝利数が2,000を超える種牡馬を3頭ご紹介します。
※種付け料は該当産駒の歴代最高額を記載しています。
馬名 | 主な代表馬 | 通算勝利数 | 重賞勝利数 | 累計勝馬率 | 種付け料 |
---|---|---|---|---|---|
ディープインパクト | コントレイル | 2772勝 | 290勝 | .642 | 4,000万円 |
サンデーサイレンス | ディープインパクト | 2749勝 | 311勝 | .667 | 2,500万円 |
キングカメハメハ | ロードカナロア | 2216勝 | 139勝 | .489 | 1,200万円 |
1位は言わずと知れた名馬ディープインパクト。
ディープインパクト自身も生涯成績14戦12勝と無類の強さを誇った実力馬ですが、産駒も素晴らしい成績を残しています。
とくにコントレイルは日本競馬史上3頭目の無敗でのクラシック三冠を達成。
世界初の親子での無敗クラシック三冠を達成し話題を集めました。
そのディープインパクトの父にあたるのが産駒通算勝利数2位のサンデーサイレンス。
元々はアメリカ競馬で輝かしい成績を残していたサンデーサイレンスですが、種牡馬として日本へ輸入されたあとはディープインパクトやゼンノロブロイ、スペシャルウィークといった名馬を排出してます。
通算勝利数3位は短い競走馬生活で強烈なインパクトを残したキングカメハメハ。
種牡馬としても輝かしい成績を残しており、代表馬にロードカナロアやボッケリーニなどがいます。
【通算1000勝以上】種牡馬ランキングTOP21
続いて、産駒の通算勝利数が1,000を超える種牡馬を21頭ご紹介します。
馬名 | 主な代表馬 | 通算勝利数 | 重賞勝利数 | 累計勝馬率 | 種付け料 |
---|---|---|---|---|---|
ノーザンテースト | マチカネタンホイザ | 1757勝 | 92勝 | .669 | – |
ブライアンズタイム | ナリタブライアン | 1711勝 | 82勝 | .493 | 700万円 |
ハーツクライ | ジャスタウェイ | 1533勝 | 85勝 | .471 | 1,000万円 |
フジキセキ | キンシャサノキセキ | 1527勝 | 78勝 | .424 | 600万円 |
クロフネ | ソダシ | 1487勝 | 51勝 | .425 | 600万円 |
サクラバクシンオー | ビッグアーサー | 1435勝 | 45勝 | .503 | 500万円 |
ライジングフレーム | セイユウ | 1379勝 | 62勝 | .825 | – |
ダイワメジャー | セリフォス | 1310勝 | 51勝 | .456 | 600万円 |
パーソロン | シンボリルドルフ | 1272勝 | 95勝 | .665 | – |
ヒンドスタン | シンザン | 1258勝 | 113勝 | .839 | 20万円前後 |
マンハッタンカフェ | ヒルノダムール | 1163勝 | 55勝 | .384 | 600万円 |
ステイゴールド | オルフェーヴル | 1145勝 | 116勝 | .364 | 800万円 |
トサミドリ | ヤマミドリ | 1135勝 | 55勝 | .823 | – |
ダンスインザダーク | ダンスインザムード | 1110勝 | 48勝 | .343 | 500万円 |
シンボリクリスエス | エピファネイア | 1086勝 | 38勝 | .370 | 600万円 |
ネヴァービート | マーチス | 1064勝 | 47勝 | .646 | – |
ゴールドアリュール | コパノリッキー | 1057勝 | 26勝 | .425 | 300万円 |
トニービン | ジャングルポケット | 1054勝 | 61勝 | .515 | 1,000万円 |
アフリート | ゴールデンジャック | 1040勝 | 13勝 | .502 | 700万円 |
ロードカナロア | アーモンドアイ | 1015勝 | 68勝 | .424 | 2,000万円 |
チャイナロック | ニホンピロウイナー | 1012勝 | 45勝 | .643 | – |
現役種牡馬はダイワメジャーとロードカナロアの2頭。
ダイワメジャーはマイルチャンピオンシップを制したセリフォスなどを排出。
現役時代G1を6勝したロードカナロアはダノンスコーピオンやベラジオオペラといった実力馬を着々と生み出しており、ダートが主流の地方競馬でも強さを発揮しています。
また、史上5頭目の牝馬3冠を達成したアーモンドアイもロードカナロア産駒の1頭。
そのアーモンドアイも引退後の21年に繁殖牝馬入りしており、順調にいけば初子が今年デビュー予定です。
【通算100勝以上】種牡馬ランキングTOP3
続いて、産駒の通算勝利数が100を超える種牡馬を21頭ご紹介します。
馬名 | 主な代表馬 | 通算勝利数 | 重賞勝利数 | 累計勝馬率 | 種付け料 |
---|---|---|---|---|---|
アグネスタキオン | ダイワスカーレット | 967勝 | 55勝 | .470 | 1,200万円 |
ネオユニヴァース | ヴィクトワールピサ | 933勝 | 33勝 | .349 | 500万円 |
スペシャルウィーク | ブエナビスタ | 863勝 | 35勝 | .382 | 800万円 |
タイキシャトル | メイショウボーラー | 855勝 | 20勝 | .365 | 600万円 |
トウショウボーイ | ミスターシービー | 849勝 | 48勝 | .618 | 350万円 |
フレンチデピュティ | クロフネ | 814勝 | 29勝 | .430 | 800万円 |
リアルシャダイ | ライスシャワー | 788勝 | 32勝 | .469 | – |
ジェイドロバリー | クリノスターオー | 767勝 | 17勝 | .481 | – |
ルーラーシップ | キセキ | 750勝 | 30勝 | .397 | 600万円 |
ジャングルポケット | サンレイポケット | 714勝 | 37勝 | .285 | 350万円 |
ゼンノロブロイ | サンテミリオン | 695勝 | 21勝 | .375 | 500万円 |
ハービンジャー | ナミュール | 692勝 | 40勝 | .331 | 600万円 |
フォーティナイナー | アドマイヤホープ | 627勝 | 11勝 | .535 | 不明 |
シンザン | ミホシンザン | 625勝 | 49勝 | .540 | 20万円 |
アンバーシャダイ | メジロライアン | 618勝 | 26勝 | .436 | 不明 |
ヘニーヒューズ | ダイナガリバー | 575勝 | 14勝 | .464 | 500万円 |
キズナ | ソングライン | 559勝 | 24勝 | .447 | 1,200万円 |
キングヘイロー | カワカミプリンセス | 547勝 | 14勝 | .312 | 350万円 |
タニノギムレット | ウオッカ | 538勝 | 25勝 | .271 | 400万円 |
ホワイトマズル | ニホンピロアワーズ | 526勝 | 27勝 | .365 | – |
オルフェーヴル | ウシュバテソーロ | 503勝 | 29勝 | .327 | 600万円 |
オペラハウス | テイエムオペラオー | 477勝 | 49勝 | .291 | 420万円 |
グラスワンダー | スクリーンヒーロー | 469勝 | 29勝 | .232 | 400万円 |
エピファネイア | エフフォーリア | 411勝 | 19勝 | .387 | 1,800万円 |
ドゥラメンテ | タイトルホルダー | 395勝 | 23勝 | .385 | 1,000万円 |
スクリーンヒーロー | ゴールドアクター | 378勝 | 24勝 | .352 | 700万円 |
モーリス | ジャックドール | 350勝 | 17勝 | .374 | 800万円 |
ウォーエンブレム | シビルウォー | 172勝 | 17勝 | .538 | 800万円 |
キタサンブラック | イクイノックス | 163勝 | 17勝 | .446 | 2,000万円 |
産駒が安定した強さを誇るエピファネイアが着実に頭数を増やしています。
また、ドゥラメンテも23年の最優秀3歳牝馬のリバティアイランドや22年の最優秀3歳牝馬のスターズオンアースを排出するなど今後の活躍も期待されていましたが、9歳の若さで急逝。種牡馬として現役なら1,500万円くらいまで種付け料が上がっていたと言われています。
そんな中、種牡馬としてここ数年で頭角を現しているのがキタサンブラック。
代表馬のイクイノックスは22年・23年の年度代表馬となっており、種牡馬7年目となるキタサンブラックは今年の種付け料が2,000万円と、現役種牡馬としては最高額となっています。
【2024年】期待の種牡馬ランキングTOP10
ここからは、2024年に産駒の活躍が期待される期待の種牡馬を10頭ご紹介します。
馬名 | 通算成績 | 主な勝ち鞍 | 獲得賞金 | 種付け料 |
---|---|---|---|---|
イクイノックス | 10戦8勝 | 有馬記念 | 17億5,655万円 | 2,000万円 |
キタサンブラック | 20戦12勝 | 有馬記念 | 18億7,684万円 | 2,000万円 |
エピファネイア | 14戦6勝 | ジャパンC | 6億8,779万円 | 1,500万円 |
コントレイル | 11戦8勝 | ジャパンC | 11億9,529万円 | 1,500万円 |
スワーヴリチャード | 19戦6勝 | ジャパンC | 8億9,132万円 | 1,200万円 |
キズナ | 14戦7勝 | 日本ダービー | 4億7,639万円 | 1,200万円 |
エフフォーリア | 11戦6勝 | 有馬記念 | 7億7,663万円 | 400万円 |
サートゥルナーリア | 10戦6勝 | 皐月賞 | 5億2,358万円 | 800万円 |
ブリックスアンドモルタル | 6戦4勝 | ペガサスワールドCターフ | 10億7,500万円※ | 600万円 |
アドマイヤマーズ | 13戦6勝 | NHKマイルC | 3億2,219万円 | 700万円 |
※獲得賞金708万5,650ドルを日本円で換算
近年、産駒が素晴らしい活躍を遂げているキタサンブラックはもちろん。
そのキタサンブラックを父に持つイクイノックスは種牡馬となった初年度から種付け料2,000万円となっており、親子で現役種牡馬最高額の種付け料が設定されています。
また、父ディープインパクトとともに史上初の無敗三冠を達成したコントレイルも注目の1頭。
昨年のセレクトセールではコントレイル産駒が人気を集め、売却額は総額25億円と爆売れしました。
その他では2021年の年度代表馬エフフォーリアや、2019年のアメリカ年度代表馬ブリックスアンドモルタルらも注目を集めています。
【2024年】期待の種牡馬ランキングまとめ
各種ランキングは定期的に更新していく予定です。
例年勢いを増しているキタサンブラック産駒をはじめ、今年はどの種牡馬が競馬界を牽引していくのか・・・か・・・
皆さんが注目している種牡馬がいましたら是非、コメント欄で教えてください!