競馬の最高配当はどのくらい？歴代レースから券種別ランキングを徹底調査！

「競馬の過去最高配当が知りたい。」

「最高配当はどんなレースで出たの？」

「自分も高配当を狙ってみたい！」

という方に向けて、今回は競馬の最高配当をランキング形式で徹底解説！

最高配当ランキングにランクインしたレースの解説、さらに券種別・G1レースの最高配当についてもご紹介していきます。

競馬でどのくらい稼げるのか知りたいという方はぜひ、最後までご覧ください！

競馬の配当はどう決まる？

そもそも「配当」がどのように決まるかが分からない方のために、まずは競馬の配当について説明していこうと思います。

競馬の配当とは購入した馬券が的中した場合に払い戻されるお金のこと。

実際の払い戻し表を見ながら確認していきましょう。

上記の場合、3連単の配当額が6,960円。

配当金額の6,960円の小数点を数字一つ分右側に移動させることでオッズが分かります。

この場合、オッズが69.6倍なので100円購入していれば69.6×100円=6,960円の払い戻し金額が獲得できるということになります。

なので、1,000円購入していれば69,600円、10,000円購入していれば696,000円の払い戻しに。

上記の表の配当の数字は100円で購入したときの払い戻し金額ということを覚えておくといいでしょう。

配当の仕組み

日本競馬の配当の仕組みはレースの売上金からJRAの取り分を差し引いた金額が的中馬券として配分されます。

総売上に対する配当金の割合(払い戻し率)を支持率である的中馬券の割合で割ったものがオッズで、

• 配当金(払い戻し率)÷的中馬券の割合(支持率)=オッズ(倍率)

このように計算することが出来ます。

券種別の平均配当と的中率

最高配当ランキングに入る前に、券種別の平均配当と的中率も確認しておきましょう。

表を見てもらえば分かる通り、平均配当額が高くなるほど的中確率が低くなります。

特に、3連単の平均配当金額は150,000円ですが、的中率はわずか0.03%。

これから最高配当ランキングTOP5を紹介していきますが、高額配当を出すことがどれほど稀なことなのかがお分かりいただけると思います。

【2023年最新版】競馬の最高配当ランキングTOP5

ここからは皆さんお待ちかね。

日本競馬の長い歴史の中から、3連単で最も高配当となったレースTOP5をご紹介します！

2023年現在の最高配当ランキングTOP5は以下の通り。

では、各レースがどのような展開でここまでの高配当を叩き出したのか？詳しく確認していきましょう。

まずは、第5位のレースからご紹介します。

【第5位】東京11R・ヴィクトリアマイル(G1)/2015.05.17

• 出走頭数：18頭
• コース：芝1,600m
• 馬場状態：良

ランキング第5位は2015年に行われた東京11R・ヴィクトリアマイル(G1)。

波乱の立役者となったのは大外18番枠のミナレット。

三連単JRA史上最高配当となる大波乱でデビュー戦を制した同馬が勢いよく先手を取り、前半1000m56秒9の緩みないペースで単騎逃げの姿勢に入った。

直線に入ってもミナレットの逃げ脚は衰えず、後続の末脚も伸びを欠く。いち早くこれをとらえたのが京都牝馬ステークス覇者ケイアイエレガント。

さらにゴール前でストレイトガールが馬場の真ん中を勢いよく伸び、アタマ差の接戦制して先着。

結果、日本競馬のG1レースでは史上最高払い戻し額となる20,705,810円を記録しました。

【第4位】中山7R・3歳以上500万下/2017.12.09

• 出走頭数：16頭
• コース：ダート1,800m
• 馬場状態：良

地方競馬からJRA転入2レース目となった③ランニングウインドが波乱を演じた本レース。

1~3着馬の前走成績は、それぞれ11着・6着・3着でした。

ちなみに、ランニングウインドは最下位人気。

レース直前の単勝オッズは257.1倍となっていました。

圧倒的な1番人気馬が着外となり、ハイペースに乗じた追い込み馬が上位を独占した結果、3連単21,802,320円の高額配当を記録しました。

【第3位】中京7R・3歳以上500万下/2017.12.03

• 出走頭数：16頭
• コース：ダート1,800m
• 馬場状態：良

第3位にランクインしたのは、2013年12月3日　中京7R・3歳以上500万下。

このレースでは地方競馬からJRA転入2レース目となった単勝オッズ450.1倍の15番人気ディスカバーが勝利を収めました。

続く2着は6番人気、3着にもJRAへ転入組の14番人気メイショウナンプウが入線。

穴馬2頭が馬券に絡んだことで、22,946,150円の払戻金額を記録することになりました。

【第2位】中山1R・2歳新馬戦/2015.09.21

• 出走頭数：15頭
• コース：ダート1,800m
• 馬場状態：良

第2位にランクインしたのは、2015年9月21日 中山1R・2歳新馬戦。

先着した11番人気アリオンダンスはこのレースが初めてのダート競争への出走となっていた。

2着には9番人気、3着には人気最下位で単勝オッズ330.4倍のシゲルナガイワシが入線。

3連単で27,929,360円の払戻金額を記録しました。

ちなみに、この時アリオンダンスに騎乗していた武士沢友治騎手は、このレースを含め同年に2ケタ人気の馬で5勝を挙げるという離れ業を成し遂げています。

【第1位】新潟5R・メイクデビュー/2012.08.04

• 出走頭数：17頭
• コース：芝1,400m
• 馬場状態：良

映えある競馬の最高配当ランキング第1位になったのは・・・

2012年8月4日 新潟5R・メイクデビューとなりました！

レースは14番人気→12番人気→10番人気で決着。

3頭共に2ケタ人気という、史上稀に見るレース展開となりました。

3連単の払い戻し金額が2通り記載されているのは2着と3着の馬が同着だったため。

このうち2着に12番人気を置いたものが今回の払い戻し金額29,832,950円で歴代1位となりました。

通常、同着で結果が2通りになると払い戻し金額が少なくなる傾向がありますが、それでも歴代1位の高額払い戻しになっていることから、このレースの凄さがお分かりいただけるでしょう。

ちなみに、もう一通りの払い戻し14,916,520円も歴代配当額TOP10に残っています。

また、このレースで1着となった14番人気ミナレットは度々波乱を巻き起こす牝馬としても知られており、JRAの3連単払い戻し金ランキングにおいて、TOP10のうち3つのレースで3着以内に入線しています。

【券種別】競馬の高額配当一覧

次は、券種別の最高配当についてご紹介します。

各券種における高額配当TOP3はどのくらいの金額なのでしょうか？詳しく確認していきます。

単勝

単勝では多くの方が、強くて人気のある馬が勝つのが当たり前という考えがあるでしょう。

そのため、単勝を購入するときは外しにくくするために着外が少ない馬を選ぶことがありますが、それでは高配当を手にすることは出来ません。

オッズや実力が拮抗しており、荒れる可能性が高いレースでは思い切って下位人気を購入してみると高配当に繋がるでしょう。

複勝

複勝で大穴を狙う際は、荒れるレースであることが絶対条件。

複勝は的中確率が高いので、荒れないレースで大穴を狙っても高配当獲得は期待できないことを頭に入れておきましょう。

枠連

枠連で儲けるためには他の券種を購入しないのがオススメ。

枠連は的中率が高くオッズが低いため、他の券種を買ってしまうとトリガミになる可能性が高くなります。

枠連で高配当が出やすいのは阪神競馬場というデータも出ているので、阪神競馬場のレースを予想する際は枠連で高配当を狙ってみてもいいかもしれません。

ワイド

的中率・回収率共に安定している人はワイド馬券を愛用していることが多いです。

ワイドの買い方としては買い目を絞ることが重要。

そこで一番効率良く稼ぐ方法が1点買いになります。

ワイド1点買いで複数的中を狙うことで、点数を多めに購入するより的中率は低くなりますが回収率は高くなるので、ワイドで高配当を獲得したいという方は、1点買いで勝負してみるといいでしょう。

馬連

馬連では人気馬と人気薄を組み合わせることがカギになります。

また、馬連ボックス購入をする際は荒れるレースでないと儲けることは難しく、人気馬同士で賭け続けていても回収率が低いので、長期的に見れば損になってしまいます。

馬連で高配当を獲得したければ中京・新潟の芝短距離戦を狙ってみるといいでしょう。

馬単

払い戻し金額を見て分かる通り、馬単はそれなりに儲かる馬券ということが分かるでしょう。

だだ、儲かるということは的中率が低くなることも事実。

馬単で高配当獲得を狙う場合、「単勝期待値の高い馬」を1着固定してみてください。

単勝期待値の高い馬とは、勝ちそうな馬では無く「オッズ以上に勝率が高い馬」のこと。

オッズ以上に勝率が高い=強いのに馬券が売れていない馬なので、上位に入ったときに高配当が期待できるでしょう。

３連複

3連複で高配当を狙うのであれば、フォーメーション買いがおすすめ。

フォーメーションは、1頭目、2頭目、3頭目の頭数を自由に設定できるので、レース状況によって点数を設定しやすいです。

堅めのレースなら、無駄な点数を省き本命の組み合わせに多く投資。

有力馬が複数いる場合は、1頭目の頭数を増やして勝負すれば勝率を上げることが可能です。

馬選びに迷ってしまうようなレースでも、穴馬を2頭目・3頭目に選択して高配当を狙うこともできるので効率よく稼ぐことが出来るでしょう。

3連単

3連単はこれまで紹介した券種の中で最も的中が難しく、高配当が出やすい券種になります。

上記で紹介した「競馬の最高配当ランキングTOP5」も全て3連単となっていました。

そんな3連単で効率良く儲けるためには、フォーメーション購入で買い目を絞った予想をすることが重要。

「ながし」や「ボックス」よりも購入点数を絞ることができるメリットがあります。

例えば、2着や3着にはなる可能性があっても、1着は難しいと予想をすることもあるのではないでしょうか。
そういった場合に、その馬を入れたボックスを買っていると、1着になったときの組み合わせも買っていることになるので非常にもったいないです。

フォーメーションを活用すれば、その馬が2着、3着に入ったときのみの組み合わせを購入することが可能に。

逆に、1着が確実視されている馬を1着固定にし、2着と3着で好きな組み合わせを買うという方法もあります。
購入点数を絞って、無駄な投資を減らすことは非常に大事です。

買い目を絞ったフォーメーション予想で、高額配当獲得を目指してみてください！

WIN5

WIN5で高額払い戻し獲得を狙うのであれば、キャリーオーバーのあった次の週に参加しましょう。

キャリーオーバーとは、前開催回から繰り越された配当金のこと。1等当選が出なかった場合や、当選が出ても配当金が余った場合、その配当金が次回の1等配当金に繰り越されることを指します。

WIN5のキャリーオーバーが発生するケースは2種類あり、「6億円を超えた配当の次の回」と「的中票が0票だった次の回」。

的中票が0票のケースでは、単純に払い戻し金額が2回分になるので、仮に堅い決着となった場合でも予想以上に払い戻しが高額になる可能性が高いのでWIN5で高額配当を狙うならキャリーオーバーがあった翌週と覚えておきましょう。

G1レースの高額配当ランキングTOP5

競馬の醍醐味といえばG1レース。

実力だけでなく注目度も非常に高く、日本最高峰の戦いが見れると言っても過言ではないでしょう。

そんなG1レースにおいて、高額配当が出たレースTOP5を紹介していこうと思います。

各レースがどのような展開で高額配当を叩き出したのか？

動画と共に詳しく確認していきましょう。

第5位 高松宮記念【449万7470円】

この年の高松宮記念は、昨年のスプリンター界の王者がいないレースとなりました。

着順は3番人気→12番人気→17番人気の順。

過去に高松宮記念を制したが不振続きだった12番人気のセイウンコウセイが２着になったこととや、17番人気だったショウナンアンセムが馬券に絡んだことで高配当となりました。

第4位 桜花賞【700万2920円】

着順は12番人気→15番人気→5番人気の順。

12番人気であるレジネッタが2008年桜花賞を制し、この時騎乗した小牧太騎手が中央移籍後に初のG1勝利を収めました。

また、デビューから3連勝を果たすも直近5レースでは目立った成績を残せていなかった15番人気のエフティマイアの好走も配当が上がる要因に。

この年の牡馬クラシックレースは荒れていたようで、同年のオークスでも三連単の配当が44万円を超えていました。

第3位 NHKマイルカップ【973万9870円】

2007年のNHKマイルカップを制したのは、17番人気ピンクカメオ。

2歳時から注目を集めていた1番人気ローレルゲレイロは2着に食い込んだものの、3着には唯一のオッズ3桁台である18番人気ムラマサノヨートーが入りました。

1番人気が馬券に絡みながらも、これだけの高配当が飛び出ることがあるのが3連単馬券。

そのため、高配当を狙いたいからといって1番人気を馬券から外すのでは無く、上位人気と穴馬を上手く絡めながら高配当を狙ったほうが良さそうです。

第2位 秋華賞【1098万2020円】

2008年の秋華賞では、1番人気に支持されていたオークス馬のトールポピー、2番人気の桜花賞馬レジネッタがどちらも馬券外となる波乱の展開に。

先着したのはフラワーカップを制し有力馬に数えられていましたが、前走ローズステークスで凡走し、秋華賞では11番人気だったブラックエンブレム。

2着には8番人気、3着には単勝オッズ147.2倍の16番人気が入ったことで、配当が跳ね上がり1000万円を超える配当を記録しました。

このレースがきっかけで「秋華賞は荒れやすい」というイメージが競馬ファンの間にあるようです。

第1位 ヴィクトリアマイル【2070万5810円】

歴代全レースの高額配当ランキングでも5位にランクインした2015年のヴィクトリアマイル。

5番人気のストレイトガールがスローの展開から早めに抜け出して先着しました。

2着には12番人気、3着には単勝オッズ最下位の18番人気ミナレットが入って、2位の2008年・秋華賞に約2倍の差をつける2070万5810円の超高額配当となりました。

ミナレットは3連単における歴代最高払い戻しを記録した2012年・新潟5Rでも馬券に絡んでおり穴馬の代名詞的存在となっています。

【必見】競馬で高額配当を獲得する方法を教えます！

今回は、競馬の最高配当についてランキング形式でご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？

ランキングで紹介したような高額配当を獲得するには、様々な要素を加味した予想をしなければなりません。

しかし、そのためには相当な時間と労力が掛かるため、効率的とは言えないでしょう。

また、高額配当を狙いすぎても不的中の確率が高まり結果的に損をしてしまうなんてことにもなりかねません。

そこで！最後まで読んでいただいた方に向けて、誰でも簡単に高額配当を獲得出来る方法をご紹介します。

その方法とは・・・競馬予想サイトを利用すること。

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3連単で回収率の高い予想を公開しているサイトもあれば、複勝・ワイドなどで的中率を重視したサイトなど、公開券種や狙い方はサイトによって様々。

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