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単勝オッズ4分の1の法則とは?一部のファンの中で噂されている手法を徹底解説!

単勝オッズ4分の1の法則トップ画像

競馬で勝つために、これまで様々な賭け方が生み出されてきました。

『必勝法』と呼ばれるものや『オカルト的な法則』など、賭け方によって内容は様々。

多彩な狙い方がある中で、今回ご紹介するのは『単勝オッズ4分の1の法則』について!

競馬ファンの中で”理論上必ず勝てる”と言われているこの手法ですが、果たして予想を当てて稼ぐことはできるのでしょうか。

具体的な法則内容や注意点を分かりやすく解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

福岡 裕也
監修者
【解体新書プロジェクト 総責任者】福岡 裕也(57歳)

1968年11月1日生まれ。慶應義塾大学卒業。

某スポーツ新聞の競馬面を16年担当。その後、独立してフリーのライターとして活動中。競馬だけではなく、競艇・競輪関連の記事やコラムを執筆する。

競馬歴27年・競艇歴30年・競輪歴25年。趣味は海外旅行。年間10回以上は海外へ。

競馬予想サイト解体新書では中央〜地方競馬まで全体の監修・コラムの執筆を担当。

著書『解体新書〜競馬・競艇・競輪を極めた男の13の法則〜』を出版予定。

単勝オッズ4分の1の法則とは?

単勝オッズ4分の1の法則とは『負けた際に賭け金を倍にして、勝つまで勝負を繰り返す』という投資方法です。

別名『マーチンゲール法』とも呼ばれ、カジノでも必勝法として長らく愛されてきました。

そんな単勝オッズ4分の1の法則の具体的な賭け方を以下にまとめたので、ご覧ください。

STEP① 単勝で勝利に期待できる馬を購入
(オッズは2倍以上)
STEP② 不的中の場合は
STEP①の倍の金額で再度勝負
STEP③ 的中した場合はリセットし、
最初の賭け金に戻す

実際にこの法則を使って勝負した際のシミュレーションが以下の通り。

回数 結果 累計収支 投資金 払戻金
1回目 -1,000円 1,000円 0円
2回目 -3,000円 2,000円 0円
3回目 -7,000円 4,000円 0円
4回目 +1,000円 8,000円 16,000円

このように負けが続いても一度勝てば収支をプラスにすることが可能。

理論上では100%負けないため、ギャンブラーの中で必勝法と言われているようです。

また、オッズ2倍以上を狙うだけで簡単に実践できるので、競馬初心者の方でも試しやすいと言えるでしょう!

なぜ単勝オッズ4分の1という名前なのか?

なぜマーチンゲール法が、競馬では”単勝オッズ4分の1の法則”と呼ばれているのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

一説によると『4回に1回単勝を当てれば勝てる』と言われていることから、この法則名が名付けられたそうです。

この法則の元となったマーチンゲール法は主にカジノで用いられており、ルーレットやバカラなど“2回に1回は勝てるから理論上負けない”という考えのもと編み出されたもの。

しかし競馬ではそのような勝率は現実的ではないため、条件を緩和してマーチンゲール法を応用したい競馬ファンの中で広まったようです。

単勝オッズ4分の1の法則の理論上の罠

どれだけ負けても最終的に勝つことができるため、一見すると簡単に稼げそうな単勝オッズ4分の1の法則。

しかし、競馬解体新書では”単勝オッズ4分の1の法則”を使って競馬で勝負することはオススメしません。

以下2つの大きな落とし穴があるためです。

  • 莫大な資金が必要
  • 的中難易度の高さによる連敗リスク

これらの理由により、理論上では負けなくても競馬で活用することは難しいのが現実です。

それぞれ順番に解説していくので、実践して大きな損失とならないためにも必ず目を通しておいてください。

連敗を見越して莫大な資金の用意が必要

単勝オッズ4分の1の法則の最も大きなリスクが”連敗すること”です。

負ければ負けるほど損失が倍で膨らむため、仮に1回の賭け金が準備した予算以上の金額になってしまうと大負けしてしまいます。

目安として、1,000円からスタートして連敗が続いた際の投資額シミュレーションを以下にまとめました。

参加回数 馬券代 累計投資額
1回目 1,000円 1,000円
2回目 2,000円 3,000円
3回目 4,000円 7,000円
4回目 8,000円 15,000円
5回目 16,000円 31,000円
6回目 32,000円 63,000円
7回目 64,000円 127,000円
8回目 128,000円 255,000円
9回目 256,000円 511,000円
10回目 512,000円 1,230,000円

10回目の挑戦時には累計で約100万円もの投資金が必要になってしまう計算に・・・。

これほどの資金を用意できる方はそう多くないでしょうし、連敗を取り返そうと参加し続けてしまうと取り返しのつかない状態となってしまいます。

そのため、このような連敗による破産リスクが単勝オッズ4分の1の法則を使う上で最も注意すべき点です。

的中難易度の高さによる連敗リスク

ご存知かと思いますが、競馬ではそもそも予想を当てること自体が難しく外れることのほうが圧倒的に多いです。

1番人気が勝利する確率はおよそ30%と言われていますが、5~10連敗する確率を求めてみました。

連敗数 確率 起きる頻度
5連敗 約17% 6回に1回
6連敗 約12% 8回に1回
7連敗 約8% 12回に1回
8連敗 約6% 17回に1回
9連敗 約4% 25回に1回
10連敗 約3% 35回に1回

このように、的中率30%を維持できたとしても35回に1度は10連敗してしまう計算に。

もちろん単純な確率で計算しているためブレはありますが、長期的に参加していく場合だとこのような連敗は”避けられない”と言えるでしょう。

そして連敗が続くと、1回あたりの投資金が倍々となって金銭的な負荷が上がり続けてしまいます。

よって単勝オッズ4分の1の法則を実践しても、短期的には稼げる可能性はありますが長期的には破産リスクの高い手法です。

この手法を使って予想し続けることは絶対に避けるようにしましょう。

単勝オッズ4分の1の法則を実際に使って検証してみた!

単勝オッズ4分の1の法則の注意点を見てきましたが『短期的に使うなら問題ないのでは?』と感じる方もいるのではないでしょうか。

そこで競馬解体新書が、実際に単勝オッズ4分の1の法則を使ってどのような結果となるか検証していきます。

予想するにあたり、以下のような参加条件を定めました。

  • 1点100円からスタート
  • 2025年9月~11月の重賞に参加
  • 1番人気馬を単勝買い
    (単勝オッズ2.0倍以上)
  • 10連敗したら損切り
  • 5回的中したら終了

破産するリスクを抑えるため、10連敗した場合は損切りします。

また目標として、5回的中したら検証を終了。

それでは検証結果をご覧ください。

  • 戦績:20戦5勝15敗
  • 収支:+43,230円
  • 累計投資金:106,300円
  • 累計払戻金:149,530円
  • 的中率:25%
  • 回収率:140%
具体的なレースの詳細はこちら

参加レース 対象馬 結果 累計収支 投資金 払戻金
11月16日
エリザベス女王杯(G1)
レガレイラ +43,430円 100円 230円
11月15日
デイリー杯2歳S(G2)
アドマイヤクワッズ +43,300円 400円 1,040円
11月09日
AR共和国杯(G2)
スティンガーグラス +42,660円 200円 0円
11月09日
みやこS(G3)
アウトレンジ +42,860円 100円 0円
11月01日
ファンタジーS(G3)
フェスティバルヒル +42,960円 51,200円 143,360円
10月19日
秋華賞(G1)
カムニャック -49,400円 25,600円 0円
10月18日
富士S(G2)
ジャンタルマンタル -23,800円 12,800円 0円
10月13日
スワンS(G2)
ワールズエンド -11,000円 6,400円 0円
10月12日
アイルランドT(G2)
ボンドガール -4,600円 3,200円 0円
10月11日
サウジアラビアRC(G3)
ゾロアストロ -1,400円 1,600円 0円
10月05日
毎日王冠(G2)
サトノシャイニング +200円 800円 0円
09月28日
スプリンターズS(G1)
サトノレーヴ +1,000円 400円 0円
09月27日
シリウスS(G3)
テーオーパスワード +1,400円 200円 0円
09月21日
神戸新聞杯(G2)
ショウヘイ +1,600円 100円 0円
09月15日
セントライト記念(G2)
ミュージアムマイル +1,700円 100円 260円
09月15日
ローズS(G2)
カムニャック +1,540円 1,600円 4,640円
09月13日
チャレンジC(G3)
グランヴィノス -1,500円 800円 0円
09月07日
セントウルS(G2)
トウシンマカオ -700円 400円 0円
09月07日
紫苑S(G2)
リンクスティップ -300円 200円 0円
09月06日
京成杯AH(G3)
エリカエクスプレス -100円 100円 0円

無事にプラスで終了!

最大で9連敗してしまいましたが、それにより膨らんだ賭け金で的中時の払い戻しが高額になりました。

とはいえ、その際の1回の投資金は51,200円とかなりの額。

的中したからよかったものの、外れてしまった場合はかなりの損失を抱えることになってしまいます。

およそ2ヶ月の間使っただけで、破産する危機を感じた結果となりました・・・。

そのため、継続的に単勝オッズ4分の1の法則を使うことはおすすめできません。

福岡 裕也
福岡 裕也
負けがかさみ9連敗したときは、さすがにヒヤヒヤしました(笑)

単勝オッズ4分の1の法則を検証して判明した新しい事実!

続いては、単勝オッズ4分の1の法則を実際に使った経験から判明したことをご紹介します。

具体的な内容は以下の通り。

  • 単勝オッズが変動により1倍台になる
  • 負けがかさむにつれてハイリスクハイリターンとなる
  • 連勝しても大して稼げない

私の実体験を交えて解説するので、それぞれ目を通しておいてください。

単勝オッズが変動により1倍台になる

競馬では売上に応じてオッズが変動してしまうため、単勝オッズ4分の1の法則が成立しないことがありました。

実際にレース開始1時間前に単勝オッズ2.0倍の馬を購入したとしても、直前で人気が高まり単勝オッズが2倍を下回ってしまったことが数回発生。

的中には至りませんでしたが、もし的中したとしても十分な払戻金が得られずにマイナスとなってしまう可能性が高いです。

その観点で見るとオッズが変動する競馬とは相性が悪く、オッズ変動を見越して単勝オッズ2.5倍以上の馬を購入するなどの工夫が必要だと言えます。

負けがかさむにつれてハイリスクハイリターンとなる

単勝オッズ4分の1の法則は連敗が続くにつれて賭け金が膨らんでいくため、ハイリスクハイリターンになります。

実際に競馬解体新書が検証した際の最大連敗数は9回で、その際の1回の投資金は51,200円とかなり高額でした。

投資額の大きさもあり、的中時に14万円近くと高額払い戻しを獲得することに成功。

それにより収支は4万円近くプラスとなったため、的中時の払い戻しには期待できると言えます。

しかし、そこから更に連敗が続く可能性もあるため、リスクも相応に高くなることには注意が必要です。

連勝しても大して稼げない

『連勝したらシンプルに沢山稼げるのでは?』と感じる方もいるかと思いますが、単勝オッズ4分の1の法則ではそうはいきません。

はじめは小さな賭け金(私の検証の場合は100円)からスタートするため、的中しても払戻額が少なくなってしまうのが主な理由です。

しっかりと稼ぎたい場合は、上述した通りある程度連敗して賭け金を増やす必要があります。

しかし、その場合だと連敗による破産リスクが高くなってしまうのが現実。

その点を考慮すると”単勝オッズ4分の1の法則”を使って満足するほど稼ぐのはほぼ不可能だと言えるでしょう。

検証して分かった単勝オッズ4分の1の法則のメリット・デメリット

単勝オッズ4分の1の法則を検証した競馬解体新書が、この法則のメリット・デメリットを解説します。

実際に試してみようか悩んでいる方は必見ですので、注目してご覧ください。

単勝オッズ4分の1の法則を使うメリット

  • 短期的には収支をプラスにしやすい
  • 競馬に慣れていなくても試しやすい 

単勝オッズ4分の1の法則を使うデメリット

  • 長期的には破綻する可能性が高い
  • 実践には多めの資金を用意する必要がある 
  • 連敗時の心理的な負荷が高い

単勝オッズ4分の1の法則を使うメリットは、短期的に収支をプラスにしやすいこと。

連敗が続いても一度の勝利で利益が出るため、最終的に勝ちやすいのがポイントです。

また単勝オッズ2.0倍以上の馬を単勝買いするだけで実践できるので、簡単に試せるのもメリットだと言えるでしょう。

一方で、長期的に参加し続けると破産してしまう可能性が高いのは見過ごせないデメリット。

“馬の調子や馬場状態などによる的中の難しさ”や”売上に応じたオッズの変動”など、様々な要因によりこの法則で継続的に勝負するのは難易度が高いです。

そのため、あくまで“資金に余裕があってちょっとだけ試してみたい”という方のみが単勝オッズ4分の1の法則を実践するようにしましょう。

単勝オッズ4分の1の法則には別の考察もある!?

ここまでは”マーチンゲール法”としての単勝オッズ4分の1の法則についてご紹介してきました。

しかし、実は”単勝オッズ4分の1の法則”の中でも異なる考え方があるのをご存知でしょうか。

競馬書籍『競馬王テクニカル 単勝編』において単勝オッズ4分の1の法則が紹介されており、内容が以下の通り。

『どれだけ人気の馬でもオッズ帯で分けると勝率はだいたい25%である』

具体的には、以下のようなオッズ帯で分けた時にそれぞれ同じ確率で1着に来るようです。

単勝オッズ
1.0倍~3.0倍が1着
約25%
単勝オッズ
3.1倍~5.0倍が1着
約25%
単勝オッズ
5.1倍~10.0倍が1着
約25%
単勝オッズ
10.1倍以上が1着
約25%

このようにオッズ帯別で1着となる馬は、およそ25%に収束するとのこと。

マーチンゲール法とは全く違うやや複雑な法則ではありますが、実際にこのような傾向があるようでした。

あくまで傾向を示している内容であるため、頭の片隅に入れておくといいでしょう。

単勝オッズ4分の1の法則のよくある質問

Question
競馬初心者でも試していいですか?
Answer
単勝オッズ4分の1の法則は、初心者の方でもオススメできません。
これまで解説したように、連敗による破産リスクがあるためです。
賭け方は1番人気を買い続けるという簡単な方法ではありますが、得られるリターンよりリスクの方が大きいため利用しないことを推奨します。

Question
マーチンゲール法との違いはありますか?
Answer
基本的な仕組みは同じです。
マーチンゲール法はルーレットやバカラなどの勝率50%・配当2倍で使われる賭け方で、競馬はそれを応用したもの。
しかし、競馬の場合はオッズの変動や的中率の低さなどの観点から安定して稼ぐのは困難だと言えます。

Question
この法則で成功している人はいますか?
Answer
短期的に成功したという体験談は存在しますが、長期的に安定して稼げている例は確認できていません。
長期で実践すればするほど連敗するリスクが上がるので、実践するとしても短期で行いましょう。

単勝オッズ4分の1の法則まとめ

単勝オッズ4分の1の法則は、理論上勝つことができます。

しかし競馬に絶対はなく、連敗のリスクなどを踏まえると無理に手を出さないようにしましょう。

あくまでも『このような賭け方もあるんだな。』程度で頭に入れておくのがおすすめ。

また、他にも競馬予想に関する面白い法則を以下にまとめているので、ぜひ目を通してみて下さい!

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