藤岡康太騎手の死因は？落馬事故の原因や通算成績を徹底調査！

競馬予想サイト解体新書の検証担当「河田 孝太郎」です。

今回は、藤岡康太騎手の死亡事故に関するニュースについてご紹介します。

フェアプレー賞を4度受賞している模範騎手の1人で、ファンからの人気も高かったジョッキーの突然の訃報に驚いた方も多いでしょう。

ではなぜ、藤岡康太騎手は亡くなってしまったのか？

藤岡康太騎手の今までの栄光を忘れないためにも、落馬事故の概要や死因、通算成績などを徹底調査したので、詳しくご紹介していきます。

落馬事故の原因や死因について

早速、落馬事故がおきたレースと死因を振り返っていきます。

落馬事故はいつ起きた？【動画あり】

落馬事故がおきたのは、2024年4月6日の阪神7R・4歳以上1勝クラス。

その時のレース映像がこちら。

少し分かりづらいですが、落馬したのは動画の1分19秒あたり。

騎乗していたスウィートスカーが前の馬に触れて、躓いたことで落馬しました。

その際に、後続馬と接触するような形になり、頭部と胸部を負傷。

意識不明となり、緊急搬送されました。

緊急搬送された際には、すでに意識がなかったようで、搬送先の病院で懸命な治療が行われましたが、2024年4月10日午後7時49分に息を引き取りました。

藤岡康太騎手の死因は？

2024年4月14日の段階では死因は明らかになっていませんでした。

競馬界で死亡事故が起きたのは2024年3月24日に起こった塚本雄大騎手(高知競馬)の落馬事故以来、今年2度目。

塚本騎手も藤岡康太騎手と同様、落馬による接触によって亡くなっています。

直接の死因は公表されていないようですが、おそらく接触による全身の損傷や出血死である可能性が高いでしょう。

明るくキャラクターで先輩、後輩を問わず騎手仲間らに愛された藤岡康太騎手。

フェアプレー賞を10・12・17・19年の４度受賞など、高い騎乗技術で多くの関係者から信頼を得ていました。

35歳とまだまだこれからという時に起こった今回の事故。

多くの人に愛されたG1ジョッキーの突然の訃報に、競馬界は悲しみに包まれました。

藤岡康太騎手のプロフィール

ここからは藤岡康太騎手のプロフィールと現役時代の成績を振り返っていきます。

名前	藤岡 康太
生年月日	1988年12月19日(35歳)
身長・体重	169cm・50kg
出身地	滋賀県
デビュー年	2007年
初騎乗	2017年3月3日中京1R
初勝利(騎乗馬)	2017年3月3日中京1R
JRA通算勝利数	803勝(うち重賞22勝)

祖父が厩務員、父が調教師、兄も現役騎手という3代続く競馬一家で育ち。

2歳上の兄の藤岡佑介騎手を追うように、2007年3月にJRAでデビューを果たしました。

順調に勝ち星を重ね、キャリアハイの63勝をマークした昨年は、マイルCS(G1)で14年半ぶりのG1勝利。

当日の乗り替わりでのG1制覇はJRA史上初の快挙でした。

さらに、先月30日にはJRA通算800勝を達成。

「ナミュールでG1を勝たせていただいたことで、みなさんからも注目していただけるきっかけになり、いい流れで今年も年明けから乗れています」とコメントしていました。

今年は先週終了時点で28勝。昨年を上回るペースで勝ち星を量産。

落馬事故の翌日の7日には、父が管理するエトヴプレで桜花賞(G1)へ出走する予定でした。

結婚はしているのか？

藤岡康太騎手は、2020年ごろに一般の女性と結婚されているようです。

2023年には第一子が誕生しており、同年11月のマイルCS(G1)を制した際には「父になったことでさらに頑張りたい気持ちになった。」と話していました。

SNS上でも妻と0歳の子供を残しての早すぎる死を、嘆く声が多数寄せられていました。

藤岡康太騎手の葬儀について

JRAは葬儀を15日に行なう事を発表。

午後1時から滋賀県栗東市御園の栗東トレーニングセンターで行われます。

JRA・日本騎手クラブ合同葬として行われ、葬儀委員長はJRAの吉田正義理事長、喪主は父の藤岡健一調教師が務めるようです。

また、藤岡康太騎手を悼み、全国の競馬場に献花台と記帳台を設置。

設置期間と設置する競馬場は以下の通りです。

• 中山・阪神競馬場：4月13・14日
• 東京・京都競馬場：4月20日~28日
• 福島競馬場：4月13日~21日
• 新潟競馬場：4月27・28日

献花台の設置期間中にこれらの競馬場に足を運んだ際は、お別れの言葉を伝えてみてください。

藤岡康太 死因まとめ

今回は、藤岡康太騎手の死亡事故についてご紹介しました。

35歳という若さ、まだまだこれからという時期にこの世を去った藤岡康太騎手。

競馬界で今後このような事故が起きない事を祈るばかりです。

藤岡康太騎手のご冥福を心よりお祈りします。

最後までご覧いただきありがとうございました。