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ロードカナロア産駒の特徴を完全網羅!得意距離やコース・レース別成績を調査

どうも。福岡です。

今回は、G1通算9勝を誇るアーモンドアイを輩出し、2023年の種牡馬リーディングでも1位となっている『ロードカナロア産駒』について詳しく触れていきたいと思います。

ドレフォン

本記事で記載している内容がこちら。

  1. ロードカナロア自身の成績や血統
  2. ロードカナロア産駒の特徴
  3. ロードカナロア産駒の主な活躍馬

新馬戦はもちろん、注目度の高い重賞レースでも度々目にすることが増えたロードカナロア産駒の特徴を押さえ、自身のレース予想に役立ててみてください。

この記事の監修者
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解体新書プロジェクト 総責任者
福岡 裕也

1968年11月1日生まれ。慶應義塾大学卒業。

某スポーツ新聞の競馬面を16年担当。その後、独立してフリーのライターとして活動中。競馬だけではなく、競艇・競輪関連の記事やコラムを執筆する。

競馬歴27年・競艇歴30年・競輪歴25年。趣味は海外旅行。年間10回以上は海外へ。

競艇予想サイト解体新書では全体の監修・コラムの執筆を担当。

著書『解体新書〜競馬・競艇・競輪を極めた男の13の法則〜』を出版予定。

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ロードカナロアの通算成績や勝鞍について

まずは、ロードカナロアがどんな馬だったのか。

言わずと知れた名馬のため改めて説明する必要は無いかもしれませんが、後々記載する得意条件等にリンクする部分もあるかもしれないため、詳しく解説していきます。

ロードカナロアの血統

ロードカナロア

キングカメハメハ

2001 鹿毛 Mr.Prospector系

Kingmambo(米)

1990 鹿毛

Mr.Prospector
1970 鹿毛
Miesque
1984 鹿毛

マンファス(愛)

1991 黒鹿毛

ラストタイクーン(愛)
1983 黒鹿毛
Pilot Bird
1983 鹿毛

レディブラッサム

1996 鹿毛

Storm Cat(米)

1983 黒鹿毛

Storm Bird
1978 鹿毛
Terlingua
1976  栗毛

サラトガドゥー(米)

1989 鹿毛

Cormorant
1974 鹿毛
Super Luna
1982 鹿毛
  • 戦績:19戦13勝
  • 獲得賞金:6億6,995万円
  • 調教師:安田隆行(栗東)
  • 馬主:ロードホースクラブ
  • セリ取引価格:-

父は通算8戦7勝、種牡馬としても2010年・2011年にJRA総合リーディングサイアーを受賞したキングカメハメハ

父父KingmamboはマイルG1を3勝しており、種牡馬としてもエルコンドルパサーといった1999年の年度代表馬も輩出しています。

一方で、母のレディブラッサムは通算24戦5勝ですが、重賞などレベルの高いレースの出走経験は無し。

母父のStormCatは種牡馬として2歳リーディングサイアーを7回獲得。種付け料約6000万円という高額な値段で取引され日本でも話題を集めました。

調教師の安田隆行はJRAの元騎手で、現役時代は伝説の名馬とも称されるトウカイテイオーに騎乗していたことでも有名です。

ロードカナロアのレース成績・受賞歴

ロードカナロアの主な勝鞍がこちら。

  • 香港スプリント(G1)
  • 安田記念(G1)
  • スプリンターズステークス(G1)
  • 高松宮記念(G1)

現役時代のロードカナロアは母レディブラッサムと似て短距離向きの馬体をしており、実際に短距離レースで多くの実績を残しています。

2012年には、日本競馬界で鬼門とされるほど難しいとされた香港スプリント(G1)を制覇し日本所属馬として初の快挙を達成

その後の安田記念(G1)や高松宮記念(G1)といったスプリントレースでも勝利を挙げています。

中でも特に圧巻だったのが、引退レースとなった2013年の香港スプリント。

前年の優勝馬として出走し世界中の強豪が集まる中、1200mという短距離レースながら直線だけで5馬身差をつける圧巻の走りを見せつけました。

そんなロードカナロアは現役を引退して10年経った今でも、「最強スプリンター」として競馬ファンから愛されています。

ロードカナロア産駒の特徴

ここからが本番。

今後の予想に役立つロードカナロア産駒の押さえておきたい特徴を1つずつ、詳しく解説していきます。

【特徴その①】芝・ダート共に高い連対率を記録

ロードカナロア産駒の2017年〜2023年7月現在までの芝・ダートの入線率を見ていきましょう。

《芝のレース結果》

年度 出走回数 勝利数 1着 2着 3着 着外 3連対率
累計 5501回 623勝 623回 526回 423回 3929回 29%
2023 574回 58勝 58回 59回 43回 414回 28%
2022 1127回 109勝 109回 102回 73回 843回 25%
2021 1038回 114勝 114回 90回 74回 760回 27%
2020 1047回 114勝 114回 89回 87回 757回 28%
2019 912回 109勝 109回 100回 73回 630回 31%
2018 620回 82勝 82回 66回 52回 420回 32%
2017 183回 37勝 37回 20回 21回 105回 43%

《ダートのレース結果》※地方競馬と中央競馬での成績を足した数値となります

年度 出走回数 勝利数 1着 2着 3着 着外 3連対率
累計 10023回  1390勝 1390回 1154回 994回 6485回 35%
2023 1549回 170勝 170回 182回 166回 1031回 33%
2022 2537回 336勝 336回 267回 237回 1697回 33%
2021 2147回 274勝 274回 211回 208回 1454回 32%
2020 1778回 277勝 277回 233回 182回 1086回 39%
2019 1335回 236勝 236回 190回 143回 766回 43%
2018 635回 95勝 95回 65回 55回 420回 39%
2017 42回 2勝 2回 6回 3回 31回 26%

ロードカナロア産駒が初めて出走したのは2017年6月の2歳新馬戦から。

ロードカナロア自身は芝を主戦とした競走馬でしたが、地方競馬も合わせるとダートでの出走回数が多くなっていました。

成績を見ると芝では毎年3割近い3連対率であることに加えて、ダートでは30%を下回っている年はないほど安定した成績を残し、特にどちらかを苦手としていることは無い印象。

ただ、重賞などレベルの高いレースになると芝での勝率・連対率・複勝率がダートを上回っているため、芝・ダート兼用ながら芝のほうがやや優勢な種牡馬と考えていいでしょう。

種付け頭数も年々減少傾向にありますが、2022年の種牡馬リーディングではディープインパクト産駒に次ぐ成績を残しているため、今後もアーモンドアイに続く大物を輩出する可能性は高いでしょう。

【特徴その②】基本的には1200m~1600mを得意としている

続いて、芝の距離別成績を見ていきます。

年度 〜1400m 〜1800m 〜2200m 〜2600m
1着 2着 3着 着外 三連対率 1着 2着 3着 着外 三連対率 1着 2着 3着 着外 三連対率 1着 2着 3着 着外 三連対率
累計 312回 231回 190回 1832回 29% 234回 212回 171回 1562回 28% 65回 72回 53回 467回 29% 12回 11回 9回 66回 33%
2023 23回 24回 9回 185回 23% 31回 23回 23回 165回 32% 3回 9回 10回 52回 30% 1回 3回 1回 12回 29%
2022 49回 40回 31回 402回 23% 44回 38回 31回 304回 27% 15回 19回 10回 120回 27% 1回 5回 1回 16回 33%
2021 72回 50回 38回 370回 30% 33回 30回 31回 283回 25% 8回 10回 5回 91回 20% 1回 0回 0回 16回 5%
2020 55回 41回 41回 354回 28% 33回 38回 25回 302回 24% 20回 8回 15回 89回 33% 6回 2回 6回 11回 56%
2019 54回 38回 34回 263回 32% 41回 43回 31回 287回 29% 13回 18回 7回 72回 35% 1回 1回 1回 8回 27%
2018 41回 30回 24回 192回 33% 33回 29回 23回 185回 31% 6回 7回 5回 40回 31% 2回 0回 0回 3回 40%
2017 18回 8回 13回 66回 37% 19回 11回 7回 36回 51% 0回 1回 1回 3回 40% 0回 0回 0回 0回 0%

ロードカナリア自身の現役時代と同じように1200m~1600mを得意とする産駒が多いのが特徴。

ただ、父キングカメハメハと同じように母系の良さを引き出す力もあり、母系次第で中長距離以上もこなせる産駒も輩出しています。

牡馬は芝2500mの目黒記念(G2)を勝利したキングオブコージを筆頭に距離が伸びても勝率はそれほど落ちません

しかし、世代限定戦では中距離まで対応できても、古馬になると短距離での出走に戻るパターンが多いことも覚えておきましょう。

牝馬は1800mになると勝率が落ち、2000m以上もアーモンドアイを除くと勝率は8%程度なので、基本的にはマイル以下が適正距離となっています。

【特徴その③】ダートでは1800m以下が好成績

ダートの距離別成績がこちら。

※地方競馬と中央競馬での成績を足した数値となります

年度 1000m〜1400m 〜1800m 〜2200m 〜2600m
1着 2着 3着 着外 三連対率 1着 2着 3着 着外 三連対率 1着 2着 3着 着外 三連対率 1着 2着 3着 着外 三連対率
累計 1053回 869回 738回 4535回 37% 125回 265回 234回 1812回 26% 21回 19回 22回 133回 32% 1回 1回 0回 5回 0%
2023 124回 132回 115回 670回 36% 42回 44回 45回 329回 28% 4回 6回 6回 31回 34% 0回 0回 0回 1回 0%
2022 252回 191回 164回 1152回 35% 80回 70回 69回 513回 30% 3回 6回 4回 32回 29% 1回 0回 0回 0回 100%
2021 218回 168回 158回 1034回 34% 59回 41回 46回 383回 28% 5回 1回 4回 37回 21% 0回 1回 0回 0回 100%
2020 196回 178回 148回 789回 40% 74回 53回 30回 282回 36% 7回 2回 4回 12回 52% 0回 0回 0回 3回 0%
2019 190回 148回 104回 547回 45% 44回 40回 37回 206回 37% 2回 2回 2回 12回 33% 0回 0回 0回 1回 0%
2018 79回 47回 46回 315回 35% 16回 16回 7回 96回 29% 0回 2回 2回 9回 31% 0回 0回 0回 0回 0%
2017 2回 5回 3回 28回 26% 0回 1回 0回 3回 25% 0回 0回 0回 0回 0% 0回 0回 0回 0回 0%

上記でも述べたように、芝で活躍した種牡馬でありながら、ダートでも安定した成績を残しているのがロードカナロア産駒になります。

ただし、芝では母系次第で適正距離が広くなっていましたが、ダートになると1800m以上では徐々に成績を落としていることを頭に入れておきましょう。

それでも全体的に見て3連対率が30%を超える年が多く、特に新馬戦や未勝利戦などレベルが低いレースに関しては人気の割に好走することが多いので馬券に含めておくことをオススメします。

【特徴その④】芝はやや重まで◎、ダートは万能

芝とダートコースの良馬場、稍重、重馬場、不良馬場での産駒成績を見ていきます。

《芝コース良・稍重》

年度 出走回数 勝利数 1着 2着 3着 着外 3連対率
累計 5059回 586勝 586回 485回 396回 3592回 29%
2023 489回 54勝 54回 52回 36回 347回 29%
2022 1075回 104勝 104回 99回 72回 800回 26%
2021 953回 104勝 104回 82回 69回 698回 27%
2020 936回 104勝 104回 84回 80回 668回 29%
2019 848回 105勝 105回 88回 68回 587回 31%
2018 590回 80勝 80回 62回 51回 397回 33%
2017 168回 35勝 35回 18回 20回 95回 43%

《芝コース重・不良》

年度 出走回数 勝利数 1着 2着 3着 着外 3連対率
累計 442回 37勝 37回 41回 27回 337回 24%
2023 85回 4勝 4回 7回 7回 67回 21%
2022 52回 5勝 5回 3回 1回 43回 17%
2021 85回 10勝 10回 8回 5回 62回 27%
2020 111回 10勝 10回 5回 7回 89回 20%
2019 64回 4勝 4回 12回 5回 43回 33%
2018 30回 2勝 2回 4回 1回 23回 23%
2017 15回 2勝 2回 2回 1回 10回 33%

《ダートコース良・稍重》※地方競馬と中央競馬での成績を足した数値となります

年度 出走回数 勝利数 1着 2着 3着 着外 3連対率
累計 6978回 975勝 975回 800回 695回 4508回 35%
2023 1065回 117勝 117回 134回 110回 704回 34%
2022 1876回 247勝 247回 201回 188回 1240回 34%
2021 1399回 170勝 170回 133回 124回 972回 31%
2020 1244回 193勝 193回 154回 125回 772回 38%
2019 941回 177勝 177回 135回 103回 526回 44%
2018 417回 70勝 70回 37回 42回 268回 36%
2017 36回 1勝 1回 6回 3回 26回 28%

《ダートコース重・不良》※地方競馬と中央競馬での成績を足した数値となります

年度 出走回数 勝利数 1着 2着 3着 着外 3連対率
累計 3045回 415勝 415回 354回 299回 1977回 35%
2023 484回 53勝 53回 48回 56回 327回 32%
2022 661回 89勝 89回 66回 49回 457回 31%
2021 748回 104勝 104回 78回 84回 482回 36%
2020 534回 84勝 84回 79回 57回 314回 41%
2019 394回 59勝 59回 55回 40回 240回 39%
2018 218回 25勝 25回 28回 13回 152回 30%
2017 6回 1勝 1回 0回 0回 5回 17%

芝では日刊スポシンザン記念(G3)を制したアーモンドアイや京王杯スプリングで(G2)で惜しくも2着となったステルヴィオなどオープンクラスで結果を残しており、良・稍重馬場は苦戦していない印象を受けます。

しかし、重・不良馬場では近年成績を落とし3連対率が20%を下回る年もあるので予想の際は注意が必要となるでしょう。

一方でダートでは中央・地方共に馬場状態に左右されず、3連対率30%超えを連発しています。

特に東京・新潟馬場ダートコースの相性が良く、これらの競馬場でロードカナロア産駒が出走する際は、本命馬として馬券の軸にするといいでしょう。

ロードカナロア産駒の特徴まとめ

dorefon

改めて、ロードカナロア産駒の特徴をまとめてみました。

  1. 芝・ダート共に安定した成績
  2. 芝・牡馬は1600m~1800mが狙い目
  3. 芝・牝馬は1600m~2000mが狙い目
  4. ダートは適正距離が広く万能型が多い
  5. 馬場状態に左右されない馬が多い
  6. 東京・新潟競馬場のダートコースに出走する際は注目

あくまでも上記のデータはほんの一部でしかありませんが、これを知っているか・知らないかでは全然違うはず。

是非これらの特徴を参考にしてみてください。

ロードカナロア産駒の主な活躍馬

ロードカナロア産駒として重賞レースで勝利を挙げている馬やこれからの活躍が楽しみな馬がこちら。

レッドルゼル

レッドルゼル

ロードカナロア

2008 鹿毛 Mr.Prospector系

キングカメハメハ

2001 鹿毛

Kingmambo(米)
1990 鹿毛
マンファス(愛)
1991 黒鹿毛

レディブラッサム

1996 鹿毛

Storm Cat(米)
1983 黒鹿毛
サラトガドゥー(米)
1989 鹿毛

フレンチノワール

2005 鹿毛

フレンチデピュティ(米)

1992 栗毛

Deputy Minister
1979 黒鹿毛
Mitterand 
1981 鹿毛

パープルホワイト

1996 鹿毛

フジキセキ
1992 青鹿毛
カノープス
1990 鹿毛
  • 戦績:25戦9勝
  • 獲得賞金:2億3,825万円(中央)・1億1,000万円(地方)
  • 調教師:安田隆行(栗東)
  • 馬主:東京ホースレーシング
  • セリ取引価格:-
  • 主な勝鞍:2021年JBCスプリント(G1)

2018年9月にデビューしたレッドルゼル

ロードカナロア産駒らしく、主に1200m~1600mのレースで活躍しています。

デビュー戦は3着に敗れるも2戦目で初勝利を飾ると、その後のレースでは馬券内に入る好走を連発。

5歳時の2021年に根岸S(G3)で重賞初勝利を飾り、地方競馬のスプリンター決定戦であるJBCスプリントも制覇しています。

次走は未定ですが7歳という馬齢を考えると、そこまで多くのレースには出走できないですが秋以降の出走を楽しみにしておきましょう。

パンサラッサ

パンサラッサ

ロードカナロア

2008 鹿毛 Mr.Prospector系

キングカメハメハ

2001 鹿毛

Kingmambo(米)
1990 鹿毛
マンファス(愛)
1991 黒鹿毛

レディブラッサム

1996 鹿毛

Storm Cat(米)
1983 黒鹿毛
サラトガドゥー(米)
1989 鹿毛

ミスペンバリー

2002 鹿毛

モンジュー(愛)

1996 鹿毛

Sadler’sWells(米)
1981 鹿毛
Floripedes 
1985 鹿毛

Stitching

1992 鹿毛

ハイエステイト(愛)
1986 黒鹿毛
Itching
1989 黒鹿毛
  • 戦績:26戦7勝
  • 獲得賞金:3億170万円
  • 調教師:矢作芳人(栗東)
  • 馬主:広尾レース
  • セリ取引価格:-
  • 主な勝鞍:2022年ドバイターフ(G1)

競馬ファンからは「パンくん」の愛称で親しまれているパンサラッサ

大逃げのレーススタイルを得意とし、G1通算・2勝を挙げています。

また、海外遠征も積極的に行っており、直近レースは3戦連続海外での出走となっています。

次走は8月2日にイギリスで行われ世界最高峰のマイル戦として知られるサセックスS(G1)を予定していましたが怪我のために断念。

秋以降の復帰を目指しているようなので、今後もパンサラッサの海外挑戦を応援していきましょう。

ダノンスコーピオン

ダノンスコーピオン

ロードカナロア

2008 鹿毛 Mr.Prospector系

キングカメハメハ

2001 鹿毛

Kingmambo(米)
1990 鹿毛
マンファス(愛)
1991 黒鹿毛

レディブラッサム

1996 鹿毛

Storm Cat(米)
1983 黒鹿毛
サラトガドゥー(米)
1989 鹿毛

レキシールー(加)

2011 鹿毛

Sligo Bay

1998 鹿毛

Sadler’sWells(米)
1981 鹿毛
Angelic Song 
1988 鹿毛

Oneexcessivenite

2000 鹿毛

In Excess
1987 黒鹿毛
Favored One
1992 鹿毛
  • 戦績:12戦4勝
  • 獲得賞金:2億3,190万円
  • 調教師:安田隆行(栗東)
  • 馬主:ダノックス
  • セリ取引価格:-
  • 主な勝鞍:2022年NHKマイルC(G1)

カナダの年度代表馬レキシールーを母に持つダノンスコーピオン

デビューから2連勝を飾ると、翌2022年のアーリントンC(G3)・NHKマイルC(G1)で重賞2連勝を果たします。

しかし、直近レースでは上位人気ながら凡走が続いているため、秋以降のレースで立て直しが出来るのかに注目が集まります。

ベラジオオペラ

ベラジオオペラ

ロードカナロア

2008 鹿毛 Mr.Prospector系

キングカメハメハ

2001 鹿毛

Kingmambo(米)
1990 鹿毛
マンファス(愛)
1991 黒鹿毛

レディブラッサム

1996 鹿毛

Storm Cat(米)
1983 黒鹿毛
サラトガドゥー(米)
1989 鹿毛

エアルーティーン

2012 栗毛

ハービンジャー(英)

2006 鹿毛

Dansili
1996 黒鹿毛
Penang Pearl 
1996 鹿毛

エアマグダラ

2003 栗毛

サンデーサイレンス(米)
1986 青鹿毛
エアデジャヴー
1995 鹿毛
  • 戦績: 5戦3勝
  • 獲得賞金:1億1,802万円
  • 調教師:上村洋行(栗東)
  • 馬主:林田祥来
  • セリ取引価格:4,851万(2022年千葉サラブレットセール)
  • 主な勝鞍:2023年フジテレビ賞スプリングS(G2)

通算5戦3勝で注目の3歳馬のベラジオオペラ

大混戦となった2023年の日本ダービー(G1)でも4着となるなど注目度も鰻登りとなっています。

調教師の上村洋行は元騎手として知られており、日本ダービーには4度の騎乗経験がある名ジョッキー。

ベラジオオペラの次走は9月24日に阪神競馬場で行われる神戸新聞杯(G2)に出走予定。上村調教師との重賞2勝目を決めることが出来るのか、期待しておきましょう。

なんJ(競馬スレ・掲示板)での評価・評判について

なんJとは、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で発足したなんでもジュピター実況版の名称。

様々な掲示板で色々なことについて話をしている→誰かしらがその板でリアルタイムの回答をする=なんjと呼ばれる様になってきています。

ロードカナロア産駒に関するスレッドを見てみると、

  • 世界のロードカナロア
  • ダートでも強すぎる
  • 晩成型が多くて6・7歳でも重賞勝てるのスゴイ
  • 2歳馬も注目馬多いな

などといった、子供を含めロードカナロアの血統を評価する声が多数投稿されていました。

中には「晩成型が多いから3歳馬はあまり期待できない」といったコメントもありましたが、ここ最近では上記で紹介したベラジオオペラやダノンスコーピオンを兄に持つ2歳新馬・ダノンキラウェアのような注目も若手が多く出走しているので、クラシックレースで活躍する馬が出てくる日も近いのではないでしょうか。

ロードカナロア産駒のまとめ

年度 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
種付け料 500万 500万 500万 500万 800万 1500万 2000万 1500万 1500万 1200万
種付け頭数 250頭 276頭 267頭 250頭 294頭 245頭 179頭 155頭 131頭
サイアーリーディング 40位 7位 3位 2位 2位 2位 1位(7/30日現在)

2023年7月30日時点でロードカナロア産駒はサイアーリーディングで昨年1位のディープインパクトやキタサンブラックなどを凌いで1位になっています。

種付け頭数が年々減少傾向にある中でサイアーリーディングの順位が高いということは、質の高い産駒が増えてきているということでしょう。

現在はロードカナロア自身と同じように1200m~1600mを得意としている産駒が多くなっています。

ですが、産駒の特徴でもお伝えした通り、母系の血統次第では中長距離以上もこなせる産駒が増えてきているため、今後ロードカナロア産駒がクラシックレースに出走した際には母系の成績も見ておくといいでしょう。

今回お伝えした産駒の情報や特徴をいち早く押さえ、自身の予想に活かすことができれば無駄な馬券代を省くことはもちろん、より効率的に稼ぐことができるので覚えておきましょう。