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チャットGPT競馬予想は当たる?目的別のプロンプト・的中率・予想のやり方など徹底解説

chatgpt競馬予想サムネイル画像

『チャットGPTを使って競馬予想すると当たるの?』

若者から中年層まで幅広い年代の人がAIに頼る時代になったからこそ、こんな疑問を抱く人は多いでしょう。

そして結論から言いますが、チャットGPTでしっかり競馬予想が出来れば、普段より深い精度で予想できる人は間違いなく増えます。

ただしそれで”当たるかどうか”は話が別で、結果に繋がるかどうかはプロンプト(命令文)・やり方次第です。

そこで今回は、競馬解体新書が実際にチャットGPTで競馬予想を行った検証結果をもとに、“ちゃんと当たって稼げるのか”、”どんなプロンプト・やり方がベストか”を徹底的に調査しました!

予想を行ううえでの注意点までご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

服部 雅史
監修者
【ライター・データ収集担当】服部 雅史(57歳)

1969年8月24日生まれ。早稲田大学卒業。

趣味で始めた競馬に魅了され、人工知能を駆使して競馬予想AIを開発。

5年連続で120%を超える回収率を実現させている。

この結果がSNSでバズったことで、福岡からDMで届いた競馬予想サイト解体新書のオファーを承認。

競馬予想サイト解体新書のデータ収集、分析・記事の執筆を担当する。

チャットGPTと他の予想AIを徹底比較!

チャットGPTによる予想の精度は客観的にどのレベルなのか、他のAI予想サービスの戦績と比較してみましょう。

競馬解体新書ではこれまで様々なAI予想サービスを検証してきたので、その中でも代表的なサービスと比較します。

以下に結果をまとめたのでご覧ください。

※検証期間のプラス収支は赤枠記載

AIサービス名
※タップで検証確認可
収支 戦績 的中率/回収率 予想方法 利用が
オススメな方
チャットGPT +830円 30戦10勝20敗
(4トリガミ)
的中率46%/回収率104% 命令文により
調整可能
自分好みの分析をさせながら
予想したい方
福来エマ ‐128,000円 98戦68勝29敗 的中率70%/回収率79.2% 予想印の公開 地方競馬の
予想印を参考にしたい方
カチウマドットコム +420,000円 10戦9勝1敗 的中率90%/回収率520% 指数・買い目
の公開
自分で予想を組む/
そのまま乗る方(中央競馬/地方)
VUMA −23,620円 12戦2勝10敗 的中率16%/回収率38% 買い目の公開 3連複中心で勝負したい方
(中央競馬)
テキラボ +201,800円 37戦32勝5敗 的中率86.5%/回収率209.1% 買い目の公開 中央/地方問わず
買い目を参考にしたい方

このように、サービスによって精度や特徴は大きく分かれます。

チャットGPTの特徴は“ご自身の趣向に合わせて予想を調整できる”という点。

例えば『もともと堅めで予想してたけど穴馬も狙いたい』という場合でも、それに応じた命令を行うことで予想内容を修正できます。

自分でチューニングしながら予想を楽しみたいという方は、他のサービスよりも満足度が高いはずです!

チャットGPT競馬予想の最強プロンプト3選【的中率/回収率(穴)/配当妙味】

チャットGPTで競馬予想をするうえで何より大事なのが、プロンプト(命令文)です。

例えば「◯レースの競馬予想をして」とだけ送るのと、「的中重視で本命は堅く、相手には妙味ある馬も選んで配当も意識して」では、返ってくる回答の深さ・質・納得感まで全てが変わります。

ここでご紹介するのは、的中特化・回収特化・穴や配当妙味特化のプロンプト3種です。

※命令文タップで解説へ

命令文 特徴 おすすめレース 向いていないレース
的中率特化 飛びにくい馬を分析
安定して入線が期待できる馬に絞って選ぶ
人気決着になりやすいレース
(少頭数レースなど)
荒れやすいレース
(重馬場など)
回収率特化(穴) 展開次第で好走できるような穴馬を分析
人気にとらわれない馬選びが特徴
荒れやすいレース
(重馬場など)
人気決着になりやすいレース
(少頭数レースなど)
配当妙味特化 過去分析・展開分析などを通じて
能力が劣っても好走しやすい妙味ある馬を分析
人気が割れやすいレース
(重賞・条件戦など)
人気決着になりやすいレース
(少頭数レースなど)

具体的にどのような命令文なのか、順番に解説していくのでご覧ください。

的中率特化の最強プロンプト|とにかく当てたい人におすすめ

まずは凡走リスクが低い馬を選ぶことに集中させ、当てることに特化したプロンプトです。

『大きく勝つより、安定して当てたい方』に特にオススメ。

まずは、予想してもらう前に以下のような命令文を与えて下さい。

※コピペでそのまま利用可能

命令文 あなたは競馬予想のプロです。
的中率を最重視した予想を行なって下さい。
予想を行う前に必ず以下を確認してください。
・出走頭数
・出走馬一覧
・脚質構成

出走馬を確認させることで、チャットGPTに馬の認識漏れを防ぐようにしています。

では、具体的な命令文を見ていきましょう。

※コピペでそのまま利用可能

命令文 【目的】的中率を最大化する(的中率50%以上)
【対象レース】:◯◯
【分析時に重視するデータ】
以下データをもとに各馬を評価してください。
・直近3走の成績
・コース・馬場適性
・脚質(逃げ・先行・差し・追い込み)
【分析手順】
①各馬の能力評価
近3走の安定度・掲示板率・同条件実績から
「凡走リスクが低い馬」を3頭抽出する。
②本命候補の選定
抽出した3頭の中から、
3着以内に入りやすい1頭を本命候補とする。
③展開分析
脚質バランスと想定ペースから
レース展開を予想する。
④リスク要因の精査
以下の観点から減点材料を確認する。
・コース傾向(枠順の有利不利)
・脚質と展開の相性
大きな減点材料がある馬は除外する。
⑤最終評価
本命1頭と、相手馬を4頭選出する。

この命令文のポイントは以下の通り。

  • コース適正や脚質から飛びにくい馬を軸にしている
  • 相手馬は”勝つ”より”馬券に絡む”馬を優先して選ぶ

“好走するかもしれない馬”より”堅実に入線が期待できる馬”を中心に選ぶ命令文にしています。

そのため少頭数レースなどの”強い馬が実力を発揮しやすい”レースに向いていると言えるでしょう。

反対に、重馬場などのような“どの馬が好走するか分からない”ようなレースは向いていないので、この命令文には向かないので注意してください。

この命令文を使うと、①~③の流れで予想してくれます。

  1. まず馬の能力評価を行う
  2. 展開やリスク要因の分析を行う
  3. 最終的な馬の評価を行う

チャットGPTに展開を想定させ、安定して3着以内が期待できる馬のみを選定。

的中には期待できる一方で、一戦ごとの払い戻しは控えめになりやすいので注意してください。

回収率特化(穴)の最強プロンプト|大きく勝ちたい人におすすめ

続いて、展開次第で好走できるような穴馬を積極的に見つけ出すことに特化したプロンプト。

多少の堅い結果は捨ててでも、結果的な回収率を意識したい時におすすめです。

まずは予想させる前に、以下の命令をしておきましょう。

※コピペでそのまま利用可能

命令文 あなたは競馬予想のプロです。
回収率を最重視した予想を行なって下さい。
予想を行う前に必ず以下を確認してください。
・出走頭数
・出走馬一覧
・脚質構成

具体的な命令文がこちら。

※コピペでそのまま利用可能

命令文 【目的】
回収率を最大化する(目標回収率130%以上)
【対象レース】:◯◯
【分析時に重視するデータ】
以下のデータをもとに各馬を評価してください。
・コース傾向(人気薄の好走率など)
・脚質(逃げ・先行・差し・追い込み)
【分析手順】
①人気馬の精査
以下の観点から過剰人気の可能性を分析する。
・距離適性の不安・展開不利の可能性
・騎手やコース適性の不安
信頼できない場合は人気馬を軸候補から除外。
②展開分析
脚質と想定ペースからレース展開を予想し、
波乱要素(ハイペースなど)があるかを確認。
③期待値分析
・コース傾向と脚質の相性
・血統適性
④妙味馬の選定
能力に対しオッズが過小評価である馬を抽出。
「能力>想定オッズ」と判断できる馬を4頭選出。
⑤最終評価
最も期待値が高い1頭を軸とし、
期待値順に相手馬を4頭選出する。

この命令文のポイントは以下の通り。

  • 人気馬が過剰人気になってないか分析
    過剰人気であれば軸候補から除外
  • 相手は中穴馬が中心で的中時の払い戻しを重視

オッズを分析し、展開次第で好走しうる期待値が高い穴馬を抽出することで”結果的な回収率”を意識できる命令文です。

現に競馬では人気=実力ではないことが多く、この命令文ではそのような”実力に対して人気が妥当なのか”という部分を追求して分析させています。

人気簿の馬を狙うこともあるため、短期的には外れることもありますが“一度の的中で大きく回収する”ポテンシャルがあるのが特徴。

この命令文では、①~④の流れで予想を行なってくれます。

  1. まずコース傾向の分析を行う
  2. コース傾向をもとに人気馬の精査を行う
  3. 展開分析を行い、好走に期待できる穴馬を探す
  4. 最終的な馬の総合評価を行う

人気馬であっても『実力に見合うかどうか』『コース傾向と合うかどうか』を精査させ、信頼できない場合は切らせています。

数回の不的中をたった1回の回収で捲れるような馬選びができる命令文に調整しました。

配当妙味特化の最強プロンプト|おいしい配当を取りたい人におすすめ

最後に、オッズに埋もれた妙味がある馬を見つけることに特化したプロンプトです。

人気馬ではなく“実力に対して評価が低い馬”を狙うため、配当妙味を取りたい方や中穴〜人気薄で一撃高配当を狙いたい方におすすめ。

まずは予想する前に以下のような命令を与えておきましょう。

※コピペでそのまま利用可能

命令文 あなたは競馬予想のプロです。
過小評価されている伏兵馬を見つけてください。
予想を行う前に必ず以下を確認してください。
・出走頭数
・出走馬一覧
・脚質構成

具体的な命令文が以下の通り。

※コピペでそのまま利用可能

命令文 【目的】
過小評価されている伏兵を特定する
【対象レース】:◯◯
【分析データ】
・直近3走の内容(着順だけでなく着差・不利)
・コース/距離適性
・脚質
【分析手順】
① 展開分析
脚質構成から有利な展開を特定する
② 人気と実力の乖離抽出
以下に該当する馬を優先評価
・能力に対して人気が低い
・前走不利や度外視可能な敗因がある
③ 展開利の一致
・展開と脚質が噛み合う馬を抽出
④ 妙味評価
想定オッズに対して期待値が高い馬を評価
⑤ 除外条件
・人気先行で妙味がない馬
・展開依存度が極端に高い馬
【出力形式】
・妙味ある馬の候補:最大3頭

この命令文のポイントを以下にまとめました。

  • 人気ではなく「過小評価」が基準
  • 展開と脚質の一致を重視
  • 期待値ベースで取捨選択する

前走不利やコース替わりなどの要因で評価が落ちている馬や、展開次第で好走する馬を絞り出すことに特化させています。

この命令文を使った際の予想の流れを以下にまとめました。

  1. 出走する馬から展開分析を行う
  2. 人気簿の人気と実力のズレを分析
  3. 脚質から展開にハマりそうか分析
  4. 配当妙味馬の評価
  5. 除外対象を選出
  6. 最終な妙味馬の選出

展開やオッズを分析した上で、配当妙味がある馬を選定してくれます。

軸は決まっている上で、相手馬を探している場合に活躍してくれる命令文だと言えるでしょう。

実際にチャットGPTで競馬予想を行なった検証結果を紹介

プロンプトを見たところで、「本当に当たるの?利益出てるの?」と思う方もいるでしょう。

そこで次は、実際に私がチャットGPTを使って競馬予想を行なった結果を解説します。

予想を行うにあたり、定めた検証ルールは以下の通り。

  • プロンプト:的中重視・回収率重視・穴重視を織り交ぜて予想
  • 対象:重賞レース連続30戦
  • 検証方法:推奨馬をワイド1頭軸orボックス
    →5頭はボックス、4頭以下は本命◎軸1頭流し
  • 投資:1点100円

予想するうえでは、先述したプロンプトに”当日の馬場状態・騎手”部分を埋めて予想させています。

実際に予想するうえで出された予想印も掲載しているので、ぜひ照らし合わせてみてみてください。

的中特化・回収特化・妙味特化

レース名 結果 収支 投資金 払戻金 推奨馬 プロンプト
6月01日
日本ダービー(G1)
△ 720円 1,000円 280円 【📷️】 的中特化
6月08日
安田記念(G1)
△ -620円 1,000円 380円 【📷️】 妙味特化
6月14日
函館SS(G3)
◯ +560円 1,000円 1,560円 【📷️】 的中特化
6月15日
宝塚記念(G1)
✕ -1,000円 1,000円 0円 【📷️】 的中特化
6月22日
府中牝馬S(G3)
✕ -1,000円 1,000円 0円 【📷️】 的中特化
6月22日
しらさぎS(G3)
△ -100円 1,000円 900円 【📷️】 的中特化
6月29日
函館記念(G3)
◯ +950円 1,000円 1,950円 【📷️】 妙味特化
6月29日
ラジオNIKKEI賞(G3)
△ -80円 1,000円 920円 【📷️】 的中特化
7月06日
北九州記念(G3)
✕ -1,000円 1,000円 0円 【📷️】 回収特化
7月13日
七夕賞(G3)
◯ +920円 1,000円 1,920円 【📷️】 妙味特化
7月20日
函館2歳S(G3)
✕ -500円 500円 0円  【📷️】 回収特化
7月20日
小倉記念(G3)
◯ +540円 400円 940円  【📷️】 的中特化
7月27日
東海S(G3)
✕ -400円 400円 0円  【📷️】 回収特化
7月27日
関屋記念(G3)
◯ +900円 400円 1,300円  【📷️】 回収特化
8月03日
アイビスSD(G3)
✕ -400円 400円 0円  【📷️】 妙味特化
8月03日
クイーンS(G3)
✕ -400円 400円 0円  【📷️】 妙味特化
8月09日
エルムS(G3)
✕ -400円 400円 0円  【📷️】 回収特化
8月10日
レパードS(G3)
✕ -400円 400円 0円  【📷️】 妙味特化
8月10日
CBC賞(G3)
◯ +590円 400円 990円  【📷️】 的中特化
8月17日
中京記念(G3)
✕ -400円 400円 0円  【📷️】 妙味特化
8月17日
札幌記念(G2)
✕ -400円 400円 0円  【📷️】 妙味特化
8月24日
キーンランドC(G3)
✕ -400円 400円 0円  【📷️】 回収特化
8月24日
新潟2歳S(G3)
◯ +1,500円 400円 1,900円  【📷️】 回収特化
8月31日
中京2歳S(G3)
◯ +1,460円 400円 1,860円  【📷️】 妙味特化
8月31日
新潟記念(G3)
✕ -400円 400円 0円  【📷️】 回収特化
9月06日
札幌2歳S(G3)
◯ +1,270円 400円 1,670円  【📷️】 回収特化
9月06日
京成杯AH(G3)
✕ -400円 400円 0円  【📷️】 的中特化
9月07日
セントウルS(G2)
✕ -400円 400円 0円  【📷️】 的中特化
9月07日
紫苑S(G2)
✕ -400円 400円 0円  【📷️】 回収特化
9月13日
チャレンジC(G3)
◯ +1,520円 400円 1,920円  【📷️】 妙味特化

プロンプト レース数 的中数 的中率 投資金 払戻金 収支 回収率
的中特化 10戦 6回 60.0% 7,600円 5,590円 -2,010円 73.6%
回収特化 10戦 3回 30.0% 4,700円 4,870円 +170円 103.6%
妙味特化 10戦 5回 50.0% 5,800円 8,030円 +2,230円 138.4%

総合戦績はこちら。

  • 戦績:30戦10勝20敗(4トリガミ)
  • 累計収支:+830円
  • 累計投資金:18,100円
  • 累計払戻金:18,930円
  • 的中率:46%
  • 回収率:104%

連続参加した上でプラス収支を達成!

面白かったのが、各プロンプトそれぞれで特化してる要素が突き抜けている結果になっていること。

例えば的中特化プロンプトは3プロンプトの中で最も的中率が伸びて60%。ただやはりトリガミの数は全体4回中3回あり、当てやすさもありながら勝ちきれないリスクもあることが分かります。

一方、回収特化プロンプトは的中率は最下位ながら、回収率は103.6%。性質としては長期的に結果を見越すタイプなので、10戦時点の結果が配当妙味プロンプトに負けている点も合点がいきました。

そして一番バランスが良かったのは配当妙味プロンプト。

的中率・回収率ともに高水準で、本検証範囲ではかなり妙味を見抜いていたことが分かります。

このように、チャットGPTはしっかり目的を持たせてプロンプトを組めば、その意向通りに確かな予想を出してくれる便利なツールです。

もちろん結果論とも言えますが、30戦という母数がある中での結果なので納得感もあるでしょう。

ぜひ参考にする時は、まずどんな結果を求めるかを明確にし、それに合うプロンプトで予想させてみてください。

チャットGPT競馬予想の弱点とは?

先述しましたが、チャットGPTに『◯◯のレースを予想して』とシンプルに伝えても競馬で勝てるような予想を出すことは難しいです。

それっぽい回答は返ってきますが、精度は高いとは言えないでしょう。

その理由として、以下のような原因があります。

  • リアルタイム情報が得られない
  • オッズを考慮できていない

これが、チャットGPTの弱点です。

これを使って競馬予想を行う上で、必ず押さえておくべき内容ですので順番に目を通しておいてください。

リアルタイム情報が得られない

競馬では直前の馬場状態や馬の調子、騎手との相性などが結果に影響します。

しかしチャットGPTではそのようなリアルタイムの情報が取得できません。

例えば雨の影響で重馬場になってしまった場合でも、チャットGPTは無難に実力のある馬を選ぶ可能性が高いです。

しかし重馬場適正があるかどうかは考慮されておらず、結果として選出馬が凡走してしまうことに繋がってしまいます。

馬場状態などは実際の予想でも重要な要因であるため、リアルタイム情報の取得が難しい点は明確な弱点だと言えるでしょう。

オッズを考慮できていない

競馬で重要なのは”当たるかどうか”だけでなく”収支がプラスになっているかどうか”です。

それにあたり、オッズを踏まえて“その馬が割に合うか”を判断する必要があります。

オッズを考慮した馬選びの例として、以下をご覧ください。

馬番 人気(オッズ) コース適性 的中時のリターン
① 5番人気(10.0倍) 高い 大きい
② 1番人気(3.0倍) 普通 小さい

この場合、人気だけを見ると②の人気馬を選んでしまう方もいるでしょう。

しかし実際は、①のような“勝つ可能性に対して人気が無い馬”を選ぶほうが、長期的に収支がプラスになりやすいです。

その背景がある中で、チャットGPTにただ”予想して”といったシンプルな命令を行うと、人気や過去実績などの分かりやすい要素を重視し②のような無難な馬が選ばれがち。

結果として、的中したとしてもリターンが小さく、長期的に見ると勝つのが難しいのです。

チャットGPTの競馬予想が向いてる人と向いてない人

チャットGPTの競馬予想を使うのが向いてる人と向いてない人は以下の通りです。

チャットGPTの競馬予想を使うのが向いてる人

  •  自分で予想を組み立てたい方
  •  情報の分析や整理を効率的にしたい方

チャットGPTの競馬予想を使うのが向いていない人

  • 信頼できる予想に丸乗りしたい方
  • 命令文の調整など細かい作業が苦手な方
  • とにかく楽に勝ちたい方 

チャットGPTは命令文の調整により予想の自由度が高く、自分で予想を組み立てたい方に向いています。

もちろん私が考えた命令文をそのまま使っていただいても構いません。

そこから更に自分好みの予想にできるポテンシャルは秘めていると言えます。

その一方で命令文の細かい調整が苦手な方や、もっと信頼できる予想を使いたい方には向いていません。

チャットGPTが分析する情報はあくまでも過去のデータであるため、より精度を上げるためにはリアルタイム情報をご自身で提供する必要があります。

そのような作業を煩わしく感じる方は、チャットGPTで競馬予想を行うより”信頼できるAI予想サービス”を使うことをおすすめします。

チャットGPTを使って勝つための競馬予想のやり方とは?

自分でチャットGPTを使って予想精度を上げるには、“どのようなプロンプト(命令文)を送るか”が重要です。(何度でも言います)

そこで続いては、競馬解体新書がどのような考えでプロンプトを組み立てて予想を行なわせているのか、その土台にしている過程をご紹介します。

  1. レース情報を明確に指定
  2. 分析するデータを決定
  3. 分析手順を指定
  4. 出された推奨馬を基に
    予想を行う

この流れに沿って予想を行うと、精度の向上に期待できます。

順番に解説するので順番に目を通してみてください!

STEP①レース情報を明確に伝える

まずは予想したいレースを明確に指定しましょう。

このときに注意したいのが、“レース名を指定する”だけでなく”現地でしか見られない情報”を明記すること。

例えば馬場状態などのリアルタイムの情報を取得することは、チャットGPTの苦手分野。

私たちが現地の情報を確認して伝えることで、その観点からの分析もできるようになります。

レース情報を伝える上で、命令文の例を以下にご用意しました。

命令文 以下のレースを予想してください。
【レース条件】
・日付:◯月◯日
・レース名:◯◯競馬場◯R
・馬場状態:良/稍/重
・距離:芝/ダート ◯◯m

このようにレース情報を伝える際は”生の情報”まで伝えるようにすると精度が上がるでしょう。

服部 雅史
服部 雅史
他にもパドックで見る馬の状態や当日のレース傾向まで伝えられたらベストです。
とはいえ必須ではないので、ご自身が伝えられる情報をなるべく渡しておくと良いでしょう。

STEP②分析したいデータを定める

続いては“どのようなデータを分析するか”を明示しましょう。

これがないと「一般的に言われている評価」のような表面上でしか馬を評価せず、誰でもできる予想になってしまいます。

例えば”血統・脚質・コース適性・騎手の相性”など、ご自身が重視したい要素を入れるのが良いでしょう。

特に“脚質・コース適正”は展開予想の精度に直結するので、精度を上げるためにも分析させておくことがおすすめです。

汎用的なデータ分析用の命令文を以下に記載するので、ぜひ参考にしてみて下さい。

命令文 以下のデータを重視して各馬を評価してください。
・直近3走の成績
・コース適性
・距離適性
・脚質(逃げ・先行・差し・追い込み)
・騎手のコース成績
・馬場適性

服部 雅史
服部 雅史
データ分析が実際の予想において重要なのは皆さんご存知の通り。
チャットGPTにもしっかりと分析項目を指定しておきましょう。

STEP③分析手順を指定する

レース情報・分析したいデータを定めたら、分析する手順を定めましょう。

手順を定めなければ、チャットGPTは情報を整理せずに結論を出してしまい分析が浅くなる可能性があります。

よって、以下のように段階的に手順を指定するのがおすすめです。

  1. 目的を伝える(回収率重視など)
  2. レース情報を伝える
  3. 各馬の能力を評価させる
  4. 馬の能力をもとに展開を予想させる
  5. 展開予想した上で総合評価を行う

この流れで伝えることにより、チャットGPTが具体的な根拠に基づいた予想を出しやすくなります。

その結果予想精度の安定に繋がるので、命令する際は手順を明確にしておいてください。

チャットGPTを使って競馬予想する時の注意点

今回ご紹介した方法だけでも予想はできますが、実は一つだけ注意点があります。

それが“チャットGPTは過去の会話内容を覚えた状態で始まることがある”という点です。

例えば、これまでに「穴馬だけ狙って予想して」などの会話歴があった場合、その考え方を引き継いだ状態で予想を出してしまう場合があります。

その問題を解決するためのやり方が、“プロジェクト機能”を活用すること。

Check!
プロジェクト機能とは・・・
特定の目的ごとに、会話や指示をまとめて管理できるチャット機能のこと

この機能を用いることで、これまでのチャット履歴とは別の環境でチャットGPTを使うことができます。

そんなプロジェクト機能は、チャット画面の左端にあるメニューから「プロジェクトを新規作成」を選ぶことで利用可能。

chatgpt競馬予想プロジェクト機能1

プロジェクトを作成する画面になったら、プロジェクト名を入力してください。

このときの名前は好きな名称で構いません。

chatgpt競馬予想プロジェクト機能2

プロジェクト名を入力できたら右上にある設定(歯車マーク)を開き、「プロジェクトのみ」にチェックを入れましょう。

chatgpt競馬予想プロジェクト機能3

これにより、作成したプロジェクト内で行うチャットに“普段ご自身が行なっているチャット”の内容の影響はありません。

チャットGPTを使って競馬予想を行う際は、必ずここで作成したプロジェクトを使うようにしましょう。

服部 雅史
服部 雅史
しっかりとした精度でチャットGPTの予想を使うためにも、必ずこの設定は行なっておくことをおすすめします。

チャットGPT競馬予想のメリット・デメリット

最後に、チャットGPTで競馬予想をする時のメリット・デメリットを整理しました。

チャットGPT競馬予想のメリット

  • 命令文を調整すれば目的に合った予想を出してくれる
  • AIの得意分野である深い分析を見れる
  • 感情などで予想がブレることがない

チャットGPT競馬予想のデメリット

  • 指示が曖昧だと求めている回答が返ってこない
  • 「◯の予想して」という端的な命令だと結果につながりにくい
  • 生の現地情報・パドックなどの情報を取得できない

命令文の調整による予想の自由度の高さや、感情に左右されることなく予想を出してくれる点がメリット。

例えば連敗が続くと精神的にブレが生じてしまうこともあるかと思います。

そんな場合でも命令に応じて軸をぶらさずに予想してくれるため、使い方次第では“競馬予想の相方”とも言える存在になるでしょう。

その一方で、指示が曖昧であったり、端的すぎる命令だと精度が落ちてしまう点には注意が必要。

例えば『◯◯のレースを予想して』など抽象的に命令しても、根拠が薄い予想を返されることが多いです。

チャットGPTを使う場合は”具体的に指示を出す”ことが重要だということを押さえておいてください。

チャットGPTの競馬予想まとめ

今回はチャットGPTの競馬予想について解説しました。

雑に指示を出した場合の予想精度は低いですが、命令文を調整することに精度を上げることが可能。

我々が今回ご紹介した命令文を参考に、ぜひご自身の予想スタイルに合わせて利用してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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