【エリザベス女王杯2025】データ消去法で残るのは3頭!過去10年の傾向が導く“女王の条件”

2025年11月16日(日)、京都競馬場で行われる第50回エリザベス女王杯(芝2200m・外回り)。
今年はレガレイラを筆頭に、3歳のエリカエクスプレスやパラティレーヌ、歴戦の古馬勢ライラック・フェアエールングら多彩な顔ぶれが揃いました。
レースは京都芝2200m外回りで行われ、内回りよりもタフで、持続力と瞬発力の両立が問われる舞台。
今週は連日の晴天が続いていますが、開催も進み内ラチ沿いは荒れ気味。見た目は良馬場でも「実質は外差し有利」のコンディションです。
この記事では「過去10年のデータ傾向」「血統・枠順・脚質の分析」「消去法で残る馬」を多角的に解説。
印や買い目はエリザベス女王杯2025のAI予想で公開しているので、純粋に“データと統計で女王像を描く”ための記事としてご覧ください!
この記事で分かること
京都競馬場・芝2,200mの傾向

出典:JRA
京都芝2200m外回りは、スタンド前発走。
最初のコーナーまで約400mあり、先行争いは比較的落ち着きやすいコースです。
向正面では緩やかな上り、3コーナーの頂点を越えてからは下り坂となり、3〜4コーナー中間から一気にペースが上がる“ロングスパート戦が主流。
直線は約404mと東京や新潟より短めですが、下り坂からの勢いでスピードに乗れるため、単純な瞬発力だけでなく“長く脚を使う持続性能”が重要です。
3つのキーワード
①「坂を上り→下り→平坦」構造
→ 上り坂で脚を温存し、下りで加速できる馬が強い。瞬発型よりもリズム良く加速できるタイプが合う。
②「外回り×内荒れ=外差し有利」
→ 今開催の京都芝はBコース→Cコース替わり直前。内の芝が傷んでおり、中〜外の差し脚が届く傾向。
③「2200m=中距離と長距離の中間」
→ 距離短縮組(前走2400m)よりも、距離延長組(前走1800〜2000m)の好走率が高い。ペース対応力が問われる。
ペース傾向(過去10年)
- 平均ラップ:前半1000m=61秒台、後半1000m=59秒前後
- テンはゆったり、残り800mからのロングスパート合戦
- 上がり3F最速馬の勝率:過去10年中7勝
- 逃げ馬の勝率:過去10年で1勝のみ(2021年テルツェット/阪神)
結論
→「差し・中団待機・上がり2〜4位」が最も安定した成績。
→ 「瞬発力+持続力のバランス型」が理想。
→ 「逃げ・イン立ち回り」はやや不利。
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【過去10年データ傾向】
人気・枠順・年齢・前走クラス・脚質・血統の全体像
ここからは過去10年のデータから分かる注目馬をあぶり出していきます。
今回紹介する過去データは以下の通り。
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それでは、各データの傾向を見ていきましょう!
過去10年のレース結果
| 年 | 着順:馬名 | 人気 | 天候 | 馬場 | 前走(着順) | 着順 | 3連単配当 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024年 | 1着:スタニングローズ 2着:ラヴェル 3着:ホールネス | 3番人気 12番人気 2番人気 | 曇り | 良 | クイーンステークス(G3) オクトーバーステークス(L) 新潟牝馬ステークス(L) | 6着 6着 1着 | 2781倍 |
| 2023年 | 1着:ブレイディヴェーグ 2着:ルージュエヴァイユ 3着:ハーパー | 1番人気 5番人気 3番人気 | 曇り | 良 | 新潟牝馬ステークス(L) 府中牝馬ステークス(G2) 秋華賞(G1) | 2着 2着 3着 | 97.8倍 |
| 2022年 | 1着:ジェラルディーナ 2着:ウインマリリン 2着:ライラック | 4番人気 5番人気 12番人気 | 曇り | 重 | オールカマー(G2) 札幌記念(G2) 秋華賞(G1) | 1着 3着 10着 | 2892.5倍 2062.6倍 |
| 2021年 | 1着:アカイイト 2着:ステラリア 3着:クラヴェル | 10番人気 7番人気 9番人気 | 晴 | 良 | 府中牝馬ステークス(G2) 秋華賞(G1) 新潟記念(G3) | 7着 6着 3着 | 33939.6倍 |
| 2020年 | 1着:ラッキーライラック 2着:サラキア 3着:ラヴズオンリーユー | 1番人気 5番人気 3番人気 | 晴 | 良 | 札幌記念(G2) 府中牝馬ステークス(G2) 府中牝馬ステークス(G2) | 3着 1着 5着 | 210.5倍 |
| 2019年 | 1着:ラッキーライラック 2着:クロコスミア 3着:ラヴズオンリーユー | 3番人気 7番人気 1番人気 | 晴 | 良 | 府中牝馬ステークス(G2) 府中牝馬ステークス(G2) オークス(G1) | 3着 5着 1着 | 264.8倍 |
| 2018年 | 1着:リスグラシュー 2着:クロコスミア 3着:モズカッチャン | 3番人気 9番人気 1番人気 | 晴 | 良 | 府中牝馬ステークス(G2) 府中牝馬ステークス(G2) 札幌記念(G2) | 2着 5着 3着 | 563.7倍 |
| 2017年 | 1着:モズカッチャン 2着:クロコスミア 3着:ミッキークイーン | 5番人気 9番人気 3番人気 | 晴 | 良 | 秋華賞(G1) 府中牝馬ステークス(G2) 宝塚記念(G1) | 3着 1着 3着 | 1275.4倍 |
| 2016年 | 1着:クイーンズリング 2着:シングウィズジョイ 3着:ミッキークイーン | 3番人気 12番人気 2番人気 | 晴 | 良 | 府中牝馬ステークス(G2) 府中牝馬ステークス(G2) ヴィクトリアマイル(G1) | 1着 7着 2着 | 1589.3倍 |
| 2015年 | 1着:マリアライト 2着:ヌーヴォレコルト 3着:タッチングスピーチ | 6番人気 1番人気 4番人気 | 晴 | 稍重 | オールカマー(G2) オールカマー(G2) 秋華賞(G1) | 5着 2着 6着 | 235.9倍 |
【過去10年の結果から見える傾向】
- G2・G3組(特に府中牝馬S・オールカマー・札幌記念)組が主力で、Lクラス経由でも好走多数(2024年ホールネス・ラヴェルなど)。
- 1〜3番人気の信頼度は高いが、穴馬(7番人気以下)の食い込み率も40%前後。特に京都開催は内荒れ年に波乱率上昇。
- 配当面では「人気馬+中穴+穴」の組み合わせが多く、3連単1,000倍超えが7/10年。
→ よって2025年も、実績上位馬に加えて「ロングスパート型の中穴」が鍵を握る。
人気別成績(過去10年)
過去10年の人気別成績をまとめました。
上位人気が比較的安定している一方で、3番人気・5番人気といった中穴人気からの好走例も多く、波乱含みの傾向も見られます。
| 人気 | 成績【1-2-3-着外】 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 傾向 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 【2-1-2-5】 | 20% | 30% | 50% | 安定感はあるが鉄板ではない。 |
| 2番人気 | 【0-0-2-8】 | 0% | 0% | 20% | 近年は勝ち切れず、やや過信禁物。 |
| 3番人気 | 【4-0-3-3】 | 40% | 40% | 70% | 最も信頼度が高い人気層。軸に最適。 |
| 4番人気 | 【1-0-1-8】 | 10% | 10% | 20% | 善戦止まりが多い。 |
| 5番人気 | 【1-3-0-6】 | 10% | 40% | 40% | 連下での好走多く、穴人気の中心。 |
| 6番人気 | 【1-0-0-9】 | 10% | 10% | 20% | 展開次第で浮上も一発待ち。 |
| 7〜9番人気 | 【0-4-1-25】 | 0% | 13.3% | 16.7% | 相手候補。展開頼み。 |
| 10番人気以下 | 【1-3-0-77】 | 1.2% | 4.9% | 4.9% | 激走は稀。極端な展開でのみ。 |
【人気別成績から見える傾向】
- 3番人気の勝率・複勝率が圧倒的で軸に最も適する層
- 2番人気は信頼度低く、逆に5番人気付近の中穴ゾーンが波乱の震源
- 極端な人気薄の激走は年1回ペース(2021年アカイイトなど)
枠順別成績(京都開催過去10年)
京都開催時の傾向を含めた過去10年の枠順別成績をまとめました。
エリザベス女王杯は多頭数G1のため、外枠有利・内枠不利の年も見られますが、馬場状態や開催週により変動します。
| 枠 | 成績【1-2-3-着外】 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 傾向 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 【2-0-2-8】 | 16.7% | 16.7% | 33.3% | 内ラチ沿いの立ち回り巧者が好走。馬場良好時は安定。 |
| 2枠 | 【1-2-1-10】 | 7.1% | 21.4% | 28.6% | 中距離型で脚を溜めるタイプが好走傾向。 |
| 3枠 | 【1-1-0-12】 | 7.1% | 14.3% | 14.3% | 逃げ・先行で位置を取れないと厳しい。 |
| 4枠 | 【0-0-2-12】 | 0% | 0% | 14.3% | 中枠の差し馬が届かず。展開待ちの位置。 |
| 5枠 | 【0-2-1-11】 | 0% | 14.3% | 21.4% | 展開に左右されるが平均的。 |
| 6枠 | 【3-0-1-10】 | 21.4% | 21.4% | 28.6% | 最も好走率が高い。外差し有利の年に特に強い。 |
| 7枠 | 【0-0-0-17】 | 0% | 0% | 0% | 距離ロスが大きく苦戦。逃げ・先行なら一変も。 |
| 8枠 | 【0-2-0-17】 | 0% | 10.5% | 10.5% | 馬場が荒れた年に外差しで浮上するケースあり。 |
【枠順別成績から見える傾向】
- 最も成績が安定しているのは6枠(勝率21.4%・複勝率28.6%)
- 内の1〜2枠も一定の複勝率を保つが、2025年は内荒れ+差し有利見込みのため割引
- 7〜8枠は距離ロスが大きく基本不利だが、外差し馬場なら脚質次第で浮上
- 「中〜外の差し・先差し型」が最もデータ的に信頼できる
年齢別成績
年齢ごとの成績を集計すると、エリザベス女王杯は「世代間バランス型」のG1であることが分かります。
3歳の挑戦馬から古馬の女王格まで幅広くチャンスがある一方、近年は4歳世代の安定感が際立っています。
| 年齢 | 成績【1-2-3-着外】 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 傾向 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 【2-2-3-22】 | 6.9% | 13.8% | 24.1% | 斤量の恩恵あり。秋華賞組が中心。 |
| 4歳 | 【6-5-5-48】 | 9.4% | 17.2% | 25.0% | 最も安定した世代。完成期に入った実力馬が多い。 |
| 5歳 | 【2-3-1-57】 | 3.1% | 7.9% | 9.5% | ピークを過ぎた馬も多く減速傾向。 |
| 6歳 | 【0-1-0-10】 | 0% | 9.0% | 9.0% | スタミナ型血統で好走例わずか。 |
| 7歳以上 | 【0-0-0-4】 | 0% | 0% | 0% | 衰え顕著で厳しい。 |
【年齢別成績から見える傾向】
- 最も勝ち馬が多いのは4歳(過去10年で6勝)で、勝率・連対率ともにトップ
- 3歳勢も秋華賞組を中心に安定しており、斤量54kgの恩恵が大きい。
- 5歳以上は複勝率10%未満と苦戦傾向
- 2025年出走馬では、4歳のレガレイラ・ステレンボッシュ・ラヴァンダらが「年齢+充実度」でプラス評価
前走クラス別成績
前走の格・ステップレース別に集計したデータです。
前哨戦の質と着順が、女王杯の好走に直結しているかを検証します。
| クラス | 成績【1-2-3-着外】 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 傾向 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3勝 | 【0-0-0-12】 | 0% | 0% | 0% | 格下組は通用せず。 |
| OP | 【0-0-0-14】 | 0% | 0% | 0% | オープン特別からの好走は皆無。 |
| L | 【0-1-1-5】 | 0% | 14.2% | 28.6% | 条件が噛み合えば善戦可能。 |
| G3 | 【1-0-1-16】 | 5.6% | 5.6% | 11.1% | 格上挑戦で掲示板止まりが多い。 |
| G2 | 【6-6-2-53】 | 9.0% | 17.9% | 20.9% | 最も好走率が高いステップ。特に府中牝馬S・オールカマー組が中心。 |
| G1 | 【1-2-3-13】 | 5.3% | 15.7% | 31.6% | 秋華賞組など、実績馬が堅実。 |
【前走クラス別成績から見える傾向】
- G2組(府中牝馬S・オールカマー・札幌記念)が最も好走率高く中心ステップ
- 秋華賞組(G1組)も毎年安定して上位に食い込む
- 条件戦・OP組はほぼ全滅
- レガレイラ(オールカマー1着)、フェアエールング(オールカマー4着)、ココナッツブラウン(札幌記念2着)などがデータ的に有利
脚質別傾向
脚質別の成績を改めて統計化しました。
エリザベス女王杯はペースの緩急が大きく、上がり性能の高い馬が上位を占めます。
| 脚質 | 成績【1-2-3-着外】 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 傾向 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 【0-2-0-5】 | 0% | 28.5% | 28.6% | 残り目はあるが、勝ち切るのは難しい。 |
| 先行 | 【2-2-2-17】 | 8.7% | 17.3% | 26.1% | 馬場が軽い年に好走率上昇。 |
| 差し | 【5-3-5-41】 | 9.3% | 14.8% | 24.1% | 最も勝ち馬を輩出する脚質。京都の外回りに最適。 |
| 追込 | 【0-0-0-34】 | 0% | 0% | 0% | 極端な展開利がないと届かない。 |
【脚質別成績から見える傾向】
- 逃げ・追込は壊滅、中団〜差し脚質が最も安定
- 馬場が乾いた年は「先差し」、荒れた年は「差し・外差し」が有利
- 上がり上位馬が勝率・複勝率のいずれも高く、瞬発力+持続力を併せ持つタイプが理想
血統傾向(過去10年・京都開催)
エリザベス女王杯は近年、瞬発力型のディープ系だけでなく、ハーツクライ系・エピファネイア系・欧州型血統の台頭が顕著です。
京都外回りでのロングスパート戦を制するには「中長距離の持続性能+瞬発力」の両立が求められます。
| 父系統 | 勝利数 | 2025年出走該当馬 | 傾向 |
|---|---|---|---|
| ディープインパクト系 | 4勝 | 該当なし | 瞬発力勝負で強いが、やや減少傾向。京都外回りでの切れ味勝負◎ |
| ハーツクライ系 | 2勝 | レガレイラ、アドマイヤマツリ | 持続力型の代表系統。中距離~長距離に強く、京都外回りのロングスパート戦に好相性。 |
| エピファネイア系(ロベルト系) | 1勝 | ステレンボッシュ、フェアエールング、サフィラ | 道悪・タフ馬場に強い持続脚タイプ。秋華賞組や先差し型に適性。 |
| キングカメハメハ系 | 1勝 | ラヴァンダ(父サトノダイヤモンド)、ヴェルミセル(父ドゥラメンテ) | 中距離型で立ち回り巧者が多い。内回り巧者×外差し馬場で浮上可能。 |
| モーリス系(スクリーンヒーロー系) | – | ココナッツブラウン | パワー×持続型。札幌記念好走のように時計がかかる良馬場で強み。 |
| リアルスティール系(ディープ系派生) | – | オーロラエックス | 瞬発力と立ち回り両立型。馬場荒れ時の外差し戦に強い。 |
| オルフェーヴル系(ステイゴールド系) | – | ライラック | 欧州的スタミナ血統。タフ馬場+消耗戦で真価を発揮。 |
| その他欧州血統 | 2勝 | 該当なし | スタミナ型。馬場が荒れた年に浮上(マリアライト型)。 |
【血統傾向まとめ】
- ディープ系の切れ味は健在だが、近年は減少傾向。今開催は該当馬なし。
- ハーツクライ系・エピファネイア系が中心勢力。持続力型で京都外回りに最も適性。
- キングカメハメハ系(サトノダイヤモンド・ドゥラメンテ)は立ち回り+中距離対応で中穴ゾーン。
- 欧州型・ステイG系は道悪や荒れ馬場で浮上。ライラックは要注意。
【まとめ】過去10年のデータ×2025年出走馬マッチング表
ここまで整理した過去10年のデータ(人気・年齢・枠順・前走クラス・脚質・血統)をもとに、2025年の出走予定馬をタイプ別に照合した「マッチング表」を作成しました。
京都の良馬場+内荒れ想定を踏まえると、「中~外枠の差し・先差し」「G2組」「4歳」が最も理想的な条件となります。
| 馬名 | 人気想定 | 年齢 | 枠順 | 脚質 | 前走 | 血統 | データ傾向一致度 | 総合評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| レガレイラ | 1〜2番人気 | 4歳 | 6枠(好枠) | 差し | オールカマー(G2・1着) | 父スワーヴリチャード(ハーツ系) | 人気◎/年齢◎/枠◎/脚質◎/G2◎/血統◎ | ★データ完全一致(理想型) |
| ステレンボッシュ | 2〜3番人気 | 4歳 | 3枠(中枠) | 先差し | 秋華賞(G1・3着) | 父エピファネイア(ロベルト系) | 人気◎/年齢◎/脚質◎/G1○/血統○ | ★中心候補(安定型) |
| ココナッツブラウン | 5〜7番人気 | 4歳 | 8枠(外枠) | 差し | 札幌記念(G2・2着) | 父モーリス(スクリーンヒーロー系) | 人気○/年齢◎/脚質◎/G2◎/血統◎(持続型) | ★中穴上位(展開次第で逆転候補) |
| フェアエールング | 7〜9番人気 | 5歳 | 4枠(中枠) | 先行 | オールカマー(G2・4着) | 父エピファネイア | 年齢△/脚質○/G2◎/血統◎ | ▲押さえ候補(条件合致) |
| ヴェルミセル | 8〜10番人気 | 3歳 | 2枠(内枠) | 差し | 秋華賞(G1・6着) | 父ドゥラメンテ | 年齢○/脚質◎/G1○/枠△ | △注目(斤量54kg+展開利) |
| ライラック | 10番人気前後 | 5歳 | 1枠(最内) | 差し | 府中牝馬S(G2・5着) | 父オルフェーヴル(ステイG) | 枠△/年齢△/脚質◎/血統◎(欧州型) | △外荒れ年なら浮上余地あり |
| ラヴァンダ | 4〜6番人気 | 4歳 | 5枠(中枠) | 差し | 府中牝馬S(G2・3着) | 父サトノダイヤモンド | 年齢◎/脚質◎/G2◎/血統◎ | ★上位安定(京都向きの中距離型) |
| オーロラエックス | 6〜8番人気 | 4歳 | 7枠(外) | 差し | クイーンS(G3・2着) | 父リアルスティール | 年齢◎/脚質◎/G3○/血統○ | ▲軽視禁物(馬場荒れなら逆転可) |
| ミッキーファイト | 9〜12番人気 | 5歳 | 8枠(外) | 追込 | 府中牝馬S(G2・9着) | 父ミッキーアイル | 年齢△/脚質×/G2○ | 消し対象(展開待ち+脚質不利) |
| アドマイヤマツリ | 12〜15番人気 | 6歳 | 4枠(中) | 先行 | オープン特別(L) | 父ハーツクライ | 年齢×/クラス×/血統○ | 消し(格・年齢とも不利) |
【総合コメント】
- 「4歳×G2×差し脚質」=勝ち馬の黄金パターンに最も合致するのはレガレイラ。
- ステレンボッシュ・ラヴァンダも条件面の整合性が高く、“安定型データ馬”に分類される。
- ココナッツブラウン・オーロラエックスは「外差し」「中穴」という条件で波乱要素を担う存在。
- ライラック・フェアエールングは過去データ的には不利側だが、馬場悪化・展開乱戦時に再浮上する余地。
- アドマイヤマツリ・ミッキーファイトは「年齢×クラス×脚質」いずれも消しデータに該当。
よって2025年のデータロジックからは、レガレイラを軸に、ステレンボッシュ・ラヴァンダ・ココナッツブラウンが統計的な本線候補。
さらに外差し馬場が進行した場合は、オーロラエックス・ヴェルミセルの浮上も警戒したい。
【過去傾向から導く】エリザベス女王杯2025「消しデータ」一覧
ここでは、過去10年のデータ分析をもとに「今年のエリザベス女王杯で統計的に割引となる条件」を整理します。
「過去傾向×馬場傾向×脚質傾向」を組み合わせ、いわゆる“消しデータ”として明確に線を引けるポイントを抽出。 各条件には2025年出走馬の該当例も併記しています。
なお、数値上の「0勝」などは開催条件により変動するため、本稿では「過去10年のデータから見た強い減点要素」として扱います。
| 消し条件(過去傾向) | データ的意図 | 2025年該当馬 |
|---|---|---|
| 6歳以上かつ前走掲示板外(上がり上位もなし) | 6歳以上の牝馬は複勝率9%以下。瞬発力・反応面で見劣る傾向。 | ライラック(6歳)/カナテープ(6歳)/ランスオブクイーン(6歳) |
| 前走G3以下で二桁着順かつ上がり10位以下 | 格下クラスで内容が悪い馬は巻き返し率が極めて低い。 | サフィラ(前走G2・12着/上がり14位)/セキトバイースト(G3・10着) |
| 内枠(1〜2枠)+差し専タイプ(今開催は内荒れ馬場) | 京都開催後半は内ラチ沿いが荒れ、差し馬には進路難リスク。外目が有利。 | ヴェルミセル(2枠・差し)/ライラック(1枠・差し) |
| 前走リステッド以下→G1直行 | L・OPからの格上挑戦は【0-1-1-19】。ステップ不足で厳しい。 | オーロラエックス(L→G1) |
| 逃げ専タイプ×差し有利馬場 | 過去10年で逃げ切り勝ちは0。ペースが緩くても押し切り難。 | エリカエクスプレス(逃げ) |
| 5歳以上×G3以下組 | 5歳勢の勝率3%台。衰え+格下ローテは好走例なし。 | フェアエールング(5歳・G2で例外的好走)※軽減対象 |
【まとめ】
- 過去10年の傾向からは「6歳以上」「Lクラス直行」「追い込み」「内差し」などが明確なマイナスデータ。
- 特に高齢×格下×内枠の三重苦パターンは壊滅的。
- 逆に「4歳×G2組×差し脚質」は最も安定した勝ちパターン(→次章「消去法」で該当馬を抽出)。
以上を踏まえると、2025年のエリザベス女王杯は「外差し・4歳・重賞実績組」が主軸となるレース構造。
このデータを起点に、次章では消去法ステップで“残る馬”を導き出します。
【参考データ】ネット上で話題の「消しデータ」も検証!
近年SNSなどで共有されている「エリザベス女王杯・消しデータ表」も興味深い内容です。
下の表は過去10年の傾向をベースに作成されたもので、実際のJRA公式データとも多くの項目が一致しています。
| データ内容 | 成績 | 今年の該当馬 |
|---|---|---|
| 前走秋華賞を除く9着以下 | 0-0-0-31 | サフィラ、ステレンボッシュ、セキトバイースト、ボンドガール |
| 関西馬&前走9着以下 | 0-0-0-26 | ケリフレッドアスク、サフィラ、セキトバイースト |
| 母父サンデー系&前走6番人気以下 | 0-0-0-21 | ケリフレッドアスク、フェアエールング |
| 前走1番人気を除く今回中2週以内 | 0-0-0-18 | オーロラエックス |
| 父ノーザンD系&キャリア14戦以上 | 0-0-0-17 | セキトバイースト、ランスオブクイーン |
| 前走上がり3F12位以下 | 0-0-0-15 | ケリフレッドアスク、サフィラ、ステレンボッシュ、セキトバイースト |
| 母父ノーザンD系&前走1番人気を除く上がり3F5位以下 | 0-0-0-16 | エリカエクスプレス、サフィラ、セキトバイースト |
| 前走1秒差以上で敗退 | 0-0-0-24 | ケリフレッドアスク、サフィラ、ステレンボッシュ |
この表からもわかる通り、過去10年で「前走凡走(9着以下)」「瞬発力不足」「消耗ローテ」といった項目に該当する馬は軒並み馬券圏外に沈んでいます。
2025年の出走馬では、ケリフレッドアスク・サフィラ・セキトバイーストあたりが複数条件に該当し、統計的に見ても減点大と判断できます。
一方で、これらの条件をすべて回避しているのがレガレイラ・ステレンボッシュ・ラヴァンダの3頭。
この後の「データ消去法」パートでも、これらの馬が上位に残ることになります。
過去データから導いた「消去法」ステップを大公開!
ここからは、過去10年のデータをもとにした「エリザベス女王杯2025・データ消去法」を行っていきます。
人気・年齢・脚質・枠順・前走クラス・血統といった主要ファクターを順に絞り込み、最後に“データ的に残る馬”を導き出します。
Step1:年齢データによる絞り込み
まずは「年齢別成績」から。エリザベス女王杯では、6歳以上の馬は過去10年で【0-1-0-14】と苦戦傾向。複勝率も1割未満と低く、衰えが見え始める年齢層です。
今年の出走馬で6歳以上に該当するのは、アドマイヤマツリ・ライラック・カナテープ・ランスオブクイーンの4頭。
ここは思い切って消しとします。
【残る馬】 レガレイラ/ステレンボッシュ/ココナッツブラウン/フェアエールング/ヴェルミセル/ラヴァンダ/オーロラエックス/リンクスティップ/サフィラ/シンリョクカ/ケリフレッドアスク
Step2:前走クラス・着順データによる絞り込み
次に注目するのは「前走クラス別成績」。過去10年のデータでは、G2組が【6-6-2-53】と最も好走率が高く、G1組も安定。
逆に、LクラスやOP特別からの挑戦はほぼ壊滅状態です。
- 消し条件①:前走がOP・Lクラス(複勝率20%以下)→ボンドガール/アドマイヤマツリ/オーロラエックス
- 消し条件②:G3以下で掲示板外→セキトバイースト/サフィラ/ケリフレッドアスク
【残る馬】 レガレイラ/ステレンボッシュ/ココナッツブラウン/フェアエールング/ラヴァンダ/ヴェルミセル/シンリョクカ
Step3:脚質データによる絞り込み
続いては「脚質別傾向」です。過去10年で最も勝率が高いのは差し馬(勝率9.3%・複勝率24.1%)。逆に、逃げ・追い込みは壊滅的な数字となっています。
- 消し条件①:追込脚質(複勝率0%)→シンリョクカ
- 消し条件②:逃げ一辺倒(勝率0%・複勝率28%未満)→エリカエクスプレス
【残る馬】レガレイラ/ステレンボッシュ/ココナッツブラウン/フェアエールング/ラヴァンダ/ヴェルミセル
Step4:枠順データによる絞り込み
枠順別成績を振り返ると、最も好走率が高いのは6枠(勝率21.4%・複勝率28.6%)。対して、7・8枠は【0-2-0-34】と壊滅。
2025年は内荒れが進行しているため、極端な内枠も割引です。
- 消し条件:7〜8枠(複勝率10%以下)→ココナッツブラウン(8枠)
【残る馬】 レガレイラ(6枠)/ステレンボッシュ(3枠)/ラヴァンダ(5枠)/フェアエールング(4枠)/ヴェルミセル(2枠・減点)
Step5:血統・馬場適性フィルター
最後に「血統」と「馬場傾向」です。
京都の良馬場+外差し想定なら、持続力と底力を併せ持つ中距離血統(ハーツクライ・エピファネイア・サトノダイヤモンド系)が最も理想的。
一方、欧州的スタミナ型(オルフェーヴル系)は稍重〜重でこそ真価を発揮するため、今年はやや割引です。
- プラス評価:レガレイラ(ハーツ系)/ステレンボッシュ・フェアエールング(エピファ系)/ラヴァンダ(サトノダイヤモンド系)
- マイナス評価:ヴェルミセル(ドゥラメンテ=瞬発寄り)
データ消去法まとめ(最終残る馬)
| 馬名 | 年齢 | 枠順 | 脚質 | 前走 | 血統 | データ一致度 | 総合評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| レガレイラ | 4歳 | 6枠 | 差し | オールカマー1着(G2) | スワーヴリチャード(ハーツ系) | 人気◎/年齢◎/枠◎/脚質◎/G2◎/血統◎ | ★データ完全一致(理想型) |
| ステレンボッシュ | 4歳 | 3枠 | 先差し | 秋華賞3着(G1) | エピファネイア(ロベルト系) | 人気◎/年齢◎/脚質◎/G1○/血統○ | ★中心候補(安定型) |
| ラヴァンダ | 4歳 | 5枠 | 差し | 府中牝馬S3着(G2) | サトノダイヤモンド(キングカメハメハ系) | 年齢◎/脚質◎/G2◎/血統◎ | ★上位安定(京都向きの中距離型) |
| フェアエールング | 5歳 | 4枠 | 先行 | オールカマー4着(G2) | エピファネイア(ロベルト系) | 年齢△/脚質○/G2◎/血統◎ | ▲押さえ候補(条件合致) |
| ヴェルミセル | 3歳 | 2枠 | 差し | 秋華賞6着(G1) | ドゥラメンテ(キングカメハメハ系) | 年齢○/脚質◎/G1○/枠△ | △注目(斤量54kg+展開利) |
【消去法の結論】
- レガレイラ:全データ項目で満点。2025年の理想的データ構成。
- ステレンボッシュ・ラヴァンダ:安定感・適性ともに高く、信頼度Aクラス。
- フェアエールング・ヴェルミセル:統計的“相手候補”としてマークしたい存在。
- 追込・高齢・Lクラス経由・外枠は明確なマイナスデータ。
過去10年の傾向を踏まえると、今年のエリザベス女王杯は「4歳差し馬×G2ステップ」がもっとも信頼できるパターン。
データの裏付けからも、レガレイラを中心とした構成が妥当と言えるでしょう。
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