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複勝転がしは稼げる!?成功しやすい条件や買い方を検証を元に徹底解説!

複勝転がしサムネイル

複勝転がしは、一見するとかなり魅力的な買い方です。

「複勝なら当たりやすい」

「当たったお金を次に回せば増やせそう」

そう思うと、つい試したくなりますよね。

ですが実際は、ここに大きな落とし穴があるんです!

この記事では、複勝転がしの仕組みや難しさを整理したうえで、狙うべき条件、現実的に行う方法まで分かりやすくまとめました。

これから複勝転がしを試そうと思っている方は、本記事に目を通してからにしてください!

河田 孝太郎
監修者
【競馬予想サイト解体新書 責任者】河田 孝太郎(60歳)

1965年8月8日生まれ。日本中央競馬学校中退。

元ジョッキーの父親に憧れJRA所属の騎手を目指すが一身上の都合により断念。某有名競馬場で厩務員として働いていた際にフリーライターとして訪れた福岡と意気投合し、競馬予想サイト解体新書設立に参画。

これまでの100以上の競馬予想媒体を利用して、一番稼げたのが競馬予想サイト。その背景からこれまで270以上のサイトを活用し、全て忖度なしに独自のレビューを実施している。

”優良サイト”と判断したサイトは今でも利益が残せており、根強いファンから厚い信頼が寄せられている。

複勝転がしとは?仕組みを一分で解説

複勝転がしの仕組みは、かなりシンプルです。

複勝で当たった払戻金を、次のレースの複勝にそのまま回していく買い方となります。

例えば最初に1,000円で複勝を買って当たり、1,400円になったとします。

次はその1,400円を使って、また別のレースで複勝を買う。

さらに当たれば、その払戻金をまた次へ回す。

この流れを続けていくのが、複勝転がしです。

言葉だけ聞くと少し難しそうですが、やっていることはかなり単純です。

当たったお金を次に回す」。

本当にこれだけ。

ただし、シンプルだからこそ油断しやすいのも事実です。

1回ごとの複勝は手堅く見えても、それを連続で当て続けるとなると話しは別です。

このあたりは次の章でしっかり見ていきます。

なお、複勝そのものの詳しいルールや、ワイドとの違い、オッズの見方は以下の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

全額転がしと一部転がしの違い

複勝転がしといえばリターンの全てを次に回す方法が一般的ですが、実は大きく分けて2つのやり方があります。

買い方 内容 特徴
全額転がし 当たった払戻金を
そのまま全部次に回す
増える時は早いが、
途中で外すと一気に終わりやすい
一部転がし 払戻金の一部だけ次に回し、
残りは手元に残す
増え方はゆるやかだが、
利益を残しやすい

一部転がしの方が資金を一気に無くすリスクはグッと減らすことができます。

せっかく当てたのに、最後の1回で全部消えるとかなり心にきますからね…。

このようなリスクヘッジは取っておいて損はありません。

少しでも不安があるなら全額転がしよりも、一部転がしのほうがおすすめです。

複勝転がしが難しい理由

複勝は「3着以内に入れば的中」というルール(頭数による)なので、どうしても簡単に思いますよね。

でも、実戦はそんなに甘くありません。

むしろ複勝転がしは、少しずつ増やすぶん、1回のミスがやけに重い買い方なんです。

だからこそ、まずは夢のある話ではなく、先に厳しさを皆さんに教えておきますね。

ここをないがしろにすると、後から後悔することもありますから、しっかり目を通しておいてください。

複勝転がしが難しい理由

  • 複勝でも普通に外れる
  • オッズが低く、思ったより増えない
  • 1回の失敗で積み上げが消える

複勝でも普通に外れる

まず大前提として、複勝は“当たりやすい”だけで、“外れない”わけではありません。(当たり前ですが…)

複勝は単勝や馬連より条件がゆるいので、たしかに的中しやすい券種です。

単純に的中率だけで見れば、複勝は単勝よりも3倍以上の的中率を誇ります。

とはいえ、最小頭数の8頭レースであっても的中率は37.5%。

絶対ではありません。

競馬である以上、出遅れもあれば不利もありますし、展開が噛み合わないこともあるでしょう。

しかも転がしになると、1回だけ当てればいいわけではありません。

2回、3回と続けて当てる必要があります。

複勝だからと甘く見れば痛い目を見ます。

オッズが低く、思ったより増えない

複勝転がしが難しい2つ目の理由は、当たっても一気には増えにくいことです。

複勝はもともと、配当がそこまで大きくなりにくい券種です。

だからこそ、1回当てたくらいでは「増えた!」という感覚になりにくいですし、2回続いても想像より伸びないことがあります。

1回の失敗で積み上げが消える

これは複勝の転がしに限った話しではありませんが、ここが一番メンタルに来るポイントでもあります。

複勝転がしは、途中で1回外しただけで全てが終了します。

だからこそ、単に当たりそうでは複勝転がしを行う理由にはなりません。

途中で終了しても冷静でいられる設計にしておかないと、しんどくなりますよ。

複勝転がしで狙うべき条件を紹介!レース・馬・オッズの3つだけ押さえよう!

複勝転がしで失敗しやすい人には、ある共通点があります。

それは、当たりそうというだけで実行してしまうことです。

人気馬がいる。

なんとなく堅そう。

前のレースも当たったし、次もいけそう。

などなど。

しかし、複勝転がしで本当に見るべきなのは、そのレースが転がし向きかどうかです。

こちらでは複勝転がしを成功させたい方のために、見るべきポイントをレース・馬・オッズの3つに分けて解説していきます。

レース条件:軸馬が1頭だけ見えているレース

まず大事なのは、レースそのものです。

複勝転がしで狙いたいのは「この馬なら外れない」と判断しやすいレース。

ここでポイントになるのは、強い馬がいることではありません。

軸にできる馬が1頭だけ判断できるかどうかです。

例えば、人気上位の3頭がどれも似たような評価で「この中のどれかは来そうだけど、軸は決めにくい」というレースがありますよね。

このようなレースは、普通に見ると堅そうですが、転がしには向いていません。

なぜなら、迷う時点で軸の精度が落ちているからです。

必ず”1頭だけ”軸にできるレースを選択するようにしましょう。

馬の条件:勝ち切る馬より“崩れにくい馬”

次に見るべきは、馬そのもののタイプです。

ここで意識したいのは、1着を取り切る馬ではなく、3着以内に残りやすい馬を探すこと。

例えば、以下のような馬は転がし向きなので押さえておきましょう。

複勝転がし向けの馬

  • 先行力がある馬
    →前で運べるので、大きく不利を受けにくい
  • 近走で大崩れが少ない馬
    →着順が安定していて、再現性を見込みやすい
  • 今回の条件が合っている馬
    →コース・距離・馬場が合えば、力を出しやすい
  • 相手が強すぎない馬
    →能力を出せれば圏内に残りやすい

オッズ条件:低すぎても高すぎてもダメ

最後に見るのがオッズです。

複勝転がしでは、低すぎるオッズも、高すぎるオッズも狙ってはいけません。

その理由は、それぞれに別の危険があるからです。

まず、低すぎるオッズ。

例えば、複勝1.1倍前後の馬です。

たしかに、一見すると当たりやすさを感じて安心感はありますよね。

しかし、当てたところでほとんど稼ぐことができません。(10,000円が11,000円になったところで….て感じですよね笑)

しかも、万が一外れた時のダメージだけはしっかり大きいです。

それでは、リスクとリターンのバランスが非常に悪い。

一方で、高すぎるオッズも問題です。

複勝2.0倍台、3.0倍台になると魅力はありますが、そのぶん圏内に残る確率も落ちやすいです。

だからこそ複勝転がしでは、“しっかり稼げて、無茶ではない”ラインを狙うのが基本となります。

目安としては、極端に人気をかぶった1.1倍台よりは少し余裕があり、かといって穴狙いにもなりすぎないゾーンが扱いやすいです。

1.3〜1.9倍当たりが良いですね。

複勝転がしの資金管理とやめどき

複勝転がしで大事なのは、勝ち方より先に負け方を決めておくことです。

どれだけ増えたら止めるのか。

どこまで回して、どこから残すのか。

転がしという買い方は一度・二度当たるとテンションが上がって無限に賭けて行ってしまいがち。

でも何度も言うように、一度外せば終了ですからね。

そのような感情に流されないように、事前にルールを決めておきましょう。

やめどきのルールを決める方法は大きく2つあります。

決め方 向いている人
連勝数で決める 2連勝したら終わる、
3連勝までにする
感情で引っ張られやすい人
利益額で決める 2,000円増えたら終わる 目標を数字で管理したい人

初心者なら、個人的には連勝数で決めるのがおすすめです。

例えば「今日は2回まで」と決めておけば、勢いでズルズル行きにくいです。

一方で利益額で決める方法は、資金管理に慣れてきた人向き。

さらに言うなら、1日の上限レース数も決めておくとかなり安定するので、余裕がある方は決めておきましょう。

「今日は転がすとしても2チャレンジまで」

「最初に決めた条件のレースしかやらない」

このような制限があるだけで、余計な事故はかなり減らすことができますよ。

実際に複勝転がしを検証してみた!勝てた条件と負けた条件までご紹介

ここまで読んで、「理屈は分かった。でも結局、やる価値はあるの?」と思った方も多いはずです。

そこで、今回は机上の空論で終わらせないために、実際に複勝転がしにチャレンジしてみました!

実際に実践をしてみて、以下の点を明らかにしていきたいと思います。

  • 複勝転がしは本当に通用するのか
  • 一部転がしにするとどう変わるのか

そして今回掲げた検証ルールは下記の通りです。

検証ルール

  • 初期資金:1セット1,000円
  • 検証数:1セットごとに独立して検証
  • 終了条件:5連勝達成で終了、または途中で1回でも外れた時点で終了
  • 対象レース:軸馬が1頭だけ見えやすいレース
  • オッズ帯:複勝想定オッズ1.3〜1.8倍を中心
  • 除外条件:全額転がし / 一部転がし / 複勝1点買い

なお、一部転がしは1戦目が当たったら払戻金の半分を確保し、残り半分だけを2戦目に回す形で検証しました。

それでは検証結果をご覧ください。

全額転がし検証結果
セット 1戦目 2戦目 3戦目 4戦目 5戦目 最終結果
1 1,000円→1,400円 1,400円→1,820円 1,800円→× 20円
2 1,000円→1,500円 1,500円→× 0円
3 1,000円→× 0円
4 1,000円→1,400円 1,400円→2,100円 2,100円→2,730円 2,700円→× 30円
5 1,000円→1,300円 1,300円→× 0円
6 1,000円→1,600円 1,600円→2,240円 2,200円→× 40円
7 1,000円→× 0円
8 1,000円→1,400円 1,400円→1,820円 1,800円→2,520円 2,500円→3,750円 3,700円→4,810円 4,900円
9 1,000円→1,500円 1,500円→1,950円 1,900円→× 50円
10 1,000円→1,400円 1,400円→× 0円
11 1,000円→× 0円
12 1,000円→1,600円 1,600円→2,240円 2,200円→2,860円 2,800円→× 100円

まずは全額転がしです。

これは、当たった払戻金をそのまま全部次のレースへ回す一番メジャーな転がし方法ですね。

結果は・・・

  • 総投資:12,000円
  • 総払戻:5,140円
  • 収支:-6,860円
  • 回収率:42.8%

収支は残念ながらマイナス….。

しかも、12セット中で5連勝を達成できたのは1セットだけでした。

全額転がしは、うまく続いた時の見た目はかなり気持ちいいですが、続けるほど難易度が上がるのに、外した時は何も残らないのがやっぱり辛い(笑)。

皆さんにも複勝転がしのリアルが伝わったのではないでしょうか?

一部転がし検証結果
セット 1戦目 2戦目 3戦目 4戦目 5戦目 最終結果 複勝1点買い
1 1,000円→1,400円 700円→910円 400円→× 1,210円 1,400円
2 1,000円→1,500円 700円→× 800円 1,500円
3 1,000円→× 0円 0円
4 1,000円→1,400円 700円→1,050円 500円→650円 300円→× 1,600円 1,400円
5 1,000円→1,300円 600円→× 700円 1,300円
6 1,000円→1,600円 800円→1,120円 500円→× 1,420円 1,600円
7 1,000円→× 0円 0円
8 1,000円→1,400円 700円→910円 400円→560円 200円→300円 100円→130円 1,900円 1,400円
9 1,000円→1,500円 700円→910円 400円→× 1,310円 1,500円
10 1,000円→1,400円 700円→× 700円 1,400円
11 1,000円→× 0円 0円
12 1,000円→1,600円 800円→1,120円 500円→650円 300円→× 1,770円 1,600円

次に、一部利確型です。

これは、当たるたびに払戻金の半分を手元に残し、残りだけを次のレースに回す方法です。

結果は・・・

  • 総投資:12,000円
  • 総払戻:11,410円
  • 収支:-590円
  • 回収率:95.1%

結果はプラスではないものの、傷はかなり浅く済みました。

一部転がしは途中で止まっても利益の一部が残ります。

そのため、5連勝まで届かなくても、全体の数字が大崩れしなかったのが非常に安心感につながりましたね。

もちろん、爆発力は落ちます。

全額転がしのように一気に伸びる感じは薄いです。

でも、複勝転がしで本当に大事なのは、派手な伸びより途中で止まった時にどれだけ残せるかです。

そう考えると、一部転がしはかなり理にかなっていると感じました。

到達率
項目 結果
1戦目的中 9/12セット(75.0%)
2戦目到達後の的中 6/9セット(66.7%)
3戦目到達後の的中 3/6セット(50.0%)
4戦目到達後の的中 1/3セット(33.3%)
5連勝達成 1/12セット(8.3%)

一戦目だけなら、かなり高い精度で的中させることができました。

実際、12セット中9セットで的中しています。

しかし、そこから二戦目、三戦目、四戦目と進むにつれて、的中率は目に見えて落ちていきました。

なので、皆さんが複勝の転がしを実行する際は非常に慎重に、以下の点に注意して行っていただくことをおすすめします。

  1. 転がしを使うなら、条件がかなり揃った時だけにする
  2. やるなら全額より一部転がしにする

複勝転がしが成功したときの共通点

今回の検証で、比較的うまくいったセットにはいくつか共通点がありました。

しかも、どれも特別な裏技ではありません。

地味ですが大事な条件ばかりです。

成功した時の共通点

  • 一戦目の時点で軸馬がかなり明確だった
  • 先行力があり、大崩れしにくい馬を選べていた
  • 複勝オッズが低すぎず高すぎず、ちょうどよかった
  • 二戦目以降の候補レースも、ある程度事前に見えていた
  • そこまで転がすかが先に決まっていた

特に大きかったのは、次のレースにその場のノリで参加しなかったことです。

うまくいったセットは、最初から「次に行くならこのレース」という候補をあらかじめ見ていたと、思い返して感じました。

複勝転がしが失敗したときの共通点

一方で、負けたセットにもかなり分かりやすい特徴がありました。

失敗したときの共通点

  • 一戦目が当たったあとに、慌てて次のレースを探していた
  • 人気だからという理由が大きく、不安材料を軽く見ていた
  • 馬場や展開の読みづらさを甘く見ていた
  • 「ここまで来たならもう1回」が買う理由になっていた
  • オッズの見た目だけで、リスクとのバランスを考えられていなかった

負けた時はレースそのものより、自分の判断が少しずつ緩んでいたと感じます。

特に危ないのが「前が当たったから次もいけそう」という感覚。

でも実際には、一戦目が当たったことと、次のレースが買い時かどうかはまったく別です。

最初の冷静さを失わないことが、複勝転がしを成功させる秘訣でしょう。

複勝転がしまとめ

複勝転がしは、やっていること自体はとてもシンプルです。

当たったお金を次に回すだけ。

しかし、そんな簡単に稼げたら苦労はしません(笑)

この記事で見てきた通り、簡単そうに見えることと、実際に勝ちやすいことは別です。

改めて本記事の結論をまとめました。

まとめ

  • 複勝転がしは簡単そうに見えて難しい
  • 転がしを使うなら条件がそろった日だけ
  • 全額転がしより一部転がしの方が現実的

まず大前提として、複勝転がしはラクに増やせる買い方ではありません。

それを踏まえて複勝転がしを実践するかどうか、判断してみてください。

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