【競馬必勝法】実践すれば絶対に勝てる3つの方法を教えます。

競馬予想をしたことがある方なら、一度は憧れたことがあるであろう「競馬必勝法」。
一方で、競馬の難しさを知っている方ほど「そんな都合のいい必勝法なんてあるはずがない」と感じているかもしれません。
たしかに、落馬や出走取消、馬場悪化など不確定要素が多い競馬において、「絶対に勝てる」「一度も負けない」必勝法を求めるのは現実的ではありません。
それでも、買い方や資金管理の工夫次第で、最終的な収支をプラスに近づけることは十分可能です。
そこで競馬予想サイト解体新書では、長年にわたってさまざまな買い方や予想手法を検証し、「これは競馬必勝法と呼んでも良い!」と感じられる考え方や手法がいくつか見えてきました。
本記事では、競馬必勝法の正しい考え方から始めて、
- マーチンゲール法・合成オッズ・複勝1〜2点買いの仕組みと注意点
- 軍資金を守るための資金管理ルール
- 期待値と控除率から見た”必勝法の限界”
- 3つの必勝法と予想家・AI予想を10戦検証した結果
- 競馬必勝法の弱点
といった内容を、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。
今のところ競馬で苦戦している方や、なんとなく感覚だけで馬券を買ってしまっている方は、ぜひ本記事を通して「負けパターンから抜け出すためのヒント」を持ち帰ってください。
最後まで読んだ頃には、競馬必勝法との上手な付き合い方や、自分に合った戦い方がきっと見えてくるはずです。

1968年11月1日生まれ。慶應義塾大学卒業。
某スポーツ新聞の競馬面を16年担当。その後、独立してフリーのライターとして活動中。競馬だけではなく、競艇・競輪関連の記事やコラムを執筆する。
競馬歴27年・競艇歴30年・競輪歴25年。趣味は海外旅行。年間10回以上は海外へ。
競馬予想サイト解体新書では中央〜地方競馬まで全体の監修・コラムの執筆を担当。
著書『解体新書〜競馬・競艇・競輪を極めた男の13の法則〜』を出版予定。
競馬必勝法の考え方について

冒頭でも少し触れましたが、結論から言うと競馬必勝法は存在します。
ただし、多くの方がイメージするような「絶対に勝てる」「一度も負けない」といった意味ではないことも、同時に押さえておかなければなりません。
そこで、競馬必勝法について詳しく解説していく前に、大前提となる競馬必勝法の考え方から整理していきます。
競馬必勝法は「予想が必ず当たる」ということではない
競馬必勝法と聞くと、「毎回必ず稼げる」「参加したレースがすべて当たる」といったイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、本記事で扱う競馬必勝法は、そのような意味での“必ず当たる方法”ではありません。
みなさんもご存じの通り、生き物同士が競い合う競馬では、落馬や出走取消など予想外のアクシデントがつきものです。
競馬において「100発100中」や「絶対に当たる」という状態は、現実的にはほぼ不可能だという点は、大前提として覚えておいてください。
競馬必勝法とは「最終的な収支をプラスで終える」ということ
前項を踏まえたうえで、競馬予想サイト解体新書が考える競馬必勝法とは、「最終的な収支をプラスで終えること」だと定義しています。
そのため、どれだけ的中率が高くても、最終的なトータル収支がマイナスになってしまうのであれば、それは競馬必勝法とは言えません。
逆に、例えば合計5レース勝負したとして、先に4連敗してしまっても、最後の1レースで大きくプラスを取ることができて、トータルの収支がプラスで終わるのであれば、それは本記事の定義では「競馬必勝法が機能している」と判断できます。
このように、本記事での競馬必勝法は、個々のレース結果ではなく「最終的な収支をプラスで終えられるかどうか」という視点に焦点を置いて解説していきます。
管理人福岡が見つけた競馬必勝法を徹底解説!
ここからは、管理人・福岡が長年の経験から「これは使える!」と感じた競馬必勝法を、できるだけ分かりやすく解説していきます。
今回ご紹介する具体的な競馬必勝法は、以下の3つ。
どの必勝法を使っても、うまくハマれば勝てる確率を引き上げることができますが、同時にそれぞれに欠点や注意点があるのも事実です。
何も理解せずに勢いだけで実践すると痛い目を見てしまうので、まずは内容とリスクをしっかり押さえてから試してみてください。
競馬必勝法①:マーチンゲール法

競馬必勝法1つ目が「マーチンゲール法」です。
カジノなどのギャンブルの世界では、最もポピュラーな手法のひとつとして知られています。
マーチンゲール法とは?
マーチンゲール法とは、負けたら次の賭け金を2倍にして、勝つまでベットを続けていく手法のことを指します。
オッズ2倍以上の賭け事であれば、「負けるたびに賭け金を倍にしていけば、どこかで1回当たったタイミングでそれまでの損失をすべて取り返せる」というのがマーチンゲール法の原理です。
実際に、マーチンゲール法を用いて3連敗の末に4戦目で1勝した場合をまとめたものがこちらになります。
| 投資金額 | オッズ | 的中判定 | 払戻金額 |
|---|---|---|---|
| 100円 | 2倍 | 不的中 | 0円 |
| 200円 | 2倍 | 不的中 | 0円 |
| 400円 | 2倍 | 不的中 | 0円 |
| 800円 | 2倍 | 的中 | 1,600円 |
100円からスタートして、負けるたびに賭け金を2倍にしていくと、4戦目の賭け金は800円になります。
この4戦目で的中した場合、払戻金額は800円×2倍で1,600円です。
ここまでの投資総額は、100円+200円+400円+800円=1,500円なので、最終的には1,600円−1,500円=100円の利益が残る計算になります。
このように、連敗が続いても“倍賭け投法”を根気よく続けることで、最終的な収支をプラスに持っていけるというのがマーチンゲール法のポイントです。
マーチンゲール法で勝負する際の注意点
マーチンゲール法で勝負する際の注意点として、かなり大きな軍資金が必要になりやすいという点があります。
勝つまで賭け金を倍々に増やしていく投法のため、連敗が続くほど次に必要なベット額も急激に大きくなってしまいます。
4〜5回目あたりで取り戻せればまだ良いほうですが、実戦では10回目や20回目まで当たらなかったというケースも珍しくありません。
的中する前に「軍資金が尽きてしまった」という最悪の事態を避けるためにも、マーチンゲール法を使う際は、事前に用意できる軍資金の上限を決めておくことが重要です。
競馬必勝法②:合成オッズ

初めて聞くという方も多いかもしれませんが、競馬必勝法2つ目が「合成オッズ」です。
合成オッズとは?
合成オッズとは、複数の馬券を組み合わせて算出した“実質的なオッズ”のことを指します。
合成オッズを用いることで、想定できる払戻金額に対して、どれくらいの馬券代を投じるのが適切かを事前に判断しやすくなります。
うまく活用できれば、競馬で儲けるための指標になるだけでなく、いわゆる「トリガミ」を未然に防ぐことにもつながります。
合成オッズは、次のような計算式で求めることができます。
実例を挙げて説明していきます。
例えば、オッズ6倍の馬券を1点100円で2点買いした場合、合計200円の投資が600円になって戻ってくるので、合成オッズは3倍と計算できます。
同じように、オッズ100倍の馬券を1点100円で5点買った場合、500円の投資が10,000円になるので、合成オッズは20倍です。
この例で言えば、「オッズ100倍の馬券を1点100円で5点勝負する」のと、「オッズ20倍の馬券を1点で勝負する」のは、合成オッズの観点では同じと考えることができます。
このように、あらかじめ合成オッズを計算しておくことで、できるだけ勝ちやすく、かつトータルでプラスが見込める買い方を選びやすくなるのがポイントです。
合成オッズで勝負する際の注意点
合成オッズで勝負する際の注意点は、主に次の2つです。
- 同じ券種での多点買い以外には使えない
- 合成オッズが2.0倍以上になる買い目を選ぶ必要がある
大前提として、合成オッズは「同時に複数的中しない」馬券の組み合わせにしか使えません。
例えば、ワイドと馬連のように、どちらも的中する可能性がある組み合わせでは正確な合成オッズを計算できないため、合成オッズを活用する際は、同一券種で多点買いしたケースに限定して考えるようにしましょう。
また、合成オッズが2.0倍以下の場合は、理論上どれだけ当たっても利益が出ません。
そのため、必勝法として合成オッズを使うのであれば、最低でも2.0倍を超える組み合わせを選ぶことが重要になります。
競馬必勝法③:複勝の1点〜2点買い
競馬必勝法3つ目が「複勝の1点〜2点買い」です。
意外と見落とされがちですが、複勝を上手く活用すれば、必勝法に近い感覚でコツコツ稼ぐことも十分に可能です。
複勝の1点〜2点買いとは?
複勝の1点〜2点買いとは、選ぶ馬を1頭もしくは2頭に絞り、その馬の複勝馬券だけを購入していく方法です。
JRAで販売されている9種類の券種の中でも、複勝は最も当たる確率が高いとされる券種です。
当たりやすい複勝に的を絞ることで、できるだけ有利な条件で勝負しやすくなります。
その証拠として、JRAの2022年から過去2年間のレースデータを参考に、人気順ごとの複勝成績をまとめたものをご覧ください。
▶️人気順と複勝の成績まとめ
| 人気順 | 複勝の的中率 | 複勝の回収率 |
|---|---|---|
| 1 | 63.8% | 85.7% |
| 2 | 52.7% | 83.1% |
| 3 | 40.9% | 80.2% |
| 4 | 31.8% | 76.5% |
| 5 | 27.3% | 75.8% |
このデータから分かるように、1番人気と2番人気の複勝的中率は50%を大きく超えています。
回収率はおおむね8割前後ですが、あくまで全レースの平均値なので、実際には80%以下のレースもあれば、80%を上回るレースも存在します。
まとめると、複勝であれば「10戦して5戦は当たる」程度の期待は持てるうえに、購入点数を絞ってうまく立ち回れば、回収率100%超を目指すことも現実的なラインだと言えます。
複勝で勝負する際の注意点
複勝で勝負する際の注意点は、主に次の2点です。
- オッズ2倍以上の馬を選ぶ
- 自信があるレースだけを選んで勝負する
基本情報でもお伝えしたように、複勝は当たりやすい分、配当が低くなりやすい券種です。
そのため、オッズを確認せずに複勝2点買いなどをしてしまうと、「当たったのにトリガミだった」という結果になりかねません。
複勝で勝負する際は、できるだけオッズ2倍以上の馬を選ぶことを意識してみてください。
また、1点〜2点といった少点数で勝負するスタイルになるため、レース選びの精度も非常に重要です。
できるだけ自信の持てないレースは避けて、上位入線の可能性が高い馬がはっきりしているレースや、1強に近い馬がいるレースを選ぶようにしましょう。
競馬必勝法を使う前に決めておきたい4つの資金管理ルール
どんな競馬必勝法を使うにしても、資金管理ができていないとあっという間に資金が尽きてしまいます。
マーチンゲール法や合成オッズのような手法は、とくに「連敗」との付き合い方がすべてと言っても過言ではありません。
ここでは、難しい理論は置いておいて、今日からすぐに決めておきたいシンプルな資金管理ルールを3つにまとめました。
下のフォーマットをそのままメモアプリなどに書き出して、自分なりのルールを作ってみてください。
1. まずは「軍資金」と「運用期間」を決める
最初に決めておきたいのは、この必勝法にいくらまで使うのかと、どのくらいの期間で結果を見るのかです。
なんとなく財布の中身だけで賭け続けると、気付いた時には生活費まで飲み込まれてしまいます。
- この必勝法に使う軍資金の上限はいくらか
- いつまで続けてみるのか(例:1ヶ月・3ヶ月・シーズン終了まで)
- 軍資金がゼロになったら必ずやめるかどうか
目安としては、「余剰資金の一部」だけを軍資金に充てることをおすすめします。
生活費や貯金に手を出してしまうと、どんな必勝法もただのギャンブルになってしまうからです。
2. 1レースあたりのベット上限を決める
次に決めたいのが、1レースあたりに賭けてよい金額の上限です。
ここが曖昧だと、感情に任せてベット額を増やしてしまい、あっという間に資金が溶けます。
シンプルな目安としては、1レースあたりの上限を軍資金の5〜10%までに抑えることです。
| 軍資金 | 1レース上限(5%目安) | 1レース上限(10%目安) |
|---|---|---|
| 1万円 | 500円 | 1,000円 |
| 3万円 | 1,500円 | 3,000円 |
| 5万円 | 2,500円 | 5,000円 |
マーチンゲール法のように「外れたら次は倍額」というルールを採用する場合は、この上限を絶対に越えないようにすることが大切です。
途中で上限に当たったら、その日はそこで終了。無理に続けず、翌日以降に仕切り直すくらいの距離感がちょうど良いと考えてください。
3. 1日あたりの損失許容額を決める
もうひとつ決めておきたいのが、「今日はここまで負けたらやめる」というラインです。
これを決めておかないと、取り返そうとしてベット額を膨らませ、負けを雪だるま式に増やしてしまいます。
目安としては、1日の最大損失を軍資金の20〜30%までに抑えるイメージです。
- 軍資金1万円なら、1日で負けてよいのは2,000〜3,000円まで
- 軍資金3万円なら、1日で負けてよいのは6,000〜9,000円まで
このラインに達したら、その日は必ず終了することを自分との約束にしておきましょう。
どんな必勝法でも、連敗が続く日は必ずあります。そこで熱くならず、一度引ける人だけが長くプラスを狙えると言えます。
4. 自分用の「資金管理メモ」を作ってから始める
最後に、今までの内容をもとに、自分専用の資金管理メモを作ってから必勝法を試してみてください。
おすすめは、スマホのメモアプリやノートに次のようなフォーマットを書いておくことです。
【競馬必勝法用 資金管理メモ】
- 軍資金の上限:◯◯円
- 運用期間:◯日〜◯日まで
- 1日の最大ベット額:◯円(軍資金の◯%)
- 1日の最大損失:◯円(軍資金の◯%)
- このラインに達したら必ずやめる
→1日の損失が◯円を超えた時
→軍資金が◯円を下回った時
マーチンゲール法や合成オッズ、複勝1〜2点買いなど、どの必勝法を使う場合でも、まずはこのメモを埋めてからスタートする習慣をつけておくと、感情に流されにくくなります。
必勝法そのものよりも、「どこで引くか」を決めることが、長く競馬を楽しむための本当の必勝法と言えるかもしれません。
期待値と控除率から見た”競馬必勝法の限界”
ここまでご紹介してきた競馬必勝法は、あくまで「お金のかけ方を工夫することで、収支をプラスに近づける考え方」。
どれだけ買い方を工夫しても、そもそものルールとして競馬はプレイヤー側が不利なゲームになっています。
その理由を理解するために欠かせないのが、期待値と控除率という2つの考え方です。
ここでは難しい数式は使わずに、競馬必勝法と相性の良いレベルで整理しておきます。
期待値とは「長く続けた時に平均してどうなるか」の目安
期待値とは、ざっくり言えば「この賭け方をずっと続けたら、1回あたり平均でいくら増減するか」を表す指標です。
例えば、ある買い方を1,000回試した時にトータルで1万円勝っていれば、1回あたりの平均はプラス10円。
逆に1万円負けていれば、1回あたりマイナス10円というイメージになります。
重要なのは、短期的には大きく勝つことも負けることもある一方で、長期的には「期待値」に近い結果に収れんしていくという点。
今日たまたま勝てたからといって、その買い方の期待値がプラスとは限らない、ということですね。
控除率とは「最初から抜かれている手数料」のこと
一方の控除率とは、主催者側が「取り分」としてあらかじめ差し引いている割合のこと。
JRAでも地方競馬でも、売上の一部は払戻金ではなく、運営費や賞金などに回っています。
例えば、ある券種の控除率が25%だとすると、100円賭けても、理論上プレイヤー全体に戻ってくるのは75円分しかありません。
残りの25円分は、最初から主催者側の取り分として抜かれているイメージです。
この控除率が存在する以上、「完全にランダムに当てているだけ」では長期的には必ずマイナスになる、というのが公営競技の仕組みです。
なぜ「買い方」だけでは期待値をプラスにできないのか
マーチンゲール法や合成オッズ、複勝1〜2点買いといった競馬必勝法は、あくまで資金配分や買い目の組み方を工夫するためのテクニックです。
買い方を最適化することで「当たり方のブレを小さくする」ことはできますが、控除率そのものを変えることはできません。
言い換えると、「的中率×平均オッズ」が控除率を上回らない限り、期待値はプラスにならないということです。
買い方だけを変えても、予想の精度が変わらなければ、長く続けるほどプレイヤー側が不利という構造は残ります。
だからこそ、本記事では必勝法そのものよりも、資金管理や予想精度を上げる工夫(情報の質や予想ツールの活用)をセットで重視しています。
それでも「現実的な必勝法」を目指すためにできること
ここまで読むと、「結局、完全な意味での必勝法なんて存在しないのでは?」と感じる方も多いと思います。
ある意味ではその通りで、控除率が存在する以上、何もしなければプレイヤー全体の期待値は必ずマイナスです。
それでも、個人単位で「現実的な必勝法に近づける」ためにできることはあります。
- 的中率とオッズのバランスが良い買い方(複勝1〜2点買いなど)に絞る
- 期待値の高そうなレースだけを選び、無理に全レースを買わない
- 自分だけで予想せず、データに強い予想家やAI予想も参考にする
- あらかじめ決めた資金管理ルールを徹底し、「熱くなったらやめる」ラインを持つ
競馬必勝法を語る時に忘れてはいけないのは、「オッズの向こう側には、必ず控除率という壁がある」という事実です。
そのうえで、買い方・レース選び・情報の精度・資金管理を総合的に組み立てていくことが、長く競馬を楽しみながら、少しでもプラスに近づけるための現実的な戦略だと考えています。
ぶっちゃけ、どの必勝法が1番稼げる?
「マーチンゲール法」「合成オッズ」「複勝1〜2点買い」といった必勝法は、いずれも理屈としては筋が通っており、うまくハマればしっかり稼げるポテンシャルを持っています。
一方で、最近は競馬予想家やAI予想の精度も大きく向上しており、「手法としての必勝法」と「プロやAIの予想」、どちらを軸にした方が現実的に稼ぎやすいのかは気になるところです。
そこで本記事では、公平に比較するためにすべて1点1,000円ずつ・計10レースという同じ条件で検証を実施。
3つの競馬必勝法と、編集部が厳選した予想家サイト・AI予想を並べて、「どの方法がもっとも効率よく稼げたのか」をまとめました。
▶ 検証条件
- すべて1点1,000円でベット
- 各手法・各サイトともに10レースずつ検証
- 的中率・回収率・最終利益で比較
| 必勝法・サービス名 | 戦績 | 最終利益 | 払戻金額 | 的中率 | 回収率 | 総評 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| マーチンゲール法 | 10戦3勝7敗 | -4,000円 | 48,000円 | 30% | 92% | 的中時の払い戻しは大きかったものの、当たるまでに5連敗するなど負けが先行し、資金の増減が激しい結果になった。 |
| 合成オッズ | 10戦4勝6敗 | +1,300円 | 11,300円 | 40% | 113% | 的中率は40%とまずまず。配当と点数のバランスを意識してレースを選べば、安定してプラス収支を狙える手応えあり。 |
| 複勝馬券 | 10戦5勝5敗 | -700円 | 9,300円 | 50% | 93% | 当たりやすさは抜群だが、配当が控えめな分だけトータルではわずかにマイナス。オッズとレース選びを絞る工夫が必須。 |
| ディギン競馬 | 10戦8勝2敗 | +721,800円 | 845,800円 | 80% | 682% | レース単位で「一撃の大きさ」と「的中率」のバランスが非常に優秀。高配当を狙いつつも、勝ち越し幅も大きかった。 |
| えーあいNEO | 10戦9勝1敗1トリガミ | +252,000円 | 352,000円 | 100% | 352% | 最新AIによる指数化で、膨大なデータから高精度の本命候補を抽出。派手さよりも「安定して勝ちを積み上げる」タイプ。 |
どの必勝法でも複数回の的中はありましたが、短期の10戦というスパンでは「安定感」にやや物足りなさが残る結果となりました。
その中でも唯一、きちんとプラス収支で終えられたのは合成オッズです。
堅い決着が濃厚なレースをうまく避けながら、ある程度オッズのつくレースに絞っていければ、今回以上の利益を狙うことも十分可能だと考えられます。
一方で、競馬予想家サイトやAI予想については、いずれも10戦でしっかり勝ち越しという結果になりました。
もちろん、ここでの結果はあくまで検証時点のサンプルであり、同じ成績を将来も保証するものではありません。
とはいえ、「手法としての必勝法」だけでなく、「予想家やAIの力も取り入れながらトータルの期待値を押し上げていく」という発想は、これからの競馬で勝ち続けるうえで非常に重要になってくるはずです。
自分のスタイルや軍資金、競馬との付き合い方に合わせて、どの方法を軸にするのか考えてみてください。
競馬の必勝法にも弱点は存在する
本記事でご紹介した競馬必勝法や「儲かりやすい買い方」を実践すれば、何も考えずに買うよりは収支をプラスに近づけることができます。
とはいえ、競馬必勝法で勝ち続けるためには、いくつかの条件を満たしている必要があり、誰でも簡単に使いこなせるわけではありません。
必勝法への理解を深めるうえでも、「穴」になりやすいポイントをあらかじめ押さえておきましょう。
1レースの勝負で収支を確実にプラスにする必勝法はない

先ほどお伝えした通り、ここまで紹介してきた競馬必勝法は、あくまで「最終的なトータル収支をプラスに近づけるための考え方」です。
前提としているのは、ある程度のレース数をこなしていくこと。1レースだけで確実に勝ちたい、といったニーズに応えるものではありません。
例えば、
- 「明日急にお金が必要になったから、今日1日で競馬で稼ぎたい」
- 「週末の2日間で、必勝法を使って100円を1万円にしたい」
といった「短期で一気に増やしたい」という願望とは、そもそも相性が良くありません。
宝くじのような一発逆転を期待して必勝法を使うと、かえってリスクだけが大きくなってしまいます。
実戦するのであれば、最低でも1〜2ヶ月単位のスパンで結果を見ること。
目標にする金額が大きいほど、年単位で淡々と続ける覚悟が必要になることも忘れないようにしてください。
投資金額と精神的負担が大きくなりやすい
もうひとつの弱点は、投資金額と精神的な負担が大きくなりやすいという点です。
マーチンゲール法のように「負けたら倍額で勝負する」タイプの必勝法は、理屈としては正しくても、連敗が続いた時の金額の膨らみ方が想像以上に激しくなります。
例えば、100円スタートでも、連敗が続くとあっという間に数千円〜1万円単位のベット額になり、
- 「ここで外したら今日はもう立て直せないかもしれない」
- 「次こそ当たるはずだから、やめるにやめられない」
といった心理状態に追い込まれがちです。
期待値と控除率のところでも触れたように、買い方だけではゲーム全体の不利な構造は変えられません。
それでも必勝法を使うのであれば、
- 事前に決めた軍資金の上限を絶対に越えない
- 1レースあたりの最大ベット額を守る
- 「今日はここまで負けたらやめる」というラインを決めておく
といった資金管理ルールを徹底することが欠かせません。
必勝法そのものに万能さを求めるのではなく、自分の資金とメンタルを守る仕組みを持っているかどうかが、長く勝ち続けられるかどうかの分かれ目になります。
競馬必勝法まとめ
ここまで、競馬必勝法の考え方から具体的な手法、資金管理や期待値・控除率の話まで一通り見てきました。
改めて整理すると、本記事でお伝えした競馬必勝法とは、「1レースごとに必ず勝つ方法」ではなく、「長い目で見て最終的な収支をプラスに近づけるための考え方と仕組み」です。
- マーチンゲール法は、一度当たれば損失をまとめて取り返せる半面、連敗時の資金負担が非常に大きい
- 合成オッズは、配当と点数のバランスを見極めれば安定してプラスを狙えるが、冷静な計算とレース選びが不可欠
- 複勝1〜2点買いは当たりやすさに優れる一方で、オッズやレース選びを誤るとトリガミになりやすい
どの必勝法も、資金管理とレース選びを間違えると一気に苦しくなるという共通点があります。
だからこそ、
- 最初に決めた軍資金の上限を守る
- 1レースあたり・1日あたりの損失許容額を決めておく
- 期待値が低そうなレースにはそもそも手を出さない
といったルールを徹底することが、必勝法よりも先に大切だと考えています。
一方で、「自分ひとりの予想だけで、常に期待値の高いレースを選び続ける」のは簡単ではありません。
そこで選択肢のひとつになるのが、実績のある競馬予想家やAI予想の力を借りるという方法です。
競馬予想サイト解体新書では、
- 的中実績や回収率
- 予想根拠の分かりやすさ
- 無料予想と有料予想のバランス
といった基準で、編集部が「これは信頼できる」と判断した予想サイトだけを厳選して紹介しています。
もちろん、どんな予想サイトやAI予想を使っても、100%勝てる保証はありませんし、最終的な馬券購入の判断は自己責任です。
それでも、限られた時間と資金のなかで効率よく勝ちを積み上げていきたいのであれば、「手法としての必勝法」+「プロやAIの予想」という組み合わせは、現実的で再現性の高い選択肢になり得ます。
ここから先は、全270サイトから厳選した競馬予想サイトを紹介していきます。
あなたのスタイルや予算に合いそうなサービスがあれば、まずは無料コンテンツから試してみて、自分の必勝パターン作りに役立ててみてください!
- サラコレ
サラコレの総合評価戦績 18戦13勝5敗 的中率 83% 回収率 308% 平均
投資10,000円 平均
払戻30,883円 合計収支 180,000円555,900円収支 +375,900円 - ニジュウマル
ニジュウマルの総合評価戦績 6戦5勝1敗 的中率 83% 回収率 1268% 平均
投資10,000円 平均
払戻126,800円 合計収支 60,000円760,800円収支 +700,800円 - R32
R32の総合評価戦績 18戦15勝3敗 的中率 83% 回収率 399% 平均
投資18,056円 平均
払戻72,122円 合計収支 325,000円1,298,200円収支 +973,200円

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