コラム

2016.6.3

米国動画業界トレンド

業界エキスパートの着眼点 Part4:

定着しつつあるブランデッド動画


米国動画業界トレンド- 業界エキスパートの着眼点 Part4:定着しつつあるブランデッド動画

本シリーズの最終回は、ブランデッドビデオコンテンツ(ブランデット動画)への期待と課題について紹介します。

ブランデットビデオコンテンツは、バイヤー(広告主)とセラー(パブリシャー)の両者の間で定着しつつあります。テクノロジーが洗練されるにつれ、両者ともに導入と投資を増やすようになりました。

ブランデッド動画の利用価値は、消費者に対して視覚やサウンド、モーションを通じて、ターゲット先に関連性のあるコンテンツを届けられること、そして、広告主に対する興味をユーザに植えつけられることにあります。ブランドコンテンツをデータやテクノロジーと組み合わせることにより、ブランド動画、プロモーションは、消費者との間により深く、パワフルかつエモーショナルな結びつきを作り出すことができるのです。

AOLレポート「2015年 米国動画広告業界動向」では、ブランド動画は既に各広告主のデジタル動画広告予算のうち 3分の1以上を占めていると報告されています。尚、今年のデジタル動画広告予算は平均して10%増加すると予想されています。現在パブリッシャーの61%はブランド動画コンテンツソリューションを提供しています。これは、増大した広告主の需要から生まれたものであり、新たな収益化のチャンスをもたらしています。

ブランデッド動画の利用価値は、消費者に対して視覚やサウンド、モーションを通じて、ターゲット先に関連性のあるコンテンツを届けられること、そして、広告主に対する興味をユーザに植えつけられることにあります。ブランドコンテンツをデータやテクノロジーと組み合わせることにより、ブランド動画、プロモーションは、消費者との間により深く、パワフルかつエモーショナルな結びつきを作り出すことができるのです。

ブランド動画には、課題が無いわけではありません。バイヤー(広告主)もセラー(パブリシャー)も、このメディアに投資するうえでの大きな障壁としてコストを挙げています。

メディアの形式上、ブランド動画コンテンツをうまく作るためには、多くの時間と費用が必要となります。スケーラビリティは課題のひとつだと考えられていますが、バイヤーにとってもセラーにとっても、動画ディストリビューションパートナーと協力することは一大チャンスになります。

これらのパートナーは、ターゲティングやリーチといったプログラマティック機能を備え、スケールを拡大できるためです。パブリッシャーにとっては、これによってさらなる収益化が可能となり、広告主にとっては、コンテンツとデータを組み合わせることで、適切なコンテンツを用い、大規模なスケールでオーディエンスにリーチすることが可能となります。

課題が存在する一方で、ブランド動画を最大限に有効利用するチャンスは双方にあります。このメディアがより成熟し、バイヤー(広告主)とセラー(パブリシャー)も習熟するにつれ、よりいっそう導入規模が拡大することになるでしょう。

米国やその他の地域において、消費者需要がどのようにモバイル、プログラマティック、ブランド動画の成長を促しているのか、こちらでもご紹介しています:「2015年 米国動画広告業界動向」日本語版


米国AOL Platforms掲載原文 ※英語記事
[ Expert Voices Part4: Branded Video is Taking Hold ]

《ご注意》
本発表内容には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。