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現役最強ジョッキーは誰!?騎手別成績ランキング

どうも。管理人の福岡です。

今回は、騎手に関する各ランキングをまとめてみました。

騎手リーディングはもちろん、獲得賞金や通算勝利数についても記載。

記事の後半では今後活躍が期待できる若手騎手についてもまとめていますので、気になる方は是非、最後まで御覧ください。

この記事の監修者
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解体新書プロジェクト 総責任者
福岡 裕也

1968年11月1日生まれ。慶應義塾大学卒業。

某スポーツ新聞の競馬面を16年担当。その後、独立してフリーのライターとして活動中。競馬だけではなく、競艇・競輪関連の記事やコラムを執筆する。

競馬歴27年・競艇歴30年・競輪歴25年。趣味は海外旅行。年間10回以上は海外へ。

競艇予想サイト解体新書では全体の監修・コラムの執筆を担当。

著書『解体新書〜競馬・競艇・競輪を極めた男の13の法則〜』を出版予定。

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騎手リーディングについて

騎手ランキング

早速ですが、騎手の指標として最も重要視される『騎手リーディング』について詳しく見ていきたいと思います。

リーディングとは?

そもそもリーディングとは、競馬において騎手や調教師、種牡馬等の成績を表すランキングとなります。

よく耳にすることがあるかもしれませんが、「その年最も勝利を挙げた騎手」は『リーディングジョッキー』と呼ばれることも。

リーディングジョッキーになれば騎乗依頼も増え、必然的に”強い馬”に乗る回数も増えます。

しかし、中には厩舎所属の騎手も存在するため、フリーの騎手の方がチャンスがあるということも頭に入れておいて損は無いでしょう。

年度別リーディング一覧

騎手ランキング武豊ルメール

過去20年間のリーディングジョッキー1位がこちら。

年度 騎手名 1着 2着 3着 着外 騎乗回数 勝率 3着内率
2022年 川田 将雅 147回 104回 80回 141回 571回 0.257 0.580
2021年 C.ルメール 199回 134回 78回 235回 802回 0.248 0.512
2020年 C.ルメール 204回 137回 85回 209回 781回 0.261 0.437
2019年 C.ルメール 164回 123回 78回 177回 650回 0.252 0.562
2018年 C.ルメール 215回 135回 98回 201回 772回 0.278 0.580
2017年 C.ルメール 199回 138回 106回 247回 809回 0.246 0.548
2016年 戸崎 圭太 187回 134回 102回 375回 969回 0.193 0.437
2015年 戸崎 圭太 130回 121回 102回 417回 940回 0.138 0.376
2014年 戸崎 圭太 146回 96回 86回 476回 972回 0.150 0.337
2013年 福永 祐一 131回 103回 103回 366回 844回 0.155 0.399
2012年 浜中 俊 131回 93回 70回 459回 887回 0.148 0.331
2011年 福永 祐一 133回 98回 84回 356回 824回 0.161 0.382
2010年 横山 典弘 120回 73回 56回 235回 594回 0.202 0.419
2009年 内田 博幸 146回 103回 108回 434回 975回 0.150 0.366
2008年 武 豊 143回 89回 65回 255回 653回 0.219 0.455
2007年 武 豊 156回 109回 78回 245回 713回 0.219 0.481
2006年 武 豊 178回 118回 111回 252回 790回 0.225 0.515
2005年 武 豊 212回 128回 112回 242回 855回 0.248 0.398
2004年 武 豊 211回 128回 101回 292回 912回 0.231 0.482
2003年 武 豊 204回 128回 90回 303回 866回 0.236 0.487

2003年から2008年までは6年連続で武豊騎手。2017年から2021年までは5年連続でルメール騎手がリーディングジョッキーとなっています。

過去20年間の平均勝利数(1着)は168回。

対して、2018年のルメール騎手の勝利数は215回と桁違いな数字を残しています。

この数字は2005年に武豊騎手が記録した212勝を抜き、年間史上最多勝利数を記録。

さらに、最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手の3部門を同時に受賞した騎手のみ表彰される『JRA賞騎手大賞』を受賞するなど、現役最強ジョッキーと呼ぶ声も少なくありません。

ちなみに、JRA賞騎手大賞を受賞したことがあるのは岡部幸雄騎手・武豊騎手・C.ルメール騎手・川田将雅騎手の4人のみ。

言うまでもなく難易度が高い賞であることがおわかり頂けると思います。

2022年のリーディングジョッキーについて

昨年(2022年)の地方・海外成績を含むリーディングジョッキー上位20名をご紹介します。

順位 騎手名 所属 1着 2着 3着 着外 騎乗回数 勝率 3着内率 通算勝利数
1位 川田 将雅 【栗東】フリー 147回 104回 80回 141回 571回 0.257 0.580 1888回
2位 戸崎 圭太 【美浦】田島 俊明 136回 116回 81回 347回 822回 0.165 0.405 1385回
3位 横山 武史 【美浦】鈴木 伸尋 128回 103回 94回 331回 780回 0.164 0.417 435回
4位 松山 弘平 【栗東】フリー 120回 76回 73回 390回 795回 0.151 0.338 1036回
5位 C.ルメール 【栗東】フリー 114回 88回 77回 223回 582回 0.196 0.479 1659回
6位 岩田 望来 【栗東】藤原 英昭 106回 83回 76回 396回 794回 0.134 0.334 312回
7位 福永 祐一 【栗東】フリー 105回 77回 83回 241回 622回 0.169 0.426 2700回
8位 坂井 瑠星 【栗東】矢作 芳人 100回 88回 71回 410回 795回 0.126 0.326 300回
9位 吉田 隼人 【美浦】フリー 87回 62回 60回 381回 710回 0.123 0.294 1142回
10位 鮫島 克駿 【栗東】フリー 81回 75回 93回 497回 897回 0.090 0.278 361回
11位 武 豊 【栗東】フリー 75回 87回 68回 273回 622回 0.121 0.370 4577回
12位 菅原 明良 【美浦】高木 登 74回 74回 69回 451回 834回 0.089 0.260 211回
13位 横山 和生 【美浦】フリー 74回 62回 53回 272回 570回 0.130 0.332 316回
14位 M.デムーロ 【栗東】フリー 72回 76回 73回 277回 566回 0.127 0.390 1256回
15位 西村 淳也 【栗東】フリー 72回 74回 61回 389回 698回 0.103 0.297 247回
16位 田辺 裕信 【美浦】フリー 72回 66回 59回 271回 559回 0.129 0.352 1109回
17位 丹内 祐次 【美浦】フリー 66回 76回 71回 458回 815回 0.081 0.261 454回
18位 幸 英明 【栗東】フリー 59回 57回 70回 536回 860回 0.069 0.216 1712回
19位 今村 聖奈 【栗東】寺島 良 55回 54回 45回 375回 627回 0.088 0.246 55回
20位 三浦 皇成 【美浦】鹿戸 雄一 54回 62回 52回 330回 595回 0.091 0.282 990回

昨年、リーディングジョッキーになったのは川田将雅騎手。

勝利数・最高勝率・獲得賞金の三冠を達成し、2018年のC.ルメール騎手以来、史上4人目となるJRA賞騎手大賞を獲得しました。

2017年から5年連続で最多勝利を挙げていたルメール騎手はコロナウイルスによる隔離や待機命令によりリーディングジョッキーの座を川田将雅騎手に譲る形に。

そのほかでは、2014年〜2016年にリーディングジョッキーとなった戸崎圭太騎手が2位。2021年に最年少で【G1】5勝を挙げた横山武史騎手が3位に入りました。

ランキング上位の勝利数を見てもわかる通り、2022年は様々な騎手がバランス良く勝利を挙げたという印象を受けました。

今年度の勝利数も今後更新していく予定ですので、今後の更新をお待ち下さい。

獲得賞金ランキングについて

続いて、各騎手の年度別、通算獲得賞金ランキングをご紹介します。

【2022年】獲得賞金ランキングTOP10

まずは、昨年2022年の獲得賞金ランキングTOP10を見ていきましょう。

順位 騎手名 総賞金
1位 川田 将雅 3,157,091,000円
2位 C.ルメール 2,881,336,000円
3位 横山 武史 2,340,037,000円
4位 戸崎 圭太 2,315,671,000円
5位 福永 祐一 2,206,541,000円
6位 松山 弘平 2,230,014,000円
7位 武 豊 1,954,922,000円
8位 吉田 隼人 1,937,289,000円
9位 坂井 瑠星 1,868,139,000円
10位 岩田 望来 1,827,196,000円

賞金ランキングトップの川田将雅騎手の獲得賞金は31億円と、2位に2億円以上の差をつけ1位。

勝利数では5位だったルメール騎手が獲得賞金ランキング2位となっています。

ちなみに、2021年リーディングジョッキーとなったルメール騎手の獲得賞金は約44億円。2020年は約45億円を獲得しています。

言うまでもなく、G1や海外競走などの大きなレースで勝てば獲得賞金も多くなります。

勝利数はもちろん、重賞レース等でいかに勝利を挙げられるかが肝になると言えるでしょう。

【番外編】今後の活躍が期待できる若手騎手ランキング

ここからは番外編。

私福岡が、今後の競馬界を担っていくであろう若手騎手の中から個人的に注目しているジョッキーを3名、ご紹介したいと思います。

小沢大仁

騎手ランキング小沢大仁

名前 生年月日 出身地 身長 体重 所属厩舎
小沢 大仁(おざわ だいと) 2003年1月4日(20歳) 愛知県瀬戸市 154.6cm 44.3kg 【栗東】松永昌博

1人目は、2021年に騎手デビューを果たした小沢大仁騎手。

3月6日の阪神1RにてJRA史上47人目となるデビュー戦での勝利を記録しただけでなく、同日の阪神12Rでも勝利を挙げ、現役騎手では史上4人目の快挙を記録しました。

最終的に2021年は31勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手に選出。

まだまだ騎乗回数は少ないものの、デビュー戦から積極的な競馬をしつつ、馬をうまくコントロールしている姿は印象的でした。

最近はG1レースでも初騎乗を果たすなど着実にキャリアを重ねているため、重賞初勝利を飾る日も近いかもしれません。

今村聖奈

騎手ランキング今村聖奈

名前 生年月日 出身地 身長 体重 所属厩舎
今村 聖奈(いまむら せいな) 2003年11月28日(19歳) 滋賀県 158.5cm 47.4kg 【栗東】寺島良

2人目は、JRA史上10人目の女性騎手として注目を集める今村聖奈騎手。

デビュー年の2022年7月にはいきなりCBC賞(G3)にてテイエムスパーダに騎乗すると、レコードタイムを0.2秒更新し重賞初勝利。デビューイヤーでの重賞勝利は史上10人目。重賞初騎乗での勝利は史上4人目。女性騎手による平地芝重賞での勝利も史上初と快挙尽くしとなりました。

さらに、JRA女性騎手の年間最多勝利数を更新した上に、女性騎手初、史上5人目となるルーキーイヤー50勝を記録。

最終的にはJRA51勝、地方で4勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を受賞しました。

本人の「負けず嫌い」という性格が表す通り、新人騎手且つ女性騎手とは思えないほど積極的な競馬が魅力。

レコードを記録した2勝は共に逃げ馬に騎乗してのものなので、今後のレースで逃げ馬に騎乗する機会を見かけたら馬券を購入してみるのも面白いかもしれません。

角田大河

騎手ランキング角田大河

名前 生年月日 出身地 身長 体重 所属厩舎
角田 大河(つのだ たいが) 2003年5月21日(19歳) 滋賀県 165.0cm 46.7kg 【栗東】石橋守

3人目は、2022年3月にデビューを果たした角田大河騎手。兄も同じくJRA所属の角田大和騎手。

デビュー戦の3月5日、阪神1Rでいきなり勝利を飾ると、続く2Rも連勝し史上3人目となるデビュー2連勝を記録しています。

2022年度の成績は個人的には少し物足りないものとなりましたが、前が詰まった時に持ち直せる冷静さは非常に武器と感じています。

まだまだデビュー2年目の騎手。今後の活躍に期待しましょう!

騎手リーディングまとめ

今年の2月19日をもって、レジェンドジョッキーである福永祐一騎手が国内最終騎乗となりました。

福永祐一騎手は2月25日のサウジC(G1)が自身最後の騎乗となる予定。27年間という長い競馬人生に幕を閉じます。

「まだまだやれる」と言った声も多いものの、騎手が引退を決める平均年齢は30代後半と言われていることを踏まえれば十分と言えるでしょう。

言わずと知れた名騎手の武豊騎手、横山典弘騎手も50代と、世代交代が近いのも事実。

上記でご紹介した若手騎手をはじめ、注目の騎手をいち早くチェックし、自身の馬券購入に活かしましょう。

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