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【ジャパンカップ2025/AI予想】過去傾向・追い切り・消しデータから導いた最終買い目を公開!

ジャパンカップ2025のAI予想

2025年11月30日(日)。

東京競馬場・芝2400mで行われる第45回ジャパンカップ(G1)

今年も国内外の実績馬が揃い、勝ち筋が複数ある混戦ムードとなっています。

そこで本記事では、AIが導き出した「最終予想(印+買い目)」を大公開!

その上で・・・

といった、AIが最終予想に至るまでに使用した「根拠部分」をすべて順番に公開していきます。

どの馬がどのデータに合致し、逆にどの馬にマイナス要素があるのか。

2025年のジャパンカップが「なぜその結論になるのか」が分かる、根拠の可視化型AI予想をお届けします!

この記事の監修者
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競馬予想サイト解体新書 責任者
河田 孝太郎

1965年8月8日生まれ。日本中央競馬学校中退。

元ジョッキーの父親に憧れJRA所属の騎手を目指すが一身上の都合により断念。某有名競馬場で厩務員として働いていた際にフリーライターとして訪れた福岡と意気投合し、競馬予想サイト解体新書設立に参画。

これまでの100以上の競馬予想媒体を利用して、一番稼げたのが競馬予想サイト。その背景からこれまで270以上のサイトを活用し、全て忖度なしに独自のレビューを実施している。

”優良サイト”と判断したサイトは今でも利益が残せており、根強いファンから厚い信頼が寄せられている。

...続きを読む

目次

【最初に結論】AIによるジャパンカップ2025の予想印と最終買い目|注目馬・穴馬・危険な人気馬もご紹介!

手っ取り早く結論から。

AIが導き出したジャパンカップの最終予想を公開します。

当サイトのAI予想は、出走馬の能力値はもちろん、「過去25年のレースデータと傾向」「東京芝2400mのラップ構造」「全頭の前追い切りデータ」を学習しています。

そのまま丸乗りでもいいですし、あなた自身の予想を固める“判断材料”として使ってくれても構いません。

さらに、AIが最も信頼した注目馬》《配当妙味が高い穴馬》《人気でも軽視すべき危険馬をセットで公開します。

ぜひ、最後までご覧ください!

1. AIが最終予想に使ったジャパンカップの前提条件

  • 人気:1〜3番人気ゾーンの複勝率が圧倒的。基本は「上位人気+中穴」で組み立て。
  • 年齢:3〜5歳がほぼ独占。6歳以上は【0-0-0-50】で強く割引。
  • 枠順:1〜3枠が理想ゾーン。ただし7〜8枠も「即消し」ほどの不利ではない。
  • 前走クラス:前走G1・G2がほぼ必須。G3以下・3勝・OPはデータ上ほぼ消し。
  • 脚質:先行〜差しの好位差しタイプが最も安定。極端な追い込みはマイナス。
  • 追い切り:カランダガン・クロワデュノール・ジャスティンパレス・タスティエーラ・ダノンデサイル・マスカレードボールあたりが「仕上がり上位」。
  • 騎手:東京2400mはルメール・レーン・川田が特に強く、戸崎も複勝率3割超と安定。

2. 予想印とAI評価

馬名 簡易評価 主なプラス材料 主な不安要素
⑦ダノンデサイル 本命 4歳牡馬/前走インターナショナルS(G1)で好走/
追い切りS評価で状態◎/血統的にスタミナと瞬発力のバランス良し/
人気ゾーン(1〜3番人気想定)+データマッチング◎
外枠7枠14番で立ち回りリスク/
戸崎の東京2400mは「勝ち切り」よりは複勝型
⑮マスカレードボール 対抗 3歳牡馬+前走天皇賞秋組の王道ローテ/
1週前A→最終S評価でデキ抜群/
ルメール騎乗&東京2400m成績がバケモノ級/
年齢&血統データも高評価
8枠15番の外枠+3歳でまだキャリア浅め/
道中でロスの多い競馬になるとリスク
⑱タスティエーラ 単穴 5歳充実期/天皇賞秋→JCの黄金ローテ/
1週前A→最終S評価で明確に良化/
レーン騎乗で東京2400m適性◎/
血統的にもスタミナ型+瞬発力両立
8枠18番の大外枠/
直線までに無駄脚を使うと最後甘くなるリスク
⑧カランダガン 穴まで含めた上位評価 最終追い東京芝でSS評価の圧巻内容/
欧州スタミナ血統で2400m適性◎/
4歳牡馬で年齢データも追い風
「海外G1直行」ローテの勝ち馬ゼロというデータ壁/
枠4枠8番は悪くないが、展開次第でキレ負けの懸念
⑪アドマイヤテラ 中穴の台頭候補 4歳牡馬/京都大賞典組/
1週前A+最終Aで安定したデキ/
川田×東京2400mも複勝率高く、先行〜差し脚質で展開利見込める
G1での実績不足/
7〜8番人気前後の想定で「足りるかどうか」のライン
⑰ドゥレッツァ 実績+血統評価 ドゥラメンテ産駒で東京2400m血統成績◎/
京都大賞典組はJC好走例多数/
追い切りA評価で上積み十分
8枠17番で外々を回らされるリスク/
ピークが昨年だった可能性もあり、全盛比でどこまで
②クロワデュノール 能力は最上位だがリスク持ち 3歳牡馬・1枠2番・先行脚質という理想的なデータ型/
凱旋門賞からの巻き返しパターンは過去に2着例あり/
最終追いでB→Sまで一気に良化
日本の高速決着への対応にまだ不安/
前走の精神的ダメージが完全に抜け切れているか微妙
⑯シンエンペラー 外枠からの一撃候補 4歳牡馬/欧州スタミナ血統+東京2400m血統合致◎/
1週前SS評価の迫力ある動き/
先行〜差しで位置取りの自在性あり
最終追いではB評価までトーンダウン/
8枠16番で終始外を回らされるリスク
×(押さえまで) ①ジャスティンパレス 6歳でデータ逆風 1枠1番の内枠/ディープインパクト系で血統◎/
最終追いS評価で状態はかなり良い
6歳以上【0-0-0-50】の年齢データが致命的/
差し〜追い込み脚質で展開待ち

総合すると、本線は「ダノンデサイル・マスカレードボール・タスティエーラ+カランダガン」。

そこにアドマイヤテラ・ドゥレッツァ・クロワデュノール・シンエンペラーをどこまで厚く絡めるか、というイメージです。

3. AIが最も信頼した注目馬/妙味穴馬/危険な人気馬

AIが最も信頼した注目馬(馬券内確率付き)

カテゴリ 馬名 馬券内確率 評価ポイント
AI注目馬 ⑭ダノンデサイル 72% データ本命◎/4歳・G1実績・追い切りS・血統◎。
外枠リスク込みでも「軸向き」と判断。
⑮マスカレードボール 66% 3歳×ルメール×東京2400mデータが強烈。
外枠リスクを差し引いても馬券内期待値は高い。
⑱タスティエーラ 47% レーン騎乗+S評価追い切り+5歳ピーク。
大外枠で勝ち切りはやや割引も、3着以内なら十分射程。

3-2. 配当妙味が高い穴馬(馬券内確率付き)

カテゴリ 馬名 馬券内確率 評価ポイント
妙味穴馬 ⑪アドマイヤテラ 41% 4歳×京都大賞典組×川田×追い切りA。
人気は中穴ゾーン想定で、「本線に紛れ込ませるとおいしいタイプ」。
⑰ドゥレッツァ 35% ドゥラメンテ産駒の東京2400m成績が極めて優秀。
外枠で人気が落ちるようなら、三連系で妙味十分。
③コスモキュランダ 25% 4歳・天皇賞秋組・内枠2枠3番。
最終追いC評価で人気急落なら、「状態戻り」を読むなら一発候補。

3-3. 人気でも軽視すべき危険馬(馬券内確率付き)

カテゴリ 馬名 馬券内確率 危険視の理由
危険な人気馬 ②クロワデュノール 32% 枠・年齢・脚質は理想形だが、
凱旋門の敗戦から日本の高速馬場への即対応は簡単ではない。
最終追いはS評価でも「人気ほど絶対視はできない」タイプ。
⑧カランダガン 28% 追い切りSSで一気に売れそうだが、
「海外直行組の勝ち馬ゼロ」「日本の超高速決着への経験不足」という大きな壁。
2〜3着候補止まりのイメージ。
①ジャスティンパレス 22% 1枠+ディープ×S評価と「いかにも買いたくなる要素」
だが、6歳以上【0-0-0-50】のデータが重すぎるので押さえまで。

4. 買い目プラン:的中重視&配当重視

4-1. 的中重視の買い目

【狙い】ダノンデサイルを「軸」に据えた三連複+保険の馬連・ワイド。

1頭目(軸):⑭ダノンデサイル

2頭目:⑮マスカレードボール/⑱タスティエーラ/⑧カランダガン/⑪アドマイヤテラ

3頭目:上記4頭+③コスモキュランダ/⑰ドゥレッツァ/⑯シンエンペラー/①ジャスティンパレス

→三連複22点(14軸1頭 → 2列目4頭 → 3列目8頭)

  • 本線は「⑭⑮⑱⑧⑪⑰」絡み。
  • ③⑯①は押さえ寄りの扱い。

馬連(本線)

  • ⑭-⑮(ダノンデサイル-マスカレードボール)
  • ⑭-⑱(ダノンデサイル-タスティエーラ)
  • ⑭-⑧(ダノンデサイル-カランダガン)
  • ⑭-⑪(ダノンデサイル-アドマイヤテラ)

ワイド(保険&押さえ)

  • ⑭-⑮/⑭-⑱/⑭-⑧
  • ⑮-⑱(人気同士だが決め打ち用)
  • ⑪-⑭/⑪-⑮(アドマイヤテラ絡みの妙味ゾーン)

「的中重視」であれば、三連複で厚く、本線の馬連・ワイドは金額をやや抑えめでも良いと思います。

4-2. 配当重視の買い目

【狙い】1着は本命・対抗に絞りつつ、2・3着に中穴〜穴を厚く散らして高配当を狙う構成。

1着:⑭ダノンデサイル/⑮マスカレードボール

2着:上記2頭+⑱タスティエーラ・⑧カランダガン・⑪アドマイヤテラ・⑰ドゥレッツァ

3着:上記6頭+③コスモキュランダ・⑯シンエンペラー

三連単60点

  • ⑭・⑮の1着固定が基本形。資金に余裕があれば、「2着付け」「3着付け」だけの変則買いで点数を削るのもアリ。
  • 高配当ゾーンは「アドマイヤテラ・ドゥレッツァ・コスモキュランダ・シンエンペラー」が絡むパターン。

より攻めるなら・・・

  • 1着:15・18
  • 2着:14固定
  • 3着:8・11・17・3・16

といった「ダノンデサイル2着固定パターン」も面白いです(本命の取りこぼしケア)。

5. まとめ:AI最終見解

  • 本命軸:ダノンデサイル(AI馬券内確率 約70%)
  • 相手本線:マスカレードボール・タスティエーラ・カランダガン
  • 妙味ある相手:アドマイヤテラ・ドゥレッツァ・シンエンペラー・コスモキュランダ
  • 人気でも過信NG:クロワデュノール・カランダガン・ジャスティンパレス

あとは「どこを厚く買うか」「どの危険馬をどこまで削るか」が勝負どころです。

【ジャパンカップを当てるために】G1レースの予想に強いAIサイトをご紹介!

本記事をご覧の方は「ジャパンカップの予想を当てたい!」と考えていると思います。

そのために、当サイトのAI予想も参考にしてほしいですが・・・

最も効果的なのは「複数のAI予想を見ること」です!

そこで、ネット上に存在する40以上のAI予想サイトから直近成績が好調なサイトを厳選してご紹介します。

どのサイトも無料でジャパンカップのAI予想が見れるので、ぜひチェックしてみてください!

サイト名 サイト特徴 G1の予想成績 獲得金額 的中率/回収率
えーあいNEO

・過去20年のデータを分析したAI指数予想

・全24レース分のAI予想が一気に見れる

11戦9勝2敗 +168,500円 81%/312%
キリフダ

・穴馬選びに長けている(高配当が出やすい買い目)

・先週のマイルCSも的中!

7戦5勝2敗 +203,700円 72%/458%
本命

・血統からのAI予想で好成績!

・地方競馬の予想も得意で毎日使える

14戦8勝6敗 +83,800円 57%/347%

まずは、当サイト+上記3サイトのAI予想をチェックしてみてください。

その上で、すべてのサイトが予想に入れている馬がいれば、その馬が馬券入りする確率は非常に高いです!

上記3サイトのAI予想の閲覧にはLINE登録が必要ですが・・・

「ジャパンカップで勝てる確率を上げたい!」という方は必ずチェックしておいてください。

ジャパンカップ2025の予想AIに学習させた「追い切りデータ&全頭診断」

ここからは上記で紹介した、「最終買い目の作成にあたってAIに学習させた全頭診断&追い切り評価」をご紹介します!

【確定版】ジャパンカップ2025の追い切り評価(最終追い切り+1週間前データを総合評価)

全18頭の追い切り内容を、動き・負荷・反応・気配を軸に評価します。

“レース本番の調子の良さ”を見極めるパートであり、能力や適性ではなく「仕上がり」を評価。

追い切りでの「動きの質」「反応」「推進力」「併せ馬の内容」を分析し、SS〜Cランクの6段階で評価していきます。

それでは、ジャパンカップ2025の1週間前追い切り評価をご覧ください!

馬名 評価 コース タイム 脚色 併せ馬 短評
アドマイヤテラ A 栗東坂路 4F(52.8-38.4-12.7) 強め ヨーホーレイク 1週前にCWで負荷十分。
最終は坂路で反応鋭く好気配維持。
体の張りが良く順調。
カランダガン SS 東京芝 6F(81.8-66.4-53.4-12.2) 馬なり 単走 芝コースで圧巻のフットワーク。
輸送疲れゼロ、柔らかさ・推進力は世界級。
歴代外国馬でも最高レベルの仕上がり。
クロワデュノール S 栗東CW 6F(82.4-65.8-50.6-35.8-11.1) 馬なり 3頭併せ先着 先週とは別馬の動き。
活気が戻り、ラスト11.1秒の鋭さ。
状態は確実に上昇し出走GOサイン。
コスモキュランダ C 美浦坂路 4F(52.3-38.7-12.2) 末一杯 アヴァランチ 動きは地味でメリハリ欠く。
良化気配はあるが迫力乏しく強気にはなれない。
サンライズアース B 栗東CW 6F(84.0-68.5-53.4-38.0-11.4) 一杯 ニュークレド 一杯で追われ負荷は十分。ただし反応は平凡。
状態は悪くないが強調材料は少ない。
ジャスティンパレス S 栗東CW 4F(52.0-37.3-11.5) 馬なり 単走 前走からさらに良化。素軽さと反応抜群。
秋2戦目で仕上がりピークと判断。
シュトルーヴェ B 美浦W 6F(82.4-66.3-51.3-37.0-11.9) 馬なり タスティエーラ 悪くないが迫力・力感に欠ける。
動けてはいるが上位争いにはワンパンチ足りない。
シンエンペラー B 栗東坂路 4F(54.7-39.0-12.4) 馬なり 単走 良化は感じるが本調子には一歩足りない。
格好はつくが勝負気配は強くない。
セイウンハーデス B 栗東坂路 4F(53.8-12.3) 馬なり 単走 前走より気配は前進。時計は平凡だが動きに力感。
流れ次第で一角崩しも。
タスティエーラ S 美浦W 6F(81.4-65.3-50.5-36.2-11.4) 馬なり シュトルーヴェ 天皇賞より確実に良化。
身のこなし鋭くラストの反応は今回上位。距離適性も問題なし。
ダノンデサイル S 栗東CW 6F(81.3-65.0-49.7-35.3-11.4) 馬なり ダノンブギ 帰国初戦でもチップ深いCWで高時計。
動きも滑らかで状態はむしろ良化基調。
ダノンベルーガ A 美浦W 6F(83.0-66.8-51.7-36.6-11.2) 一杯 ダノンエアズロック 1週前より明らかに良化。
時計は優秀だが手応えにまだ余地。状態は上向き。
ディープモンスター B 栗東CW 6F(83.3-66.4-51.0-36.2-11.2) 馬なり 単走 動きは悪くないが平行線。
相手強化でどこまでやれるか微妙。
ドゥレッツァ A 美浦W 6F(80.8-64.7-50.5-36.7-11.6) 強め クロミナンス 先週より力強さ増す。
反応はもうひと息だが仕上がりは良好。食い込みの可能性。
ブレイディヴェーグ A 美浦W 6F(83.6-66.7-51.5-37.6-11.4) 馬なり 単走 動きの柔らかさ戻る。
集中力も良化。状態高めだが距離延長が鍵。
ホウオウビスケッツ A 美浦W 5F(68.3-11.4) 馬なり 不明 軽めだが反応鋭い。
息の入りも良く状態維持。展開次第で要注意。
マスカレードボール S 美浦坂路 4F(53.0-38.1-25.0-12.4) 馬なり ツルマウカタチ 視界悪い中でも好フットワーク。
精神面の課題は残るが動きの良さは文句なし。
ヨーホーレイク A 栗東坂路 4F(52.1-37.8-24.7-12.6) 馬なり アドマイヤテラ他 体が絞れ気配上昇。
反応も良く力出せる状態。久々の気配上々。

今年のジャパンカップは、1週間前から最終追い切りにかけて「大きく良化した馬」と「平行線の馬」がはっきり分かれました

まず、圧倒的に変化が大きかったのはクロワデュノール。1週前は迫力不足のB評価だったが、最終追いではラスト11.1秒の鋭さを見せ、動きがまるで別馬級に良化。デキに関しては明確にSクラスへジャンプアップしたと言える。

ジャスティンパレスとタスティエーラは、1週前から既に高水準のA評価だった馬たちが最終でさらにギアを上げた組。

どちらも前走時より状態を上げており、勝ち負けに十分加われる好調維持+上積みのタイプ。

ダノンデサイルも1週前のS評価から素軽さと反応がさらに良化。使われながら上がってくるタイプで、休み明けの不安は完全に払拭できた。

そして最も強烈だったのがカランダガン

1週前は動きを判断できずBだったが、最終追いの東京芝で見せたフットワークは来日馬の中でも歴代最高レベル。日本の芝適性を疑う余地はなく、一気にSS級へ評価急上昇した印象だ。

一方で、1週前S評価だったコスモキュランダは最終で迫力を欠いてC評価へ下降。良化待ちの組と比べても動きは地味で、強気には推しづらい。

その他ではシンエンペラー(SS→B)サンライズアース(S→B)など下降気味の馬が複数。

逆にヨーホーレイクやホウオウビスケッツは地味ながら着実に良化してA水準まで浮上してきた。

総じて、今回は「1週前→最終の良化度」が勝敗を大きく左右する形に。

特に、カランダガン、クロワデュノール、ジャスティンパレス、タスティエーラ、ダノンデサイルの5頭は、仕上がりの完成度で他を一歩リードしたと言えるでしょう!

1週間前追い切りのみの評価

【速報版】ジャパンカップ2025の1週間前追い切り評価

【評価】馬名 時期 コース 馬場 追い切りタイム 脚色 併せ馬 短評
【A】
アドマイヤテラ
前週 栗東CW 7F(99.3-67.6-52.8-37.7-11.4) 一杯 レッドラージャ(2歳未勝利) 春より前向きさが増しており、前進気勢とフォームの安定感がアップ。
強めに負荷をかけても最後まで脚いろは衰えず、叩きつつ着実に成長している印象。
【B】
カランダガン
前週 本国でしっかり仕上げて来日しており、国内では軽めの調整中心。
大きな不安はないが、日本の馬場や輸送後の微妙な変化は読みにくく、現段階では静観のB評価。
【B】
クロワデュノール
前週 栗東CW 6F(83.4-66.6-51.0-36.2-11.1) 一杯 バステール(新馬) 時計は出ているものの、3頭併せでの見た目は本来の迫力に一歩届かず。
バランスは整いつつあり、ここからの良化余地はあるが、現時点では様子見のB評価。
【S】
コスモキュランダ
前週 美浦W 6F(83.7-67.5-51.9-37.4-11.6) 強め アメトゥストス(2歳1勝) 前走後の疲れはすでに抜け、強めに追われてもしっかりとしたフォームで加速。
併せ馬できっちり先着し、天皇賞秋時からさらにギアが上がった印象の好内容。
【S】
サンライズアース
前週 栗東CW 7F(98.2-67.5-53.0-37.9-11.4) 一杯 ロックターミガン(2歳1勝) 池添騎手騎乗でしっかり負荷をかけつつ、最後まで集中力を切らさない好内容。
秋初戦時よりも明らかに気持ちと息遣いが良化しており、叩き2走目の上昇が大きい。
【A】
ジャスティンパレス
前週 栗東CW 6F(84.0-68.3-53.0-37.5-11.5) 強め シャドウフューリー(古馬OP) Cデムーロ騎乗での併せ馬でもムリなく対応し、終いまでしっかりとした脚取り。
昨年のジャパンC時と遜色ない雰囲気で、順調さが伝わるA評価。
【B】
シュトルーヴェ
前週 前走後も大きな疲れは見せていないが、この時点で強い負荷や時計面の裏付けに乏しく、上積みの度合いは判断しにくい。
最終追い切りでの変化待ちの段階。
【SS】
シンエンペラー
前週 栗東CW 6F(78.9-63.9-49.7-35.9-11.4) 一杯 ホウオウプロサンゲ(古馬OP) 内を回ったぶん時計以上の負荷がかかる中で、ラストまで力強く加速。
併せ馬もしっかり先着し、フォーム・反応・迫力ともにハイレベル。現時点で文句なしのSS評価。
【A】
セイウンハーデス
前週 栗東坂路 4F(52.4-37.8-24.4-12.0) 末強め モンシーク(2歳未勝利) 坂路で終いまできっちり脚を使い、リズム良く加速。
前走から大きな変化はないものの、疲れを感じさせないデキで、力はしっかり出せる状態と見てA評価。
【A】
タスティエーラ
前週 美浦W 5F(65.4-50.8-36.5-11.5) 馬なり ダノンベルーガ(古馬OP) 馬なりながら自ら進んでいくような前向きさを見せ、ラストも余力たっぷり。
天皇賞秋のダメージは感じられず、毛ヅヤや張りも良好で、順調そのものの仕上がり。
【S】
ダノンデサイル
前週 栗東CW 6F(78.2-63.9-49.6-35.4-11.8) 末一杯 ミッキーゴージャス(古馬OP) 自己ベスト級の負荷をかけつつも最後までストライドは大きく、バランスも良好。
まだ余裕を残した体つきで、更なる上積みも見込める内容の濃い1週前追い。
【B】
ダノンベルーガ
前週 美浦W 6F(81.2-65.2-50.7-36.6-11.6) 一杯 タスティエーラ(古馬OP) 一杯に追われて時計は出ているが、まだ本来の鋭さには一歩届かない印象。
気配自体は上向きつつあるものの、ここからどこまで状態を引き上げられるかが鍵。
【A】
ディープモンスター
前週 栗東CW 7F(95.7-64.6-50.9-36.2-11.1) 一杯 レベルスティール(古馬1勝) 長めからしっかりと負荷をかける内容で、直線は最後まで集中して伸び切る動き。
前走に続いて好調キープで、叩き良化型らしい上向き具合が感じられる。
【A】
ドゥレッツァ
前週 美浦W 5F(65.1-50.4-36.5-11.4) 仕掛け クロミナンス(古馬OP) 仕掛けてからの反応は昨年の絶好時に比べるとまだ鈍さが残るが、時計そのものは十分優秀。
ここを叩き台と捉えれば、当週でどこまで上げてくるかが焦点。
【SS】
ブレイディヴェーグ
前週 美浦W 6F(82.2-65.9-51.1-36.5-11.4) 馬なり カーラデマドレ(古馬1勝) 馬なりのまま楽々と先着し、気配・フォームともに文句なし。
天皇賞秋から疲れを全く感じさせず、活気・張りも抜群。距離延長もこなせそうな余裕十分のSS評価。
【A】
ホウオウビスケッツ
前週 美浦W 6F(82.5-65.3-51.1-37.4-11.4) 強め ゴールドスター(古馬2勝) 動く相手を追いかける形から、きっちり追いつき脚を使えている点は好感。
強めに追われてもフォームのブレは少なく、ここに向けて順調に仕上がりつつあるA評価。
【A】
マスカレードボール
前週 美浦W 7F(96.9-67.4-52.1-37.3-11.3) 仕掛け フィーリウス(古馬2勝) 相変わらず調教で目立つタイプではないが、今回は全体時計・終いとも水準以上。
天皇賞秋を使ったことで心肺機能がさらに上がっており、上積みを感じさせる内容。
【A】
ヨーホーレイク
前週 栗東CW 7F(96.6-64.7-50.6-36.5-11.3) 一杯 ロードフォアエース(古馬OP) 3頭併せでしっかり負荷をかける形でも最後まで踏ん張りが利いており、年齢を感じさせない力強い動き。
大きな上積みまでは言い切れないが、出来は高い水準。

【100点満点】ジャパンカップ2025の全頭診断

追い切り評価・過去傾向データ・枠順を総合して、ジャパンカップ2025出走馬を100点満点で採点。

レース適性・完成度(成長度)・脚質バランス・近走の質・調教評価」の5項目を各20点満点で評価しています。

※馬番号順に並べています

ジャスティンパレス(牡6) 総合評価:90点

ジャスティンパレス(牡6) 総合評価:90点

①レース適性(18点) 昨年のジャパンカップ勝ち馬で東京芝2400mはベスト舞台のひとつ。
立ち回り・持続力・瞬発力のバランスが高水準で、内枠も大きな追い風。
②完成度・成長度(15点) 6歳シーズンで完成度は文句なしだが、
年齢的な上積み余地はさすがに薄い段階。
ピーク維持という意味での評価。
③脚質バランス(19点) 好位〜中団から長く良い脚を使えるタイプで、
東京2400mの王道パターンに合致。
極端な後ろに構えない分、展開に左右されにくい強み
④近走の質(20点) 天皇賞・秋を叩いてここが本番というローテ。
大崩れが極端に少なく、
G1級相手でも常に勝ち負けできるパフォーマンスを継続している。
⑤調教評価(18点/S) 1週前にCWでみっちり負荷をかけ、
最終はCW4Fで素軽さと反応の良さが際立つ内容。
前走以上のデキと見てS評価相当の18点。

ジャパンカップという条件に対する適性は疑いようのないトップクラス。

年齢面のマイナスをどこまでカバーできるかが焦点ですが、内枠と調教の良化を踏まえると、今年も当然の有力候補です。

クロワデュノール(牡3) 総合評価:89点

クロワデュノール(牡3) 総合評価:89点

①レース適性(18点) 日本ダービー馬で東京2400mの実績は十分。
前走の凱旋門賞は大外枠や馬場など条件不向きで度外視可能。
内枠を引けたのも大きなプラス材料。
②完成度・成長度(18点) 3歳秋でまだ伸びしろを残しつつも、
すでに世界レベルの古馬と戦える地力を証明済み。
成長曲線は右肩上がり。
③脚質バランス(17点) 好位〜中団で流れに乗れるタイプだが、
前走はやや前に行き過ぎた面も。
折り合い面がスムーズなら高い持続力を発揮できる。
④近走の質(18点) ダービーの内容は強烈で、
凱旋門賞も条件不利を考えれば大きく評価を落とす必要はない。
総合的なパフォーマンスは3歳トップクラス。
⑤調教評価(18点/S) 1週前から一変した動きで、
最終CWもラスト11秒1と鋭さ十分。
活気が戻り状態は間違いなく上昇気配でS評価。

前走の大敗だけを理由に軽視するのは危険なタイプ。

日本向きの軽い馬場と内枠なら、本来のストライドと持続力をフルに発揮できるはずで、3歳勢の中では最も怖い存在です。

コスモキュランダ(牡4) 総合評価:82点

コスモキュランダ(牡4) 総合評価:82点

①レース適性(18点) 東京2400mはダービーで好走している舞台で、
スタミナと持続力のバランスは優秀。
内目の2枠でロスなく立ち回れるのも好材料。
②完成度・成長度(18点) 4歳秋で心身ともに充実期。
春からの成長度も高く、
G1常連としての地力は着実にアップしている。
③脚質バランス(17点) 中団あたりで脚を溜めて長く脚を使うスタイル。
極端な瞬発力勝負よりも、
ロングスパート戦で真価を発揮するタイプ。
④近走の質(18点) 天皇賞・秋含めG1戦線で安定して善戦。
勝ち切れないもどかしさはあるが、
相手関係を考えると内容自体は高水準。
⑤調教評価(11点/C) 最終坂路は末を一杯に追われた割に迫力に欠け、
1週前の良さと比べるとややトーンダウン。
デキ落ちとまでは言わないが、強気に推せる追い切りではなくC評価相当。

レース適性・データ的裏付けは十分ながら、最終追い切りだけを見ると上位人気の中で一歩譲る印象。

展開と内枠を味方にすれば圏内はあって良いものの、「仕上がりの差」で頭まではどうかという評価です。

ディープモンスター(牡6) 総合評価:80点

ディープモンスター(牡6) 総合評価:80点

①レース適性(17点) スタミナ型のディープ産駒で東京2400mの条件は悪くない。
瞬発力勝負よりも、ある程度ペースが流れた方が良さが出るタイプ。
②完成度・成長度(14点) 6歳以上の成績が極端に厳しいレースで、
データ的には明確なマイナスゾーン。
完成度は高いが上積みは望みづらい
③脚質バランス(16点) 中団やや後ろから長く脚を使う差しタイプ。
展開に左右されやすい面はあるが、
ハマった時の持続力は侮れない。
④近走の質(20点) 京都大賞典でのパフォーマンスは高評価で、
相手関係を考えても胸を張れる内容。
G1相手でも大きく見劣りしない水準にある。
⑤調教評価(13点/B) 1週前に長めからしっかり負荷をかけ、
最終CWは馬なりでラスト11秒台と動き自体は良好。
ただし、前走から劇的な良化までは感じづらくB評価止まり。

年齢とデータ面で大きな逆風を受けるものの、京都大賞典組の中では内容上位。

展開がハマれば3着候補としての穴評価は十分可能です。

サンライズアース(牡4) 総合評価:86点

サンライズアース(牡4) 総合評価:86点

①レース適性(18点) 持続力型の先行馬で、
東京2400mのロングスパート戦は得意ゾーン
3枠5番なら無理なく好位を取れる並びも好印象。
②完成度・成長度(18点) 秋にかけて馬体・メンタルともに充実度が増している印象で、
まさに伸び盛りの4歳秋。
叩きながら着実にパフォーマンスを上げてきた。
③脚質バランス(17点) 先行して長く脚を使えるのが強みだが、
ペースが速くなり過ぎると最後に甘くなるリスクも。
理想は平均〜やや速めの持続力勝負。
④近走の質(20点) 京都大賞典など前走の内容はかなり濃く、
相手関係を考えてもG1でも通用レベル。
着順以上に評価できる走りが続いている。
⑤調教評価(13点/B) 最終CWは一杯に追われて負荷は十分だが、
反応・迫力の点ではやや平凡
好調キープだが、抜群とは言いづらいB評価相当。

データ・血統・ローテのバランスが良く、京都大賞典組の中では優等生タイプ。

追い切りがもう一段良ければ本命級だったが、それでも馬券圏内候補として高く評価したい1頭です。

ホウオウビスケッツ(牡5) 総合評価:82点

ホウオウビスケッツ(牡5) 総合評価:82点

①レース適性(16点) 本質的には中距離寄りのタイプで、2400mは若干長め。
とはいえ折り合いに進境が見られ、
ロスなく運べればこなせる範囲。
②完成度・成長度(16点) 5歳で完成度は高く、
春から大きく崩れない安定感が魅力。
ただし飛躍的な上積みまでは期待しづらい段階。
③脚質バランス(17点) 先行〜好位で流れに乗れるのが最大の武器。
展開に左右されにくく、
自分の競馬に徹すればしぶとさを発揮する。
④近走の質(17点) 天皇賞・秋など強敵相手に善戦続き
勝ち切るまでは届かないが、
相手なりに走れるタイプで、内容自体は悪くない。
⑤調教評価(16点/A) 最終Wは軽めながらも反応鋭く、息の入りもスムーズ。
大きな上積みこそないが、
高いレベルで状態維持できておりA評価とした。

「距離が長い分だけ最後の一押しが利くかどうか」がテーマ。

展開や馬場が味方すれば3着争いに顔を出しても不思議はなく、中穴ゾーンの相手候補としてチェックしておきたい存在です。

ダノンベルーガ(牡6) 総合評価:78点

ダノンベルーガ(牡6) 総合評価:78点

①レース適性(17点) 東京コース巧者で2400mも守備範囲。
ただしベストはもう少し短い距離という印象で、
スタミナ勝負になるとやや割引
②完成度・成長度(14点) 能力自体はG1級だが、
6歳に入ってからの上積みは乏しい
ケガ歴も含めてピークアウトの懸念が付きまとう。
③脚質バランス(16点) 中団〜やや後ろから鋭く脚を使うタイプで、
展開に左右されやすい面は残る。
位置取り次第で評価が大きく変わる馬。
④近走の質(15点) かつての迫力あるパフォーマンスと比較すると、
近走はどうしても物足りなさが残る。
善戦止まりが多く、勝ち切るイメージはやや薄い
⑤調教評価(16点/A) 1週前から明らかに良化しており、
最終Wも一杯でしっかり負荷をかけつつ時計優秀。
完全復活とまでは言わないが、状態面の不安はかなり解消された印象

能力だけを見れば上位争い可能な一頭ですが、年齢・データ・近走内容を総合すると「印は抑えまで」に落ち着くタイプ。

人気とのバランスをシビアに考えたい存在です。

カランダガン(牡4) 総合評価:94点

カランダガン(牡4) 総合評価:94点

①レース適性(19点) 欧州2400mで実績十分のステイヤー寄り中距離馬で、
東京2400mの持続力勝負はドンピシャ。
瞬発力勝負にも対応可能なフットワークを備える。
②完成度・成長度(18点) 4歳にして既に欧州G1で結果を残しており、完成度は非常に高い
まだ伸びしろも感じさせる点が魅力。
③脚質バランス(18点) 先行〜好位差しまで自在に立ち回れるのが強み。
極端な脚質ではないため、
日本の流れにもスムーズに対応できそう。
④近走の質(19点) 欧州トップクラス相手に安定して好走してきた実績は、ここでも大きな武器。
レースレベルの高さは疑いようがない。
⑤調教評価(20点/SS) 東京芝での最終追い切りは圧巻の一言
輸送疲れを全く感じさせず、柔らかくも推進力のあるフットワークで世界級の出来。
歴代外国馬の中でもトップクラスと評価できる仕上がりでSS=20点。

データ的には「海外組は勝ち切れていない」ものの、この馬に関しては例外視しても良いレベルのデキと地力。

日本勢の本命級と同列、もしくはそれ以上に評価しても良い存在です。

セイウンハーデス(牡6) 総合評価:79点

セイウンハーデス(牡6) 総合評価:79点

①レース適性(17点) 先行力とスタミナを活かせる条件で、東京2400m自体は悪くない。
極端な上がり勝負になると分が悪いが、
平均ペースなら十分戦える。
②完成度・成長度(14点) 6歳以上が苦戦しているデータを正面から受ける立場。
完成度は高いものの、伸びしろという意味では評価を下げざるを得ない
③脚質バランス(17点) 前々で運べる強みがあり、展開を作れる立場。
ただしペース判断を誤ると自滅リスクもあるため、騎手の判断力が重要
④近走の質(18点) 天皇賞・秋など、大物相手に見せ場十分の競馬を続けており、
G1レベルでも通用することは証明済み
着順以上に価値のある内容も多い。
⑤調教評価(13点/B) 坂路で前走より気配は前進しており、
時計以上に動きは力強い印象。
ただし上位勢と比較するとインパクトに欠け、B評価にとどまる。

データ的には厳しい年齢ゾーンだが、近走内容だけ見ればまだまだやれる存在。

展開利を最大限に活かせれば、波乱の立役者になってもおかしくない一頭です。

シュトルーヴェ(セ6) 総合評価:76点

シュトルーヴェ(セ6) 総合評価:76点

①レース適性(17点) アルゼンチン共和国杯など、東京2400m前後で実績があり条件自体は悪くない。
瞬発力勝負よりも持続戦で浮上するタイプ。
②完成度・成長度(14点) 去勢効果もあって精神面は安定しているが、
年齢的な伸びしろは乏しい。
現状維持をどう評価するかの段階。
③脚質バランス(15点) 中団から脚を使うスタイルだが、
位置取りが後ろになると届かない場面も多い。
脚質的に展開待ちの要素が強い。
④近走の質(17点) アルゼンチン共和国杯の内容は悪くないものの、
今回の相手関係に入るとやや見劣り
G2級の善戦ホースという印象が強い。
⑤調教評価(13点/B) 最終Wはタスティエーラとの併せでしっかり動けているが、
迫力・力感の面では上位勢に一歩譲る。
良くも悪くも平行線というB評価。

コース相性と安定感は評価できるものの、メンバー強化のここでは「掲示板候補〜ヒモまで」という位置づけ。

人気とのバランスを見て取捨を決めたいタイプです。

アドマイヤテラ(牡4) 総合評価:85点

アドマイヤテラ(牡4) 総合評価:85点

①レース適性(17点) 中距離〜準長距離に適性があり、
東京2400mでも対応可能な血統・走り。
枠は外寄りだが、立ち回り次第では十分チャンスがある
②完成度・成長度(17点) 春から馬体・精神面ともに成長著しく、
4歳秋時点でG1でも通用するレベルに到達。
まだ伸びしろも残している。
③脚質バランス(17点) 自在性が高く、好位〜中団どこからでも競馬ができるタイプ。
極端な競馬をしない分、安定感が光る
④近走の質(18点) 京都大賞典など、強い相手に対しても内容の濃い競馬が続いている。
着順以上に評価すべきレースも多い。
⑤調教評価(16点/A) 1週前CWでしっかり負荷をかけ、
最終坂路では強めに追われて反応鋭く好内容。
体の張りも良く、順調さが伝わるA評価。

圏内候補としてはかなり面白い一頭。

枠と展開ひとつで着順がガラリと変わるタイプですが、人気ほど評価が低いようなら積極的に拾いたい存在です。

ヨーホーレイク(牡6) 総合評価:78点

ヨーホーレイク(牡6) 総合評価:78点

①レース適性(16点) 元々は長めの距離で良さが出るタイプで、東京2400mは守備範囲。
ただし、近年のキレ重視のJCにどこまで対応できるかは疑問も残る。
②完成度・成長度(12点) ケガ明けやブランクを考えると、全盛期からの下降線は否めない。
年齢・データ面でも厳しいゾーンに入っている。
③脚質バランス(15点) 中団から徐々に脚を伸ばすスタイルで、展開の助けが必要
前が止まらない流れになると分が悪い。
④近走の質(19点) 前走の内容自体は久々を考えればかなり優秀で、
能力がまだ衰え切っていないことを示した一戦。
評価を戻して良いパフォーマンス。
⑤調教評価(16点/A) 最終坂路で体が絞れ、反応も良好。
久々を叩いて明らかに気配は上向いており、状態面の不安は薄い

能力はG1級だが、年齢とローテの難しさをどう評価するかがポイント。

復活気配は感じるものの、勝ち切るよりも「好走すれば拍手」というイメージの一頭です。

ブレイディヴェーグ(牝5) 総合評価:87点

ブレイディヴェーグ(牝5) 総合評価:87点

①レース適性(16点) 本質的には2000m前後の方が合うタイプで、2400mは若干長め
それでも能力でカバーできる範囲だが、最後の100mに不安を残す。
②完成度・成長度(18点) 5歳秋で完成度は非常に高く、精神面の成長も著しい。
牝馬としてはピークに近いタイミングにある。
③脚質バランス(18点) 中団から鋭い脚を長く使えるタイプで、
東京コースとの相性は抜群。
位置取りの自在性も高く、レースセンスは一級品。
④近走の質(19点) 天皇賞・秋などG1の舞台でも常に上位争い。
相手関係を考えても文句のない内容が続いている。
⑤調教評価(16点/A) 最終Wで動きの柔らかさが戻り、集中力もアップ。
距離延長への不安は残るものの、
状態自体は高いレベルでキープできている。

能力・状態ともに一級品だが、最大のテーマはやはり距離。

スムーズに立ち回ってギリギリまで我慢できれば勝ち負けまであって良い一方で、最後に甘くなるシーンも十分想定される難しい評価の一頭です。

ダノンデサイル(牡3) 総合評価:93点

ダノンデサイル(牡3) 総合評価:93点

①レース適性(19点) 3歳時から2400mで高いパフォーマンスを発揮しており、
東京2400mはベストと言って良い舞台
直線の長いコースも歓迎。
②完成度・成長度(19点) 海外遠征を経て心身ともに大きくタフになった印象で、
3歳秋時点で完成度は非常に高い
まだ成長余地も残す。
③脚質バランス(18点) 好位〜中団で自在に立ち回れるレースセンスの高さが魅力。
極端な展開にならない限り、安定して力を出し切れる脚質構成。
④近走の質(19点) インターナショナルSなど世界の強豪相手に善戦しており、
レースレベルの高さは折り紙付き。
国内勢と比較しても遜色ない実績。
⑤調教評価(18点/S) 帰国初戦ながらCWで高時計をマークし、動きも滑らか。
輸送明けを感じさせないフットワークで、
状態面の不安は小さい

3歳勢の中で最も「完成度と地力の両立」が図れているタイプ。

枠順や展開次第では、古馬トップクラスをまとめて負かしても不思議のないポテンシャルを秘めています。

マスカレードボール(牡3) 総合評価:95点

マスカレードボール(牡3) 総合評価:95点

①レース適性(18点) 本質的には中距離寄りだが、東京2400mでも折り合い次第で十分対応可能。
直線の長さと瞬発力勝負は大歓迎のタイプ。
②完成度・成長度(20点) 3歳にして古馬G1を制しており、
現役全体でもトップクラスの完成度
まだキャリアが浅く、成長余地も残る理想的なステージ。
③脚質バランス(19点) 中団からでも前付けでも競馬ができる自在性があり、
ラスト2Fの脚の質は世代屈指
位置取りの柔軟さが大きな武器。
④近走の質(20点) 天皇賞・秋を含めて、G1で安定して高いパフォーマンスを発揮。
内容・レースレベルともに文句なしの「一級品」。
⑤調教評価(18点/S) 視界の悪い中でも坂路で力強いフットワークを披露。
精神面の課題を抱えつつも、動きの良さはS評価に値するレベル。

能力・勢いともに現役トップクラスで、距離さえこなせれば「勝ち切って不思議なし」の大本命級。

ただし2400mへの距離延長という一点だけは最後まで付きまとう不安材料です。

シンエンペラー(牡4) 総合評価:82点

シンエンペラー(牡4) 総合評価:82点

①レース適性(18点) 欧州色の強い血統でスタミナ豊富。
東京2400mの持続力勝負はむしろ歓迎のクチで、
条件自体はかなり合う。
②完成度・成長度(17点) 3歳時から高い地力を見せてきたが、
まだ走りに幼さを残す面も
今後の成長余地を含めての高め評価。
③脚質バランス(16点) 中団〜後方寄りからの差し脚質で、
展開に左右されやすいタイプ
隊列次第で着順が大きくブレるリスクもある。
④近走の質(18点) 凱旋門賞を含め海外の超一線級と戦ってきた経験は大きな財産で、
レースレベルの高さは疑いようがない。
⑤調教評価(13点/B) 最終坂路は馬なりで軽めの内容。
前走から大きく気配は落としていないものの、
上昇度合いも読みづらいB評価止まり

能力・血統・実績からすればもっと点を盛っても良い素材ですが、最終追い切りの強さと外枠を考慮してこの評価。

ハマれば怖いが、軸というよりはヒモで押さえたいタイプです。

ドゥレッツァ(牡5) 総合評価:88点

ドゥレッツァ(牡5) 総合評価:88点

①レース適性(18点) 昨年のジャパンカップ好走馬で、東京2400mの適性は証明済み
スタミナと持続力を活かせる条件で引き続き有利。
②完成度・成長度(18点) 5歳秋で充実期を迎えており、心身ともに完成の域
大きな上積みはないものの、高いレベルで安定している。
③脚質バランス(17点) 中団から長く脚を使う持続力型で、差し届かないリスクもあるが、
直線でしぶとく伸びてくるイメージは強い。
④近走の質(19点) 京都大賞典など、G2戦でも余力を残しつつ好走しており、
ジャパンカップを見据えたローテとしては理想的
⑤調教評価(16点/A) 1週前より力強さが増し、最終Wも強めに追われて時計・内容ともに合格点。
昨年ほどのインパクトまではないが、仕上がりは良好なA評価。

昨年の実績・今年のローテ・調教内容を総合すると、今年も上位争いに加わる可能性は十分。

人気とのバランス次第では、本命にも対抗にも置ける「軸候補」の一頭です。

タスティエーラ(牡5) 総合評価:92点

タスティエーラ(牡5) 総合評価:92点

①レース適性(18点) 日本ダービー好走実績に加え、東京2400mでのパフォーマンスは高水準。
瞬発力と持続力のバランスが良く、コース相性は非常に良い
②完成度・成長度(18点) 古馬になってから心身ともに充実度が増し、
4歳時よりレースぶりに安定感が出てきた。
現状で完成度はかなり高い。
③脚質バランス(18点) 好位〜中団から自在に動けるレースセンスの高さが魅力。
極端なスローペース・ハイペースどちらにも対応可能な万能型
④近走の質(20点) 天皇賞・秋含め、常に相手なりに走れる安定感はさすがクラシックホース。
内容面では常に勝ち負け圏内のパフォーマンスを維持している。
⑤調教評価(18点/S) 天皇賞秋から確実に良化しており、
最終Wのラストの反応は今回上位。
距離延長も問題なく、文句なしのS評価相当。

地力・安定感・調教内容・データのバランスが非常に良く、「大崩れしない軸」として最も信頼しやすい存在の一頭。

外枠をどう乗るかだけが大きなテーマです。

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それでは、各データの傾向をご覧ください!

過去10年のレース結果

過去10年のレース結果

着順:馬名 人気 天候 馬場 前走 着順 3連単配当
2024年 1着:ドウデュース
2着:シンエンペラー
2着:ドゥレッツァ
1番人気
8番人気
7番人気
晴れ 天皇賞秋(G1)
凱旋門賞(G1)
インターナショナルS(G1)
1着
12着
5着
223.9倍
189.4倍
2023年 1着:イクイノックス
2着:リバティアイランド
3着:スターズオンアース
1番人気
2番人気
5番人気
曇り 天皇賞秋(G1)
秋華賞(G1)
ヴィクトリアマイル(G1)
1着
1着
3着
11.3倍
2022年 1着:ヴェラアズール
2着:シャフリヤール
3着:ヴェルトライゼンデ
3番人気
1番人気
4番人気
晴れ 京都大賞典(G2)
天皇賞秋(G1)
オールカマー(G2)
1着
5着
7着
98.5倍
2021年 1着:コントレイル
2着:オーソリティ
3着:シャフリヤール
1番人気
3番人気
2番人気
晴れ 天皇賞秋(G1)
アルゼンチン共和国杯(G2)
神戸新聞杯(G2)
2着
1着
4着
17.8倍
2020年 1着:アーモンドアイ
2着:コントレイル
3着:デアリングタクト
1番人気
2番人気
3番人気
曇り 天皇賞秋(G1)
菊花賞(G1)
秋華賞(G1)
1着
1着
1着
13.4倍
2019年 1着:スワーヴリチャード
2着:カレンブーケドール
3着:ワグネリアン
3番人気
5番人気
2番人気
曇り 天皇賞秋(G1)
秋華賞(G1)
天皇賞秋(G1)
10着
2着
5着
198.5倍
2018年 1着:アーモンドアイ
2着:キセキ
3着:スワーヴリチャード
1番人気
4番人気
2番人気
晴れ 秋華賞(G1)
天皇賞秋(G1)
天皇賞秋(G1)
1着
3着
10着
26.9倍
2017年 1着:シュヴァルグラン
2着:レイデオロ
3着:キタサンブラック
5番人気
2番人気
1番人気
晴れ 京都大賞典(G2)
神戸新聞杯(G2)
天皇賞秋(G1)
3着
1着
1着
133.4倍
2016年 1着:キタサンブラック
2着:サウンズオブアース
3着:シュヴァルグラン
1番人気
5番人気
6番人気
小雨 京都大賞典(G2)
京都大賞典(G2)
アルゼンチン共和国杯(G2)
1着
4着
1着
362.6倍
2015年 1着:ショウナンパンドラ
2着:ラストインパクト
3着:ラブリーデイ
4番人気
7番人気
1番人気
晴れ 天皇賞秋(G1)
天皇賞秋(G1)
天皇賞秋(G1)
4着
12着
1着
539.2倍

人気別成績(過去20年)

人気 成績【1着-2着-3着-着外】 勝率 連対率 複勝率
1番人気 【9-4-4-4】 45.0% 65.0% 85.0%
2番人気 【1-5-5-9】 5.0% 30.0% 55.0%
3番人気 【4-2-2-12】 20.0% 30.0% 40.0%
4番人気 【3-2-1-14】 15.0% 25.0% 30.0%
5番人気 【2-3-1-14】 10.0% 25.0% 30.0%
6〜9番人気 【1-5-4-70】 1.3% 7.5% 12.5%
10番人気以下 【0-0-2-150】 0% 0% 1.3%

人気別成績から分かる傾向

ジャパンカップはG1の中でも上位人気の信頼度が極めて高いレースです。

1番人気は【9-4-4-4】で勝率45.0%・複勝率85.0%。

2番人気・3番人気も含めた「1〜3番人気」のゾーンだけで、多くの年で馬券圏内を独占しています。

一方で6〜9番人気は勝率1.3%・複勝率12.5%、10番人気以下に至っては【0-0-2-150】と、3着に突っ込んでくる“超大穴”がごくわずかにいるだけという状況です。

過去20年の傾向からは、軸は1番人気を中心とした上位人気から選びつつ、ヒモに中穴(4〜6番人気)を絡めるのが基本戦略と言えます。

枠順別成績(過去20年)

成績【1着-2着-3着-着外】 勝率 連対率 複勝率 今年の該当馬
1枠 【6-5-3-21】 17.1% 31.4% 40.0% ジャスティンパレス・クロワデュノール
2枠 【3-0-5-29】 8.1% 8.1% 21.6% コスモキュランダ・ディープモンスター
3枠 【5-1-4-29】 12.8% 15.4% 25.6% サンライズアース・ホウオウビスケッツ
4枠 【1-2-1-35】 2.6% 7.7% 10.3% ダノンベルーガ・カランダガン
5枠 【0-5-1-33】 0% 12.8% 15.4% セイウンハーデス・シュトルーヴェ
6枠 【1-3-0-35】 2.6% 10.3% 10.3% アドマイヤテラ・ヨーホーレイク
7枠 【2-1-3-44】 4.0% 6.0% 12.0% ブレイディヴェーグ・ダノンデサイル・マスカレードボール
8枠 【2-4-2-46】 3.7% 11.1% 14.8% シンエンペラー・ドゥレッツァ・タスティエーラ

枠順別成績から分かる傾向

東京芝2400mのジャパンカップは、スタート直後に長い直線が続くため「極端な枠有利」が出にくいコースですが、データを見ると内〜中枠がやや優勢です。

特に1枠は【6-5-3-21】で勝率17.1%・複勝率40.0%と文句なしの好成績。

3枠も勝率12.8%・複勝率25.6%と安定しており、ロスなく立ち回れる内目の枠から好走馬が多く出ていることが分かります。

逆に4〜6枠は勝ち星が少なく、数字上はやや見劣り。

一方で7枠・8枠も複勝率は1〜3枠ほどではないものの、毎年のように馬券圏内に届いており、「外枠だから即消し」というほどの極端な不利はありません。

総合すると、最内〜3枠あたりが理想ゾーン、7〜8枠でも地力と立ち回り次第で十分勝ち負けというイメージで捉えておきたいです。

年齢別成績(過去10年)

年齢 成績【1着-2着-3着-着外】 勝率 連対率 複勝率 今年の該当馬
3歳 【1-5-2-15】 4.3% 26.1% 34.8% クロワデュノール・マスカレードボール
4歳 【4-4-4-37】 8.2% 16.3% 24.5% コスモキュランダ・サンライズアース・カランダガン
アドマイヤテラ・ダノンデサイル・シンエンペラー
5歳 【5-2-3-32】 11.9% 16.7% 23.8% ホウオウビスケッツ・ブレイディヴェーグ
ドゥレッツァ・タスティエーラ
6歳以上 【0-0-0-50】 0% 0% 0% ジャスティンパレス・ディープモンスター・ダノンベルーガ
セイウンハーデス・シュトルーヴェ・ヨーホーレイク

年齢別成績から分かる傾向

年齢別では、3〜5歳の現役ピーク世代がほぼ結果を独占しています。

勝利数で見ると5歳が最多の5勝ですが、3歳の複勝率34.8%も非常に優秀。

斤量差のある3歳馬、完成度の高い4歳馬、充実期の5歳馬が毎年の主力で、いずれも連対率・複勝率とも高水準です。

対照的に6歳以上は【0-0-0-50】と、過去10年で一度も馬券圏内に届いていません。

「東京芝2400m×世界レベルのメンバー構成」という超ハイレベルな条件では、加齢による衰えが如実に成績に反映されると見て良さそうです。

よって2025年も、基本は3〜5歳を中心視し、6歳以上はよほどの実績・臨戦過程が揃わない限り評価を下げるスタンスが妥当でしょう。

前走クラス別成績と主なレース(過去10年)

クラス 成績【1着-2着-3着-着外】 勝率 連対率 複勝率 今年の該当馬
3勝 【0-0-0-2】 0% 0% 0% なし
OP・L 【0-0-0-2】 0% 0% 0% なし
G3 【0-0-0-5】 0% 0% 0% ダノンベルーガ・
G2 【2-2-2-39】 4.4% 8.8% 13.3% ディープモンスター・サンライズアース・シュトルーヴェ
アドマイヤテラ・ヨーホーレイク・ドゥレッツァ
G1 【6-5-5-31】 12.8% 23.4% 34.0% ジャスティンパレス・クロワデュノール・コスモキュランダ
ホウオウビスケッツ・セイウンハーデス・ブレイディヴェーグ
マスカレードボール・タスティエーラ
海外 【0-2-0-21】 0% 8.7% 8.7% カランダガン・ダノンデサイル・シンエンペラー

前走クラス別成績から分かる傾向

前走クラスを見ると、「G1・G2」からの臨戦が絶対条件に近いレースであることが分かります。

G1組は【6-5-5-31】で勝率12.8%・連対率23.4%・複勝率34.0%。

頭数構成を考えても、毎年のように勝ち馬を輩出している王道ステップです。

G2組も勝ち星こそ2勝ですが、連対率・複勝率ともまずまずで、京都大賞典やアルゼンチン共和国杯などからの好走が目立ちます。

一方で、3勝クラス・OP・G3からの好走例はゼロ。海外組も【0-2-0-21】と、馬券圏内には届くものの、まだ勝ち馬は出ていません。

この傾向から、「国内G1で好走しているか」「G2で勝ち負けしているか」がデータ上の大きな評価軸になると言えます。

▼主なレースに分けた場合▼

レース名 成績【1-2-3-着外】 勝率 連対率 複勝率 今年の該当馬
天皇賞・秋(G1) 【6-3-4-30】 14.0% 20.9% 30.2% ジャスティンパレス・コスモキュランダ・ホウオウビスケッツ
セイウンハーデス・ブレイディヴェーグ・マスカレードボール・タスティエーラ
京都大賞典(G2) 【3-1-0-19】 13.0% 17.4% 17.4% ディープモンスター・サンライズアース
アドマイヤテラ・ドゥレッツァ
秋華賞(G1) 【1-2-1-4】 12.5% 37.5% 50.0% なし
アルゼンチン共和国杯(G2) 【0-1-1-13】 0% 6.7% 13.3% シュトルーヴェ
神戸新聞杯(G2) 【0-1-1-0】 0% 50% 100% なし
凱旋門賞(G1) 【0-1-0-5】 0% 16.7% 16.7% クロワデュノール
菊花賞(G1) 【0-1-0-3】 0% 25.0% 25.0% なし
インターナショナルS(G1) 【0-1-0-1】 0% 50.0% 50.0% ダノンデサイル
オールカマー(G2) 【0-0-1-7】 0% 0% 12.5% ヨーホーレイク
ヴィクトリアマイル(G1) 【0-0-1-0】 0% 0% 100% なし
【0-0-0-52】 0% 0% 0% ダノンベルーガ・シンエンペラー・カランダガン

主なレースから分かる傾向

  • 勝ち馬の約7割が前走G1(特に天皇賞秋)という超王道傾向
  • 京都大賞典・秋華賞は格さえあれば十分に通用する
  • アルゼンチン共和国杯・海外組は「押さえ」止まり
  • G3以下はノーチャンス(データ上は完全消し)
  • 2025年は高速〜標準馬場が濃厚
    →G1で上位の瞬発力を示した馬が最も信頼できる

脚質別成績(過去20年)

脚質 成績【1着-2着-3着-着外】 勝率 連対率 複勝率
逃げ 【1-3-1-18】 4.3% 17.4% 21.7%
先行 【7-7-7-58】 8.9% 17.7% 26.6%
差し 【12-8-8-110】 8.7% 14.5% 20.3%
追い込み 【0-3-3-86】 0% 3.3% 6.5%

脚質別成績から分かる傾向

脚質別では、逃げ・追い込みよりも「先行〜差しの好位差しタイプ」が最も安定しています。

先行馬は【7-7-7-58】で勝率8.9%・複勝率26.6%、差し馬も【12-8-8-110】で勝率8.7%・複勝率20.3%と高水準。

ある程度好位〜中団で脚を溜めて、直線で長く良い脚を使えるタイプがジャパンカップ向きです。

一方、追い込み馬は【0-3-3-86】で勝ち星ゼロ。東京2400mは直線が長いとはいえ、世界レベルのメンバーが揃うと「後方一気」はさすがに決まりづらいことが数字に表れています。

総じて、展開に左右されにくい先行〜差し脚質を上位評価し、極端な後方待機型は割り引くのが過去20年のセオリーと言えるでしょう。

東京芝2,400mの騎手別成績(ジャパンカップ2025の騎乗騎手が対象)

※集計期間:2020年11月17日〜2025年11月16日

騎手名
(今年の騎乗馬)
成績【1着-2着-3着-着外】 勝率 連対率 複勝率
C.ルメール
(マスカレードボール)
【43-23-7-29】 42.2% 64.7% 71.6%
D.レーン
(タスティエーラ)
【8-6-9-17】 20.0% 35.0% 57.5%
戸崎圭太
(ダノンデサイル)
【7-16-8-64】 7.3% 24.2% 32.6%
川田将雅
(アドマイヤテラ)
【6-7-2-20】 17.1% 37.1% 42.9%
M.デムーロ
(ジャスティンパレス)
【4-2-6-32】 9.1% 13.6% 27.3%
佐々木大輔
(ダノンベルーガ)
【3-1-0-8】 25.0% 33.3% 33.3%
津村明秀
(セイウンハーデス)
【2-6-4-38】 4.0% 16.0% 24.0%

騎手別成績から見える傾向

東京芝2400mは位置取りと仕掛けのタイミングが結果に直結するコースで、騎手差がはっきり出るのが特徴です。

最も信頼できるのはC.ルメール。【43-23-7-29】で勝率42.2%・複勝率71.6%と圧倒的。中団〜好位で無駄なく立ち回り、直線で確実に脚を引き出せるのが強み。

D.レーンも勝率20.0%・複勝率57.5%と高水準。ロングスパート戦に強く、東京2400mの適性が非常に高いタイプです。

川田将雅も複勝率42.9%と優秀。勝ち切る競馬が多く、前を射程に入れて長く脚を使える点がコース傾向に合致しています。

一方、戸崎圭太(複勝32.6%)・M.デムーロ(複勝27.3%)・津村明秀(複勝24.0%)は善戦止まりが多く、勝ち切るところまで届かない傾向があります。

まとめると、東京芝2400mは騎手の力量が強く反映されるコース。

特にルメール・レーン・川田の3名は過去データが明確に優位で、ジャパンカップでもプラス材料となりそうです。

血統別傾向

ジャパンカップは「国内最高峰×世界級メンバー×東京芝2400m」という特殊条件のため、血統適性が結果に直結するレースとして有名です。

近年の傾向を見ると、以下の3系統が中心となっています。

  • ィープインパクト系:瞬発力・高速決着に強く、最も連対数が多い王道血統
  • ②ハーツクライ系:持続力とロングスパート適性が高く、スタミナ勝負で浮上
  • ③キングマンボ系(キングカメハメハ・ルーラーシップなど):中距離の地力勝負に強く、JC好走が目立つ

下の表は東京芝2400m(過去5年)における主要種牡馬の成績をまとめたものです。

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1 ディープインパクト 15-17-16-98 10.3% 21.9% 32.9% 97.8% 86.4%
2 ドゥラメンテ 15-14-14-55 15.3% 29.6% 43.9% 51.4% 84.4%
3 ハーツクライ 11-6-7-109 8.3% 12.8% 18.0% 49.9% 35.6%
4 ハービンジャー 10-12-3-59 11.9% 26.2% 29.8% 121.4% 61.8%
5 キングカメハメハ 8-6-2-37 15.3% 26.4% 30.2% 102.6% 85.1%
6 ルーラーシップ 7-16-6-88 7.1% 23.2% 31.3% 21.6% 81.8%
7 キタサンブラック 7-4-2-26 17.9% 28.2% 33.3% 39.7%
8 エピファネイア 6-4-6-48 9.4% 15.6% 25.0% 98.1% 43.8%
9 ゴールドシップ 5-6-6-95 4.5% 9.8% 15.2% 89.5% 56.0%
10 オルフェーヴル 4-1-4-27 11.1% 13.9% 25.0% 54.2% 95.0%

血統別成績から分かる傾向

  • ディープインパクト系:瞬発力勝負に強く、東京2400mは「最も得意と言って良い」舞台。
  • ドゥラメンテ産駒:勝率15.3%・複勝率43.9%で驚異的。若い世代が特に強い。
  • ハーツクライ系:スタミナとロングスパート性能で台頭。持続力勝負で浮上。
  • キングマンボ系(Kingmambo系):カレンブーケドール、スワーヴリチャード、エルコンドルパサーなどJC好走例が非常に多い。
  • 欧州血統(ハービンジャーなど):タフな流れ・時計のかかる馬場で一気に評価が上がる。

特にディープ×ハーツ×キングマンボは、過去10年の勝ち馬の大半を占めるジャパンカップ三大系統。

東京芝2400mの「直線の長さ×ハイラップ×スタミナ要求」の三拍子を満たす血統が、毎年安定して好走しています。

【まとめ】過去データからの傾向×2025年出走馬マッチング表

ここまで整理した「人気・年齢・枠順・脚質・血統・消去データ」をもとに、2025年ジャパンカップ出走馬のマッチング表を作成しました。

《判定ランク》

  • ◎:データ完全一致(理想型)
  • ◯:データ強一致(本線級)
  • ▲:データ半一致(中穴の台頭候補)
  • △:一部減点はあるが押さえ必要
  • ✕:複数のマイナス条件に該当、消し
馬名 総合評価 人気想定 年齢 枠順 脚質イメージ 前走 血統タイプ 消去データ該当 データ傾向一致度
ジャスティンパレス 4〜6番人気 牡6 1枠1番 差し〜追い込み 天皇賞秋(G1) ディープインパクト系 年齢(6歳以上0-0-0)で大きな減点 人気○/脚質◎/血統◎
クロワデュノール 2〜4番人気 牡3 1枠2番 先行 凱旋門賞(G1) ルーラーシップ系スタミナ血統 クラス経験面でやや不安 年齢◎/脚質○/血統○
コスモキュランダ ▲(穴候補) 10番人気以下 牡4 2枠3番 差し 天皇賞秋(G1) 中距離型(サンデー系×欧州) 人気・ローテで減点 年齢◎/脚質○
ディープモンスター 10番人気前後 牡7 2枠4番 差し 京都大賞典(G2) ディープインパクト系 7歳以上=過去10年馬券圏外 血統○も年齢×
サンライズアース 7〜9番人気 牡4 3枠5番 逃げ〜先行 京都大賞典(G2) 中距離先行型 逃げ脚質はJCでは率低め 年齢◎/枠○
ホウオウビスケッツ ✕(天皇賞秋で2桁着順からJC馬券内はゼロ) 10番人気前後 牡5 3枠6番 先行 天皇賞秋(G1) ゴールドシップ系スタミナ ローテ・人気ともやや不利 血統▲(タフ馬場で浮上)
ダノンベルーガ ▲(前走G3で強いマイナス) 10番人気以下 牡6 4枠7番 差し 新潟記念(G3) ハーツクライ系 年齢減点はあるが能力は上位 血統◎/脚質◎
カランダガン 3〜6番人気 セ4 4枠8番 差し 英チャンピオンS(G1) 欧州型スタミナ血統 「海外直行」指標でやや減点 血統◎/枠○
セイウンハーデス 10番人気前後 牡6 5枠9番 先行〜差し 天皇賞秋(G1) シルバーステート産駒 年齢・格ともに減点 脚質○
シュトルーヴェ 10番人気前後 セ6 5枠10番 差し アルゼンチン共和国杯(G2) キングカメハメハ系 6歳以上でマイナス ロングスパート型で展開待ち
アドマイヤテラ 4〜7番人気 牡4 6枠11番 先行〜差し 京都大賞典(G2) 日本型中長距離血統 大きな消去データ該当なし 年齢◎/脚質◎
ヨーホーレイク ▲(能力は高いがデータ逆風) 10番人気前後 牡7 6枠12番 差し オールカマー(G2) ディープインパクト系 年齢7歳で強い減点 血統◎
ブレイディヴェーグ ▲(馬場・展開次第で一発) 8〜11番人気 牝5 7枠13番 差し 天皇賞秋(G1) ハーツクライ系 5歳牝馬でやや割引 血統◎/枠○
ダノンデサイル ◎(データ的な本命) 1〜3番人気 牡4 7枠14番 先行〜差し インターナショナルS(G1) エピファネイア系スタミナ血統 目立った消去項目なし 人気◎/年齢◎/血統◎
マスカレードボール ○(能力評価高い有力馬) 1〜3番人気 牡3 8枠15番 先行 天皇賞秋(G1) 欧州×日本折衷型 3歳+外枠でややリスク 年齢◎/血統○
シンエンペラー ○(外枠でも侮れない) 6〜8番人気 牡4 8枠16番 先行〜差し 愛チャンピオンS(G1) 欧州スタミナ色の強い血統 消去データ小 年齢◎/血統◎
ドゥレッツァ ○(昨年実績含め侮れない) 5〜7番人気 牡5 8枠17番 差し 京都大賞典(G2) ドゥラメンテ系 5歳はまだ許容範囲 血統◎/脚質◎
タスティエーラ ○(外枠でも能力でカバー) 4〜6番人気 牡5 8枠18番 先行〜差し 天皇賞秋(G1) サトノクラウン系スタミナ血統 消去データは少なめ 年齢○/血統◎

ジャパンカップ2025の予想AIに学習させた
「消しデータ」

【ジャパンカップ2025】過去傾向から導く消しデータ

ここでは過去10〜20年のジャパンカップの公式データから、統計的に明確な割引材料となる条件を整理します。

SNSの噂データではなく、あくまでJRAデータに基づく本物の消し要素に限定しています。

消し条件(過去傾向) データ的意図 該当馬(2025年)
6歳以上(過去10年【0-0-0-50】) 東京2400mは加速性能+持続力の両立が必要。高齢馬は反応面で大幅劣勢。 ジャスティンパレス/ダノンベルーガ
セイウンハーデス/シュトルーヴェ
ディープモンスター/ヨーホーレイク
前走G3以下(G3・L・OP・3勝クラスは複勝率0%) G1でも通用する総合力が求められるため、格下からの一変はほぼ不可能。 ダノンベルーガ(新潟記念・G3)
前走ローカルG3・マイル路線組 中距離王道路線(天皇賞秋・京都大賞典)と比較し、求められる能力が異なる。 2025年は明確な該当馬なし
前走10番人気以下(過去20年【0-0-2-150】) 複勝率1.3%。能力差がそのまま結果へ直結するレース。 コスモキュランダ(天皇賞秋14番人気)
セイウンハーデス(天皇賞秋11番人気)
大外15〜18番の差し・追込専 東京2400mは外枠後方勢が著しく不利。位置取りが取れずロスが大きい。 ドゥレッツァ(差し・17番)
追込一辺倒(過去20年で勝ち星ゼロ級) 上がり最速でも届かない展開が多く、勝負圏への到達率が極めて低い。 該当なし(差し〜追い込みの中間型は多いが「追込専」は不在)

【参考データ】ネット上で話題の消しデータも検証!

続いて、SNSや予想サイトで話題になっている「消しデータ」をピックアップし、実際の成績と2025年出走馬への該当状況を整理してみます。

あくまでバズワードではなく、過去10〜20年のジャパンカップのデータで裏付けが取れたものだけを採用しています。

データ内容 成績 今年の該当馬
『前走2着以下』×『JRA・G1で連対歴なし』 【0-1-0-65】(複勝率1.5%) アドマイヤテラ/サンライズアース
シュトルーヴェ/セイウンハーデ
ホウオウビスケッツ/ヨーホーレイク
『前走国内G2以下』×『前走4番人気以下』 【0-0-0-40】(複勝率0.0%) シュトルーヴェ/ダノンベルーガ
ディープモンスター/ドゥレッツァ
ヨーホーレイク
『父サンデーサイレンス系・ミスプロ系以外』×『4歳以上』 【0-0-0-34】(複勝率0.0%) カランダガン/シンエンペラー
タスティエーラ/ダノンデサイル
ホウオウビスケッツ
『非・社台ノーザン系生産馬』×『栗東所属騎手以外』 【0-0-0-50】(複勝率0.0%) カランダガン/コスモキュランダ/セイウンハーデス
『3歳』×『馬番8番から外』 【0-0-0-10】(複勝率0.0%) マスカレードボール(3歳・15番)
外国馬(過去10年の成績) 【0-0-0-23】(複勝率0.0%) カランダガン

これらのデータを見ると、

  • 前走が国内G2以下かつ4番人気以下だった馬
  • JRA・G1で連対歴がないまま前走2着以下に敗れている馬
  • 父サンデー系・ミスプロ系以外の4歳以上(+外国馬)
  • 非・社台ノーザン系生産馬 × 栗東所属騎手以外
  • 3歳馬で8番より外の枠に入った馬

といった条件に該当する馬は、過去データ上ほぼ馬券圏内に届いていないことが分かります。

なお、一部のネット上のリストではダノンベルーガが「JRA・G1連対歴なし」として扱われていますが、実際には天皇賞(秋)2着の実績があり、この点はデータ解釈の揺れとして注意が必要です。

【まとめ】

  • 「前走凡走(G2以下×人気薄/10番人気以下/JRA・G1未連対の2着以下)」に該当する馬は、過去10年のジャパンカップでほとんど馬券に絡んでいません。
  • 「父サンデー系・ミスプロ系以外×4歳以上」や「外国馬」「非・社台ノーザン系×非・栗東騎手」といった血統・生産背景のハードルも高く、データ上はバッサリ消していいゾーンです。
  • SNSで出回る消しデータのうち、実際のJRA・過去レースデータで裏付けが取れたものだけを採用しています。

総じて2025年のジャパンカップは、「前走内容が悪い馬」「血統・生産背景がジャパンC向きでない馬」はほぼ巻き返しが利かないレース構造になっています。

過去10年の傾向を振り返ると、ジャパンカップは“直近のG1〜G2で堂々と戦えている馬”と“日本の主流血統・生産ノウハウ”がそのまま結果に反映されるレースであることが分かります。

特に、前走G2以下で4番人気以下、前走10番人気以下、3歳馬の外枠(8番より外)、そして父サンデー系・ミスプロ系以外の4歳以上+外国馬は、データ的にはかなり思い切って嫌えるラインと言えるでしょう。

この消しデータ群と、別章の「データ消去法ステップ」で残った好走候補馬を組み合わせることで、2025年ジャパンカップの“買える馬・消せる馬”の輪郭がよりクリアになります。

消去法でデータ的に残る馬を抽出!(5Step)

《Step1》年齢データによる絞り込み

まずは「年齢」から。

ジャパンカップは6歳以上が【0-0-0-50】と壊滅的で、過去10年で馬券圏内すらありません。

  • プラス:3〜5歳(勝ち馬の大半)
  • 中立:6歳(少数の好走例)
  • マイナス:7歳以上(複勝率0%)

7歳以上に該当する馬

  • ディープモンスター(牡7)
  • ヨーホーレイク(牡7)

ディープモンスター・ヨーホーレイクはともに過去傾向から大幅減点

【Step1終了時の残り馬】

ジャスティンパレス/クロワデュノール/コスモキュランダ/サンライズアース/ホウオウビスケッツ/ダノンベルーガ/カランダガン/セイウンハーデス/シュトルーヴェ/アドマイヤテラ/ブレイディヴェーグ/ダノンデサイル/マスカレードボール/シンエンペラー/ドゥレッツァ/タスティエーラ

《Step2》前走クラス・前走人気データによる絞り込み

ジャパンカップは直近の格前走の評価(人気)が重要。

過去10年データでは、

  • 前走G1組:複勝率34.0%(王道)
  • 前走G2:複勝率13.3%(京都大賞典・オールカマーが主)
  • 前走G3以下:複勝率0%(【0-0-0-5】)
  • 前走10番人気以下:【0-0-2-150】(複勝率1.3%)

前走G3と10番人気以下の成績が悪くなっています。

今年の出走馬からこの2つに当てはまるのは・・・

前走G3以下(複勝0%)

  • ダノンベルーガ(新潟記念5番人気=G3)

前走10番人気以下(複勝1.3%)

  • コスモキュランダ(天皇賞秋14番人気)
  • セイウンハーデス(天皇賞秋10番人気)

【Step2終了時の残り馬】

ジャスティンパレス/クロワデュノール/サンライズアース/ホウオウビスケッツ/カランダガン/シュトルーヴェ/アドマイヤテラ/ブレイディヴェーグ/ダノンデサイル/マスカレードボール/シンエンペラー/ドゥレッツァ/タスティエーラ

《Step3》血統傾向・外国馬の成績からの絞り込み

ジャパンカップの血統傾向は日本型瞬発力 × サンデー系が歴史的に強い。

  • 父サンデー系・ミスプロ系⇒プラス
  • 欧州型スタミナ血統⇒高速馬場で苦戦しやすい

【外国馬は0-0-0-23】という重要データ

過去10年、外国馬は1頭も馬券に絡んでいません。

外国馬:0-0-0-23(複勝率0%)

今年の該当馬はカランダガン

欧州年度代表馬で世界最強クラスであっても、データ的には最も強い逆風となります。

父サンデー系・ミスプロ系「以外」の4歳以上(0-0-0-34)

  • シンエンペラー(父シユーニ=例外系統)
  • タスティエーラ(父サトノクラウン=欧州寄り特殊血統)
  • ダノンデサイル(父エピファネイア=ロベルト系)
  • ホウオウビスケッツ(父ゴールドシップ)

【Step3終了時の残り馬】

ジャスティンパレス/クロワデュノール/サンライズアース/アドマイヤテラ/ブレイディヴェーグ/マスカレードボール/ドゥレッツァ

《Step4》枠順・脚質データによる絞り込み

東京2400mは「内〜中枠」が安定して優勢。

  • 馬番1〜7番⇒複勝率高い
  • 8番より外⇒差し・追込は大幅に不利

重要データ:3歳 × 馬番8番より外=【0-0-0-10】

  • マスカレードボール(馬番15)⇒該当=データで消し

差し・追い込み一辺倒は不利(複勝6.5%)

  • ジャスティンパレス(差し〜追込)⇒内枠1番で相殺
  • ブレイディヴェーグ(差し)⇒枠13でマイナス

【Step4終了時の残り馬】

ジャスティンパレス/クロワデュノール/サンライズアース/アドマイヤテラ/ドゥレッツァ

《Step5》追い切り・総合適性フィルター

最終ステップは「追い切り評価×適性」。

  • アドマイヤテラ:最終追い切り良化+川田で大幅上昇
  • ジャスティンパレス:内枠+末脚は魅力も反応一息
  • クロワデュノール:3歳の成長力+内枠+先行で追い風
  • ドゥレッツァ:東京巧者で坂の加速が優秀
  • サンライズアース:展開利が最大の鍵

【最終的に”データで残る馬”】

馬名 年齢 脚質 前走 血統 総合評価
クロワデュノール 3歳 1枠2番 先行 凱旋門賞4番人気 ルーラー系 ◎データ本命(最も減点が少ない)
アドマイヤテラ 4歳 6枠11番 先行〜差し 京都大賞典1番人気 日本型王道血統 ○本線候補
ドゥレッツァ 5歳 8枠17番 差し 京都大賞典4番人気 ドゥラメンテ系 ○本線候補(条件付き)
ジャスティンパレス 6歳 1枠1番 差し 天皇賞秋8番人気 ディープ系 ▲内枠補正で残る
サンライズアース 4歳 3枠5番 逃げ 京都大賞典2番人気 中距離型 ▲展開次第

ジャパンカップ2025の展開予想

出走馬の脚質、馬場傾向、東京芝2400mの特性を踏まえて、ジャパンカップ2025の展開をまとめました。

結論から言うと、今年のジャパンカップは先行馬不在の編成で、例年以上に「ペース」と「位置取り」の重要度が高くなります。

基本想定:超スロー濃厚の後半瞬発力勝負

想定隊列(目安)

  • 先行〜好位:⑤サンライズアース/⑥ホウオウビスケッツ/③コスモキュランダ
  • 中団:①ジャスティンパレス/②クロワデュノール/⑦ダノンベルーガ/⑨セイウンハーデス/⑫ヨーホーレイク
  • 後方〜差し:⑬ブレイディヴェーグ/⑭ダノンデサイル/⑰ドゥレッツァ/⑱タスティエーラ

逃げたい馬が不在で、行きたがるサンライズアース・ホウオウビスケッツが自然と前へ。

1000m通過は63〜64秒を想定。

向こう正面の上り坂でさらにペースは落ち、勝負の分岐点はL3〜L2(残り600〜400m)。

完全に「直線一気」のトップスピード戦になる形です。

有利になる馬と不利になる馬

有利になりやすい馬

  • ⑬ブレイディヴェーグ:L2のギアが抜群。超スローの瞬発戦はベスト条件
  • ①ジャスティンパレス:内で脚を溜められれば瞬発×持続で最も安定
  • ⑰ドゥレッツァ:条件好転。直線のギアチェンジ性能が光る。
  • ⑫ヨーホーレイク上がり勝負向き。中団のインで流れに乗れれば。

不利になりやすい馬

  • ③コスモキュランダ:掛かり癖+高速上がり苦手。直線勝負は厳しい。
  • ⑱タスティエーラ:東京高速上がり✕。直線のL2勝負でキレ負け必至。
  • ②クロワデュノール:掛かる気性で超スローは逆効果。
  • ⑭ダノンデサイル:折り合いが鍵。超スローだと“行きたがる”面が出やすい。

次点シナリオ:超スローから完全瞬発戦へ

スローに拍車がかかり、1000m通過65秒前後の完全超スローになると、「ジャスティンパレス・ブレイディヴェーグ・ドゥレッツァ」の3頭が最内〜中で脚を溜めて直線一本で決め切る構図になりそう。

逆に、掛かり癖を持つクロワデュノールやダノンデサイルが中盤で勝手に動くと・・

シンエンペラー・ヨーホーレイク・マスカレードボール」が浮上してくる流れになりそうです。

まとめ

  • 先行馬不在→超スロー濃厚
  • 向こう正面は折り合い重視で動かない
  • L3〜L2の瞬発力勝負
  • 内伸び馬場で差し優勢
  • 総合力が問われ、実力馬が順当に走りやすい構図

有利:⑬ブレイディヴェーグ/①ジャスティンパレス/⑰ドゥレッツァ

不利:③コスモキュランダ/⑱タスティエーラ/②クロワデュノール/⑭ダノンデサイル

ジャパンカップ2025の出走表と開催概要

ジャパンカップ2025の出走表

※予想オッズはnetkeibaより引用(最終更新:2025年11月30日 01:10)

馬番 馬名 性齢 騎手 予想オッズ
1 ジャスティンパレス 牡6 デムーロ 11.2
2 クロワデュノール 牡3 北村友一 4.9
3 コスモキュランダ 牡4 丹内祐次 190.8
4 ディープモンスター 牡7 松山弘平 51.7
5 サンライズアース 牡4 池添謙一 30.9
6 ホウオウビスケッツ 牡5 岩田康誠 128.1
7 ダノンベルーガ 牡6 佐々木大輔 176.5
8 カランダガン セ4 バルザローナ 5.6
9 セイウンハーデス 牡6 津村明秀 102.9
10 シュトルーヴェ セ6 菅原明良 271.8
11 アドマイヤテラ 牡4 川田将雅 40.2
12 ヨーホーレイク 牡7 岩田望来 93.1
13 ブレイディヴェーグ 牝5 マーカンド 46.8
14 ダノンデサイル 牡4 戸崎圭太 4.8
15 マスカレードボール 牡3 ルメール 3.0
16 シンエンペラー 牡4 坂井瑠星 26.8
17 ドゥレッツァ 牡5 プーシャン 72.2
18 タスティエーラ 牡5 レーン 15.9

開催概要

項目 内容
レース名 ロンジン賞ジャパンカップ(GI)
施行日 2025年11月30日(日)・5回東京競馬8日 12R
施行場 東京競馬場・芝2400m(左回り)
出走条件 サラ系3歳以上オープン(国際)(指定)定量
負担重量 3歳56kg、4歳以上58kg(牝馬2kg減)
本賞金 1着:5億、2着:2億、3着:1億2,500万、4着:7,500万、5着:5,000万
想定馬場 良馬場

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