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キラーアビリティの次走は?基本情報から特徴まで徹底解説!

キラーアビリティトップ

競馬予想サイト解体新書の検証担当「河田 孝太郎」です。

今回は、2021年のホープフルステークスを制し、評価も急上昇している『キラーアビリティ』についてご紹介しようと思います。

過去にはエピファネイア、サートゥルナーリア、コントレイルといった名馬も勝利を挙げたホープフルステークス。

その後の活躍は皆さんもご存知の通りですが、2021年のホープフルを制したキラーアビリティとは一体どのような馬なのか、気になる方も多いことでしょう。

そんな方に向けて、過去のレース成績や特徴、予想される次走の出走レースといった細かな情報まで余すことなく掲載。

是非最後までご覧ください。

キラーアビリティについて

まずは、キラーアビリティが一体どんな馬なのか。

基本情報や血統についてご紹介したいと思います。

キラーアビリティ特徴

基本情報について

基本情報がこちら。

  • 英:Killer Ability
  • 生年月日:2019年1月27日
  • 性別:牡
  • 毛色:青鹿毛
  • 父:ディープインパクト
  • 母:キラーグレイシス
  • 調教師:斉藤崇史(栗東)
  • 生産者:ノーザンファーム
  • 馬主:キャロットファーム
  • 産地:安平町
  • 獲得賞金:8,368万円(中央)
  • 通算成績:4戦2勝

馬名(意味)について

馬名の由来は「素晴らしい能力、才能」。

母のキラーグレイシスから「キラー」を取り、父ディープインパクトとその産駒の素晴らしい活躍から「素晴らしい能力、才能を秘めている」ということから連想された名前とのことです。

血統について

父は無敗でのクラシック三冠、引退レースとして出走した有馬記念での圧勝など言わずと知れた名馬ディープインパクト。

母はキラーグレイシス。

ディープインパクトは種牡馬としても様々な名馬を生み出していますが、記憶に新しいコントレイルもその1頭。

皐月賞、東京優駿、菊花賞を制し親子揃ってのクラシック三冠を達成しました。

そんなコントレイルも、2歳馬時代にはホープフルステークスを制覇。

ホープフルステークスはクラシックへの登竜門とも呼ばれるレースとなっているため、昨年のホープフルを制したキラーアビリティも今後の活躍が期待されます。

キラーアビリティの競走成績

キラーアビリティの出走履歴は以下の通り。

日付 開催場 レース名 騎手 着順 勝ち馬(2着馬)
2021年12月28日 中山11R ホープフルS(G1) 横山武史 1着 (ジャスティンパレス)
2021年10月30日 阪神09R 荻S(L) 岩田望来 2着 ダノンスコーピオン
2021年08月28日 小倉02R 2歳未勝利 岩田望来 1着 (パーソナルハイ)
2021年06月27日 阪神05R 2歳新馬 ルメール 5着 レッドベルアーム

デビュー戦こそ勝利を逃したキラーアビリティですが、その後は3戦全てで1、2着に入線するなど目覚ましい活躍を見せています。

ここからは、各レースにおける展開と脚質について交えながら詳しく見ていきたいと思います。

2歳新馬戦(2021年6月27日)

馬名 人気 単勝オッズ 馬年齢 騎手 通過順位
1着 ②レッドベルアーム 1番人気 2.2倍 2枠 牡2 福永祐一 3-4
2着 ①アランヴェリテ 5番人気 17.1倍 1枠 牡2 幸英明 1-2
3着 ③ショウナンナダル 6番人気 23.9倍 3枠 牝2 岩田望来 2-1

ハーツクライ産駒であるレッドベルアームが1番人気を集める中、ディープインパクト産駒のキラーアビリティは2番人気に推されました。

スタート後は後方4番手につけたままレースを運びましたが、最後の直線では伸びを欠き5着。

このレースでは先行集団につけていた1番人気のレッドベルアームが最終的には抜け出し、デビュー戦勝利を飾っています。

2歳未勝利戦(2021年8月28日)

馬名 人気 単勝オッズ 馬年齢 騎手 通過順位
1着 ⑦キラーアビリティ 1番人気 1.5倍 7枠 牡2 岩田望来 7-7-7-7
2着 ③パーソナルハイ 3番人気 5.5倍 3枠 牝2 藤岡康太 6-5-5-4
3着 ⑧ベッラアルバ 4番人気 15.9倍 8枠 牝2 鮫島克駿 3-6-5-4

単勝オッズ1.5倍とダントツの1番人気に推された未勝利戦。

鞍上は岩田望来騎手に乗り替わったものの、今レースでも後方からのスタートに。

スタートから最終コーナーまで後方3番手につけていたキラーアビリティですが、初戦の敗戦が嘘かのような末脚を見せ圧勝しました。

勝ちタイムは1分59秒5のレコード。

鞍上の岩田望来騎手はレース後、

「前半少し力むところがありましたが、抑えると落ち着いて折り合ってくれました。良い脚で追い込んで、良い内容で勝つことができました」

と評価しました。

荻ステークス・L(2021年10月30日)

馬名 人気 単勝オッズ 馬年齢 騎手 通過順位
1着 ⑤ダノンスコーピオン 2番人気 3.0倍 5枠 牡2 川田将雅 3-4
2着 ④キラーアビリティ 1番人気 1.5倍 4枠 牡2 岩田望来 4-2
3着 ③クラウンドマジック 4番人気 12.2倍 3枠 牡2 岩田康誠 5-6

全6頭と少頭数で行われた荻S。

前走に続き1番人気に推されたキラーアビリティでしたが、同じく中団につけていたダノンスコーピオンとの接戦の末、クビ差で差され勝利を逃しました。

デビューから2連勝となったダノンスコーピオンはその後、朝日杯FS(G1)へ出走し3着という結果を残しています。

ホープフルステークス・G1(2021年12月28日)

馬名 人気 単勝オッズ 馬年齢 騎手 通過順位
1着 ⑤キラーアビリティ 2番人気 3.1倍 3枠 牡2 横山武史 3-3-3-3
2着 ⑧ジャスティンパレス 4番人気 8.8倍 5枠 牡2 C.デムーロ 5-5-5-5
3着 ③ラーグルフ 8番人気 29.8倍 2枠 牡2 丸田恭介 7-5-5-3

元々の鞍上は福永祐一騎手でしたが、12日の香港スプリントにて落馬骨折した影響もあり鞍上は2日前の有馬記念(G1)をエフフォーリアで制した横山武史に乗り替わり。

これまでの競馬と打って変わり先行からの競馬になったキラーアビリティは、最終コーナーで先頭に立ちそのまま1着でゴールしました。

この勝利で鞍上の横山武史騎手は2021年5度目のG1制覇。

 「勝ちたいと思っていても(1年で)GIを5勝もできるとは思っていなかった。関係者の方々、そして一番頑張ってくれている馬に感謝したい」

とコメント。

勝ったキラーアビリティについては、

「2週連続で調教に乗せていただき、走る馬だと感じていました。口向きなどの難しさもあると感じていたので不安ではありましたが、馬も何とかリラックスして走ってくれて、とてもいいポジショニングで頑張ってくれました。」

と評価しました。

キラーアビリティの次走は?

当然、今後の活躍も期待されるキラーアビリティですが、気になる次走はどのレースなのか。

調べてみたところ・・・

2022年4月17日に中山競馬場で開催される皐月賞(G1)であることがわかりました。

距離はホープフルステークスと同じ芝2,000m。

春の牡馬クラシック路線の主役候補にも挙げられているキラーアビリティですが、父ディープインパクトも制した皐月賞を勝利できれば一気にクラシック三冠に近づくでしょう。

キラーアビリティの動向に関しては今後も引き続き追っていきますので、次回の更新をお楽しみに。

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