コラム

2017.8.2

「新生Oath Japan事業説明会 & パーティ」レポート

「新生Oath Japan事業説明会 & パーティ」 レポート

 2017年7月14日(金)、Oath Japanは今年6月の社名変更に伴い、取引先企業様や報道関係の皆様を招き、事業説明会&パーティを東京アメリカンクラブで開催。当日の来場者は300名を超え、パーティでは来場者同士の交流も活発に行われた。

 事業説明会では、Oath JapanとAOLオンライン・ジャパンとの事業統合プランの発表やOathのグローバル戦略、日本市場での取り組みを紹介。その一部をレポートでお伝えする。

「新生Oath Japan事業説明会 & パーティ」 レポート - アジア太平洋責任者のローズ・ツォ(Rose Tsou)
「The Oath Story」

 まずは、Oath Inc. アジア太平洋責任者のローズ・ツォ(Rose Tsou)より、グローバルやアジア太平洋地域におけるOathの戦略について説明。米Yahooと統合後のOathブランドの概要、「Build Brands People Love(人々に愛されるブランドの構築)」実現のための取り組みを説明。昨今のコンテンツやチャネルの増加、多様化によるフェイクニュースの蔓延やコンテンツの質の低下などを挙げ、「もはや目に触れるだけでは、人々の心はつかめない。愛されるたには、偉大なブランドになることが重要。そのためにOathでは、何よりも生活者とブランドを中心に考えていく」と力強く語った。

 ユーザーを単なる視聴者ではなく、各ブランドにのめり込む「Brand Lovers」と表現し、大規模な「Brand Lovers」の存在による10億人以上のユーザーへのリーチ、50以上の独自メディアおよびテクノロジーブランド、さらには世界最大級の検証データなど、Oathブランドの規模の大きさを語った。また、生活者に愛されるブランド構築の4つのポイントとして、オープン戦略やVR、360度動画などを含む「コンテンツ」、アドテクノロジーの進化による「マネタイズ」、自社運営メディアおよびパートナーブランドへの「配信」、そして広告主やユーザーから得る「データ」を挙げた。

 アジア太平洋地域においては、「Oathにとって素晴らしい成長の機会がある。AOLとYahooの統合により一層のポートフォリオの拡大を進め、製品の深堀を行っていきたい。また、日本はOathにとって世界で3番目に大きく、重要な市場であり、今後のOathのさらなる成長に期待してほしい」と語った。

「新生Oath Japan事業説明会 & パーティ」 レポート - Oath Japan株式会社 代表取締役 カントリーマネージャーの坂下 洋孝
「Oath Japan 2017」

 続いて、Oath Japan株式会社 代表取締役 カントリーマネージャーの坂下 洋孝が、日本におけるOath Japanの戦略を発表。ノンヒューマントラフィック(*人以外によるデジタル広告のクリックなどを指す)の排除やビューアビリティの向上により、ブランドセーフティへさらなる注力をしていく「オープンプラットフォーム」、2017年8月1日付で事業統合予定のAOLオンライン・ジャパンが運営するメディアと連携強化をはかる「プレミアムメディア」、表現力の向上や日本の独自コンテンツ強化を目指す「クリエイティビティ」の3つのポイントを中心に、実際の顧客事例を交えながら説明を展開。メディアと広告配信プラットフォーム両方のサービスを提供するOath Japanのユニークな特長を紹介した。

 また、プレゼンテーションの最後には、Oath社内のユニークな取り組みである各人の「3文字Oath(誓い・誓約・誓言)」を披露。 Oath Inc. CEO ティム・アームストロングの「Never give up」、坂下カントリーマネージャーの「Make it happen」を紹介し、今後の意気込みを力強く語った。

「新生Oath Japan事業説明会 & パーティ」 レポート - AOLオンライン・ジャパン株式会社 代表取締役 安藤 雄二
「AOL Media Story」

 坂下カントリーマネージャーに続き、AOLオンライン・ジャパン株式会社 代表取締役 安藤 雄二が登壇。「モバイル」、「動画」、「イベント」の3つを柱に、8月1日にOath Japanに事業統合予定のメディア事業の戦略を発表した。

 「各プラットフォームやフォーマットへのモバイル対応を行い、海外コンテンツだけでなく日本独自の動画制作を拡大していきたい。また、イベントなどリアルな体験によるエンゲージメントの向上や来場者データの活用により、読者や広告主の信頼を一層高めていきたい」と話した。

 続いて、各媒体の編集長が、各メディアの紹介、これまでの取り組み、コンテンツ制作に対する方針などを解説した。

 TechCrunch Japanの西村編集長は、「最先端のテクノロジーとビジネスの掛け合わせができている媒体は少ない。テクノロジービジネスの世界で起こっていることをいち早く伝えるスタートアップ専門媒体として、日本独自の記事を一層拡大していきたい」と語った。また、今年7回目の開催となる「TechCrunch Tokyo」を、さらに大規模なイベントにしていく考えも示した。

 Engadget 日本版の矢崎編集長は、「単なる報道にならないよう、いかに最前線で最新の情報を集めるか、いかに情報をどこよりも早く伝えるか、ということに注力しているEngadgetは、ガジェット好きが自身の好きなガジェットについて語るメディアである」と話した。また、Engadget日本版は読者との距離感を大切にしており、イベントの開催などで交流の場を設けている、と独自の取り組みも紹介した。

 ハフポスト日本版の竹下編集長は、「自分たちでテーマを立て、毎日新しい雑誌を運営するような気持ちで媒体を運営しており、他のニュースに引きずられず、独自のコンテンツ発信を心がけている。SEOにも注力しており、20年後も検索エンジンでトップに表示されることを念頭におき、日々コンテンツを作成している」と述べた。また、個人に焦点をあてることで、日本社会をよくしていくことに繋げたい、と熱い思いを語った。

「新生Oath Japan事業説明会 & パーティ」 レポート - TechCrunch、Engadget、ハフポスト編集長
「新生Oath Japan事業説明会 & パーティ」 レポート - ネスレ日本株式会社 媒体統括部媒体統轄室 メディアスペシャリスト 村岡 慎太郎氏
「Marketing Case Study」

 Oath Japan、AOLオンライン・ジャパンの紹介の後、特別ゲストとして、ネスレ日本株式会社 媒体統括部媒体統轄室 メディアスペシャリスト 村岡 慎太郎氏が登壇。ブランドセーフティ、ビューアビリティ、アドフラウドといった昨今デジタル広告が抱える課題に向き合い、デジタル化の流れを一層加速しているネスレ日本の事例を紹介した。

 ネスレ日本は運用型広告の比率が高く、今後も増加傾向にある中、コスト効率面が重要視されがちなデジタル広告において、いち早く「質」の重要性に着目。ブランドセーフティ、ビューアビリティ、アドフラウドの3つの課題解決に向け、ネスレ独自の基準を設定し、改善に向けた取り組みを続けている。そんな中、ブランドセーフティ、ビューアビリティの担保という観点から、Oath JapanのPMPを活用しており、ブランドリフトへ大きく寄与していると解説した。

カクテルパーティー & ネットワーキングパーティー

 事業説明会の後は、ローズ・ツォ アジア太平洋責任者、坂下カントリーマネージャーをはじめ、各媒体の編集長も参加し、来場者との交流も活発に行われた。

「新生Oath Japan事業説明会 & パーティ」 レポート - カクテル、ネットワーキングパーティ

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