悪質な競馬予想サイトの特徴と見極め方を徹底解説

競馬予想サイトを利用するうえで一番怖いのは、当たる・当たらない以前に「悪質な詐欺まがいサイト」に巻き込まれることです。

高額請求・返金トラブル・口コミ捏造・個人情報の悪用など、被害に遭ってからでは取り返しがつかないケースもあります。

本記事は詐欺サイトを利用してしまう方がこれ以上増えないための注意喚起です。

実際に登録するまえに、一読しておくことをおすすめします。

詐欺競馬サイトに共通する3つの特徴を解説

まずは詐欺を行っている競馬予想サイトの特徴を解説していきます。

今回は登録前に確認できる特徴を3つピックアップしました。

利用するか迷っているサイトがあるという方は、これから紹介する3つを確認してから登録するようにしましょう。

①特定商取引法の記載が不十分

競馬予想サイトは有料情報の売上でサイトを運営しています。

そこで重要になるのが、特定商取引法。

「特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールとクーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。」

出典：特定商取引法ガイド

簡単に言えば消費者取引の公平を確保するための法律です。

何かしらの商品や情報を販売する業者は、特定商取引法を遵守し、運営会社情報などをサイト内に記載しなければ法律違反になってしまいます。

詐欺競馬予想サイトはこの特定商取引法の表記に不備があることが多いので、競馬予想サイトを選ぶ際には必ずチェックしておきましょう。

②電話での問い合わせが出来ない

競馬予想サイトは競馬に詳しい人だけでなく、競馬を始めたばかりの初心者の方も利用します。

そのため、競馬初心者の疑問に答えるために問い合わせフォームなどのサポート体制を備えているサイトがほとんどです。

一方、詐欺競馬サイトでは当たらない予想を公開しているため、ユーザーからの問い合わせがクレームばかりになります。

そのような問い合わせがが来ることをわかっているので、電話での問い合わせを受け付けておらず、メールでの問い合わせのみに対応していることが多いです。

③クレジットカード決済が出来ない

サイトでクレジットカード決済を使えるようにするためには、面倒な申請と決済会社との締結が必要です。

そのため、詐欺目的の競馬予想会社ではクレジットカードの決済ができない場合がほとんど。

クレジットの情報を入力するのが怖いと感じる方も多いと思いますが、一定の信頼があるからこそ利用できるサービスということを覚えておきましょう。

また、決済が不自然に限定されていたり、案内が曖昧な場合も要注意です。

悪質サイトによくある詐欺行為の手口5選

詐欺行為をしている競馬予想サイトはどのように利用するユーザーを騙しているのか。

具体的な詐欺行為を5つご紹介していきます！

①高額な料金請求を行っている

競馬予想サイトの中には、「高額な情報料を払えば、今しか手に入らない限定の情報を教えます」などと謳っているサイトがあります。

これは、限定感で焦りを煽って判断を鈍らせるのが目的です。

基本的に登録してすぐに、何十万円もする高額プランを勧めてくるサイトは信用しないほうが身のため。

登録直後に高額プランを連発してくる時点で、まずは疑って距離を取るのが安全です。

②八百長レース情報の購入を勧められる

JRAの関係者を装い、「絶対に当たる八百長レースがある」などと前もって結果が決まっているレースがあるかのような勧誘を行い、高額な料金を請求してくる詐欺サイトも存在します。

実際に、JRA公式サイトからも以下のような注意喚起がされていました。

出典：JRA公式サイト

八百長レースだけでなく、「ここだけの特別な情報」という文言にも注意しましょう。

本当に特別な情報があるなら、秘匿性が高いので競馬予想サイトが知っているわけがないと考えられるからです。

③ありもしない全額返金保証

「全額返金保証」を謳っている競馬予想サイトにも要注意。

なぜなら、本当に情報に自信がある予想サイトは外れたときの返金保証を行っていないケースがほとんどだからです。

無料予想などのサービスのみでは勝負できず、全額返金をちらつかせなければ思うように会員が集まらないようなサイトがこの手口を利用することが多いです。

また、本当に全額保証を行っていても実際に返ってくるのは「お金」ではなく使い道がない「ポイント」だったなんてことも。

全額返金保証を行っている競馬予想サイトを利用する際は返金の詳細を確認するようにしましょう。

④的中実績・サクラを利用した口コミの捏造

的中実績とは、文字通り的中した実績のことで、過去のレースでどのくらい当たったかがひと目で分かります。

詐欺競馬サイトではユーザーの信頼を得るために、偽の的中実績を掲載しています。

手口としては、外れた予想の買い目を捏造し的中実績として掲載・販売していない有料プランの的中実績を掲載など。

いかにも当たるということをユーザーに信じ込ませて、有料プランの購入を促しています。

的中実績があまりにも高すぎるものばかりの場合は捏造と考えていいでしょう。

また、口コミも的中実績と同じように、ユーザーの信頼を得るために行われることが多いです。

本当の口コミと非常に見分けが付きづらいので、「一見良さそうなサイトだと思って実際に使ってみたら騙された」という被害も多数報告されています。

⑤個人情報の悪用

詐欺競馬予想サイトはユーザーから入手した個人情報を不正な目的で悪用しています。

• 登録したメールアドレスを他の業者に販売する
• クレジットカードや金融機関のお金の不正に利用される
• SNSアカウントの乗っ取り

無料で利用できる競馬予想サイトがほとんどですが、メールアドレスやLINE登録が必須。

登録後に迷惑メールが大量に届く場合は他の業者に横流しされている可能性が高いです。

対策として競馬予想サイトを利用する際は、登録専用のアドレスを作っておくのがオススメ。

有料情報の購入でクレジットカード等の個人情報を入力する際は、本当に信頼できるサイトかどうかをしっかり調査しておきましょう。

競馬予想サイトの詐欺に騙されないための方法をご紹介

上記で紹介した詐欺競馬サイト3つに当てはまらず登録したとしてもまだまだ注意が必要。

そこで、登録後にチェックしておきたい3つの方法をご紹介していきます。

どれも簡単にチェックすることが出来るので、ぜひ試してみてください！

予想を検証しているサイトを確認する

競馬予想サイトを利用するメリットは公開された予想に丸のりして稼ぐこと。

よって、予想が全く当たらないサイトはもれなく詐欺サイトと考えていいでしょう。

そんな詐欺競馬予想サイトに引っかからないために、まずは競馬解体新書のような検証サイトを利用して、予想の精度や検証結果を確認してください。

競馬解体新書では新サイトから老舗サイトまでの計200サイト以上を徹底的に検証。

長期的に無料予想に参加することで、本当に信頼出来るサイトを掲載しています。

予想を利用する前に検証サイトの結果を確認しておけば、詐欺競馬予想サイトに騙される可能性も低くなるでしょう。

ドメイン取得日と的中実績を比較する

そんなサイトにも必ず「ドメイン取得日」というものが存在します。

ドメイン取得日とは簡単に言えば、「そのサイトが誕生した日」。

つまり、ドメイン取得日より前の的中実績が掲載されていれば、詐欺競馬予想サイトで間違いありません。

利用するサイトのドメイン取得日はこちらからチェックすることが出来ます。

検索したいサイトのURLを入力してチェックボタンを押すだけでドメイン取得日を確認することが可能です。

運営会社に問い合わせてみる

特徴でも紹介した通り、詐欺競馬予想サイトはサポート体制が整っていないことが多いです。

なので、実際に問い合わせて見るのも詐欺被害に合わないための一つの手。

電話からの問い合わせが出来ない場合は、フリーのメールアドレスを使って実際に問い合わせてみましょう。

問い合わせに対する適切な返答がない、フリーアドレスに迷惑メールが届くようになった場合は完全に黒ですので、そのサイトを利用するのは避けたほうがいいでしょう。

まとめ

詐欺目的の競馬予想サイトに騙されないためには、少しでも怪しいサイトは利用しないようにするしかありません。

騙されたことに気づいたときには、後の祭り。

弁護士を立てたとしてもお金を回収するのは難しく、基本的には泣き寝入りするしかありません。

そんな方が増えないよう、当サイトでは競馬予想サイトの検証を行い詐欺目的でないサイトだけを厳選しています。

気になるサイトが見つかった場合は当サイトの優良一覧に入っているかをチェックしておくと安心です。

また、今稼げるサイトを探している方は、最強の競馬予想サイトランキングをご覧ください。