馬連流しは最強の買い方?勝てるレース条件や買う際の注意点を徹底解説!

「馬連流しって最強らしいけど、結局どう買えば勝てるの?」
そう思って検索したあなたは、たぶんもう気づいているはずです。
馬連流しは、ただ軸馬を決めて相手に流せば勝てるほど甘くありません。
軸がハマれば、少ない点数で効率よく取れる。
でも、軸を間違えた瞬間に全部が終わる。
しかも相手を広げすぎれば、「それもうボックスでよくない?」という残念な買い方にもなります。
そこで本記事では
- 馬連流しはなぜ最強と言われるのか
- どんなレースで使えばいいのか
- 逆に、どんな時は使わない方がいいのか
- 軸馬と相手馬はどう選べばいいの
という、馬連流しで勝つために本当に必要なところだけを、初心者にも分かるようにまとめました。
本記事を読み終える頃には馬連流しについて完璧に理解できるようになっているはずです!
目次
結論:馬連流しは軸馬が明確なレースでは最強クラスの買い方
最初に結論から言います。
馬連流しは、どんなレースでも最強な万能な買い方ではありません。
ただ、「この馬が来る」という明確な軸馬がいて、相手を数頭に絞れるレースにおいては非常に有効な買い方であると言えます。
なぜかというと、馬連はもともと1着と2着に来る馬を、順番を問わず当てる馬券です。
そして、流しは軸馬を決めて、その馬と相手候補の組み合わせを買う方法。
つまり馬連流しは、「軸は見えているが相手は1頭に決めきれない」という場面においてかなり理にかなった買い方になるということです。
逆に言えば、軸馬が決まらないレースで無理に使うと失敗するので、使い所は非常に大切と言えます。
そのため、本記事で一番伝えたいのはコレ。
馬連流しは「最強の買い方」ではなく、「条件次第では最強クラスの買い方になる」ということです。
それを踏まえて、以下に馬連流しという買い方が合う人と合わない人をまとめました。
馬連流しが合う人
- 軸馬を決めるのが得意な人
- 本命馬は決めやすいが、相手選びで迷いやすい人
- ボックスで買うと点数が増えがちな人
- 少ない点数で効率良く当てたい人
- ワイドよりは配当がほしいが、馬単ほど順番までは決め打ちしたくない人
馬連流しが合わない人
- 軸馬を毎回ブレずに決められない人
- まず当てたい人→ワイドや複勝がおすすめ
- 相手を決めきれず広げすぎて点数を増やしてしまう人→最初からボックスやフォーメーションで賭けるのがおすすめ
結論を最後にもう一度まとめると、馬連流しは、「軸馬が明確で、相手を数頭に絞れるレース」では最強クラス。
しかし、「軸が曖昧で、相手も広がるレース」ではそこまで強くない買い方となります。
なお、そもそも馬連について理解できていない方は以下の記事をまずお読みください。
馬連流しとは?
何事も基本を押さえなければ、応用的な使い方はできません。
なのでまずは、馬連流しの基本から整理していきましょう。
ここでは以下の説明を元に、馬連流しについて初心者にも分かりやすく説明をしていきます。
- 的中概要などの基本的な内容について
- 通常買い、ボックス買い、フォーメーション買いとの違い
- 点数計算の仕方
馬連流しの概要
馬連流しは、1頭を軸馬と決めて、その馬から相手候補へ流す買い方です。
軸馬とは
買い目の中心にする馬のこと。
「この馬はかなり来そうだな」と思える1頭を先に決めて、その馬と組み合わせる相手を選んでいくイメージ
分かりやすく画像を用いて説明します。

上記画像で言うと、①の馬はかなり期待度が高い馬=軸。
そして、②③④は上位入選する可能性の高い馬=相手となります。
そのため、買い目は以下の3通りです。
- ①-②
- ①-③
- ①-④
これが馬連流しの基本的な買い方です。
馬連なので、もちろん着順は順不同。
つまり、②が1着となっても当たりですし、①番が2着になっても当たりです。
「本命は見えている。でも相手が1頭には絞り切れない」
こんな状況ありません?
そんな時に便利なのが、この馬連流しという買い方です。
馬連通常買い・ボックス・フォーメーションとの違い
馬連流しをさらに深く理解するために、似たような買い方と比較してみましょう。
初心者が特に混乱しやすい部分なので、分かりやすいように表にまとめました。
| 買い方 | 詳細 | 向いているケース | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 通常買い | 2頭をそのまま選ぶ | 本命と相手がほぼ決まっている | シンプルに買いたい人 |
| 流し | 1頭を軸にして相手へ流す | 軸馬は決まっていて相手が数頭いる | 買い目を絞りたい人 |
| ボックス | 選んだ馬同士の全組み合わせを買う | 有力馬が複数いて順番も相手も迷う | 広く押さえたい人 |
| フォーメーション | 1列目・2列目のように役割を分ける | 本線と押さえを分けたい | メリハリをつけたい人 |
馬連流しの点数計算の考え方
馬連流しを利用するうえで、意外と大切なのが点数計算について。
というのも、流しは点数を抑えやすいと言われますが、相手を増やせば普通に点数も増えていくからです。
とはいえ、具体的な点数計算は覚えなくてOK。
以下のツールを使えばすぐに、自分の予想が何点になるのかが分かります。
思ったより点数が増えてトリガミになる可能性がある場合は、軸・相手の頭数を見直しましょう。
馬連流しが最強と言われる3つの理由
結局なんで馬連は最強なのか。
その理由は以下の3つで説明することができます。
- 軸馬が決まれば点数を抑えやすいから
- ボックスより無駄な買い目を減らしやすいから
- 本命サイドでも穴を混ぜて配当を狙いやすいから
軸馬が決まれば点数を抑えやすいから
馬連流しが最強と言われる一番の理由はコレ。
軸馬が決まっているなら、かなり買い目を絞り込むことができます。
例えば1頭を軸にして、相手を3頭にすれば3点。5頭にすれば5点です。
点数計算もシンプルで、無駄な買い目を組むことはありません。
競馬で負ける理由として、買い目を増やしすぎるのはあるある。
馬連流しは軸さえブレなければ、そのような暴走を防ぐことができます。

ボックスより無駄な買い目を減らしやすいから
馬連流しが、最強と言われる理由は2つ目はボックスよりも無駄な買い目を増やしにくいためです。
ボックスは確かに便利。
有力馬を何頭か選べば、その全組み合わせを押さえられるので、取りこぼしはかなり減らしやすいです。
ただ、その反面で本当はそこまで買いたくない組み合わせまで含まれやすいという弱点があります。
例えば・・・
- ③番はかなり信頼できる
- 相手は⑤⑧⑩番で迷う
そんなレースで4頭ボックスを買うと、③番が絡まない組み合わまで買うことになりますよね。
それでは、当初予想の中心=③番とはズレてしまいます。
流しではこの”予想のズレ”が防ぐことができ、必然的に買い目を減らすことにつなげることができます。
本命サイドでも穴を混ぜて配当を狙いやすいから
3つ目の理由は、堅い軸を使いながら、相手で少し配当妙味を足しやすいことです。
ここがいい意味で、馬連の嫌らしく良いところ。
「1番人気はかなり堅そう。でも2着は少し荒れるかもしれない。」
競馬にはそんなレースが溢れています。
このようなとき、通常買いだと相手を1頭に決め切る必要がある。
ボックスだと余計な買い目まで買ってしまうリスクがある。
でも、流しなら人気軸から穴よりの相手へ広げることで、本線は堅く、リターンも少し期待できるような勝負方法を取ることができるわけです。
”堅さ”と”配当妙味”が同時に狙えるのは流しの非常に強いポイントと言えるでしょう。
馬連流しが最強になるレース条件
馬連が最強である理由は分かった。
しかし、馬連はどのような場面においても最強というわけではありません。
こちらでは、馬連流しが最強となりうるレースの条件を解説していきます。
馬連流しと相性の良いレースは以下の通りです。
- 1頭だけ信頼できる軸馬がいるレース
- 10〜14頭前後で配当と難易度のバランスがいいレース
- 相手候補は数頭いるが、軸はブレないレース
- ボックスだと点数が増えすぎるレース
- 人気馬と穴馬を組み合わせやすいレース
それぞれ理由を見ていきましょう。
1頭だけ信頼できる軸馬がいるレース
馬連流しは「この馬はかなり来る可能性が高い」と思える1頭がいるレースに強いです。
なぜなら馬連流しは軸馬が好走する前提の買い方だから。
軸馬が明確なら、あとは相手を選べばいいだけなので、予想も買い目もブレずに買うことができます。
実例で見ると、2025年1月26日のAJCCが分かりやすいでしょう。

このレースは18頭立てで行われ、1番人気のダノンでサイルが1着、6番人気マテンロウレオが2着、馬連は2,910円でした。
1番人気がしっかりと勝ち切りつつ、相手に少し人気薄が入ったレースです。
このように、1着はコレ!(今回の場合はダノンデサイル)と決めやすいレースは綺麗に馬連流しがハマります。
10〜14頭前後で配当と難易度のバランスがいいレース
馬連流しは、頭数との相性もかなり大事です。
少なすぎると配当が伸びない。
多すぎると相手候補が増えて、今度絞りにくい。
この間にあるのが、10〜14頭前後です。
もちろん、これは「絶対この頭数じゃないとダメ!」というわけではありません。
ただ、この当たりが相手を2〜4頭に絞りやすく、それでいて人気馬同士の堅い結果になりにくいでしょう。
流しの点数を抑えつつも、そこそこ配当にも期待できます。
例えば、2025年6月22日の府中牝馬ステークスがこのレース条件に該当します。

このレースは14頭立てで、5番人気セキトバイーストが1着、3番人気カナテープが2着、馬連は3,030円でした。
頭数は多すぎず少なすぎず、人気どころと注意人気が上手く絡んだレースとなっています。
このようになレースでは、流しの強みである頭数の絞り込みと、配当妙味とのバランスが取りやすいです。
相手候補は数頭いるが、軸はブレないレース
馬連流しの利用価値が高いのは、相手が1頭に決まるレースではありません。
むしろ「軸は決められるけど、相手が2〜4頭で迷う」くらいのレースにおいて流しの力が最も発揮されます。
このような状況において、通常買いですと相手を絞る必要がありますし、ボックス買いだと余計な買い目まで広がってしまいます。
そんな時、便利なのが馬連流しという買い方です。
具体例としては、2025年8月3日のクイーンステークスがイメージしやすいです。

本レースでは1番人気のアルジーヌが1着、2番人気ココナッツブラウンが2着、3番人気フェアエールングが3着で、馬連は800円でした。
上位人気の力関係が見えやすく、この場合だとアルジーヌから相手候補へ流しやすいレースです。
軸をぶらさなければ相手候補の馬の数はそこまで気にする必要はありません。
ボックスだと点数が増えすぎるレース
「ボックスだと無駄な買い目まで増えそう」と感じたら、流しを利用することも検討しましょう。
先程も言いましたが、軸が決まっているのにボックス買いをしてしまうことは、利益を得るチャンスを捨てているようなものです。
それに、軸を含まない買い目まで買うわけですから、当初考えていた予想とはズレた買い目を購入してしまうことになります。
先述した2025年AJCCで考えると分かりやすいです。

結果は、1番人気のダノンでサイルが1着、6番人気マテンロウレオが2着、馬連は2,910円。
この時、ダノンデサイルが軸と見られるなら、相手にマテンロウレオや他の馬を数頭流すかたちで十分です。
一方で、上位候補を何頭もボックスで買うと、ダノンデサイルが絡まない組み合わせまで含まれてしまいます。
これは、軸を決めきっている方ほどほどもったいない買い方と言えるでしょう。
人気馬と穴馬を組み合わせやすいレース
実は馬連流しという買い方が一番活きてくるのがこのレース条件です。
なぜなら、軸を人気馬にすることで的中の土台を作りつつ、相手で少し配当を伸ばせるから。
逆に全部穴馬で購入するのはご法度!
この”当てやすいの稼げる”という絶妙なバランスが大事になります。
2025年6月8日の安田記念はその典型的なレース。

このレースは2番人気ジャンタルマンタルが1着、9番人気ガイアフォースが2着、馬連は9,560円でした。
もし「ジャンタルマンタルは軸候補として信頼できる」と見て、相手にガイアフォースまで拾えていれば、流しでしっかり高配当を取りにいけたレースです。
本命サイドの安心感を残しながら、相手で配当を跳ねさせられるのは馬連流しを利用して稼ぐうえで、非常に大切なレース条件と言えるでしょう。
馬連流しが最強にならないレース条件
馬連流しに合ったレースの条件を理解したあとは、逆に「利用しない方が良いレース条件」を見ていきましょう。
馬連流しが成功する秘訣は、軸と相手のバランスです。
これらに懸念が生じる以下のようなレースは利用を避けるべきでしょう。
- 軸馬を1頭に決め切れないレース
- 上位人気が拮抗していて本命が2〜3頭いるレース
- 波乱要素が強すぎて相手が広くなるレース
- 人気サイド決着濃厚でトリガミになりやすいレース
- 相手候補同士で決まりやすいレース
軸馬を1頭または2頭に決め切れないレース
軸を1・2頭に決めきれないレースで流しを利用してしまうのは、一番のNGパターンです。
何度も言いますが、馬連流しは軸馬を決めて初めて意味が出る買い方。
そのため、軸で迷っている時点でそのレースは買うべきではないのです。
2025年度のフェブラリーステークスはまさにそのようなレースでした。

単勝オッズを見ると、1番人気ミッキーファイトが3.3倍、2番人気コスタノヴァが4.3倍、3番人気エンペラーワケアが5.9倍、4番人気ペプチドナイルが6.2倍、5番人気サンライズジパングが7.0倍と、上位人気がかなり接近していました。
結果は2番人気コスタノヴァが1着、5番人気サンライズジパングが2着、1番人気ミッキーファイトが3着で、馬連は1,830円。
このレースで無理に流しを使うと、どうなるか。
例えば1番人気を軸にした人は、馬連では不的中です。
このようなレースでは、無理に流しは利用せず、ボックスやフォーメーション買いを利用する方がいいでしょう。
上位人気が拮抗していて本命が2〜3頭いるレース
上位人気が拮抗していて本命が2〜3頭いるレースみ馬連流しとは相性が悪いです。
一見すると、人気馬から流せば当たりそうに見えます。
でも実際は、2〜3頭のどれを軸にするかで答えが割れるレースは、流しより別の買い方の方が合うことが多いです。

単勝勝オッズは、1番人気エリカエクスプレスが3.4倍、2番人気アルマヴェローチェが3.8倍、3番人気エンブロイダリーが5.0倍でした。
かなり近いですよね。
結果は3番人気エンブロイダリーが1着、2番人気アルマヴェローチェが2着、1番人気エリカエクスプレスは5着で、馬連は1,000円でした。
こういうレースの嫌なところは、「人気馬のどれかは来そう」までは見えても、その中の1頭を軸に固定する根拠が弱いことです。
しかも、人気が割れているときは、1番人気だからといって軸向きとは限りません。
実際、桜花賞では1番人気が飛び、2番人気と3番人気で決まりました。
もし1番人気に流していたら、読みが大きく外れていなくても馬連は取れません。
このようば場合は、人気3頭前後のボックス買いが良いでしょう。
波乱要素が強すぎて相手が広くなるレース
馬連流しは相手をある程度絞れるからこそ強い買い方。
逆に言えば、相手を絞れないレースでは、強みを発揮することはできません。
その典型が以下のレースです。
該当は2025年NHKマイルカップです。

このレースは9番人気パンジャタワーが1着、3番人気マジックサンズが2着、12番人気チェルビアットが3着で、馬連は20,740円、3連複は275,990円でした。
さらに1番人気アドマイヤズームは14着、2番人気イミグラントソングは11着。
これは配当だけ見ると夢があります。
でも、流し目線で見るとかなり微妙です。
なぜなら
「人気馬を軸にしたら飛ぶ」
「穴馬を軸にするのは難しすぎる」
「相手候補を広げると点数が膨らむ」
という、流しの嫌なところが全部出やすいからです。
このようなレースで「流しが最強らしいから」と入ると、だいたい相手が足りません。
あるいは、怖くなって相手を広げすぎて、今度は買い目がぐちゃぐちゃになります。
人気サイド決着濃厚でトリガミになりやすいレース
これは見落としやすいですが、多くの方がハマる落とし穴です。
馬連流しは「点数を抑えやすい」と言われます。
ただ、当たりやすそうな人気決着レースで相手を広げると、普通にトリガミになります。
実例は2025年クイーンステークスです。

このレースは1番人気アルジーヌが1着、2番人気ココナッツブラウンが2着で、馬連は800円(1番人気)でした。
出走前の単勝も、アルジーヌ2.9倍、ココナッツブラウン4.0倍と上位人気に支持されていました。
ここで考えてほしいのが点数です。
例えば、アルジーヌを軸にして相手を8頭に流したとします。
100円ずつ買えば購入額は800円。
でも的中しても馬連800円なら、返ってくるのも800円。
つまりプラマイゼロです。
9頭以上に流せば、その時点でマイナスです。
このような、そもそも配当に期待できないレースは見送るのも一つの選択肢として覚えておきましょう。
相手候補同士で決まりやすいレース
馬連流しは、軸馬が連対、つまり1着か2着に入ることが前提です。
なので、軸候補はいるけど、相手候補同士でも決まりそうなレースは避けた方が良いでしょう。
例えば2025年の毎日王冠。

単勝は1番人気サトノシャイニングが2.4倍、2番人気ホウオウビスケッツが4.3倍、3番人気チェルヴィニアが5.0倍、5番人気レーベンスティールが7.7倍でした。
結果は5番人気レーベンスティールが1着、2番人気ホウオウビスケッツが2着、1番人気サトノシャイニングは3着で、馬連は1,850円。
もし1番人気サトノシャイニングを「軸」と決めて流していたら、馬連は取れません。
でも、レーベンスティールとホウオウビスケッツを相手候補として見ていた人なら、ボックスやフォーメーションの方が救われやすかったわけです。
こういうレースは、人気馬が飛ぶというより「軸にした馬が3着にズレて、相手候補同士で1・2着となる」厄介なレース。
それでいて、予想そのものはそこまで外れてないので、なおさら悔しいレースと言えます。
馬連流しの軸馬の選び方
馬連流しでいちばん大事なのは、相手選びより先に軸馬選びです。
ここがズレると、どれだけ相手をうまく選んでも全部パーになります。
少し怖い言い方ですが、本当にそうなんです…。
なのでここでは、馬連流しの軸馬をどう選べばいいのかを、ご紹介していきます。
軸に向いているのはどんな馬か
馬連流しの軸に向いているのは、勝ち切るかどうかはさておき、2着以内には入りそうな馬です。
つまり、軸馬に必要なのは派手さよりも、まず崩れにくさと言えるでしょう。
例えば、先程見せた2025年フェブラリーステークスのコスタノヴァ。
この馬は2番人気4.3倍で1着でしたが、過去戦績として東京ダート6戦6勝という功績を残していました。
このような、来る根拠のある馬は1番人気でなくても軸候補としてかなり優秀と言えます。
つまり、軸に向いているのは以下のような馬だと言えます。
| 軸に向いている要素 | 理由 |
|---|---|
| 大崩れしにくい | 馬連は1着か2着に来ればいいから |
| コース・距離の適性がある | 人気より再現性が高いから |
| 位置取りが安定している | レースの展開が読みやすいから |
| 相手関係に対して力が足りている | 無理なく2着以内に入ってきやすいから |
とにかく、「その馬が勝つ理由」よりも「その馬が負ける理由が少ないか」を見るのがおすすめです。
1番人気を軸にすればいいわけではない理由
初心者ほど「軸=1番人気」と考えがちですが、これは半分正解で、半分危険です。
もちろん1番人気は有力です。
でも、1番人気だから軸向きとは限りません。
人気は“その馬が支持されている”ことを示しているだけで、今回のレースで好走するかまでは別問題だからです。
人気の理由が、実績・条件適性・安定感に基づくものなら軸向きと言えるでしょう。
しかし、前走の派手な勝ち方や話題性に引っ張られているだけなら、少し疑って見てみることをおすすめします。
軸馬選びで見たいポイント
軸馬を選ぶのは初心者にとってはかなり骨の折れる作業ですよね。
そんなときは、気になる馬を見つけて、その馬が以下の4点に当てはまっていないかチェックしてみてください。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 安定感 | そもそも大崩れしにくいか |
| 舞台適性 | コース・距離・馬場が合うか |
| 脚質と展開 | レースの流れにハマりそうか |
| 相手関係 | 今回のメンバーで足りるか |
この中でも、特に初心者が見落としやすいのが舞台適性です。
例えば、先程のフェブラリーステークスのコスタノヴァは、単に人気があったからではなく、東京ダートで6戦6勝という明確な舞台適性がありました。
このような馬は、「今回は条件がいいから軸にしやすい」と理屈で説明できます。
さらに、脚質と展開も重要です。
2025年安田記念では、ジャンタルマンタルが2番人気4.3倍で1着。
道中は3番手から運んで押し切っています。
このように、前で運べて、しかもG1で結果を出していた馬は、レースの形が崩れにくいぶん軸向きです。
逆に、後ろから行く馬ばかりのレースで差し馬を軸にすると、展開頼みになりやすいです。
軸馬選びで大事なのは、人気・能力・条件がバラバラに強い馬ではなく、そのレースで連対する理由がちゃんとつながっている馬を選ぶことです。
「東京ダートが得意」
「この距離なら崩れにくい」
「前で運べるから事故が少ない」
このようにきちんと理由付けができる馬は軸馬として最適だと言えるでしょう。
軸にしてはいけない危険な人気馬
人気馬の中には、強いけれど軸には向かない馬がいます。
この見分けができると、馬連流しの精度はかなり上がるので、ついでに押さえておきましょう。
危険なのは以下のような人気馬です。
- 人気の理由が前走のインパクトに寄りすぎている馬
- 条件替わりなのに過剰に支持されている馬
- 有力馬が複数いて、軸としての優位性が薄い馬
ここまでをまとめると、馬連流しの軸馬選びで大事なのは、
一番人気を買うことではなく、2着に入る理由が一番はっきりしている馬を選ぶことです。
勝ち切るかより、まず2着以内に残るか。
人気より、条件との噛み合いがあるか。
派手さより、崩れにくさがあるか。
「強い馬」より、「軸にしやすい馬」か。
次はこの軸馬に対して、相手を何頭・どう選ぶのが正解なのかを見ていきましょう!
馬連流しの相手馬の選び方
軸馬が決まっても、相手選びでほとんどの方が止まります。
ここで止まると、結局買いすぎてトリガミ。
なんてことがおきてしまうんですよね。
馬連流しは、軸馬選びも大事ですが、実は相手の選び方で収支がかなり変わります。
なのでここでは、相手選びについて以下の視点を元に解説をしていきます。
- 相手は何頭がベストか
- 人気馬だけで固めると危険な理由
- 穴馬を1〜2頭混ぜる考え方
- やってはいけない選び方は何か
相手は何頭がベストか
結論から言うと、初心者が馬連流しを使うなら、相手は3頭前後から考えるのが一番です。
広くても4頭くらいまで。
このあたりが、流しの強みを残しやすいラインでしょう。
なぜなら、馬連流しの魅力は軸を決めることで買い目をスッキリさせられることだからです。
ここで相手を5頭、6頭、7頭と増やしていくと、だんだん「それ、もう半分ボックスでは?」という状態になってきます。
流しの顔をした“広げ買い”ですね。
さらに、相手3頭前後がちょうどいいのは、本線を押さえつつ、少しだけズラせる余白があるからです。
人気馬1〜2頭に、中穴を1頭。
など、幅を持たせつつも買い目が広がりすぎるのを防げるでしょう。
人気馬だけで固めると危険な理由
相手選びで初心者がやりがちなのが「よく分からないから、とりあえず人気順で並べる」です。
気持ちはすごく分かります。
しかし、これをやると馬連流しのうまみがかなり薄くなるので注意してください。
理由は2つ。
- 人気サイドで決まりすぎると配当が伸びない
- 人気馬だけで固めると、逆に中穴を取り逃がしやすい
①に関してはなんとなくイメージが湧くと思います。
②については少しわかりにくいと思うので、具体例を出して説明します。
例が2025年安田記念です。
決着は2番人気ジャンタルマンタルが1着、9番人気ガイアフォースが2着、馬連は9,560円でした。
軸を人気馬にしても、相手を人気馬だけで固めていたら、ガイアフォースを拾えずに終わる可能性があります。
つまり、人気馬を軸にするのはアリでも、相手まで全部人気で埋めると“流しのうまみ”が消えるわけです。
穴馬を1〜2頭混ぜる考え方
馬連流しで利益を求めるなら、穴馬を混ぜることを忘れてはいけません。
ただ、初心者は、穴馬と聞くと「人気薄をいっぱい入れればいいの?」となりがちですが、そうではありません。
馬連流しでちょうどいいのは、穴馬を1〜2頭だけ混ぜることです。
入れすぎると点数が増える。
入れなさすぎると、今度は配当が物足りない。
このバランスが大事です。
穴馬を相手に入れる時は、ただ人気がないだけの馬ではなく、“人気はないけど、2着ならありそうな馬”を見るのがコツ。
例えば、以下のような馬は入れておきたい穴馬だと言えます。
- 展開がハマりそうな差し馬
- コース替わりで条件好転する馬
- 実績は足りるのに、前走負けで少し人気を落としている馬
このような馬を含めた「人気上位2頭+中穴1頭」を相手として選ぶとかなり安定するでしょう。
相手選びでやってはいけない失敗
最後に、ここはぜひ押さえてほしいです。
相手選びでやってはいけない失敗は、だいたいこの4つです。
| 失敗パターン | 理由 |
|---|---|
| 人気順だけで決める | 配当も精度も中途半端になりやすい |
| 不安だから相手を広げすぎる | 流しの良さが消える |
| 穴馬を入れすぎる | 当たりづらいのに点数も増える |
| 軸と相手の役割を分けていない | 買い目が雑になりやすい |
中でもいちばん危ないのは、「怖いから相手を全部入れること」です。
この気持ち、めちゃくちゃ分かります。
でも、それをやると流しではなく、ただ広げただけの馬券でトリガミのリスクが高まるので絶対にしてはいけません。
馬連流しとボックス・通常買い・フォーメーションの使い分け
ここまで読んで、「馬連流しが強い場面は分かった。でも、結局いつも流しでいいの?」と思った人もいるはずです。
そんなことはありません。
正解は今の予想に合う買い方を選ぶことです。
同じ馬連でも、軸が見えているのか、相手が何頭いるのか、本線と押さえを分けたいのか。など。
この違いで、向いている買い方はかなり変わります。
そこで、条件別におすすめの買い方をまとめました。
| 今の状況 | おすすめの買い方 |
|---|---|
| 軸馬が1頭ハッキリしている | 流し |
| 有力馬はいるが、軸を決め切れない | ボックス 馬連ボックスの詳細はこちら |
| 本線と押さえを分けて買いたい | フォーメーション 馬連フォーメーションの詳細はこちら |
| 本命と相手がほぼ1点で決まる | 通常買い |
要するに、「軸がいるのか」「相手をどこまで絞れるのか」の2点がどうかを考えてみてください。
軸がいるなら流し
これはもう決まりです。
馬連流しで失敗しない買い方のコツ
ここまでの内容から馬連流しで勝負しようと思っている方。
ちょっと待ってください!
馬連流しは、買い方としてはかなり合理的です。
でも、合理的だからこそ、ちょっとしたズレで普通に失敗します。
このパートでは、馬連流しでありがちな失敗を避けるコツを4つに絞ってご紹介します。
- 点数の上限を先に決める
- 本線と押さえで資金配分を分ける
- “当てたい”と“増やしたい”を混ぜない
- レース選びを間違えない
点数の上限を先に決める
馬連流しでまずやってほしいのが、これです。
買う前に、何点までにするかを決めること。
これを先にやるだけで、かなり事故率が下がります。
流しは、ボックスより点数を抑えやすい買い方です。
ただ、それは相手を増やしすぎなければの話。
相手を1頭増やすたびに1点ずつ増えるので、気づくと「思ったより広く買っていた」が起きやすいんですね。
この時に怖いのが、レースを見ながら
「この馬も気になる」
「いや、こっちも一応押さえたい」
と足していくパターンです。
この流れに入ると、だいたい止まりません。
だからおすすめは、最初に点数の上限を決めてしまいましょう。
- 軸の信頼度が高いなら 相手3頭まで
- 少し不安があるなら 相手4頭まで
などです。
本線と押さえで資金配分を分ける
次に大事なのが、資金配分です。
よくあるのが、全部の買い目を同じ金額で買うパターン。
もちろんそれでも悪くはありません。
でも、せっかく相手に強弱があるなら、本線と押さえで資金配分を分けた方が利益を見込めます。
例えば、相手を3頭選んだとして、
- 一番来そうな相手 → 本線
- その次にありそうな相手 → 準本線
- 来たらおいしい穴寄りの相手 → 押さえ
このように決めたのなら、全部を同じ100円で買うより、本線を厚め、押さえを薄めにしましょう。
“当てたい”と“増やしたい”を混ぜない
馬券が崩れやすい時は、だいたい「今日は当てたい」でも「できればしっかり増やしたい」。
この2つを同時に追いかけています。
気持ちはすごく分かります。
分かるのですが、この2つを同じレースで同時に追いかけると、買い方が中途半端になりやすいので注意しましょう。
例えば、
「本当は的中重視だから人気馬を軸にしたいのに、配当もほしいから穴馬もたくさん入れたくなる。その結果、軸は堅いのに相手が広がりすぎる」
こうなると、流しの買い目点数を絞れる良さが消えてしまいます。
だから、レースごとに先に決めた方がいいです。
このレースは当てにいくのか。それとも、少し配当も狙うのか。
そうすれば、軸・相手の選択がブレません。
レース選びを間違えない
レース選びに関しては、もしかすると一番大事かもしれません。
馬連流しで失敗する人の中には、買い方そのものより、流しを使うレースを間違えている人がかなりいます。
つまり、流しが悪いというより、流しを使う場面じゃないところで使っているんですね。
- 軸馬が決まらない
- 上位人気が横並びで本命が定まらない
- 波乱要素が強く、相手を広げたくなる
- 人気サイド濃厚で、当たっても妙味が薄い
こんなレースで流しを使っていませんか?
こういうレースで無理に流しを使うと、軸が飛ぶか、相手が広がるか、その両方になります。
つまり、流しの良いところが全部消えるので、馬連流しで勝負をするときは以下のようなレースに参加するように心がけましょう。
- 1頭だけ信頼できる馬がいる
- 相手候補は2〜4頭くらいに収まる
- 軸は堅く、相手で少し工夫したい
馬連流しに関するよくある質問
最後に馬連流しについて、よくある質問に答えていきます。
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馬連流しは初心者でも使える?
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使えます。むしろ「軸馬1頭+相手数頭」と考え方がシンプルなので、買い目を整理しやすいのが利点です。ただし相手を広げすぎると点数が一気に増え、的中しても回収が伸びにくくなります。初心者ほど「軸に自信があるレースだけ使う」「相手を絞る」を徹底すると失敗しにくいです。
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相手は何頭までに絞るべき?
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目安は3〜5頭です。馬連流しは相手を増やすほど当たりやすく見えますが、資金効率は落ちます。初心者が最も崩れやすいのは「迷って全部買う」形。能力上位、展開向く馬、人気の盲点を整理して、理由を言える相手だけに絞るのが基本です。6頭以上は“保険を買いすぎ”になりやすいです。
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1番人気を軸にするのが正解?
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正解とは限りません。1番人気は能力信頼度が高く、軸としては安定しやすい一方、相手も人気馬に寄ると配当がかなり安くなります。大事なのは「1番人気だから」ではなく、距離・馬場・展開で崩れにくいかどうか。堅実さ重視なら有力ですが、回収率まで考えるなら過信は禁物です。
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ボックスとどっちが勝ちやすい?
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当てやすさだけならボックス、効率の良さでは流しが優勢です。ボックスは選んだ馬同士ならどの組み合わせでも当たるため安心感がありますが、点数が増えやすいです。流しは軸馬が来る前提なので、その馬をしっかり見抜ければ少ない点数で攻められます。初心者は迷うレースはボックス、自信ある軸なら流しが基本です。
馬連流しに関するまとめ
ここまで馬連流しについて書いてきましたがいかがだったでしょうか?
馬連流しについてひと言でまとめるなら、「軸馬がハッキリしている時に、少ない点数で効率よく勝負しやすい買い方」です。
最強という言葉だけ聞くと、どんなレースでも使える万能型に見えるかもしれませんが実際はそうではありません。
馬連流しが本当に強いのは、1頭だけ信頼できる軸馬がいて、相手候補を数頭に絞れるレースです。
反対に、
- 軸馬を決め切れないレース
- 相手がどんどん広がるレース
- 人気サイドで決まりそうなのに点数だけ増えるレース
では、馬連流しはそこまで強くありません。
この時は、無理に流しへこだわるより、ボックス・通常買い・フォーメーションに切り替えた方が、むしろ自然です。
最後に、本記事のポイントを整理するとこうなります。
馬連についてまとめ
- 馬連流しは、軸馬1頭から相手へ広げる買い方
- 軸馬が明確なレースでは、かなり使い勝手がいい
- 相手は広げすぎず、まずは3頭前後を目安に考える
- 人気馬だけで固めすぎず、必要に応じて穴馬を1〜2頭混ぜる
- 軸が決まらない時は、流しよりボックスやフォーメーションの方が合う
- 失敗を減らすには、点数上限・資金配分・レース選びが重要
もし今のあなたが「本命は見えるのに、相手選びで毎回迷う」「ボックスだと買いすぎてしまう」と感じているなら、馬連流しはかなり試す価値があります。
ただし、毎回それでいいわけではありません。
だからこそ、レースごとに買い方を選べることが大切です。
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