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馬連流しとは?最強となるレース条件や買い方を徹底解説!

馬連流し

馬連流しは、非常に便利な買い方ですし、決まったときの気持ちよさは別格。

少ない点数で仕留めた時は「これが最強では?」と思いますよね。

ですが、その感覚だけで馬連流しを使うと危険です。

軸を1頭に決めたのに飛ぶ。相手を広げたのに外れる。

そんな負け方をした人も多いのではないでしょうか。

馬連流しを最強たる買い方に昇華させるには”使い所”と”使い方”が非常に重要です。

この記事では、馬連流しが本当にハマる条件と、負けにくい軸・相手の選び方を分かりやすく解説します。

馬連流しで勝つために本当に必要な内容だけを、初心者にも分かるようにまとめたので、是非最後までご覧ください。

河田 孝太郎
監修者
【競馬予想サイト解体新書 責任者】河田 孝太郎(61歳)

1965年8月8日生まれ。日本中央競馬学校中退。

元ジョッキーの父親に憧れJRA所属の騎手を目指すが一身上の都合により断念。某有名競馬場で厩務員として働いていた際にフリーライターとして訪れた福岡と意気投合し、競馬予想サイト解体新書設立に参画。

これまでの100以上の競馬予想媒体を利用して、一番稼げたのが競馬予想サイト。その背景からこれまで270以上のサイトを活用し、全て忖度なしに独自のレビューを実施している。

”優良サイト”と判断したサイトは今でも利益が残せており、根強いファンから厚い信頼が寄せられている。

馬連流しとは1頭の軸馬を決めて、ほかの馬へ相手を広く流して買う馬連の買い方

馬連流しは、1頭を軸馬と決めて、その馬から相手候補へ流す馬連の買い方です。

的中条件は軸馬と相手馬のどれか1頭が1着・2着に入れば的中となります。(着順は問わない)

馬連とは

1着と2着に入る2頭の馬を当てる馬券で、着順は関係ない。
→馬連について詳しく学びたい方はこちら

 
流しとは

1頭(または1組)を軸に決めて、相手を複数選んで組み合わせる買い方。
本命は決まっているけれど相手候補が何頭かいるときに、点数を広げながら効率よく買えるのが特徴。

分かりやすく画像を用いて説明します。

馬連流しとは

上記画像で言うと、①の馬はかなり期待度が高い馬=軸。

そして、②③④は上位入選する可能性の高い馬=相手となります。

そのため、買い目は以下の3通りです。

  • ①-②
  • ①-③
  • ①-④

これが馬連流しの基本的な買い方です。

馬連なので、もちろん着順は順不同。

つまり、②番が1着となっても当たりですし、①番が2着になっても当たりです。

「本命は見えている。でも相手が1頭には絞り切れない」

こんな状況ありません?

そんな時に便利なのが、この馬連流しという買い方です。

なお、そもそも馬連について理解できていない方は以下の記事をまずお読みください。

馬連流しの点数計算の考え方

馬連流しを利用するうえで、意外と大切なのが点数計算について。

というのも、流しは点数を抑えやすいと言われますが、相手を増やせば普通に点数も増えていくからです。

とはいえ、馬連流しの点数計算は非常にシンプルなので、大丈夫。

馬連流しの軸は基本的に1頭です。(2頭以上にするとフォーメーションという買い方になります。)

そのため、馬連流しの点数は相手の数に依存します。

まとめてみると・・・

相手
馬
1
頭
2
頭
3
頭
4
頭
5
頭
6
頭
7
頭
8
頭
9
頭
10
頭
11
頭
12
頭
13
頭
14
頭
15
頭
16
頭
17
頭
18
頭
点数 1
点
2
点
3
点
4
点
5
点
6
点
7
点
8
点
9
点
10
点
11
点
12
点
13
点
14
点
15
点
16
点
17
点
18
点

このように、相手の頭数=買い目点数となります。

非常にシンプルですよね。

万が一「まだ難しい・・・」

と感じる方は、以下のツールを使えばすぐに、自分の予想が何点になるのかが分かります。

枠番・馬番 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 全通り
1着・1頭目
2着・2頭目
3着・3頭目
同枠あり

※「同枠あり」は、チェックされた枠の同枠を組数に加算

枠連 0点 ワイド
・馬連
0点 馬単 0点 3連複 0点 3連単 0点

思ったより点数が増えてトリガミになる可能性がある場合は、相手の頭数を見直しましょう。

また、そもそも軸を決め切れない場合は流しではなくボックス買いが向いています。

無理に軸を作って流しにすると、相手候補同士で決まって取り逃しやすくなるので注意しましょう。

馬連流しが最強と言われる3つの理由

結局なんで馬連は最強と言われているのか。

その理由は以下の3つで説明することができます。

  1. 軸馬が決まれば点数を抑えやすいから
  2. ボックスより無駄な買い目を減らしやすいから
  3. 本命サイドでも穴を混ぜて配当を狙いやすいから

軸馬が決まれば点数を抑えやすいから

馬連流しが最強と言われる一番の理由はコレ。

軸馬が決まっているなら、かなり買い目を絞り込むことができます。

例えば相手を3頭にすれば3点。5頭にすれば5点です。

点数計算もシンプルで、無駄な買い目を組むことはありません。

競馬で負ける理由として、買い目を増やしすぎるのはあるある。

馬連流しは軸さえブレなければ、そのような暴走を防ぐことができます。

河田 孝太郎
河田 孝太郎
JRAの公式においても、流しは「軸を決めることで点数管理しやすい買い方」として扱われているぞ!

ボックスより無駄な買い目を減らしやすいから

馬連流しが、最強と言われる理由2つ目はボックスよりも無駄な買い目を増やしにくいためです。

ボックスは確かに便利。

有力馬を何頭か選べば、その全組み合わせを押さえられるので、取りこぼしはかなり減らしやすいです。

ただ、その反面で本当はそこまで買いたくない組み合わせまで含まれやすいという弱点があります。

例えば・・・

  • ③番はかなり信頼できる
  • 相手は⑤⑧⑩番で迷う

そんなレースで4頭ボックスを買うと、③番が絡まない組み合わせまで買うことになりますよね。

それでは、当初予想の中心=③番とはズレてしまいます。

流しではこの”予想のズレ”を防ぐことができ、必然的に買い目を減らすことにつなげることができます。

本命寄りでも穴を混ぜて配当を狙いやすいから

3つ目の理由は、堅い軸を使いながら、相手で少し配当妙味を足しやすいことです。

ここがいい意味で、馬連の嫌らしく良いところ。

「1番人気はかなり堅そう。でも2着は少し荒れるかもしれない。」

競馬にはそんなレースが溢れています。

このようなとき、通常買いだと相手を1頭に決め切る必要がある。

ボックスだと余計な買い目まで買ってしまうリスクがある。

でも、流しなら人気軸から穴よりの相手へ広げることで、本線は堅く、リターンも少し期待できるような勝負方法を取ることができるわけです。

”堅さ”と”配当妙味”が同時に狙えるのは馬連流しの非常に強いポイントと言えるでしょう。

馬連流しが最強になるレース条件

馬連は的中率と回収率のバランスが良い買い方。

しかし、どのようなレースにおいても馬連流しを買えば良いというわけではありません。

時と場合によっては馬連ボックスだったり、馬連フォーメーションが最強になることもあれば、はたまた3連単や3連複などの全く異なった券種が最強になることもあります。

そこでこちらでは、馬連流しの最強の買い方を最も発揮できるレース条件をまとめました。

私の結論づけた馬連流しと相性の良いレースは以下の通りです。

  • 1頭だけ信頼できる軸馬がいるレース
  • 10〜14頭前後で配当と難易度のバランスがいいレース
  • ボックスだと点数が増えすぎるレース

具体的なレースとともに、それぞれ理由を見ていきましょう。

1頭だけ信頼できる軸馬がいるレース

馬連流しは「この馬はかなり来る可能性が高い」と思える1頭がいるレースに強いです。

なぜなら馬連流しは軸馬が好走する前提の買い方だから。

軸馬が明確なら、あとは相手を選べばいいだけなので、予想も買い目もブレずに買うことができます。

具体的なレースで解説

実例で見ると、2025年1月26日のAJCCが分かりやすいでしょう。

0126_中山11R

このレースは18頭立てで行われ、1番人気のダノンデサイルが1着、6番人気マテンロウレオが2着、馬連は2,910円でした。

1番人気がしっかりと勝ち切りつつ、相手に少し人気薄が入ったレースです。

このように、1着はコレ!(今回の場合はダノンデサイル)と決めやすいレースは綺麗に馬連流しがハマります。

出頭数が10〜14頭前後のレース

馬連流しは、頭数との相性もかなり大事です。

少なすぎると配当が伸びない。

多すぎると相手候補が増えて、今度は絞りにくい。

この間にあるのが、10〜14頭前後です。

もちろん、これは「絶対この頭数じゃないとダメ!」というわけではありません。

ただ、この辺りが相手を2〜4頭に絞りやすく、それでいて人気馬同士の堅い結果になりにくいでしょう。

流しの点数を抑えつつも、そこそこ配当にも期待できます。

具体的なレースで解説

例えば、2025年6月22日の府中牝馬ステークスがこのレース条件に該当します。

0622_東京11R

このレースは14頭立てで、5番人気セキトバイーストが1着、3番人気カナテープが2着、馬連は3,030円でした。

頭数は多すぎず少なすぎず、人気どころと中位人気が上手く絡んだレースとなっています。

このようになレースでは、流しの強みである頭数の絞り込みと、配当妙味とのバランスが取りやすいです。

ボックスだと点数が増えすぎるレース

「ボックスだと無駄な買い目まで増えそう」と感じたら、流しを利用することを検討しましょう。

先程も言いましたが、軸が決まっているのにボックス買いをしてしまうことは、利益を得るチャンスを捨てているようなものです。

それに、軸を含まない買い目まで買うわけですから、当初考えていた予想とはズレた買い目を購入してしまうことになります。

具体的なレースで解説

先述した2025年AJCCで考えると分かりやすいです。

0126_中山11R

結果は、1番人気のダノンでサイルが1着、6番人気マテンロウレオが2着、馬連は2,910円。

この時、ダノンデサイルが軸と見られるなら、相手にマテンロウレオや他の馬を数頭流すかたちで十分です。

一方で、上位候補を何頭もボックスで買うと、ダノンデサイルが絡まない組み合わせまで含まれてしまいます。

これは、軸を決めきっている方ほどほどもったいない買い方と言えるでしょう。

馬連流しが向かないレース条件

馬連流しに合ったレースの条件を理解したあとは、逆に「利用しない方が良いレース条件」を見ていきましょう。

馬連流しが成功する秘訣は、軸と相手のバランスです。

これらに懸念が生じる以下のようなレースは利用を避けるべきでしょう。

  • 軸馬を1頭に決め切れないレース
  • 波乱要素が強すぎて相手が広くなるレース
  • 人気サイド決着濃厚でトリガミになりやすいレース

軸馬を1頭に決め切れないレース

軸を1頭に決めきれないレースで流しを利用してしまうのは、一番のNGパターンです。

何度も言いますが、馬連流しは軸馬を決めて初めて意味が出る買い方。

そのため、軸で迷っている時点でそのレースは買うべきではないのです。

例えば、上位人気が拮抗していて本命が2〜3頭いるレースなどは馬連流しとは相性が良くありません。

このような場合は、流しより別の買い方の方が合うことが多いです。

具体的なレースで解説

2025年度のフェブラリーステークスはまさにそのようなレースでした。

2025フェブラリーステークス

単勝オッズを見ると、1番人気ミッキーファイトが3.3倍、2番人気コスタノヴァが4.3倍、3番人気エンペラーワケアが5.9倍、4番人気ペプチドナイルが6.2倍、5番人気サンライズジパングが7.0倍と、上位人気がかなり接近していました。

結果は2番人気コスタノヴァが1着、5番人気サンライズジパングが2着、1番人気ミッキーファイトが3着で、馬連は1,830円。

このレースで無理に流しを使うと、どうなるか。

例えば1番人気を軸にした人は、馬連では不的中です。

このようなレースでは、無理に流しは利用せず、ボックスやフォーメーション買いを利用する方がいいでしょう。

波乱要素が強すぎて相手が広くなるレース

馬連流しは相手をある程度絞れるからこそ強い買い方。

逆に言えば、相手を絞れないレースでは、強みを発揮することはできません。

その典型が以下のレースです。

具体的なレースで解説

該当は2025年NHKマイルカップ。

2025NHKマイル

このレースは9番人気パンジャタワーが1着、3番人気マジックサンズが2着、12番人気チェルビアットが3着で、馬連は20,740円、3連複は275,990円でした。

さらに1番人気アドマイヤズームは14着、2番人気イミグラントソングは11着。

これは配当だけ見ると夢があります。

でも、流し目線で見るとかなり微妙なレースなんです。

なぜなら

「人気馬を軸にしたら飛ぶ」

「穴馬を軸にするのは難しすぎる」

「相手候補を広げると点数が膨らむ」

という、流しの嫌なところが全部出やすいからです。

このようなレースで「流しが最強らしいから」と無理に勝負をすると、だいたい相手を拾いきれません。

あるいは、怖くなって相手を広げすぎて、今度は買い目がぐちゃぐちゃになります。

人気馬のみで決着する可能性が高いレース

これは見落としやすいですが、多くの方がハマる落とし穴です。

馬連流しは「点数を抑えやすい」と言われます。

ただ、当たりやすそうな人気決着レースで相手を広げると、普通にトリガミになります。

実例は2025年クイーンステークスです。

具体的なレースで解説

2025クイーンステークス

このレースは1番人気アルジーヌが1着、2番人気ココナッツブラウンが2着で、馬連は800円(1番人気)で決着。

出走前の単勝も、アルジーヌ2.9倍、ココナッツブラウン4.0倍と上位人気に支持されていました。

ここで考えてほしいのが点数です。

例えば、アルジーヌを軸にして相手を8頭に流したとします。

100円ずつ買えば購入額は800円。

でも的中しても馬連800円なら、返ってくるのも800円。

つまりプラマイゼロです。

9頭以上に流せば、その時点でマイナスとなります。

このような、そもそも配当に期待できないレースは見送るのも一つの選択肢として覚えておきましょう。

馬連流しの軸馬の選び方

馬連流しで適切なレース選びを学んだあとは、馬を選ぶフェーズに進みましょう。

馬連流しで大事なのは、相手選びより先に軸馬選びです。

ここがズレると、どれだけ相手をうまく選んでも全部パーになります。

少し怖い言い方ですが、本当にそうなんです…。

なのでここでは、馬連流しの軸馬をどう選べばいいのかを、ご紹介していきます。

  • 2着以内に入りそうかどうかで決めよう
  • 1番人気を軸にすらばいいとは限らない
  • コース適性や脚質で判断しよう

2着以内に入りそうかどうかで決めよう

馬連流しの軸に向いているのは、勝ち切るかどうかはさておき、2着以内には入りそうな馬です。

つまり、軸馬に必要なのは派手さよりも、まず崩れにくさと言えるでしょう。

例えば、先程見せた2025年フェブラリーステークスのコスタノヴァ。

この馬は2番人気4.3倍で1着でしたが、過去戦績として東京ダート6戦6勝という功績を残していました。

このような、好走する根拠のある馬は1番人気でなくても軸候補としてかなり優秀と言えます。

他にも以下のような根拠のある馬は押さえておきましょう。

軸に向いている要素 理由
コース・距離の適性がある 人気より再現性が高いから
位置取りが安定している レースの展開が読みやすいから
相手関係に対して力が足りている 無理なく2着以内に入ってきやすいから

とにかく、「その馬が勝つ理由」よりも「その馬が負ける理由が少ないか」を見るのがおすすめです。

人気馬だけで固めない

初心者ほど「軸=1番人気」と考えがちですが、これは半分正解で、半分危険です。

もちろん1番人気は有力です。

でも、1番人気だから軸向きとは限りません。

人気は“その馬が支持されている”ことを示しているだけで、今回のレースで好走するかまでは別問題だからです。

人気の理由が、実績・条件適性・安定感に基づくものなら軸向きと言えるでしょう。

しかし、前走の派手な勝ち方や話題性に引っ張られているだけなら、少し疑って見てみることをおすすめします。

コース適性や脚質で判断しよう

軸馬を選ぶのは初心者にとってはかなり骨の折れる作業ですよね。

そんなときは、気になる馬を見つけて、その馬が以下の4点に当てはまっていないかチェックしてみてください。

ポイント 内容
安定感 そもそも大崩れしにくいか
舞台適性 コース・距離・馬場が合うか
脚質と展開 レースの流れにハマりそうか
相手関係 今回のメンバーで足りるか

この中でも、特に初心者が見落としやすいのが舞台適性です。

例えば、先程の2025年フェブラリーステークスのコスタノヴァは、単に人気があったからではなく、東京ダートで6戦6勝という明確な舞台適性がありました。

このような馬は、「今回は条件がいいから軸にしやすい」と理屈で説明できます。

さらに、脚質と展開も重要です。

例えば、後ろから行く馬ばかりのレースで差し馬を軸にすると、展開頼みになりやすいですよね。

軸馬選びで大事なのは、人気・能力・条件がバラバラに強い馬ではなく、そのレースで2着以内に入選する条件が揃っている馬を選ぶことです。

「東京ダートが得意」

「この距離なら崩れにくい」

「前で運べるから事故が少ない」

このようにきちんと理由付けができる馬は軸馬として最適だと言えるでしょう。

馬連流しの相手馬の選び方

軸馬が決まっても、相手選びでほとんどの方が止まります。

ここで止まると、結局買いすぎてトリガミ。

なんてことがおきてしまうんですよね…。

馬連流しは、軸馬選びも大事ですが、実は相手の選び方で収支がかなり変わります。

なのでここでは、相手選びについて以下の視点を元に解説をしていきます。

  • 相手は何頭がベストか
  • 人気馬だけで固めると危険な理由
  • 穴馬を1〜2頭混ぜる考え方

相手は3〜5頭を目安にする

相手は3〜5頭で考えるのが一番です。

このあたりが、流しの強みを残しやすいラインでしょう。

相手をそれ以上に広げるとトリガミのリスクが高まりますので注意してください。

さらに、相手として3〜5頭がちょうどいいのは、本線を押さえつつ、少しだけズラせる余白があるからです。

人気馬1〜3頭に、中穴を2頭。

など、幅を持たせつつも買い目が広がりすぎるのを防げるでしょう。

人気馬だけで固めない

相手選びで初心者がやりがちなのが「よく分からないから、とりあえず人気順で並べる」です。

気持ちはすごく分かります。

しかし、これをやると馬連流しのうまみがかなり薄くなるので注意してください。

理由は2つ。

  1. 人気サイドで決まりすぎると配当が伸びない
  2. 人気馬だけで固めると、逆に中穴を取り逃がしやすい

①に関しては、相手を人気馬だけで固めると、的中しても配当が伸びにくいのは何となくイメージが湧くと思います。

②については少しわかりにくいと思うので、具体例を出して説明すると、2025年安田記念が分かりやすいでしょう。

東京11R_0608

2025年の安田記念の決着は2番人気ジャンタルマンタルが1着、9番人気ガイアフォースが2着でした。

そして馬連の配当は9,560円。

このレースにおいて軸を人気馬にして、相手も人気馬だけで固めていたら、ガイアフォースを拾えずに終わったでしょう。

つまり、人気馬を軸にするのはアリでも、相手まで全部人気で埋めるとせっかくの高配当獲得のチャンスを逃すことになるのです。

穴馬を1〜2頭混ぜる

馬連流しで利益を求めるなら、穴馬を混ぜることを忘れてはいけません。

ただ、初心者は、穴馬と聞くと「人気薄をいっぱい入れればいいの?」となりがちですが、そうではありません。

馬連流しでちょうどいいのは、穴馬を1〜2頭だけ混ぜることです。

入れすぎると点数が増える。

入れなさすぎると、今度は配当が物足りない。

このバランスが大事です。

穴馬を相手に入れる時は、ただ人気がないだけの馬ではなく、“人気はないけど、2着ならありそうな馬”を見るのがコツ。

例えば、以下のような馬は入れておきたい穴馬だと言えます。

  • 展開がハマりそうな差し馬
  • コース替わりで条件好転する馬
  • 実績は足りるのに、前走負けで少し人気を落としている馬

このような馬を含めた「人気上位3頭+中穴2頭」を相手として選ぶとかなり安定するでしょう。

馬連流しとボックス・通常買い・フォーメーションの使い分け

ここまで読んでくださった皆さんならお分かりになるかと思いますが、馬連流しが最強となりうるのは限った条件下のみの話。

同じ馬連でも、軸が見えているのか、相手が何頭いるのか、本線と押さえを分けたいのか。など。

この違いで、向いている買い方はかなり変わります。

そこで、条件別におすすめの買い方をまとめました。

今の状況 おすすめの買い方
軸馬が1頭ハッキリしている 流し
有力馬はいるが、軸を決め切れない ボックス
馬連ボックスの詳細はこちら
本線と押さえを分けて買いたい フォーメーション
馬連フォーメーションの詳細はこちら
本命と相手がほぼ1点で決まる 通常買い

要するに、「軸がいるのか」「相手をどこまで絞れるのか」の2点がどうかを考えてみてください。

軸がいるなら流し

これはもう決まりです。

馬連流しに関するよくある質問

最後に馬連流しについて、よくある質問に答えていきます。

Question
馬連流しは初心者でも使える?
Answer
使えます。むしろ「軸馬1頭+相手数頭」と考え方がシンプルなので、買い目を整理しやすいのが利点です。ただし相手を広げすぎると点数が一気に増え、的中しても回収が伸びにくくなります。初心者ほど「軸に自信があるレースだけ使う」「相手を絞る」を徹底すると失敗しにくいです。
Question
相手は何頭までに絞るべき?
Answer
目安は5頭以内です。馬連流しは相手を増やすほど当たりやすく見えますが、資金効率は落ちます。初心者が最も崩れやすいのは「迷って全部買う」形。能力上位、展開向く馬、人気の盲点を整理して、理由を言える相手だけに絞るのが基本です。6頭以上は“保険を買いすぎ”になりやすいです。
Question
1番人気を軸にするのが正解?
Answer
正解とは限りません。1番人気は能力信頼度が高く、軸としては安定しやすい一方、相手も人気馬に寄ると配当がかなり安くなります。大事なのは「1番人気だから」ではなく、距離・馬場・展開で崩れにくいかどうか。堅実さ重視なら有力ですが、回収率まで考えるなら過信は禁物です。
Question
ボックスとどっちが勝ちやすい?
Answer
当てやすさだけならボックス、効率の良さでは流しが優勢です。ボックスは選んだ馬同士ならどの組み合わせでも当たるため安心感がありますが、点数が増えやすいです。流しは軸馬が来る前提なので、その馬をしっかり見抜ければ少ない点数で攻められます。初心者は迷うレースはボックス、自信ある軸なら流しが基本です。

馬連流しに関するまとめ

ここまで馬連流しについて書いてきましたがいかがだったでしょうか?

馬連流しについてひと言でまとめるなら、「軸馬がハッキリしている時に、少ない点数で効率よく勝負しやすい買い方」です。

最強という言葉だけ聞くと、どんなレースでも使える万能型に見えるかもしれませんが実際はそうではありません。

馬連流しが本当に強いのは、1頭だけ信頼できる軸馬がいて、相手候補を数頭に絞れるレースです。

反対に、

  • 軸馬を決め切れないレース
  • 相手がどんどん広がるレース
  • 人気サイドで決まりそうなのに点数だけ増えるレース

では、馬連流しはそこまで強くありません。

この時は、無理に流しへこだわるより、ボックス・通常買い・フォーメーションに切り替えた方が、むしろ自然です。

最後に、本記事のポイントを整理するとこうなります。

馬連についてまとめ

  • 馬連流しは、軸馬1頭から相手へ広げる買い方
  • 軸馬が明確なレースでは、かなり使い勝手がいい
  • 相手は広げすぎず、まずは5頭前後を目安に考える
  • 人気馬だけで固めすぎず、必要に応じて穴馬を1〜2頭混ぜる
  • 軸が決まらない時は、流しよりボックスやフォーメーションの方が合う
  • 失敗を減らすには、点数上限・資金配分・レース選びが重要

もし今のあなたが「本命は見えるのに、相手選びで毎回迷う」「ボックスだと買いすぎてしまう」と感じているなら、馬連流しはかなり試す価値があります。

ただし、毎回それでいいわけではありません。

だからこそ、レースごとに買い方を選べることが大切です。

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