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【アルゼンチン共和国杯2025】全頭診断×追い切り評価|仕上がり・適性から買うべき馬を徹底分析!

アルゼンチン共和国杯の全頭診断と追い切り評価

2025年11月(東京・芝2500m)で行われる伝統のハンデ重賞「アルゼンチン共和国杯

ジャパンカップを見据える実績馬と、来年の長距離戦線を狙う新興勢力が激突する注目レースです。

本記事では、そんなアルゼンチン共和国杯の『全頭診断』と『追い切り評価』を実施していきます。

ぜひ、予想の参考にしてみてください!

>>過去10年分の傾向・データまとめはこちら

>>アルゼンチン共和国杯の”芸能人予想”はこちら

目次

アルゼンチン共和国杯の追い切り評価【全頭診断コメント付き】

それでは早速、アルゼンチン共和国杯2025の追い切り評価をご覧いただきます。

まずは出走表をご確認ください。

馬番 馬名 性齢 騎手
1 ワイドエンペラー 牡7 藤岡佑介
2 ギャラクシーナイト 牡6 菅原明良
3 ローシャムパーク 牡6 プーシャン
4 サスツルギ セ5 北村宏司
5 セレシオン 牡6 荻野極
6 ディマイザキッド 牡4 岩田望来
7 シュトルーヴェ セ6 鮫島克駿
8 ボーンディスウェイ 牡6 木幡巧也
9 ショウナンアデイブ 牡6 池添謙一
10 マイネルカンパーナ 牡5 津村明秀
11 ホーエリート 牝4 戸崎圭太
12 プラダリア 牡6 亀田温心
13 ミステリーウェイ セ7 松本大輝
14 ボルドグフーシュ 牡6 横山武史
15 メイショウブレゲ セ6 石橋脩
16 ニシノレヴナント セ5 野中悠太郎
17 ハギノアルデバラン 牡5 原優介
18 スティンガーグラス 牡4 ルメール

本記事では以下の指標を基に、SS〜Cの5段階で全18頭のランク付けを行います。

  • 血統(種牡馬・母系)
  • 過去のレース実績
  • 騎手・厩舎
  • 調教(追い切りタイム・調教の強さ)
  • 展開・脚質
  • コース距離適性
  • 脚質
SS〜C評価の定義

ランク 定義
SS
(勝利濃厚)
展開に左右されにくい安定した脚質を持つ。
軸馬として最優先。2〜3着に外れる可能性も低い。
S
(勝ち負け有力)
展開や位置取り次第ではSS馬を逆転する可能性あり。
本命・対抗の候補。馬券の中心。
A
(善戦圏内)
展開がハマれば勝ち負けに加わる可能性。
3連系の相手候補として信頼度高め。
B
(穴候補)
適性や展開に大きく左右されるタイプ。
穴として押さえ程度。馬券的妙味はあるがリスク高め。
C
(厳しい)
展開に恵まれても掲示板が精一杯の可能性。
基本は消し対象。ただし大波乱狙いなら押さえ。

それでは出走馬全18頭の評価をご覧ください!

ワイドエンペラー(牡7・父ルーラーシップ/藤岡佑介):【B】

ワイドエンペラー

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 調教の強さ 併せ馬
前週 栗東・CW 65.4 50.0 35.4 11.0 馬なり
最終 栗東・坂路 68.3 52.2 36.9 11.3 一杯 併せ後着
調教師・騎手コメント

前週:具合も良かったし、前走は勝っておきたかったレース。ただ、7歳といってもそれほど数を使っているわけでもないし、年齢は感じさせない。東京二四で勝っている馬だからこの条件も悪くない。(藤岡調教師)

最終:動き自体はいい。この馬にしては間隔を詰めて使えるし調子が良さそう。東京も合う。(藤岡調教師)

評価理由

この馬の追い切り内容について、公開データで詳細な時計・併せ馬評価が少ないものの、分析記事では「CWで迫力十分。遅れは気にせず内容良好」とのコメントあり。

長期高齢馬ながら、坂越えを含む東京芝2500m向きのスタミナ配合(ルーラーシップ産駒)という点で、調整段階で大きな乱れが無ければ走れる下地は整っていると見る。

追い切りで特別に強めに追ったという記録は見当たらず、「馬なり~軽め調整で安定感キープ」というタイプ。

これがプラスに働くか、逆に「上積みなし」として評価がやや抑えられるかが鍵。

前走内容・最近の成績を踏まえると、追い切り面で優秀と断言できるレベルではないが、状態維持されていれば好走圏には。

斤量55.0kgという条件も負担軽め。展開・馬場が味方すれば粘り込みの可能性あり。

逆に東京2500の長い坂越えで脚が残っていないと、直線で差されるリスク。追い切り内容からは「状態維持良好だが突出感なし」という評価でBとしました。

ギャラクシーナイト(牡6・父ドゥラメンテ/菅原明良):【B】

ギャラクシーナイト

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 美浦・坂路 85.6 68.6 52.5 37.4 11.5 ゴール前仕掛け 併せ併入
最終 美浦・ウッド 54.6 40.1 26.2 12.5 馬なり 併せ併入
調教師・騎手コメント

前週:前走の内容は悪くなかったし、広い東京コースの方が合っていますね。追い切り後の状態も良く、休み明けを叩いて体調面の上積みは望めそう。寒い時季の方が活気がありますしね(菊沢調教師)

最終:体調はいい。ポジションにこだわらず気分良く走れれば。54キロでしぶとさを生かしたい(菊沢調教師)

評価理由

追い切り評価では「最終坂路で“動きだけは文句なし”。気配上向き」とのコメントがあります。

具体的には、1週前の南Wで終い11.5秒をマークしており、ここから本番に向けて状態の上向きが確認できる。

ただし、「美浦坂路併走。覇気の面で案外に思えた」など、やや評価を下げる意見もあり。

ドゥラメンテ産駒という点では中距離~長距離適性が見込まれ、東京2500mも条件的には悪くない。

騎手・菅原明良起用もプラス。ただし、追い切りの“余裕の手応え”という記述以上に、目立つ併せ馬での先着・圧倒という記録までは出ておらず、仕上がり面で「頭一つ抜けた」という印象は欠く。

今回のメンバーが揃っている中では、“状態上向き”という材料を活かして連下以上の期待は持てるが、勝ち負けの中心というには追い切り面でやや足りないという判断からB評価です。

ローシャムパーク(牡6・父ハービンジャー/A.プーシャン):【A】

ローシャムパーク

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 美浦・ウッド 80.3 64.2 50.0 36.4 12.0 強め 3頭併せ併入
最終 美浦・ウッド 79.9 64.7 50.2 36.4 11.6 馬なり 併せ併入
調教師・騎手コメント

前週:のどを手術したので、DDSPの症状は緩和されている。操縦性も良くなっているけど、まだ動き切れていない感じ。いかに本来の荒々しさや活気を取り戻せるかがポイントになってくると思います」「物足りないというか。動き切れていない。もっとうなるようなタイプの馬なのに。もう少し気持ちが入る方が。レースまでに気持ちをつくるように(田中博調教師)

最終:初めて乗りましたが、乗りやすかった。ワンペースっぽい走りだけど、喉の方は問題なかった。過去の映像も見ましたが、前回より状態はいいんじゃないでしょうか(プーシャン騎手)

評価理由

追い切り内容としては、記事で「追われて案外+反応はまずまず」などのやや慎重な評価も出ております。

ただし、「この一追いで良化。実戦で前進余地」などの分析もあり、評価Aとなっています。

ハービンジャー産駒でスタミナ・地力型という点ではこの舞台向き。加えて、喉の手術明けという背景があり、追い切りでの反応・馬体の張り・気配に注目されていました。

最終追い切り時点ではまだ「本調子とは言えないが悪くない」という印象で、仕上がり面での期待・上積みという観点ではプラス材料。

東京芝2500mという条件では「持ちこたえて末脚を活かせる」可能性あり。

斤量59.5kgは負担だが、追い切り内容からは“良化途上ながら前進可能な状態”。

よってA評価ですが、完璧仕上げとは言えず、状態維持・当日馬体が太く見えないかなどに注意が必要。

サスツルギ(セ5・父ハーツクライ/北村宏司):【B】

サスツルギ

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 美浦・ウッド 66.5 51.2 37.0 11.7 強め 併せ後着
最終 美浦・ウッド 67.1 52.5 37.8 12.3 馬なり 3頭併せ後着
調教師・騎手コメント

前週:前走時に比べて気持ちがピリッとしていますし、体の連動性も高まっています。距離的にも2500メートルの方が合いそうですし、これから徐々に良くなってくれればいいですね(千葉調教師)

最終:前走より状態は上がっています。距離延長とハンデ54キロはプラスです。3000メートルあってもいいくらいで、距離延長は大歓迎。ハンデも軽いですから。(千葉調教師)

評価理由

追い切りでは「2週前に南W6ハロンで自己ベスト更新。この中間1週前にも自己ベストと遜色ない時計。非常にハードな調教。復活をかけて攻めるだけ攻めた」という高評価の指摘あり。

ただし、「美浦W併走。活気はさほど感じず、脚さばき硬め」という懸念点も記事に記載あり。

ハーツクライ産駒という点ではスタミナ条件の東京2500mに合致。

ただし、追い切りでハードな負荷をかけている分、“当日の疲れ・反動”が懸念されるタイプ。最終追い切りの動きが目立たないという点が評価を押し下げた。

調子自体は上向いており、復活の可能性ありだが、完成度はやや足りず。

斤量54.0kgという軽ハンデはプラス。条件整えば穴として面白い存在だが、単勝軸に据えるにはリスクもあり、追い切りを踏まえB評価。

セレシオン(牡6・父ハーツクライ/荻野極):【C】

セレシオン

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 栗東・坂路 52.9 38.4 25.0 12.3 一杯 なし
最終 栗東・坂路 54.9 39.9 25.8 12.5 末強め なし
調教師・騎手コメント

前週:前走は休み明けとしては頑張っていたと思います。長期休養明けでしたけど、競馬に行って良かったですね。脚元も大丈夫ですし、性格も年齢とともに改善してきています(友道調教師)

最終:上積みはあると思います。動きも上向いていますし、年齢とともに落ち着いてきて、集中力も出てきています。左回りにも実績があるので(友道調教師)

評価理由

追い切り情報としては「坂路で素軽さ出る。形は整い当日気配次第」という評価あり。

ただし、現時点では「さほど良化なく」「終い反応に物足りなさ」という評価も見られ、最終追い切りで目立った数値・併せ馬先着等のポジティブ情報が乏しい。

血統面ではスタミナ型(ハーツクライ)で条件には合うが、追い切り動向から「仕上がりに疑問」が残る。

鞍上・厩舎とも大崩れはしないタイプだが、今回は“当日の気配が鍵”という位置づけ。

連下以上で抑えるなら検討も、勝ち負けの候補とするには追い切り面で積極材料が足りず、C評価とします。

ディマイザキッド(牡4・父ディーマジェスティ/岩田望来):【A】

ディマイザキッド

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 美浦・ウッド 82.3 65.3 51.7 37.9 12.2 馬なり なし
最終 美浦・ウッド 70.1 54.3 39.2 11.9 強め 併せ併入
調教師・騎手コメント

前週:2500mはピッタリ。前回は久々に悪いところがなかったし、中間も在厩で順調に来ている。1週前は少し物足りなかったけど、あの馬はそれくらいでちょうどいいと思う。一発のチャンスはある。(清水英調教師)

最終:稽古で動く馬を相手に、しまいの時計はまとまっていた。動きも悪くないし、体調もいい。前走は距離が足りなかった。今回の方が状態はいいし、能力は抜けていると思う。(清水英調教師)

評価理由

追い切りでは、「最終追い切りも併せ馬に劣勢」「1週前南W終い12.2秒とこの中間は地味な動き」という指摘あり。

一方で、別記事では「良い状態。美浦ウッドチップで終い11.9秒。東京コース適性のデータも高い」とする高評価も存在。

この矛盾点を整理すると、素質・条件・データ的には非常に魅力がある馬。

4歳で成長余地あり、父ディーマジェスティなら中長距離延長対応も見込まれる。

追い切り面では併せ馬で先着とはいかずとも、動きに硬さは少なく「本番用に仕上がった」という見方も可能。年齢・血統・コース適性を総合すれば上位と判断。

追い切りの評価が分かれるため完璧とは言えないが、A評価とします。展開・馬場が味方すれば勝ち負け圏。

シュトルーヴェ(セ6・父キングカメハメハ/鮫島克駿):【A】

シュトルーヴェ

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 美浦・ウッド 66.2 51.1 36.5 11.4 一杯 併せ後着
最終 美浦・ウッド 66.6 51.9 37.3 11.8 馬なり 3頭併せ併入
調教師・騎手コメント

前週:クォーターカップのブリンカーからフルカップのヴァイザーに変更。追い切りで試し、レースでも使用する方向で考えています。順調に仕上がっていますし、この条件も合っています。あとはハンデ次第でしょう(堀調教師)

最終:この馬とすればカイ食い、健康状態が良く、攻めた調教をできている点は大きい。先週追ってさらに良くなっている。今日は自分から走れていて、息も良かった。十分に仕上がったし、この舞台もいいので(堀調教師)

評価理由

追い切り記事では「美浦W併走。馬なりで集中力を保ち、脚さばきスムーズ。59kgのハンデがどうでるか」が指摘されています。

キングカメハメハ系でスタミナ・中長距離適性があり、長めの距離・東京芝での実績も相応。調整時のフォーム・反応・気配ともに「調教内容は上々」と評価可能。

6歳でキャリアもあり、仕上がりに関しては“不安より期待”と見てよい。

59kgの斤量は負担だが、追い切り段階で良好な気配を示しているため、上位浮上の材料あり。よってA評価。

ボーンディスウェイ(牡6・父ハーツクライ/木幡巧也):【B】

ボーンディスウェイ

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 美浦・ウッド 80.3 65.7 50.9 36.4 11.7 馬なり 併せ併入
最終 美浦・ウッド 81.6 66.3 52.0 37.8 11.8 馬なり なし
調教師・騎手コメント

前週:前走は差す競馬で新たな面を見せてくれ、収穫はあった。中間は在厩で調整。1週前の動きも良かった。操縦性のいい馬だし、前走の内容から2500メートルにも対応できるんじゃないかとおもっている。(牧調教師)

最終:

単走でいい動きだった。中3週だけど、使った後も順調。前走はしまいに脚を使ってくれて、新しい面を見せてくれた。前走は差す競馬でしっかりと脚を使えていた。以前よりむらがなくなってきた。(牧調教師)

評価理由

追い切り状況では「終いの伸び良。時計もまとめて気配上向き」という記述あり。

ハーツクライ産駒でスタミナタイプ。東京芝2500m向きという条件面では合致。

ただ、追い切り内容で“併せ馬先着”や“強め追い”という明確な強調材料は出ておらず、「まずまず仕上がっている」というレベル。

近走のパフォーマンス次第で好走可能だが、勝ち切るには更なるギアアップが必要という印象からB評価とします。

ショウナンアデイブ(牡6・父ディープインパクト/池添謙一):【B】

ショウナンアデイブ

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 栗東・坂路 52.8 37.8 24.2 11.9 一杯 なし
最終 栗東・坂路 54.4 39.4 25.4 12.5 馬なり なし
調教師・騎手コメント

前週:なし

最終:先週いい感じで動けていたので整える感じ。この馬らしい身のこなしをしていました。前走は馬場が合わなかったので良馬場なら。距離は未知数も心肺能力はしっかりしている。自分のリズムで走りやすい東京に替わるのはいい(高野調教師)

評価理由

追い切りでは「栗東坂路で単走。馬なりで全体54.4秒/上がり1F12.5秒。

1週前には一杯に追って自己ベストを記録」というポジティブなデータあり。

フォーム・仕上がり共に整っており、良化の兆しありという記事評価も。

ディープインパクト産駒という瞬発力型血統で東京2500mの末脚勝負にも対応力あり。

しかしながら、スタミナ勝負や坂越えでの耐久力という点ではやや疑問が残るタイプ。

追い切り内容からは上位候補に入るものの、勝ち負けと断言できる材料までは至っておらず、B評価としました。

マイネルカンパーナ(牡5・父ゴールドシップ/津村明秀):【C】

マイネルカンパーナ

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 美浦・ウッド 83.6 67.7 52.6 37.9 11.7 一杯 併せ併入
最終 美浦・ウッド 68.0 52.5 37.9 12.2 馬なり 3頭併せ併入
調教師・騎手コメント

前週:体調は前走以上。ベストの条件だし、頑張りたい(青木調教師)

最終:もともと攻め駆けしないけど、時計的にはこれで十分。実戦の芝でこその馬だから。今回はベストの舞台で、うまく立ち回れれば楽しみ。オープン入りしてからはハンデ差関係なく走っている。状態がかなりいいので期待している。(青木調教師)

評価理由

追い切りに関して特筆すべきデータが少なく、分析記事では「まずまずの仕上がり。実戦での変わり身に期待」といった控えめな評価。

ゴールドシップ産駒という点ではスタミナ面は条件に合致するが、追い切りから“これまでにない動き”という印象までは得られず。

5歳で若手ではないものの、上位と比較すると“仕上がりで一枚落ち”という見立て。よってC評価とします。

ホーエリート(牡4・父ルーラーシップ/戸崎圭太):【A】

ホーエリート

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 美浦・ウッド 84.5 67.6 52.3 37.6 11.2 馬なり 3頭併せ後着
最終 美浦・ウッド 69.3 52.9 37.8 11.6 馬なり 併せ併入
調教師・騎手コメント

前週:ハンデがどうかだが、勝ってハクをつけたい。状態は前走以上。(田島調教師)

最終:順調にきているなという感じです。ハンデ55.5キロは重賞でも走っていたし、軽くないのはわかっていました。コンビを組んだ2走前は目黒記念で2着だが中山の方がいいと思っていたので、東京でも走ったことで力をつけているなと感じました。タフさもありますし、どこかで重賞をとは思っている。勝てればいいなと思います。(戸崎圭太騎手)

評価理由

追い切り評価では「最終追い切りで古馬OP馬を相手に優勢の手応え。1週前追い切りで終い11.2秒。

3週連続で戸崎騎手が調教に関与という好材料あり。

4歳牝馬という点でも年齢傾向データに合致しており、ルーラーシップ産駒かつ母父ステイゴールドというスタミナ&持久力型血統もプラス。

調整段階の動き・反応ともに優れており、東京芝2500mへの適性も高く評価できる。

斤量55.5kgは許容範囲。展開・馬場が味方すれば勝ち負けを期待できる存在で、A評価としました。

プラダリア(牡6・父ディープインパクト/亀田温心):【C】

プラダリア

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 栗東・CW 86.8 70.6 54.3 38.8 11.1 稍一杯 併せ併入
最終 栗東・坂路 53.8 39.2 25.3 12.6 馬なり なし
調教師・騎手コメント

前週:全体時計は遅かったが、しまいは楽な感じでした。気温の低下とともに具合は良くなっています。近走はだらしない競馬が続いてしまっていますが、衰えは感じないです。久々の在厩で、それもいい方に出ればと思います。(池添調教師)

最終:ボコボコした馬場だったが、脚をとられることもなくいい動きをしてくれた。促す程度だったがしっかり走れていたし、前走より明らかに状態はいい。変わり身はないものか。(池添調教師)

評価理由

追い切り情報では「16.2-15.8-…-11.1という時計だが併せた相手をスッと交わせなかった点、全体時計の遅さからピークの出来には程遠い」という厳しめの評価あり。

ディープインパクト産駒で瞬発力型という点では東京2500mでも末脚勝負に持ち込めば面白いが、スタミナ勝負・持久勝負には血統的にやや疑問。

追い切り段階での切れ味・先着力が不足しているという評価から、C評価とします。

ミステリーウェイ(セ7・父ジャスタウェイ/松本大輝):【C】

ミステリーウェイ

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 栗東・CW 82.6 67.5 52.6 37.6 11.4 末強め 併せ先着
最終 栗東・CW 85.6 69.8 54.4 38.4 11.5 馬なり なし
調教師・騎手コメント

前週:なし

最終:追い切りをやるごとに動きが良くなっているし、ゴールした後もしばらく流して負荷もかかっています。スムーズかつしっかりした動きでした。前走は松本君が最高にうまく乗ってくれました。競馬はジョッキーにお任せです。(小林調教師)

評価理由

追い切り記事では「CWで力強い脚捌き。負荷をかけつつ反応良好」というポジティブな側面も記録されているが、年齢7歳という点と、過去の成績・実績上位馬と比べた際の完成度・勢いという点で割り引かれる。

ジャスタウェイ産駒で中長距離適性は一応あり、調教動向もまずまず。

だが、追い切り内容として“併せ馬で先着した”“自己ベスト更新”といった強烈なインパクトまでは記録されておらず、出走馬中での格・仕上がり差という観点では中位以下。よってC評価。

ボルドグフーシュ(牡6・父スクリーンヒーロー/横山武史):【S】

ボルドグフーシュ

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 栗東・坂路 54.0 39.4 25.6 12.5 馬なり なし
最終 栗東・坂路 52.8 38.5 25.1 12.6 強め なし
調教師・騎手コメント

前週:仕上がりは良かったので、前走はもう少し走ってくれると思ったんだけどね。なかなか続けて使えなかった馬が、今回は続戦できる。使った効果もあるだろうし、そろそろ変わってくれないかな。(宮本調教師)

最終:動きとしては悪くなかったと思う。前走もあまり差はなかったし、そこからの上積みもありそう。東京コースは合っていると思うので、何とかいいレースをしてほしい。58キロは見込まれた気もするが、初めての東京は合うと思うし、実績面からも巻き返してほしい。(宮本調教師)

評価理由

追い切り評価としては「余裕残しで順調」という記事記載あり。

スクリーンヒーロー系のスタミナ配合、横山武史騎乗というトップライン。

調整段階で“抜けている”との明確な評価があるため、今回18頭中で最上位の“S”評価としました。追い切りでの動き・調教内容・コース適性・状態すべて揃っており、勝ち負け候補として最有力級と判断。

メイショウブレゲ(牡6・父ゴールドシップ/石橋脩):【B】

メイショウブレゲ

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 栗東・CW 81.6 65.5 50.7 36.8 12.2 馬なり 併せ後着
最終 栗東・CW 82.1 66.5 52.3 37.4 11.8 馬なり なし
調教師・騎手コメント

前週:前走は休み明けの感じです。叩いた変わり身に期待したいです。状態は古馬だし良い意味で変わりなく来てますし、ここをステップにステイヤーズステークスに行きたいですね。(本田調教師)

最終:変わりなく来ています。長い距離が合うし、この馬向きの展開になってくれれば。(本田調教師)

評価理由

追い切り情報は限定的ながら、「余裕あるがやや頭高い面。力は出せる水準」という評価あり。

ゴールドシップ産駒でスタミナ向き、東京芝2500mも条件として合致。

だが、追い切りで“目立った良化”という記録が無く、石橋脩騎乗・本田優厩舎という安心材料はあるものの、勝ちに行くにはやや仕上がりで後れをとっている感。

展開次第で連下候補とします。追い切り面からB評価。

ニシノレヴナント(セ5・父ネロ/野中悠太郎):【SS】

ニシノレヴナント

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 美浦・ウッド 85.5 68.6 53.2 38.1 11.5 馬なり 併せ後着
最終 美浦・ウッド 65.6 51.0 37.3 12.0 馬なり 併せ併入
調教師・騎手コメント

前週:既に体はできているので、状態を維持する感じで。1週前の動きは良かったし、順調に来ています。距離が延びても問題はないですし、前走のように前を射程圏内に入れてうまく展開がハマれば。(上原調教師)

最終:前走勝った後も順調に来ています。2500メートルはもともと走っていた距離。前走の脚が使えれば楽しみ。前回はメンコを外していい内容だったから今回も外す。うまくはまれば重賞でもいい競馬ができる。(上原調教師)

評価理由

追い切り評価では「最終追い切りは楽々の手応えで素晴らしい時計(美浦W65.6-12.0)」「前走勝利後にさらに上昇」という非常に高い評価が出ています。

ネロ産駒というやや未知ではあるものの、調教動向・気配・仕上がりの揃い具合から“本格化”の兆しありと分析。

5歳で成長途上という点もプラス。

追い切り内容が18頭中でも群を抜いており、状態面で最も信頼できる一頭と判断。よってSS評価。

ハギノアルデバラン(牡5・父ジャスタウェイ/原優介):【C】

ハギノアルデバラン

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
前週 栗東・CW 83.9 67.3 52.4 36.9 11.4 馬なり 併せ後着
最終 栗東・CW 82.0 66.3 51.3 36.4 11.4 馬なり 併せ併入
調教師・騎手コメント

前週:なし

最終:良かったですよ。ポテンシャルが高い馬。近走はそれを発揮しつつある感じで、いい内容でした。右回りだと張るところがあるので左回りになるのは歓迎。52キロのハンデなら楽しみはある。(佐藤悠調教師)

評価理由

追い切り記事では「CWで安定高水準、直前も余力残しで推進力十分。仕上がり最上位」との評価も出ています。

ただし、他記事では“出走微妙”“東京初出走”など適性・実績面で疑問視されており、追い切り良好ながら評価を落としてCとしました。

仕上がり面は十分という評価だが、条件・経験・血統適性という点で上位陣と比べてやや見劣るため。

追い切り重視派なら注目ですが、勝ち切るにはまだ材料薄という印象。

スティンガーグラス(牡4・父キズナ/C.ルメール):【A】

スティンガーグラス

時期 コース 馬場 6F 5F 4F 3F 1F 脚色 併せ馬
最終 美浦・ウッド 98.7 67.8 53.1 37.8 11.6 馬なり 併せ後着
前週 美浦・ウッド 85.7 69.0 53.8 38.8 11.9 馬なり 併せ後着
調教師・騎手コメント

前週:前走は状態が良く、ジョッキーもうまく乗ってくれた。今回は前後左右のバランスに修正の余地はあるが、しっかり調教できている。決して向いている舞台ではないが、力を付けているので、東京でも走れるようになれば。(太田助手)

最終:少しずつ体調や動きの質は上がっているが、前走時の方が走りのバランスは良かった。ただ、そのなかでもきょうは、3頭併せの真ん中に入って頑張ってくれました。クラスが上がってから東京でいい競馬ができていないので、なんとか頑張ってほしいですね。(太田助手)

評価理由

追い切り状況では「美浦ウッドで6F85.7-上がり1F11.9、1週前も7F98.7-終い11.6秒という好内容」あり。

4歳という年齢条件・キズナ産駒という血統・C.ルメール起用という点が揃っており、追い切り面でも“余力十分”という印象。

東京芝2500mもコース適性高めと分析されている。状態・条件・騎手の総合力から上位候補と判断。

若さゆえの経験不足という面と、東京2500mでの実績まだ浅めという点で「A」としました。

アルゼンチン共和国杯の追い切り評価まとめ

最後に、ここまでの追い切り評価を元にした全頭診断の結果をまとめました。

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